FXをやっていると、

「この後のチャートがどう動くか?」

といった予想を立てたりしますよね。

 

FX業者のマーケットニュースなどでも、
アナリスト的な人たちが、

「今日の値幅は○○円~○○円」

なんて予想してますよね。

 

ただ、私の経験上、
未来の値動きを予想しないでも、
FXでは資金を増やすことが可能です。

今回はその理由について、
私の考えをお伝えしていきます。

 

未来の値動きは誰もわからない

FXに限らず、何でも同じですが、
未来の値動きは誰にもわかりません。

 

FX業者のマーケット予想を見ていると
よくわかるのですが、
超高学歴のアナリストでさえ、

「今日の想定価格は105円~115円」

なんて予想をしています。

 

私からすれば、

「こんなに値幅広げれば誰でも当たるだろ」

なんて思うのですが、
そのくらい未来の値動きは、
予想ができないのです。

 

偉そうにこのブログを書いている私も、
コチラの記事で、
“毎日のチャート分析”と称して、
その日の値動きを予想していたのですが、
95%以上の確率で外れています(笑)

 

だから、
未来の値動きを予想したところで、
高確率で当たることは基本的にないので、
未来のチャートの動きは
予想しないでいいのです。

 

私も実際にやってみて、

「予想するだけ無駄だな」

と実感しましたから。

 

そもそも、FXでは暴落や暴騰が
結構起きやすいですよね。

この暴落や暴騰というのは、
誰も予想していなかったことが起きるから
急に下がったり、
急に上がったりするわけです。

 

このようなことから、
いつどんな動きが起きるかは
誰にもわからないことを証明しています。

 

大切なのは自分のトレードプラン

FXで未来のチャートの値動きを予想しても、
当たる確率は低いので、
基本的に予想はしないでいいと思います。

 

予想するにしても、
全体の流れと直近の水平線を確認して、

「こんな感じで動くかもなー」

程度でザックリ予想するので十分です。

 

逆に、「絶対に当ててやる!」
なんて意気込んでしまうと、
予想通りに動かなかった場合に
上手く動きに対応できずに

・トレードチャンスを逃す
・変なエントリーをして負ける

といったことが起きやすくなるので。

 

それよりも大切なのは、
自分の手法に沿ったトレードプランです。

 

なぜなら、当然ですが、
トレードをする時って
自分の手法に沿ってトレードしますよね。

その為、未来の動きを予想するよりも
今現在の流れから、
どう動いたら自分の手法の
エントリーポイントに来るのかを
考えることが第一優先になるわけです。

 

因みに、私の場合は、
トレンドが出ている最中の、
押し目や戻し目を
狙う手法がメインなのですが、
朝一でチャートを見た際に、
その手法に沿ったトレードプランを立てます。

 

例えば、朝一でチャートを見た際に、
以下のような状態だったとしましょう。

 

そしたら、私の場合、
まずはザッとトレンドを確認します。

この場合だと、パッと見た瞬間、
上昇トレンドなのがわかりますよね。

 

そして次に、意識されそうな場所に、
水平線を引いていきます。

この時もそこまで深く考えずに、
パッと見て目に入った場所に対して、
水平線を引きます。

今回の場合は以下のような感じです。

 

このように水平線を引いたら、

どのような動きになったら、
自分のトレード手法が使えるのか?

といった事を考えます。

 

私のメインの手法は、
先ほどもお伝えしたように、
トレンド中の押し目・戻し目なので、
この場合だと、押し目買いを狙います。

そうなると、
考えられるトレードプランは、
下記画像の水色マルでのエントリーです。

 

このように、簡単でもいいので、
自分の手法に沿った
トレードプランを予想しておくと、
いざ、自分のエントリーポイントに
レートが来た時に
慌てずに冷静に対処ができます。

 

更に、トレードプランを立てるのが
効果的な理由に、

“余計なエントリーをしなくて済む”

というのがあります。

 

私がFXで負けまくっていた頃って、
ちゃんと手法が確立していない上に、

「どうなったら買いたい(売りたい)のか?」

といったことを
事前に決めていなかったので、
行き当たりばったりで、
適当にエントリーをしていました。

 

だから、レンジ中に
ブレイクを狙ってエントリーをしたり、
サポートラインで売ったりしてしまい、
負けやすい場所でのトレードが多かったです。

 

その為、トレードをする際は、
未来の値動きは予想しないでいいですが、
自分の手法に沿ったトレードプランは
事前に立てておいた方がいいです。

 

因みに私の場合は、先ほど、
買いのトレードプランを立てましたが、
上昇トレンド中であっても、
一応、売りエントリーのプランも立てます。

なぜなら、トレンド転換が起きた時は、
レートが動くスピードが速いので、
前もって準備をしておいた方が、
冷静にエントリーできるからです。

 

例えば、先ほどの場面だと、
以下のように売りの予想も立てておきます。

 

物凄く単純なプランですが、
これをやっておくだけでも、
かなり効果的です。

 

それでは、
その後の動きを見てみましょう。

 

こんな感じの動きになったので、
私のトレードプランに照らし合わせると、

・1回目の買いは見送り
・2回目の買いは損切
・1回目の売りは利食い

といった感じになると思います。

 

これがもし、自分のシナリオとは
違う動きをした場合は、
何もしないのが一番です。

大きく動いたりすると、
無理にトレードをしやすくなるのですが、
プランにない事をすると
ほとんどが負けますからね。

 

だから、シナリオとは違う動きになったら、
何もせずにしばらく様子見をして、
再度、全体の流れと、
直近のサポレジを確認してから
シナリオを立てなおすのが一番安全です。

関連記事:FXで失敗しにくいトレードシナリオの書き方や考え方

 

自分の手法が曖昧ならまずは作るところから

FXでトレードをする上で大事なのは
未来の値動きの予想ではなく、
自分の手法に沿った
トレードプラランを立てておくことです。

 

ただ、もし今現在、

“自分の手法すらも曖昧な状態”

といった場合は、
トレードプランそのものを
立てることができないので、
まずは自分の手法を確立しましょう。

 

実際に、この辺りをしっかりせずに
リアルトレードをしている人が
かなり多いのですが、
それだと確実に資金が減っていきます。

 

「トレードに手法は関係ない」

なんてよく言われますが
これは

“自分に合った手法なら何でもいい”

という意味であって、
手法が必要ないということではありません。

 

自分に合った手法を持っていないと
トレード内容もバラバラになってしまい、
安定した結果が出ることはありません。

 

ですから、
自分の手法が決まっていないなら
まずは手法を作ることから始めましょう。

もし、手法の作り方がわからない場合は
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

 

まとめ

今回は、”未来の値動きは予想しないでよい”
という理由に対して、
私の考えをお伝えしてきました。

 

例えば、”今日1日の値動き”
といったように、
未来の値動きに関しては、
当たる確率は低いので、
そこまで予想はしないでいいと思います。

予想するにしても、
「こうなるかなー」
程度でいいでしょう。

 

それよりも大切なのは、
自分の手法に沿ったトレードプランなので、
予想をするなら、
こっちを予想するようにしましょう。

これをやるだけでも、
無駄なエントリーや損が
ある程度、防げると思います。

 

もし、自分の手法すら
今は持っていない場合は
リアルトレードはせずに
自分の手法を作るところから
始めていきましょう。

一旦、自分の手法ができてしまえば、
そこからは資金が増えるスピードが
全然違ってきますから。

 

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