ブログを読んでくださった方から、

「チャートの波の見方は
どのように見ているのか?」

といった質問を受けました。

 

そして、この波の見方に関しては、
このブログでは
あまり取り上げてなかったので、
今回はこの場を使って、
私なりの波の見方について
お伝えしていこうと思います。

 

波形を判断する際の基準は?

では早速、
私が波形を判断する際の
基準について
お伝えしていきます。

 

例えば、下記画像を見て、
あなたなら、波の大きさは、
どのように見ていますか?

 

どうでしょうか?

波の大きさの見方に関しては、
人それぞれなので、
はっきり言って、
決まった正解はありません。

 

その為、明らかに
おかしな見方をしなければ、
どれも正しいと思っています。

大体、以下のような感じでしょうか。

 

上記のような感じで、
波を捉えることができていれば、
どれも正解と言えるでしょう。

 

因みに私の場合は、
長期足では波を大きく見て、
短期足では波を小さめに見ます。

そして、波形を見る基準は、
誰が見ても、
はっきりわかるような高安値
基準にしています。

 

例えば、私の場合、
1時間足以上で全体の流れを見て、
15分足、5分足、1分足辺りで、
細かいタイミングを狙って、
エントリーをしていきます。

その為、トレードをする際は、
まず1時間足以上のチャートで、
大きめに波を見て、
直近のサポレジを確認していきます。

 

その際は、下記画像のように、
主要な高安値を起点にして、
波の大きさを判断していきます。

ドル円1時間足

 

なぜ、誰が見てもわかるような場所を、
起点にして波を見ていくかと言うと、
単純にそこで反応する可能性が高いからです。

「誰が見ても高値(安値)だとわかる」

ということは、
多くの相場参加者が、
その高値や安値にレートが来たら、
利食い、損切り、新規エントリーなど、
何らかのアクションを起こしやすい訳です。

 

そうなると、そこを起点に反転して、
そこから上昇や、
下落の波形が作られていきます。

だから、そのような場所を意識して、
大きな波を見ていけば、
自然と反応しやすいポイントが、
見つけやすくなります。

 

昔の私はこのことを意識せずに
適当に波を見てトレードをしていたので
全然結果が出ませんでした。

でも、これを意識し始めたことで
トレードが安定して
かなり結果が変わったので、
この波の見方は私には大きく役立ちました。

 

エントリーは短期足と長期足の方向がそろってから

私の場合、基本的な波の見方としては、
長期足ではっきりとした
高値と安値を起点に見ていきます。

そして、実際のエントリーに関しては、
1時間足以上で波を大きめに見たら、
次は短期足で小さめの波を確認して、
長期足と同じ方向になったら、
エントリーをするようにしています。

 

なぜなら、
長期足で上昇の波を描いていても、
短期足で下落の波を描いている状態で
買いエントリーをしていくと、
下落の波にのまれて、
損切りになる確率が上がるからです。

これは特にトレードする時間足が
小さくなるほど起きやすくなります。

 

例えば、私は実際に、
下記画像の黄色マルでエントリーをして、
水色マル辺りで利食いをしました。

ドル円1時間足

 

まず、このエントリー前に、
1時間足で見ていた波の波形としては、
以下のような感じでした。

ドル円1時間足

 

上記画像の波を見ると、
高安値を切り上げているので、
上昇トレンド継続中と見ていました。

だから、ダブルトップのようになっている、
主要な高値をブレイクしたら、
上昇の波形が出来上がるので、
その押し目を狙っていました。

 

そしたら予想通り、
上記画像の水色ラインをブレイクしたので、
上昇の波形が出来たと判断しました。

要するに
上昇トレンドが継続していると見たのです。

 

大きい時間軸で、
上昇の波が出来上がったら、
今度は水色ライン付近に来た時に、
短期足で小さい波を見て、
エントリー判断をしていきます。

 

この時は1分足の波を細かく見ながら、
エントリータイミングを計りました。

因みに、この時の1分足を見ると、
以下のような感じでした。

 

この時は、水色ライン辺りで、
押し目買いを狙っていたのですが、
下落の勢いが強かったので、
一旦様子見をしていました。

このような場合、
サポートラインにレートが来ても、
そのまま下抜ける可能性があるので、
私は短期足でも
上昇の波形が出来るのを待ちます。

 

また、1分足の場合は、
波形をかなり細かく見て、
反転の形を判断して行きます。

今回の場合は、
下記画像の赤ラインのように波を見て、
短期下落からの転換を狙いました。

 

そして、安値を更新した、
直近の高値を上抜けした時点で、
「下落の波が崩れて転換した」
と判断して、下記画像の黄色マルで、
買いエントリーをしました。

 

今回の場合であれば、
1分足の波がもう少しはっきりした
上昇の波を作ってから
エントリーしても良いと思います。

 

むしろ、こっちの方が、
1分足でもはっきりとした
上昇の波を作っているので
より安全なエントリーになると思います。

 

このような感じで、
私がトレードをする場合は、
1時間足以上で大きな波を見て、
サポレジを判断する。

そして、サポレジ付近に来たら、
1分~5分足ぐらいで細かい波を見て、
反転の波形を確認してから、
エントリーをするようにしています。

 

こうすることで、
長期足と短期足を
上手くシンクロさせることができ、
負けにくいトレードが可能になります。

もし、シンクロさせる方法について
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで複数の時間足チャートをシンクロさせてトレードする方法

 

トレードをする際に私が特に意識していること

基本的にトレードをする際に、
私が特に意識しているのは、

大きい時間足の波と、
小さい時間足の波の方向が
揃った時にエントリーする

というのを心掛けています。

 

今回のトレードの例であれば、
1時間足以上の大きい上昇の波を見て、
1分足の波が上昇の波に転換してから、
エントリーをしています。

 

チャートの波というのは、
人によって見方は違いますが、

・上昇の形は高安切り上げ
・下落の形は高安切り下げ

といったように、
ある程度、形が決まっています。

 

この基本的な”形”さえ意識しておけば、
“波の判断を大きく見誤る”
という事を防ぐ事が出来るでしょう。

また、この事に加えて、
誰が見てもわかる高安値を起点にして、
波を見ていけば、
より波形を判断しやすくなります。

 

そして、トレードに対しては、
長期足と短期足の波の方向が揃ったら
エントリーをするようしていけば、
“大きく負ける”
といった事は防げると思います。

 

だから、もしFXで思うような結果が
出ていないのであれば、
誰が見てもわかる場所を起点にして、
高安切り上げ(下げ)を意識しながら
波の方向を確認するだけでも、
トレードの質が
かなり変わってくると思います。

是非、自分でも
色々と検証して確認してみてください。

 

まとめ

今回は、チャート上で描かれる、
波の大きさの判断について、
私の見方をお伝えしてきました。

 

波の見方に関しては、
その人のトレード経験などによって
変わってくるので、
決まった答えはありません。

ただ、誰が見てもわかるような、
はっきりとした高安値を起点にすれば、
大きく見誤ることはないでしょう。

 

因みに、トレンドを判断する際の
波の見方についても
他の方から質問を頂いたので、
それについても解説をしています。

もし、興味があれば読んでみてください。
(今回の記事とほぼ同じことですが)

トレンドを判断する際の適切な波の大きさはどう考えるべきなのか?

 

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