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トレンドを判断する際の、
適切な波の大きさが決められない。
水平線を引き過ぎてしまい、
どれが効いているのか判断できない。
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といったお悩みを
メルマガ読者さんからいただきました。
水平線に関しては、
コチラの記事で書いているので、
その記事を参考にして頂ければと思います。
その為、今回は、
トレンドを判断する際の、
波の大きさについてですが、
実は以前にも、
ブログの読者さんから
同じ質問をいただいたので、
記事にしていました。
⇒チャート上の波の大きさはどう判断すべきなのか?
だから、「この記事を読んで下さい」
と言ってしまえばそれまでなのですが、
せっかくなので、
再度、波の見方について、
私の考えをお伝えしていこうと思います。
波の波形はハッキリした形を基準にする
トレンドを判断する際は、
ダウ理論の波形にしたがって
トレンドを判断するわけですが、
いつもセオリー通りの
キレイな波形ができるわけではありません。
例えば、上昇トレンドでも以下のように、
わかりやすい波形を描くこともあれば、
以下のように、
わかりにくい波形を描くこともあります。
だから、このようなチャートを
何回も見ていると、
「どの波形が正しいんだ?」
なんて迷っちゃうんですよね。
じゃあ、トレンドを判断するには、
どうやって波形を見れば良いのか?
それは・・・
主要な高値と安値を起点に
波形を見ることです。
つまり、チャートを見た瞬間に、
目に入ってくる高値と安値を起点に
波形を見るということです。
例えば、先程の、
波形がわかりにくいチャートありますよね。
これです↓↓
ぶっちゃけた話、
このチャートも私からすれば、
波形がわかりやすいです。
なぜなら、パッと見た瞬間に、
目に付く高値と安値が、
下記画像の黄色マルだからです。
その為、あとは、
パッと目に付いた高値と安値を
線で結べば、波形が完成します。
例えば、こんな感じで↓↓
こうすれば、最初に引いた波形よりも、
こっちの波形の方がハッキリと、
“上昇トレンド”
っていうのがわかりますよね。
最初に引いた波形
後に引いた波形
FXでのトレードを安定させるには、
トレンドに沿ったエントリーが必要なので、
トレンドの判断は物凄く重要です。
ただし、トレンド判断は、
細かく見る必要なく、
パッと目に付く高値と安値を見つけて、
そこをつなぎ合わせるだけで大丈夫です。
そして、つなぎ合わせた結果、
・高値と安値が切り上がりで上昇トレンド
・高値と安値が切り下がりで下落トレンド
といったように判断すれば良いと思います。
少なくとも、私はこのように
ザックリと判断していますが、
この見方でも
トレンドを見誤ることはありません。
だから、波の形から、
トレンドの判断に迷うなら、
主要な高値と安値を見つけて、
そこをつないで判断すればいいのです。
トレードの精度上げるちょっとしたコツ
大きなトレンドを判断するには、
主要な高値と安値を見つけて、
そこをつなぐだけでOKです。
ただし、5分足や15分足などの、
短期のデイトレードをする場合、
1時間足では下落トレンドだけど、
5分や15分足では上昇トレンドなので、
“エントリーの仕方がわからない”
という人が結構多くいます。
例えば、下記画像のように、
1時間足チャートで
下落トレンドが出ていて、
黄色マルあたりで
エントリーを考えている場合
1時間足だと、
明らかに下落トレンドですが、
黄色マル付近を5分足で見ると、
以下のような波形で、
上昇トレンドになっています。
このようなときに、
エントリーを迷ってしまう場合は、
長期足と短期足の波形が、
同じ方向になったら
エントリーするようにしてみると、
精度が上がります。
上記の画像であれば、
1時間足での波形は下落トレンドなので、
5分足の波形が下落トレンドになったら、
エントリーをすればいいのです。
例えば、下記画像でいうと
水色マルの位置でエントリーです。
このように、
エントリーをしていけば、
複数の時間足を使って
トレードをする場合でも、
精度も上がって
結果が安定してくると思います。
もし、最初は波形が上手く見つけられない場合
上記では波の見方について、
解説をしましたが、
最初の内は波形が
上手く見つけられない場合も
あるかもしれません。
もし、そのようなことが起きたら、
Meta Trader4(MT4)を
使っている場合に限りますが、
“ZigZag“というインジケーターを
使ってみるといいかもしれません。
なぜなら、このインジケーターは、
チャートの主要な高値と安値を
ラインで結んでくれるからです。
これによって、
波形が見れるようになり、
トレンドの確認にも
役立ってくれると思います。
因みに、このインジケーターは、
MT4に標準搭載されて、
ナビゲーター内の
インジケーターの一番最後にいます。
その為、最初の内は、
波形が上手く見つけられない場合は、
使ってみると良いかもしれません。
ですが、私個人としては、
最終的には
自分で見つけられる方がいいので、
できれば自分でラインを色々引いて
練習してみるのが一番だと思います。
まとめ
今回は、トレンドを判断する際の、
波形の大きさはどう考えるべきなのか?
といった事について、
私の考えをお伝えしてきました。
私が考える波形の判断は、
“主要な高値と安値を結びつける”
というのをポイントにしています。
そして、高値と安値を結びつけて、
・高安切り上げなら上昇トレンド
・高安切り下げなら下落トレンド
といったように判断しています。
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