FXでトレード手法を作る際に、
サポートラインや、
レジスタンスラインを使った手法を
作る人は非常に多くいます。

 

もちろん、私もその内の一人で、
FXでトレードをする際の手法は、
全ての手法に対して、
サポート・レジスタンスラインが、
組み込まれています。

 

ただし、サポートや、
レジスタンスラインを使う場合、
反応しやすいラインと
そうでないラインがあるので、
上手く見極めないと、
手法の優位性が悪くなってしまいます

そこで今回は、私が考える、
反応しやすいサポートや
レジスタンスラインを
解説していきたいと思います。

 

ポイントはみんながわかる場所!

FXでのトレード手法に、
サポート・レジスタンスラインを
取り入れる場合に重要なのは、

 

誰が見てもわかる場所

 

ということになります。

 

例えば、あなたは下記画像を見て、
どこがレジスタンスラインだと
判断しますか?

 

パッと見て、
「ここがレジスタンスになりそう」
という場所に1本だけ
レジスタンスラインを引いてみてください。

 

どうでしょうか?

何となく引けたと思います。

 

では、私がパッと見た瞬間に
思ったレジスタンスラインを、
以下の画像に引いてみました。

 

大体、上記のような感じで、
レジスタンスラインが引けると思います。

水色マル辺りが意識されているのが
比較的はっきりとわかるので、
私は上記のように黄色ラインを引きました。

 

恐らく、この記事を読んでくれている
あなたも、同じような場所に、
レジスタンスラインを
引いたのではないでしょうか?

 

もしくは、以下のような感じで、
レジスタンスラインを
引いたかもしれません。

 

もちろん、この引き方でも
何の問題もありません。

上記のようなラインでも、
レジスタンスとなって
レートが反転する可能性がありますから。

 

ただ、私の感覚で言うと、
上記のレジスタンスラインだと、
直近の値動きで
ラインをまたいでごちゃついているので、
ちょっとレジスタンスとしては
機能しにくいかなと感じました。

 

もし、ここでの動きが、
レジスタンスラインで
はっきりと反応していれば、
ここが第一候補になっていたと思います。

 

では、この後の動きを見てみましょう。

 

上記の画像を見ると、
やっぱり黄色ライン付近で、
反転していますよね。

 

まぁ、後付だから、
こんなのはいくらでも言えるんですけど、
それよりも重要なのは、
サポート・レジスタンスラインが、
反応しやすい場所というのは、
先程も伝えたように、

誰が見てもはっきりとわかる場所

ということです。

 

FXで使うトレード手法に、
サポートやレジスタンスなど、
ラインを加える際は、
このようなラインでないと、
上手く機能しない事が多いです。

 

なぜなら、
“誰が見てもレジスタンスとわかる場所”
ということは、
例えば、100人中90人近くが、

「そこで反転する可能性が高い」

と見てるわけです。

 

つまり、

買っている人からすれば、
利食いの目処になる

売ろうとしている人からすれば、
新規売りの目処になる

ということなので、
“ダブルの売りの力”が働いて、
その場所から
反転する可能性が高くなります。

 

だから、サポートや、
レジスタンスラインを
FXのトレード手法に組み入れる際は、
“パッと見てわかる場所”
というのがポイントになるのです。

 

時間軸が大きいほどラインの強さは増す

サポート・レジスタンスラインを、
FXのトレード手法に組み入れるなら、
“誰が見てもわかる場所”
とお伝えしました。

その中でも、
私が好んで組み入れるのが、
1時間足以上のサポレジラインです。

 

なぜなら、FXというのは、

・1分足よりも5分足
・5分足よりも15分足
・15分足よりも1時間足
・1時間足よりも4時間足
・4時間足よりも日足

といったように、
時間軸が大きくなるほど、
相場参加者の数や
大口の投資家が増えるからです。

 

特に1時間足のチャートは、

“全世界のトレーダが意識している”

なんて言われることもあるので、
1時間足以上の
サポート・レジスタンスラインは、
反応しやすいと言われています。

 

これは、実際にトレードをしていても、
その通りだと私は感じています。

その為、私自身も、
15分足のデイトレをしようが、
1分足のスキャルピングをしようが、
必ず1時間足以上でチャートを見て
引けるラインがあれば引いて、
そこを起点にトレードをすることがほとんどです。

 

よって、個人的には、
FXで使うトレード手法に、
サポレジラインを組み入れるなら、
1時間足以上のラインがオススメです。

 

ラインを使った手法はどんな手法がいい?

サポート・レジスタンスラインを使った手法は、
どんな手法が良いか、
迷う事もあるかもしれません。

しかし、
これに関しては特に迷うことはなく、
押し目買いや戻り売りを狙った
単純な手法で十分です。

 

なぜなら、反転しやすいラインとは、

・パッと見てわかる場所
・1時間足以上で反応している場所

といった場所になるので、
そこを基準にして押し目買いや
戻り売りをするだけで
安定したトレードが可能だからです。

 

例えば、下記チャートは、
ドル円の1時間足チャートなのですが、
今現在のレートが右端にある場合、
どこにラインを引いて、
どんなトレード戦略を立てますか?

 

私であれば、
以下のような感じでラインを引いて、
そこで反転し始めたら、
押し目買いを狙っていきます。

 

そして、その後の動きを見てみると、
以下のような動きになりました。

 

赤ライン付近で反転上昇していますよね。

ということは、
赤ライン付近で押し目買いをするだけで
利益が出るわけです。

 

また、この後の動きを見ると、
赤らラインを今度は強く下抜けてきました。

 

そしたら、次に狙う戦略としては、
サポートラインが
レジスタンスラインとなる可能性が高いので、
サポレジ転換の法則を使った
戻り売りになります。

その為、
レートが赤ラインまで上昇してきたら、
戻り売りを狙っていきます。

 

ではその後の動きを
以下のチャート画像で確認してみましょう。

 

レジスタンスラインを
少し上抜けていますが、
赤ラインを起点にして
大きく下げていますよね。

 

このような感じで、
ラインを使った手法の場合、
そもそもが反転しやすい場所で
トレードができることになるので、
変に複雑にする必要はなく、
単純な押し目買いや戻り売りで
十分通用します。

無理にテクニカルを
入れる必要はありません。

 

もし、いつも使っている
テクニカルがあって、
それをどうしても使いたいなら
ラインを使う手法に
付け加えても良いと思います。

ただ、テクニカルは入れ過ぎると、
逆にエントリーに迷う原因にもなるので、
1つか2つで十分でしょう。

 

まとめ

FXで使うトレード手法に、
サポート・レジスタンスラインを
組み入れるのは、
個人的には物凄く好きです。

なぜなら、ラインを1本引くだけで、
「どこで反転しそうか?」
ということが視覚的にパッとわかるし、
チャートも複雑にならないので、
トレードしやすいからです。

 

私のトレード手法にも、
サポレジラインは必ず入っています。

むしろ、このサポレジラインと、
ローソク足の動きから、
大衆心理を読む方法しか使っていません。

 

もちろん、FXのトレード手法には、
色んな種類の手法があるので、
今回紹介した事を、
無理に入れる必要はなく、
自分に合った手法を使うべきです。

あくまでも、ライントレードをするなら、
上記で説明したような、
サポート・レジスタンスを意識すると、
「手法の精度が上がるかもしれないよ」
という程度に見てもらえると幸いです。

 

その他、ラインに関することを
もう少し詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

FXで水平線の有効期限はどう判断する?引き直しはいつする?

水平線を使ってもFXで勝てない?その時に見るべきポイントとは?

FXで順張りと逆張り時の水平線の使い分けはどうすればよい?

 

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