断末魔(だんまつま)

 

死に際の苦痛
単に死に際

 

という意味だそうです。

今思い返すと、
私のFX人生も
失敗の連続で断末魔でした(笑)

 

1回の損切りで切れてしまう癖があった

私の場合、
FXで失敗する大きな理由の1つに、

“1回の損切りで切れしまう”

という癖がありました。

 

損切りにとにかく耐えられなくて、
1回損切りをしてしまうと、
すぐにエントリーし直して、
“即逆行されてナンピン”
というのが特に多かったです。

そして、最後は
しっかり強制ロスカットでした。

 

先程、
“私のFX人生は断末魔”
って言ったのですけど、
よく考えてみると、
これって断末魔じゃなくて、

 

完全に死んじゃってる(笑)

 

だって、強制ロスカットで、
資金を何回も飛ばしてますから。

死に際じゃなくて、
完全に死んでますよね(笑)

 

ナンピンしまくって
何度もやられた私の過去は
以下の記事で紹介しています。
損切りの大切さが身にしみる!ナンピンで何度も逝った過去!

 

建値決済を取り入れてもダメだった

あとは、損切り以外にも、
建値になっても、
めちゃくちゃ悔しかったんです。

 

当時は、

「損切りに耐えられないのなら、
含み益が乗ったら
すぐにストップを建値に移動しよう」

と思いついたわけです。

 

そこで、ある程度、利益が乗ったら、
逆指値をエントリー位置に設定して、
万が一、レートが戻ってきても、
±ゼロで逃げる方法を採用しました。

 

しかし、これを取り入れたとしても、
建値になった後に、
その位置から反転して順行する事が、
ものすごく多かったのです。

そのくせ、建値になりそうな時に、
建値決済をしないと損切りになるしで、
最高に苦痛でした。

 

こんなイライラを繰り返している内に、
段々と損切りや建値決済ができなくなり、
ナンピンや塩漬けを繰り返して、
強制ロスカットの嵐でした。

しかも、その損失を取り返そうとして、
すぐに入金して、
今度は倍以上のロットでトレードです。

 

こうなるともうダメで、
逆行されたら余計損切りができなくなり、
あっという間に資金を失いました。

こんな事を永遠と繰り返していました。

 

もう、これは断末魔でも何でもなく、
単純に死にに行ってるだけでした(笑)

正にFXでの失敗を通り越した失敗。

つまり、”失敗の向こう側”を見ていました。

この時って、
チャートの動きから

「次にどう動きやすいか?」

みたいなことを全く考えずに
ただ感情のままにトレードしていました。

 

しかも、損を重ねるごとに、

「早く損を取り返さなきゃ!」

なんて気持ちが強くなるから
余計チャートなんて見ずに、
アホみたいにトレードをしていました。

 

悪い癖がついて泥沼にはまる

しかも、この酷いトレードを繰り返す事で、

・ポジポジ病
・損切りできない
・ナンピン
・リベンジトレード

といったことが癖になってしまい、
何をやっても負けるようになりました。

 

例えば、
良い位置でエントリーして、
利益が乗ったとしても、

「損を取り返さなきゃ!」

っていう気持ちが強過ぎて、
大きく利益を取ろうとするので、
利食いができなくなるんです。

 

それで、結局、
レートが戻ってきちゃって、

建値で逃げられないから損切りになる

切れる

すぐに入りなおす

逆行される

損切り出来ずにナンピン

強制ロスカット

という負のループを繰り返してました。

 

この記事を書いていて、今思い返すと、
本当にこのFXトレードは、
断末魔なんてもんじゃなく、
完全に死んでます。

FXの失敗者の完全体ですよね(笑)

結局、これらの悪い癖が治るまでに
数年の時間が掛かってしまい、
ものすごく苦しみました。

 

断末魔を超えた状態からどうやって復活したのか?

ポジポジ病やリベンジトレードなど、
何をやってもダメだった状態から
何とか復活できたのですが、
そのきっかけが
4時間足のデイトレードでした。

 

私がFXで大失敗をしていた時は
1分足のスキャルピングで
トレードをしていました。

このせいで相場の動きに翻弄されて
悪い癖がついてしまい、
何をやってもダメだったのです。

関連記事:私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!

 

そこで思い切って、
4時間足のデイトレードまで
トレードの時間軸を広げたのです。

そして、4時間足のデイトレードへ
変えてからしばらくすると、
徐々にトレードが安定してきました。

 

この主な要因としては、

・トレード数が大きく減った
・損小利大のトレードができた
・勝率は関係ないとわかった

といったことでした。

 

トレード数が大きく減った

4時間足のデイトレードだと、
エントリーポイントまで
レートが来るまでに時間が掛かります。

これによって、
トレード数が大きく減りました。

 

また、保有時間も長くなることでも、
トレード数が減っていったので、
ポジポジ病自体が発生しなくなったのです。

その為、
落ち着いてトレードができるようになり、
トレード内容が安定していったのです。

 

ただ、今まではスキャルピングで
毎日数十回トレードをしていたのが
急に数日に1回とかに減ったので
最初の方はトレードがしたくて
仕方なかったですけどね(笑)

今思い返すと
いかにトレード中毒に
なっていたのかがわかりますね。

 

損小利大のトレードができた

スキャルピングをしていた頃は、

・利食い:2~3pips
・損切り:-10~無限

といった感じでした。

 

しかし、4時間足のデイトレードだと、
値幅が大きくなるので、

・利食い:+100pips以上
・損切り:-50pips以内

といった感じで、
損小利大のトレードが可能でした。

 

更によかったのが、
4時間足のデイトレードに変えて
最初のトレードで+100pips取れた事でした。

 

この利食いによって、

「今まで2~3pipsの利食いだったのが、
1回で100pipsも取れた!」

「これで1回ぐらい負けても
プラスのままだな」

なんて感じたのです。

 

これが心に余裕を生んで
1、2回の損切りをしても、
耐えられるようになったのです。

私の中ではこの経験が
かなり大きかったです。

 

勝率は関係ないとわかった

4時間足のトレードに変えたら、

・トレード回数が減った
・損小利大ができるようになった

という経験をできたことで、
FXに勝率は
あまり関係ない事がわかりました。

 

スキャルピングをしてた時って、

「勝率が高くないと勝てない」

なんて思い込んでいました。

 

だから、必然的に
チキン利食いになって
結果もよくありませんでした。

 

しかし、4時間足に変えて
1回の利益を大きく取れたことで
連敗しても大丈夫な事に気づき、
そこで初めて

「勝率は高くなくても勝てるんだな」

と実感できたのです。

 

そしてこれらの経験をきっかけに、
断末魔の状態から徐々に抜け出していき、
FXで安定した成績を
出せるようになっていったのです。

 

もし、4時間足のデイトレードについて
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

今回は、私のFX人生が
断末魔だった状態の時のことを
書いてきました。

私は普通の人よりも
かなり負けず嫌いなので、
たった1回の損切りが耐えられずに
切れまくっていました。

 

その為、人より多くの失敗をしてきたし、
FXで結果が出るようになるまでに
5年以上の時間も掛かりました。

今思い返しても、
私のFX人世は断末魔だったと思います。

 

ですが、諦めずに続けていたら、
何とか自分に合ったトレードスタイルを見つけ、
地獄から復活する事ができました。

 

ですから、もしあなたも、
昔の私のような状態で悩んでいて、
それでもFXが諦められないのなら、
今までの手法やトレードスタイルを捨てて、
全く別のトレードスタイルなどに
変更していくいいかもしれません。

 

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