このブログでは、
FXで大衆心理を読む事を
中心にお伝えしています。

その為、
ブログやメルマガの読者さんも、
大衆心理に興味がある方が大半です。

 

ただ、
ブログやメルマガ読者さんの中には、
大衆心理を考えているけど、

「なかなか上手く読めない」

と悩んでいる人もいます。

 

そのような人の場合、
大衆心理を読む際に、
シンプルに考えずに、
複雑に考えていることが多いです。

 

複雑な場所で大衆心理を考えなくて良い

大衆心理を考えているけど、
なかなか上手くいかない場合、
複雑な場所で、
複雑に考えていることが多いです。

 

例えば、大衆心理を考えるのに
苦労している人の場合、
以下のようなチャートで
大衆心理を読もうとしています。

 

上記のチャートを見ると、
思いっきりレンジですよね。

このような場所は
どっちに動くかわかりにくい場所なので、
大衆心理を考えるにも、
何通りもの考えができます。

 

その為、このレンジの場所でも、
大衆心理を読む事はできますが、
慣れていない状態だと、
シンプルに考えることができずに、
混乱する可能性が高くなります。

 

しかも、このような複雑な場所で
無理に大衆心理を考えると、
当たる確率も低くなります。

 

このことが起きると、
自分の意識の中に
失敗体験が積み重なり、

“大衆心理を読む=難しい”

という意識付けがされて、
挫折しやすくなります。

 

実際に私が昔トレードを教えていた時に
教え子の一人に
大衆心理を考えながら
チャートがどっちへ動きやすいか
解説をさせていたことがありました。

 

ですがその人は、
わざわざどっちに動くか
よくわからないような場所を選んで
大衆心理の解説をし始めて
結局、自分でもわけがわからなくなって
混乱して挫折しそうになっていました。。

 

まずはわかりやすい場所から!

レンジチャートなど、
どっちに動くかわからない場所で
色々と大衆心理を読もうとすると、
挫折する可能性が高まります。

 

その為、これを防ぐには、

・サポレジ付近
・急騰・急落時

といった、
大衆心理に偏りが出る場所
まずは考えていった方が良いです。

 

例えば、サポレジ付近の
大衆心理を例に考えてみましょう。

 

下記チャート画像では、
赤ラインのように
レジスタンスラインが引けます。

その為、黄色マルの
大衆心理を考えてみてください。

 

どうでしょうか?

上記画像の黄色マルでは、
どのような大衆心理が働いて、
下落していると思いますか?

 

変に考え込むことはなく、
シンプルに考えるだけでOKです。

 

では、早速考えていきましょう。

まず、今回のチャート画像では、
下落トレンドになっていますよね。

ということは、買いたい人よりも、
売りたい人の方が多い状態です。

 

そのような状態で、
赤のレジスタンスラインに来たら、
働く心理が2つあるのですが、
それは何だかわかりますか?

シンプルに考えてみてください。

 

では早速、その答えですが、

・新規の戻り売り
・逆張り買いの利食い

という2つになります。

 

まず、新規の戻り売りに関しては、
特に問題ないですよね。

 

下落トレンドということは、
売りたい人の方が多い状態です。

つまり、売り損ねた人達が、
「戻ってきたら売りたい」
と売りを狙っています。

 

そうなると、
売りが入る場所の候補が、
反応した形跡のある、
赤ラインになります。

 

そして、
次に逆張り買いの利食いですが、
チャートを見ると、
カップのようになって、
下値を固めていますよね。

 

下値を固めているということは、

「これ以上、下に行きそうにないな」
「それじゃあ、一旦買ってみるか」

と考えて、逆張り買いを
してくる人達が出てきます。

 

ただ、逆張り買いをしてきた人達も、
下落トレンドなのは把握していて、
大きな利益が望めないのを知っているので、

「ある程度利益が乗ったら利食いをするか」

と考えています。

 

そして、その利食いの目安になる場所が、
直近のレジスタンスラインになるのです。

 

よって、買いの利食いは、
反対売買によって売りとなります。

その為、新規の戻り売りと、
逆張り買いの利食いが入ることで、
ダブルの売りパワーとなって、
レートが下落していくのです。

 

このように、
トレンド時のサポレジ付近など、
ポジションに偏りが出るような場所で
大衆心理を読んでいくと、
シンプルに考えることができるので、
最初はオススメです。

 

そして、わかりやすい場所で、
シンプルに考える事が
できるようになったら、
徐々にレンジ相場などで
大衆心理を考えていくと、
相場の読み方が洗練されていきます。

 

因みに、今回は、
急騰・急落時の読み方については
割愛しましたが、
もし、急騰・急落時の心理についても
知りたい場合は、
コチラの記事も読んでみてください。

 

自分がトレードをする個所だけ考えるのでもOK

大衆心理を読む事に慣れていない場合、
まずはわかりやすい場所で
読む訓練をするのがオススメです。

 

更に極端に言ってしまうと
自分がトレードをする個所だけ
大衆心理を考えるのでもOKです。

もちろん、
自分のポイントでない場所でも
大衆心理を読む訓練をした方が
より大衆心理を読めるようになります。

 

ですが、わかりにくい場所で
無理に読む訓練をしても

「これはどっちに動きやすいんだ?」
「うーん、よくわからん!」

なんてことが起きて
大衆心理を読む事に挫折してしまったら
元も子もありません。

 

ですから、まだ慣れていない内は
自分がエントリーする近辺や
利食いをする近辺で
大衆心理を読む訓練をすれば十分です。

これらの部分を訓練するだけでも
トレード精度を上げる事は可能ですから。

 

そして、これが慣れてきたら
徐々に色んな場面でも
大衆心理を読む訓練を
していけばいいと思います。

 

実際に私自身も
大衆心理を読む訓練をし始めた時は

「全ての個所で読んでやろう」

なんて思って始めたのですが
途中でわけがわからなくなって
一時的に挫折した経験があります。

 

その時にサポレジなどの
わかりやすい場所や
自分のエントリーや利食い場所周辺に絞って
読む訓練をしていったら
挫折せずに続けることができましたから。

 

上達してくると大口投資家が狙ってきそうな場所もわかる

因みに、
大衆心理を読む事が上達してくると、
大口投資家が狙ってきそうな場所も
何となくわかってきます。

 

ここまで読めるようになると

「ここでストップ狩りの可能性があるかも」
「ここでダマシが入ってくるかも」

みたいに感じ取れる場面が出てきて、
それをトレードに活かすことができます。

 

そうなると、
トレードの精度が一気に上がって
どこでもトレードができるくらいになってきます。

 

しかし、ここに来るまでは
上記でお伝えしたように
まずは簡単なところから
読む訓練をすることが大切です。

やはり何事も基礎が大事ですからね。

 

ですから、焦らずにゆっくりでいいので
大衆心理を読む事訓練をしていきましょう。

 

もし、大口投資家が狙ってきそうな場所を
知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで大口投資家はどこを狙ってくる?大衆心理から考えてみた

 

まとめ

今回は、FXの大衆心理は、
シンプルに考えるのが重要な理由を
お伝えしてきました。

 

大衆心理を読めるようになると、
トレードの精度が上がります。

ただし、チャートは流動的に動くので、
大衆心理をシンプルに考えられる場所と、
少し複雑に考える場所が出てきます。

 

その為、レンジなどの、
どう動くかわからない場所で、
大衆心理を読もうとすると、
慣れていない場合は混乱しやすくなり、
挫折する可能性が出てきます。

 

だから、まずは、
サポレジ付近や、
急騰・急落をしている場所など、
ポジションに偏りが出ている場所で
大衆心理を読む訓練をすると、
徐々に相場を読む力が付いてくるでしょう。

 

もし、もう少し詳しく、
大衆心理を読めるようになりたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

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