FXは土日以外は、
24時間市場が開いているので、
いつでもトレードができます。
ただし、チャートを
いつでも見れる分、
時間がない場合でも、
無理矢理トレードをしてしまい、
損をする可能性も高いです。
また、いつでもトレードができることで、
逆に自分に合った時間軸がわからずに、
混乱してしまう事も良くあります。
そこで今回は、
チャート時間軸の特性から、
自分に合ったトレードスタイルを
見つける方法について、
私の考えをお伝えしていきます。
目次
まず、自分の生活環境を把握する
FXは平日なら、
24時間いつでもトレードできますが、
いつでもトレードできる=いつでも勝てる
という訳ではありません。
だから、自分の生活環境を
しっかり把握して、
自分に合った時間軸の
トレードスタイルを見つけるべきです。
その為、まずは、
自分が1日のどの時間に、
・FXに時間を割けるのか?
・チャートを見れるのか?
といった事を再確認しましょう。
そして、
FXに割ける時間が把握できたら、
それに合った時間軸の
トレードを考えていきます。
短期のトレードが合っている人は?
ここでいう短期のトレードとは、
5~15分足チャートをメインにした
デイトレードになります。
これらの時間軸をメインに
トレードをする場合は、
1日にチャートを見る時間は、
3~4時間は欲しいところです。
特にトレンドとボラティリティが出やすい、
19時~24時の間に時間が取れると、
比較的トレードチャンスも多いです。
また、5~15分足の時間軸を
メインにすると、エントリー後は、
・早ければ30分程度
・普通で1~3時間
といった感じで決着がつくので、
レートがエントリーポイントに来るまでの
監視時間も含めると、
やはり1日に3~4時間ぐらい、
チャートが見れると良いでしょう。
更に、これらの時間軸だと、
・損切り幅:-10~-20pips程度
・利食い幅:+20~50pips程度
といった損失と利益幅が
平均的なので、
大きな損切り幅に耐えられない場合も、
短期のデイトレードが良いと思います。
私自身は15分足のデイトレがメインで、
この時間軸が一番やりやすいです。
もし、この理由について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!
長期のトレードが合っている人は?
ここでいう長期のトレードとは、
1時間足以上の時間軸をメインにした、
トレードスタイルになります。
これらの時間軸をメインにする場合は、
FXに割く1日の時間や、
チャートを見る時間は
10分もあれば十分でしょう。
トレードの時間軸が1時間以上になると、
値動きがゆっくりになるので、
エントリーポイントにレートが来るまでに、
時間が掛かります。
例えば、下記チャート画像の、
黄色マルでエントリーする場合、
水色マルから黄色マルまでの時間は、
約16時間もあります。
その為、1日にチャートを見る回数も、
1~3回程度あれば十分でしょう。
しかも、1時間足以上の時間軸だと、
水平線が効きやすいので、
その付近にエントリーと決済の
指値注文をしておくトレードでも、
トータルで勝つことが可能です。
実際に私自身も、
仕事でチャートを見る時間がなかった時は、
4時間足のトレードをメインにしていて、
仕事中は全て指値注文を出していました。
更に、1時間足以上のトレードだと、
・損切り幅:-30~-40pips程度
・利食い幅:+50~+200pips程度
といったように、
損切り幅は少し大きくなりますが、
その分、大きな利益も取れるので、
トータルで見れば、
短期のデイトレードと、
そこまで収益は変わらないでしょう。
だから、長期足の時間軸が合う人は、
・FXに取れる時間が1時間未満
・チャートを長時間見たくない
といった人になるでしょう。
実際に私自身も、
サラリーマン時代は
FXに使う時間が取れなかったので、
4時間足のデイトレードをしていました。
そしたら、これが
FXで結果を出すきっかけとなりました。
もし、4時間足でのトレードについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!
トレード時間とスタイルが合わない場合は?
例えば、1日にFXに使える時間が、
1~2時間など、
“中途半端な時間しか取れない”
という場合もありますよね。
このような場合は、
無理にトレードをすべきではありません。
なぜなら、
FXに使える時間が少ない状態で、
短期のデイトレードをしようとすると、
無理にエントリーポイントを探してしまい、
自分のポイントではない場所で
エントリーをする可能性が高まるからです。
これをやってしまうと、
自分のトレードスタイルが崩れて
悪い癖が付くことに加えて、
損切りになった際に、
その損をすぐ取り返そうとして、
・ポジポジ病
・損切りができない
といったことが起きやすくなります。
そもそも、”FXに使える時間がない”
という時点で、
“トレードをする時期ではない”
という事を意味するので、
そのような場合は、
トレードをせずに
検証をするのが良いでしょう。
スキャルピングは厳禁
FXに使う時間が1~2時間など、
短時間しかないからといって、
トレードする時間軸を
1分足のスキャルピングにするのは
絶対にやらない方がいいです。
なぜなら、スキャルピングは
1分足の速い値動きに翻弄されやすく、
FXの中でも一番難しい
トレードスタイルだからです。
普通に考えると、
「2~3pipsぐらい簡単に取れるでしょ」
「だから時間がない場合は
スキャルピングが最適」
なんて思うかもしれませんが、
実は正反対です。
むしろ、値動きに翻弄されて
損切りができなくなったり、
ポジポジ病に掛かって
資金をあっという間に減らします。
ですから、デイトレ以上で
トレード成績が安定しない内は
スキャルピングに関しては
絶対に手を出さない方がいいです。
実際に私自身も
スキャルピングに手を出したせいで、
1,000万以上の損失を出しています。
もし、この時のことについて
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!
トレード以外にも検証をする時間は必要
ここまで、
自分に合ったトレードをする為の、
時間軸についてお伝えしてきましたが、
トレードをする時間以外にも、
検証をする時間は絶対に必要です。
むしろ、検証をしっかりせずに、
トレードだけに時間を割いていては、
FXで勝つことは難しいでしょう。
その為、FXで勝てていないのであれば、
リアルトレードよりも、
まずは検証に時間を割いたほうが、
より短期間で結果が出るようになるでしょう。
因みに、私の場合は、
仕事から帰ってきて、
ザッとチャートを見てから、
エントリーポイントにアラートを設定して、
アラートが鳴るまでは検証をしていました。
そして、もし、寝る時間までに、
アラートが鳴らなければ、
その日のトレードは諦めて寝てました。
こうすることで、
トレードができなくても、
検証はできていたので、
少しずつ前進できて、
3ヵ月後ぐらいには
安定したトレード手法が作れました。
因みに、その時の検証時間は、
1日平均30分~1時間程度でした。
まとめ
「自分に合うトレードスタイルがわからない」
と悩む人は多くいますが、
そのような場合、
自分の生活環境や性格から、
トレードの時間軸を決めるのが良いでしょう。
ただし、トレードをする時間以外にも、
検証をする時間も必要なので、
チャートを見る時間が取れないなら、
無理にトレードはせずに、
検証をしていた方が良いでしょう。
もし、検証方法がわからない場合は、
コチラの記事を参考にしてみてください。
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