FXでトレードをする上で、
短期のデイトレをする場合、
チャートを複数表示させると思います。

ただ、チャートを複数表示させるとはいえ、
モニターの大きさには限度があるので、
多くのチャートを表示させる事は難しいです。

 

そこで今回は、私が考える、
表示させるチャートの組み合わせについて
お伝えしていきます。

 

短期のデイトレードの場合

短期のデイトレードの場合、
チャートの組み合わせを
複数にして表示させたほうが
トレードがしやすいです。

なぜなら、長期足チャートで
全体の流れを見ながら
短期足チャートで
エントリータイミングを計れるからです。

 

では、チャートを複数表示させるなら、
どの組み合わせが良いのか?

といった事になるのですが、
これに関しては・・・

 

どの組み合わせでも良い

 

というのがぶっちゃけた意見です。

 

「それじゃあ元も子も無いじゃん!」

と思うかもしれませんが、
やはり、人によって、
見やすい時間軸があるので、
自分がトレードしやすい時間軸を
組み合わせていくのがベストでしょう。

 

ただし!

 

チャートを複数表示させるなら、
1時間足はどの組み合わせに対しても、
入れておいた方が良いと考えています。

なぜなら、1時間足というのは、
「全世界で同じチャートの形状になる」
なんて事が言われているからです。

 

これはどういう事かと言うと、
FXで使われるチャートソフトは、
基本的にMT4が万国共通です。

海外のFX業者を見ればわかるように、
チャートソフトは基本的にMT4が主流です。

 

しかし、実はMT4は、
FX業者によって開始時間が違います

つまり、朝6時に始まるFX業者と、
朝7時に始まるFX業者があります。

そうすると、
この1時間のズレによって、
まず4時間足の
チャート形状が変わりますよね。

 

例えば、6時開始のMT4だと、
4時間足チャートが作られるのは、

・6~10時
・10~14時
・14~18時
・18~22時
・22~26時

となりますよね。

 

これが7時開始のMT4だと、
4時間足チャートが作られるのは、

・7~11時
・11~15時
・15~19時
・19~23時
・23~27時

となるので、
1時間ずれることになります。

 

そうなると、例えば、
10~11時の間に、
レートが大きく動くと、
6~10時と7~11時の
4時間足の形が大きく変わりますよね。

極端に表現すると、
以下のような感じです。

そして、これが積み重なっていくと、
明らかにチャートの形が変わって、
相場全体の判断に迷う事があります。

 

また、日足チャートの場合も、
FX業者によっては、

・4本を1週間と見る
・5本を1週間と見る

という場合に分かれるので、
これによってもチャートの見方が
少しずつズレてきます。

 

一方で、1時間足チャートの場合、
6時開始のFX業者であれ、
7時開始のFX業者であれ、
月曜朝一の1本が増えるだけで、
あとは同じローソク足の形状になるので、
チャートの見方にズレが出にくいです。

 

「チャートの見方にズレが出にくい」
という事は、全世界の相場参加者が、
同じようなチャートの見方をするので、

・トレンドの判断がしやすい
・サポレジラインで反応する確率が上がる

といった事が考えられますよね。

 

だから、
複数のチャートを組み合わせるにも、
1時間足は組み込んだ方がいいと
私は考えています。

実際に、1時間足チャートは、
「もっとも多く見られている時間軸」
なんて事も言われていたりします。

 

因みに私の場合、

・1分足
・5分足
・15分足
・1時間足

といった組み合わせで、
チャートを表示させています。

 

4時間足や日足に関しては、
朝一でチャートをチェックする際に
簡単に確認したり、
たまにどこかで
チラッと確認する程度なので、
特に組み合わせてはいません。

 

長期のデイトレードの場合

例えば、1時間足や4時間足など、
長期の時間軸でトレードをする場合は、

・1時間足
・4時間足
・日足

といった時間軸を組み合わせて、
複数表示させれば良いでしょう。

 

長期の時間軸でトレードをする場合は、
チャートの組み合わせ自体に
限りが出てくるので、
短期足のデイトレードのように、
細かく考える必要はないでしょう。

 

むしろ、1時間足以上なら、

“短期足と長期足を組み合わせて
トレードをする”

という必要がそこまでないので、
複数時間軸のチャートを
組み合わせなくても、
単一の時間軸だけでも大丈夫でしょう。

 

因みに、私もFXで勝ち始めた頃は、
4時間足のトレードが
メインだったのですが、
その時は、4時間足チャートを
多通貨で表示させていました。

 

4時間足をメインにすると、
1つの通貨だけでは
トレード回数が少ないので、
多通貨でトレードを
する必要があったからです。

だから、短期足との組み合わせではなく、
多通貨で同じ時間軸の
チャートを複数表示させていました。

 

因みに、
短期のデイトレードの個所では
FX業者によって開始時間が異なるので
“4時間足の形状が変わる”
とお伝えしましたよね。

だから、
4時間足を表示させると
トレンドの判断に迷うことがあるって。

 

しかし、
4時間足以上のトレードの場合は、
業者によって開始時間が変わっても
私の経験上、ほとんど影響はありません。

ですから、
自分が使うFX業者のチャートで
気にせずにトレードして大丈夫です。

 

チャートの配置にも少し注意

上記では短期や長期のトレードで
表示させる時間軸について
お伝えしました。

更にこれに加えて、
表示させたチャートの配置にも
少し気を配ってあげましょう。

 

特に短期のデイトレードをしていて、
複数の時間足を上手く組み合わせて
トレードをする事が苦手な場合は
この配置を少し変えた方がいいかもしれません。

 

例えば、

・1分足
・5分足
・15分足
・1時間足

といった時間軸のチャートを
表示させてトレードをしているとしましょう。

 

この場合、普通であれば、

・左上:1分足
・右上:5分足
・左下15分足
・右下:1時間足

といったように
並べることがほとんどだと思います。

 

しかし、複数の時間足を使って
トレードをするのが苦手な場合は
この配置を変えてみるのも
いいかもしれません。

 

なぜなら、複数の時間足を使って
トレードをするのが苦手な人の場合、
1分足や5分足だけを見てしまい、
視野が狭くなっていることが多いからです。

その為、1時間足など上位足の流れを
無視してしまい、
トレンドに逆らったエントリーをして
損をしていることが多いです。

 

そして、
このような事が起きる要因の1つに
チャートの配置が関係しているわけです。

 

基本的に私たちが文字を読む時は
Zの法則といって、

左上⇒右上⇒左下⇒右下

といったように
目を動かしながら文字を読んでいます。

 

よって、この習慣が
チャートを読む時にも使われ、

・左上:1分足
・右上:5分足
・左下:15分足
・右下:1時間足

この配置にしておくと
短期足からチャートを見ることになるので、
1分足や5分足のチャート形状を
重点的に見やすくなります。

 

これによって、
全体の流れを無視して
短期足だけでトレードをしやすくなり、
その分、負けやすくもなるのです。

 

ですから、このような事が多い場合は
あえてチャートの配置を

・左上:1時間足
・右上:15分足
・左下:5分足
・右下:1分足

と設定して、全体の流れから
確認するようにするのです。

 

そうすれば、
短期足の流れに翻弄されて
負けまくることを
かなり防げると思います。

 

もし、チャートの配置について
更に詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
FXチャートでオススメの背景色と配置の位置とは?

 

まとめ

今回は、複数チャートを表示させる際の、
組み合わせについて、
私の考えをお伝えしてきました。

 

上記でお伝えしたチャート設定方法は、
あくまでも私の組み合わせ方法なので、
ご自身でチャートを組み合わせてみて、
見やすい形を作ってみてください。

 

それでも、全体の流れや、
効果的なサポレジを確認する為に、
1時間足チャートは
「組み合わせに入れた方がいいかな」
と個人的には思います。

 

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