FXのレバレッジが10倍に引き下げ？これ、本当に意味あるの？

もしかしたら来年辺り・・・

FXのレバレッジが
10倍へ引き下げられるかも。

日本経済新聞によると、

金融庁は外国為替証拠金取引（ＦＸ）の
証拠金倍率（レバレッジ）を
引き下げる検討に入った。

現行の最大25倍から
10倍程度に下げる案が有力だ。

外国為替相場が急変動した際、
個人投資家や金融機関が
想定を超える損失を抱えるリスクが
高まっていると判断した。

国内の取引高は約５千兆円に上る一方、
ＦＸ業者への規制は
銀行などに比べ緩い面がある。
規制見直しで日本発の市場混乱を防ぐ
引用元：日本経済新聞

これを読んだ瞬間、
意味が良くわからなかった（笑）

まぁ、ここ数年で、

・スイスショック
・イギリスのEU離脱
・北朝鮮のミサイル発射

などレートが急変する事が多くて、
追証喰らう奴が多いから、
それを減らす目的で、
“FXのレバレッジを10倍に下げる”
ってことなんだろうな。

こんなニュースを読んで、
レバレッジ10倍に下げると
実際のところどうなるのか？
という事を考えてみた。

＊追記
結局2017年現在、
一旦は見送りになりましたが、
このような話が出た時点で、
どこかのタイミングでは
10倍になる可能性が高いです。

余計損失額が増える！？

今回のレバレッジを10倍へ引き下げる案、
上辺だけ読んでみれば、
損失を防ぐように見えるけど、
FXのレバレッジが10倍になると、
証拠金が単純に2.5倍必要になるよな？

例えば、今だったら、
ドル円が112円とすると、
国内FX業者を使って、
1万通貨のトレードをする場合、

112円 x 1万通貨÷25倍＝44,800円

の証拠金が必要になるわけだ。

これが、レバレッジ10倍になると、

112円 x 1万通貨÷10倍＝112,000円

の証拠金が必要になる。

ということは、
仮にスイスショックみたいな
暴落が起きて値がぶっ飛んで、
強制ロスカットが間に合わずに、
証拠金が全部吹っ飛んだら、
超単純な計算をすると、
今までは損失が44,800円で済んでたのが、
これからは112,000円損する事になる。

この事を考えると、
むしろこっちの方が
損をするリスクが高まるんじゃないか？

と思ってしまう。

資金を溶かす奴が余計増える？

FXのレバレッジを10倍に下げると、
FXの醍醐味がほとんど失われるので、
国内のFX業者から、
海外のFX業者へ口座を移動する奴が
多くなるのは確実だろう。

海外のFX業者なんて、
レバレッジ500倍なんてのが当たり前だから。

そうなると、数万円程度の小資金で、
トレードが出来るわけだが、
これには落とし穴がある。

なぜなら、小資金でFXが出来るという事は、
金に対する思い入れが弱い。

つまり・・・

「数万円程度なら損してもいいや」

という気持ちが強くなる。

この気持ちを持った状態でトレードをすると、
ほぼ確実に全てを吹っ飛ばす。

最初の内は少ない枚数からトレードしても、
その内、資金の増加がしょぼいからといって、
いきなりレバレッジを上げて、
無理なロット数でトレードをする。

そして、資金に対して
ロット数が大き過ぎるので、
損切りが出来ずに塩漬けかナンピン。

そこから最後は強制ロスカット。

このゴールデン方式が、
海外のFX業者を使うと待っている。

これは自分も何度もはまったし、
今まで見てきたFXトレーダーも
間違いなくはまっている。

更にたった数万であっても、
実際に全てを失うと悔しいので、
また数万を入金してトレードをする。

そしてまた同じ事を繰り返して、
資金を全て溶かす。

こんな事を繰り返している内に、
あっという間に数十万、数百万を溶かす。

海外のFX業者を使うと、
資金の増えは早いが、減りはもっと早い。

こんな構図が明らかに見えるので、
レバレッジを10倍に下げることで、

余計損をする奴が増えるんじゃないか？

なんて思えて仕方が無い。

そもそも、FXなんて
全て自己責任なんだから、
過度な保護なんてする必要はないだろ。

そんな保護を求めるなら、
FXなんてやらなきゃいいんだから。

金を稼ぐ方法なんて、
FX以外にいくらでもあるからな。

今のFXトレーダーはまともだ

レバレッジを10倍に下げて、
投資家を守るなんて言っているが、
今のFX初心者って、
ちゃんとしてる奴がかなり多い。

昔は強制ロスカットされたら、
「業者が俺のポジを狩ってる！」
なんてギャーギャー騒ぐ馬鹿がいたけど、
今のFX初心者は、自己責任って事を、
ちゃんと理解している奴が多い。

少なくとも、
このブログを読んでくれてる人で、
「お前のせいで負けた！」
なんて言ってくる人は一人もいない。

あくまでも個人的な見解だけど、
FXのリテラシーが高い人が
多くなってきていると思う。

だから、変にレバレッジを
10倍に下げたりする必要はないと思う。

ただし、レバレッジの引き下げは確実だろう

基本的にこのようなことは、
金融庁が言い出したら、
レバレッジ10倍へ引き下げは、
ほぼ確実だろうな。

レバレッジが50倍に下がった時も、
立て続けに25倍に下げられたよね。

そんな経緯を見ていると、
10倍に下がるのも確実だろうな。

海外のFX業者へ流出が止まらない？

レバレッジが10倍に下がったら、
間違いなく海外のFX業者へ
移動する奴が多くなるだろう。

特に資金が少ないトレーダーは、
レバレッジが10倍になることで
得るメリットはないから。

恐らく自分も、
海外のFX業者をメインにして、
トレードをすると思う。

別にそんなにレバレッジは使わないけど、
資金が多く拘束されるのは危険過ぎる。

仮にスイスショックみたいな暴落で、
値がぶっ飛んだりしたら、
損失額は計り知れないからな。

それなら、
レバレッジの高い海外業者で、
少ない資金を使って、
今まで通りトレードをした方が、
はるかに安全だから。

海外のFX業者ならどこがいい？

海外のFX業者を使うなら、
オススメはやっぱりXMだね。

XMといえば、

レバレッジ888倍で有名な、
あの海外FX業者。

自分もXMを普通に使っていて、
今ではメインの口座になりつつある。

そんなXMを使うなら、
どの口座が良いのか？

オススメはZero口座

XMにはZero口座という、
スプレッドがゼロの口座がある。

自分はこの口座を
メインに使っているのだが、
個人的にはかなり気に入っている。

この口座のスプレッドは、
ほとんどの通貨が、
0.2~0.9ぐらいのものが多い。

ドル円、ユーロドルに関しては、
月曜朝一や指標時以外は、
スプレッドがゼロである事が多い。

因みにポンド円に関しては、
0.8~1.2ぐらいの事が多い。

ただし、月曜朝一や指標時は、
5を超える事もある。

Zero口座のレバレッジは？

Zero口座の場合、
最大レバレッジは500倍。

スタンダード口座だと、
888倍だが、
500倍もあれば十分過ぎる。

Zero口座のデメリットは？

XMのZero口座にも、
デメリットはある。

それは手数料が掛かること。

Zero口座の場合、
トレードをする度に、
手数料が1pips分ぐらい掛かる。

だから、2~3pipsを狙うような、
超短期スキャルには向かない。

因みに自分の場合は、
スキャルピングであっても、
最低10pipsは取るので、
手数料があってもそれほど影響はない。

もちろんゼロカットあり！

XMの場合、
Zero口座とスタンダード口座、
両方にゼロカットシステムがあるので、
急落とかで値が吹っ飛んで、
口座残高がマイナスになっても、
30分ぐらい放置しておけば、
リセットされてゼロに戻る。

だから、追証になる心配もない。

出金は大丈夫なの？

出金に関しても、
今の所、何の問題もなく、
出金できているので、
普通に安心して使える。

しかも日本語完全対応なので、
何かあればすぐに日本語で質問すれば、
すぐに回答が来る。

昔の海外FX業者は、
出金にかなり問題があったが、
今ではその問題も大きく減っている。

Zero口座が最も力を発揮するのは？

この口座を使っていて、
最も力を発揮すると感じているのが、
指標時のスプレッドの低さ。

雇用統計の発表直後であっても、
スプレッドが1以下の時間がほとんど。

だから、チャンスを逃すことなく、
普通にトレードできる。

因みに9月の雇用統計時に、
Zero口座を使って
トレードした動画を撮ったので、
興味があれば見て欲しい。

追記

海外のFX業者で、
使いやすい業者について
簡単にまとめた記事を書きました。

XM以外のFX業者にも
興味がある場合は
以下の記事を読んでみてください。
⇒オススメの海外FX業者！ハイレバレッジで使いやすい業者5選！

まとめ

FXのレバレッジが、
10倍へ引き下げられる可能性が高いが、
もしそうなったら、
海外のFX業者へ
移動するのが多くなるだろう。

そんな時にオススメなのが、
個人的にはXMのZero口座。

この口座にも色々とメリットがあるので、
使う価値は十分あると思う。

少なくとも自分は、
今でもメインになりつつあるほど、
毎日トレードをしているくらいだから。

そんなXMのFX口座を開くなら、
以下から開くことができるので、
興味があれば確認してみるといいだろう。

XMのZero口座開設はコチラ

スタンダード口座開設はコチラ

＊スタンダードの場合、
スプレッドが広いけど、
今なら3,000円がタダでもらえて、
それを資金にトレードができる。