FX手法を作る際に、
意外に悩むのが”リスク管理

 

しかし、
このリスク管理をしっかりやらないと、
FXで勝てる手法であっても、
勝てない手法に変わってしまいます。

 

逆に言えば、
リスク管理をしっかりできれば、
三流といわれる手法であっても、
FXでは資金を増やすことができます。

 

実際に私の手法自体も、
物凄くシンプルだし、
勝率もそこまで良くないので、
お世辞にも”一流の手法”
とは言えないです。

むしろ二流の手法だと思います(笑)

 

それでも、リスク管理をしているので、
トータルではプラスになっているし、
資金を増やすことができています。

 

ただし、”リスク管理”と聞くと、

「何だか難しそう」

と思う人が多いのですが、
実際はそうでもありません。

 

そこで今回は、
私が手法を作る際に行う、
リスク管理について
お伝えしていこうと思います。

 

リスクリワードを考える

私がFXで使う手法を作る際に
最初に考えるリスク管理としては、
リスクリワードを考えることです。

 

私の場合、このリスクリワードは

・損切り:-15pips
・利食い:+30pips

といったように、
最低でも1:2に設定しています。

 

これによって、
仮に2連敗したとしても、
1回の利食いで損を全て取り返せるし、
手法の勝率が50%であっても、
トータルでプラスにすることができます。

その為、精神的にも
かなり余裕を持ってトレードができます。

 

このように、リスクリワードを
自分の性格に合わせて考えるだけでも、
精神的な負荷を減らすことができるので、
これもリスク管理だと私は考えています。

 

ただ、リスクリワードを1:5など広げ過ぎると、
利食いに届く前にレートが戻ってきてしまい、
建値や損切を連発する可能性が高くなるので、
逆に精神的負荷が強くなることもあります。

 

ですから、私個人としては、
リスクリワードは1:1.5~1:2ぐらいが
ちょうどいいと考えています。

関連記事:FXで損切りと利確の割合はどう決めると効果的なのか?

 

負けやすいパターンを把握しておく

自分の精神面に合った
リスクリワードを決めたら、
自分が作った手法で
検証をしていきますよね。

そしたらその時に、
検証結果を分析して、
負けやすいパターンを
把握するようにしましょう。

 

例えば、
上昇トレンド中の押し目買いを
検証した結果、

“押し目買いポイントまで
急落してくる際は負けやすい”

ということがわかったとしましょう。

 

そしたら、このパターンで
エントリーすることを除外するのです。

これは話だけ聞けば
当然のことですが、
手法を作る際に
勝率だけを気にする人が多く、
意外にこの事を意識しない人が多いです。

 

FXの場合、
利食いによって資金が増えていきますが、
無駄な損を減らすことでも
資金は増えていきます。

その為、自分が使う手法の
負けパターンをしっかり把握することも、
立派なリスク管理だと私は考えています。

 

最大連敗数を把握しておく

これもリスク管理をする際には
重要なことだと私は考えています。

 

どんな手法であっても、
勝率100%ということはなく、
損切りをする場面が出てきます。

そして、その損切りが続いて
連敗することも多々あります。

 

その為、検証結果から
最大連敗数を把握して、
あらかじめ連敗に備えておくのです。

 

これを把握しておくだけでも、
仮に連敗した時に

「自分の手法は最大4連敗がありえるから」

という感じで、
精神的に耐えることができます。

 

逆にここを把握しておかないと、
連敗した時に切れてしまい、
損失をすぐ取り返そうとします。

これによって、
リベンジトレードや
ポジポジ病が発生しやすくなり、
最悪、資金を大きく失います。

 

よって、自分が使う手法に対して
最大連敗数を把握しておくことも
リスク管理につながります。

 

ロット数はどうやって決める?

ある程度、
自分が使う手法が固まってきたら、
最後に考えるのがロット数ですよね。

リスク管理といえば、
“適正なロット数を決める”
といっても過言ではないぐらい
王道のリスク管理です。

 

そして、このロット数の決め方ですが、
私の場合は、

・資金に対して%で決める
・自分の精神的許容値から決める

といった2通りがあります。

 

資金対して%で決める

これはリスク管理をする際に
もっとも王道な方法ですよね。

 

よく言われているのが、

「1回のトレードで資金の2%以内に
損失を抑える」

なんてことですよね。

 

私の場合、この方法を使うなら、
資金に対して
1~2%の損失を許容して、
そこからロット数を決めます。

 

例えば、資金が100万ある場合、
2%のリスクを許容したとしましょう。

そうなると、1トレードに対する、
損失の許容額は-2万になりますよね。

 

そしてその時に使う手法の損切り幅が
-20pipsだった場合、
この損切り幅から
ロット数を決めるとすると、

2万円÷20pips÷100円=10枚となります。
(100円は1pip100円と考える)

 

因みに、私の場合、
資金が大きくなるにつれて、
資金に対して1%のリスクに抑えます。

なぜなら、資金が大きくなると、
エントリーできるロット数も増えるので、
2%の損失許容値をしなくても
十分な稼ぎになるからです。

 

自分の精神的許容値から決める

この方法は、FX初心者や、
損切りをするとすぐに切れる人に
有効な方法です。

 

いくら1回の損失を
資金の2%以内に抑えたとしても、
損切りした金額が
自分には耐えられない金額なら、
そのリスク管理方法は間違っています。

そこで、自分が1回のトレードで
何とか耐えられる損失額を把握して、
そこからロット数を決めていくのです。

 

例えば、損切りをした時に
1回の損失額が1万円を超えたら
切れてしまうとしましょう。

そしたら、1回のトレードの損失額を
7~8,000円程度に抑えるように
ロット数を調整するのです。

 

これによって、仮に損切りになっても、
何とか切れずに耐えることが可能なので、
リスク管理ができていることになります。

更に、自分が使う手法の
最大連敗数を考慮して
ロットを決める方法も効果的です。

 

例えば、自分が使う手法が

・最大4連敗する可能性がある
・損切り幅が-20pips

といった手法で、
自分の損失許容値が1万円なら、
1回のトレードロット数を2枚にするのです。

 

そうすれば、4連敗したとしても、
合計で8,000円の損失となり、
何とか切れずに済むので、
リスク管理ができていることになります。

 

また、自分の損切り金額に対する
精神的限界を知って、
そのギリギリのロットでトレードをすると
適度に負荷が掛かるので
ロットを上げるようになった時に

「怖くてロットを上げれない」

ということも減ります。

 

FXの場合、稼いでいくには
結局最後はロット数で決まります。

ですから、
あまりにも緩すぎるロットでトレードをして
それに慣れてしまうと、
いざロットを上げようとしても
恐怖で上げることができなくなりやすいです。

 

このような感じで、
ロット数に関するリスク管理は
私の場合は2通りあります。

関連記事:FXで使う手法に対する資金管理はどうやればいいのか?

 

まとめ

今回は、FXで手法を作る際に、
リスク管理をどう組み込みかについて
私の考えや方法をお伝えしてきました。

 

リスク管理の方法は、
色んな種類があるので、
どれが正しいとかはありません。

その為、自分に合った
リスク管理方法を使うのが一番ですので、
もし、今回紹介した方法が
あなたに役立ちそうであれば、
取り入れてもらえると嬉しく思います。

 

FXでは手法が三流の手法でも、
リスク管理さえしておけば、
資金を増やすことができます。

ですから、リスク管理をきっちり行って
安定した稼ぎを得られるように
頑張って手法を作っていきましょう。

 

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