FXは簡単な手法で本当に勝てる?リアルな結果をお見せします

 

FXでなかなか勝てないと、

「高勝率の手法が知りたい」
「勝てる手法が欲しい」

といったように、
手法に目が行きがちになります。

 

この気持ちは個人的には
痛いほどよくわかります。

私もFXで1,000万以上の損失を出して、
不遇の時代が5年以上続いたので、
手法探しの旅にずっと出かけていました。

 

でも、トレードが段々と安定してくると、
自分の手法もどんどんシンプルになり、
最後にたどり着いたのが、
水平線とローソク足だけを使った、
簡単な手法になりました。

 

「じゃあ、その簡単な手法ってどんなの?」
「本当にその手法で勝てるの?」

って思いますよね。

 

そこで今回は、ここ最近の
私のトレード結果を
お伝えしながら、
簡単な手法であっても
結果を出せるのか
見せていきたいと思います。

 

ここ最近のトレード結果

では早速、
以下に私のトレード結果を
お伝えします。

 

黄色マル:売りエントリー
水色マル:決済
赤ライン:レジスタンスライン
チャート:15分足

となっています。

 

ドル円:+12.3pips

 

ドル円:+30pips

 

ドル円:建値決済

 

ドル円:+24pips

 

ドル円:-15pips

 

ポンド円:+11pips

 

ポンド円:+30pips

 

ポンド円:+40pips

 

ポンドドル:+20pips

 

ポンドドル:建値

 

ポンドドル:+30pips

 

ポンドドル:-15pips

 

ユーロ円:+20pips

 

ユーロ円:+30pips

 

ユーロ円:+30pips

 

ユーロ円:建値

 

 

以上が、ここ最近のトレードです。

集めてみたら予想外に多くて、
めちゃくちゃ面倒くさかった(笑)

 

まぁ、見ればわかると思いますが、

・建値後に思い通りの方向に動く
・損切後にすぐに反転する
・エントリー後に含み損を抱える

といったトレードも
普通にありますよね。

 

私のところには、

「損切後にすぐ反転する」
「エントリー後即反転する」

というお悩みが良く来るのですが、
私のトレードを見ればわかるように、
それらは普通にあることです。

 

それでも3日間で、
トータル+247.3pipsとなっています。

 

これであれば、
損切後に反転しようが、
エントリー後に即反転しようが、
全然悪くない結果ですよね。

むしろ私からしたら、
かなり良い結果です。

 

しかし、これらのトレードで、
特に見てほしいのが結果ではなく、
エントリーしている位置です。

指標トレードなど、
少し特殊なエントリーもありますが、
ほとんどが、レジスタンスでの
単純な戻り売りですよね。

 

しかも、インジケーターなどは
一切使わずに水平線と
ダウ理論を軸にトレードをしています。

 

私の手法って、
メインはこんな簡単な手法なんです。

もちろん、細かい部分では、
ローソク足の形から
大衆心理を読んでエントリーしていますが、
エントリーするゾーンとしては、
いたって普通のポイントですよね。

 

FXって、こんな簡単な手法でも、
トータルで十分プラスになります。

 

ただ、この3日間に関しては、
結果が良すぎなんですけどね。

毎日こんな感じはありえないです。

 

しかも、この3日間だけ、
たまたま自分のポイントが来たので、
本来はこんなにトレードはないです。

実際に、これより前は、
1日に1回トレードするかしないかでしたから。

 

でも、自分のポイントが来るまで
しっかり待っていれば、
どこかでドカッと来る日が来て、
なんだかんだで月間にすると、
それなりの結果になります。

だから、こんな簡単な手法でも
FXでは十分結果が出るので、
変に手法にこだわらなくても大丈夫です。

 

FXは簡単な手法の方が勝ちやすい

私自身、
FX歴はもう10年以上になるのですが、
今まで多くの手法に
手を出してきて、
最後に行きついた場所は
先ほど紹介した
シンプルで簡単な手法でした。

 

そして、簡単な手法が
勝ちやすいと感じた理由に、

“再現性が高く、
安定したトレード回数がある”

というのが一番でした。

 

FXの場合、
フラクタル構造と言って
チャートは常に同じような
動きをしていきます。

 

ということは、
1つ自分の中で
勝ちパターンを作ったら
あとはひたすら
それを繰り返すだけで
資金が増えていきます。

 

その為、簡単な手法であるほど、
再現性が高くなり、
安定したトレードチャンスが
確保されていくのです。

これによって、
収益も安定していくので
簡単な手法が最強だとわかりました。

 

簡単な手法ってどんなの?

「簡単な手法が
勝ちやすいのはわかったけど
じゃあその手法ってどんなの?」

なんて思ったかもしれません。

 

そこで、その手法について
内容を教えてしまうと、

“トレンド中の押し目買い・戻り売り”

というものになります。

 

恐らく拍子抜けしたと思いますが、
私がアレコレと手法に手を出して
最後に辿り着いた手法がこれでした。

 

先ほど紹介したトレード内容も
ほとんどが流れに沿った戻り売りです。

 

FXでは”トレンドはフレンド(友達)”

なんてことがよく言われます。

 

私が実際に10年以上
FXをやってきて感じたのは
“本当にその通りだな”
ということでした。

やはりトレンドに沿った
トレードをしていると
勝率も高く、利益も伸ばしやすいです。

 

ただ、ブレイクを狙ったりすると
ダマシに会うことが多くなるので、
そこで押し目買いや
戻り売りをしていくわけです。

 

そうすることで、
反転上昇(下降)していく初動を
捉えることができるので、
勝率も高く、
利益も伸びやすくなるわけです。

 

しかも、先程もお伝えしたように、
このような簡単な手法だと、
日足、4時間足、1時間足、15分足など、
どの時間軸であっても
エントリーチャンスが生まれます。

 

その為、簡単な手法にすることで、
どの時間軸のトレードスタイルでも
トレードがすることができるのです。

 

そう考えると、
やはり簡単な手法というのは
最強だと私は思います。

実際に私のトレードも
90%以上がこのようなトレードですから。

 

簡単な手法の実践例を詳しく解説

上記では簡単な手法は
トレンド中の押し目買いや
戻り売りだとお伝えしました。

そこで、この手法を使った
トレード例の詳しい解説を
していこうと思います。

 

この記事の最初に
最近のトレードを紹介してますが、
詳しくは解説してなかったので。

それではいきます。

 

まず、私は下記チャートの
黄色マルで買いエントリーをして
水色マルで利食いをしました。

ドル円1時間足

 

この時に
トレードを狙っていた時の1時間足は
以下のようになっていました。

 

全体の流れを見ると
高値と安値を切り上げているので
上昇トレンドですよね。

よって狙うべきは買いになります。

 

こうなると、
「どこでエントリーをするか?」
という事になるのですが、
この時は下記チャート画像の
赤ライン辺りで狙っていました。

 

そして、狙っていた場所まで
レートが戻ってくるのを
待っていたところ、
最初に狙っていた場所まで
戻ってきました。

ここで反発するかを
確認していたら、
反発せずに抜けてしまいました。

ドル円5分足

 

そこで、次に狙っているラインまで
レートが戻ってくるのを
再度待っていたところ、
その位置まで落ちてきました。

ドル円15分足

 

ここですぐに入りたいところですが、
直近の流れを見ると
高値と安値を切り下げて
下落トレンドになっていますよね。

 

しかも、15分足レベルで見ると、
押し安値を下抜けているので、
短期の流れでは
下落トレンドへ転換した可能性もあります。

 

これだと、
いくら反発しそうな場所に来ても
買いたい人からすれば、

「短期で下落トレンドになってるから
今は買いたくないな」

「一旦様子見をしよう」

となって、買いが入って来ません。

 

更に、逆張りで売っている人達も

「お、短期下落トレンドになった」
「ここから下がる可能性があるから
まだ利食いをせずに様子見をしよう」

という心理になっているので、
利食いの決済も出てきません。

 

ということは、
ここから反発する可能性が
そこまで高くないので、
私も一旦様子見をしました。

 

そして、しばらく様子見をしていると、
以下のような動きになりました。

 

赤ラインで反発してきましたね。

このラインは
どうやら意識されているようです。

こうなってくると、
買いを狙いやすくなるのですが、
まだ短期では下落トレンドなので
もう少しローソク足の動きを
細かく見たいところです。

 

ということで、
今度は5分足を見てみましょう。

ドル円5分足

 

5分足で見ると、
赤ラインで反発はしているのですが、
まだ短期で下落トレンドなので、
ここから戻り売りが入りそうです。

その為、もう少し様子見で
ローソク足を進めてみましょう。

 

やっぱりちょっと下がってきましたね。

この感じだと、ここから下がって
赤ラインを下抜ける動きになっても
おかしくない感じです。

 

では、次のローソク足の動きを見てみましょう。

 

お、下がらずに陽線が出ましたね。

でもまだここから
下がる可能性があるので、
もう1本、ローソク足を進めてみましょう。

 

あれ?もう1本陽線が出ましたね。

もしかしたら下がらずに
ここから上がっていくのでしょうか?

更にもう1本、ローソク足を進めてみましょう。

 

また陽線が出ました。

これは明らかにおかしいですね。

だって短期下落トレンドなんだから、
下がって赤ラインを
下抜けてもいいはずですよね。

 

それなのに下がらずに
上がり出しているという事は
明らかに赤ラインがサポートラインとして
相場参加者に意識されている証拠です。

 

ということは、
買いの力が強い証拠なので、
この次のローソク足でエントリーです。

 

因みにこの時の損切り位置は
直近の安値を割った場所で-15pipsです。

 

なぜなら、直近の安値を下抜けると、
ダブルトップを作るので、
売りが優勢となって
赤ラインを一気に下抜ける可能性があるからです。

 

もし、損切り後に赤ラインを抜けずに
そこで反発するような動きを見せたら
また入り直せばいいだけです。

 

次に利食いですが、
15分足で目立った高値の場所があるので、
そこに利食いを設定して+50pipsです。

ドル円15分足

 

これであれば、
リスクリワードが1:3以上なので
申し分ないですよね。

ではその後の動きを見てみましょう。

 

なんとか運よく利食い出来ました。

途中でもみ合ったので、
けっこう嫌な感じでしたが
なんとか耐えて上がってくれました。

 

後から見れば、
ここまで無理に伸ばさずに
+30~+40pipsで
さっさと利食いした方が
良かったかもしれません。

含み益を持ち続けるというのも
けっこうストレスですからね。

 

とはいえ、振り返って見ると
いたって普通の押し目買いですよね。

FXの勝ち方はたったこれだけです。

簡単な手法でも
丁寧にチャートを見ていけば、
普通に通用します。

 

もし、その他のトレードの
詳しい解説を見たい場合は、
以下で他のトレードも見れるので、
よければ読んでみてください。
大衆心理を使った実践トレード

 

簡単な手法なら実は何でもいい

上記では簡単な手法といえば、

“トレンド中の押し目買いや戻り売り”

みたいな伝え方をしましたが、
ぶっちゃけた話、
簡単な手法であれば何でもいいです。

 

・急落後の逆張り
・ブレイク
・指標狙いのトレード
・時間の動きを狙ったトレード

など、手法自体は無限にあるので、
シンプルで自分に合っているなら
本当に何でもいいです。

 

ただ、最初に手を出すなら、
やはりトレンドに沿った
押し目買いや戻り売りがオススメです。

これが一番シンプルで
わかりやすいですから。

関連記事:FXが戻り売り、押し目買いの単純な手法でも十分結果が出る理由

 

簡単な手法だとリスク管理もしやすい

簡単な手法のもう1つの良い点として、

「リスク管理がしやすい」

というのがあります。

 

例えば、先ほど紹介した、
トレンド中の押し目買いや
戻りをする場合、
損切り位置が明確になります。

仮に下記チャート画像の
黄色マルで押し目買いをしたとします。

 

この場合、損切り位置は
赤ラインを下抜けた場所です。

 

なぜなら、赤ラインは
レジサポ転換が起こった場所で
この位置で一旦反発しているからです。

ということは、
ここで買った人達がいる証拠です。

 

その買った人達は
赤ラインを下抜けてしまうと
含み損になるので、
損失を抑える為に
赤ラインの下で損切りをしてきます。

そうなると、
買いの決済=売りとなるので、
損切りが下落の力に変わります。

 

だから、赤ラインを下抜けたら
同じく損切りをしないと
大損する可能性が高くなるのです。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

赤ラインを下抜けたら
大きく下がっていきましたね。

これは買っている人達の
損切りが出た証拠です。

 

このような感じで、
簡単な手法を使うと
損切り位置が明確になります。

これによって、損切りの値幅も
ある程度一定の幅に収まるので、
リスク管理がしやすくなります。

関連記事:大衆心理を使って損切り位置を見つける方法とは?

 

簡単な手法で私が勝率を上げている方法

FXはシンプルな手法でも
十分安定した結果を出せます。

ただそうは言っても、
やみくもにトレードをしても
勝率はそこまで良くありません。

 

そこで、簡単な手法でも
勝率を上げる為に私がしている事が
主に2つあります。

 

大衆心理を考える

まず1つ目が大衆心理を考える事です。

これはチャートから、
買いたい人や売りたい人などの
心理を読み解くテクニックです。

 

先ほどのトレード解説でも、
「買いたい人」や「売っている人」
などの言葉が出てきていますが、
それが大衆心理にあたります。

 

そもそもFXのチャートというのは
トレードをしている人間によって
作り出されています。

ということは、
トレードをしている人達の心理を
チャートから考えて読み取る事ができれば、
次にどう動きやすいのかを予測できます。

 

このテクニックを習得すれば、
簡単な手法であっても
勝率を上げることができるのです。

だから、もし勝率を上げたいなら
大衆心理のテクニックを
習得する事をオススメします。

 

大衆心理について
学んでみたい場合は、
まずは以下の記事から読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

我慢する

次に勝率を上げる方法として
役立っているのが、
我慢することです(笑)

 

「気合とか根性論かよ」

って思ったかもしれませんが
FXで安定した結果を出し続けるには
我慢が絶対に必要であり重要です。

 

FXで勝率が悪くて負けている人って、
実は勝てる力は持っている事が多いです。

でも、我慢できずに
余計なトレードをしているから
負けているだけったりします。

 

あなたも経験ありません?

「あそこで我慢していれば
負けずに済んだのに・・・」

っていう経験が。

 

私はめちゃくちゃありました。

我慢できずにトレードをして
損切りになって切れて、
また我慢出ずにトレードをして
損切りになって・・・

こんな事をひたすら繰り返して
お金を溶かしまくっていました。

 

だから、自分のポイントに来るまで
しっかり我慢をするだけでも
余計なトレードが減って、
勝率がかなりアップします。

 

複雑な手法だとなぜ良くないのか?

FXは簡単な手法でも
十分結果は出すことができます。

逆に複雑な手法だと
結果が出にくくなることが多いです。

 

では、なぜ複雑な手法だと
そのようなことが起きるのでしょうか?

 

それは手法が複雑になるほど、
再現性が低くなって
トレードチャンスが減るからです。

 

例えば、自分が使う手法に、

・RSIが20以下
・MACDが30以下
・ストキャスティクスが20以下
・ボリンジャーバンド3σタッチ

といったように、
テクニカル指標を
いくつも加えたとしましょう。

 

一見、これをやると、

「ピンポイントで
エントリーを絞り込めて
高勝率になりそう」

なんて考えると思います。

 

しかし、このように、
フィルターを増やしてしまうと
条件に当てはまる場面が
なかなか来なくなって
エントリー回数が激減します。

それでいて、
FXで勝率100%というのは
基本的にはあり得ないので
勝てるとは限らないのです。

 

過剰最適化が起きてしまう

更に、手法を複雑にすると、
過剰最適化が起きやすくなります。

 

FXで使う手法は基本的に
過去チャートの動きに合わせて
作っていきます。

その為、
過去の値動きにぴったり合わせる為に
多くのテクニカル指標を追加すると、
手法が過剰に最適化されます。

 

FXのチャートというのは、
過去と同じような動きをしますが、
完璧に同じ動きをするわけではありません。

 

ということは、
過去の動きにぴったり合わせて
過剰最適化された手法を使っても
それは通用しないのです。

 

実際に昔の私も、
テクニカル指標を色々使って
“過去5年間だと勝率95%”
という手法を作りました。

 

これが出来上がった時に、

「おー!すげー!」
「これですぐに億トレーダーだな」

なんてニヤニヤしていたのですが、
いざ使ってみると勝率が20%ぐらいで
資金が右肩下がりに減っていきました。

 

手法を複雑にしてしまうと
このようなことが起こりやすいので
複雑な手法はあまり良くないのです。

関連記事:FXはテクニカル指標を多く使えば勝てるとは限らない理由

 

あえて複雑な手法を試すのもアリ

ここまで、
FXで安定した結果を出すには
簡単な手法が良いとお伝えしました。

 

この考え自体は私の中では
揺るがない事実なのですが、
あえて複雑な手法を試してみるのも
1つの手だとは思います。

 

なぜなら、
いくら簡単な手法が良いと言われても
やっぱり自分で色々経験してみないと
本当にそうなのか納得ができないからです。

ですから、もちろん、
簡単な手法作りに専念した方が
早く結果は出ますが、
あえて複雑な手法を
試してみるのもいいでしょう。

 

昔の私もなんだかんだ言って、

・MA(移動平均線)
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド
・RSI

といったように、
色んなテクニカル指標を
アレコレといじくり回してました。

 

その時のチャートも
以下のような感じでした。

 

今思えば、

「こんなぐちゃぐちゃなチャートで
一体なにを見ているの?」

って感じですよね(笑)

 

でも、こんなのを
ひたすらいじくり回して
全然ダメだったからこそ、

「複雑な手法じゃダメだ」

とわかったわけですから。

 

それで1個ずつ
テクニカル指標を外していき
検証をしていくことで、
段々と結果がでるようになり、

「あ、簡単な手法の方が
安定した結果が出るんだな」

と初めてわかりましたから。

 

だから、簡単な手法でも
結果が出ることに納得がいかないなら
あえて複雑な手法にして
色々試してみるのも良いと思います。

ただし、遠回りする確率が
高くなることは
頭に入れておいてください。

 

これのせいで私は
FXで安定した結果を出すまでに
5年以上かかりましたから(笑)

 

簡単な手法であっても検証は必要

上記では、簡単な手法であっても、
FXでは十分結果を出せることを
解説してきました。

 

しかし、簡単な手法とはいえ、
徹底した検証は必要です。

なぜなら、簡単な手法でも、
エントリーポイントや
決済ポイントなど、
人によって微妙に変わってくるからです。

 

そして、その微妙な違いだけでも、

・エントリー後に逆行しやすくなる
・損切り後に思っていた方向へ動く

といったことが起きやすくなります。

 

また、トレード技術や経験値によって、
同じ手法を使ったとしても、
プラスにできる人と
そうでない人が出てきます。

 

その為、簡単な手法であっても、
徹底的に検証をして、

・自分のトレード技術
・経験値
・性格
・生活環境

という部分に合わせて、
自分に適した手法へ
作り込む必要があります。

 

もちろん、私自身、
こんな簡単な手法でも、
徹底的に検証をしました。

軽く3,000トレード分は
データを取ってますから。

 

そして、この大量のデータから、

・自分に合った利食い幅や損切り幅
・自分が得意な時間帯
・自分が得意な曜日 etc

といったことを分析して、
完全に自分にマッチした手法へ
作り込んであります。

 

もし、簡単な手法で
検証をする際に取るデータ項目について、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

もしくは、
手法を作る際の検証方法について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

自分に合った勝率の良い手法を作るには?

ここまで簡単な手法が有効な理由について
色々とお伝えしてきましたが、
だからといって、
無理に簡単な手法へ
変更する必要はありません。

今使っている手法があるなら、
それを使って、
勝率を上げていけば十分です。

 

でも、

「今使っている手法の勝率って
どうやって上げればいいの?」

なんて思いますよね。

 

勝率を上げる一番の方法としては
トレード記録を見返すことです。

 

「なんだよ!そんな事かよ!」

って思ったかもしれませんが、
トレード記録の見返しを
あなどってはいけません。

トレード記録には、
自分のトレードの癖が詰まっています。

 

トレード記録を見返すことで、

・このパターンは負けやすい
・このパターンは勝ちやすい

といった部分が見えてきます。

 

しかも、勝ってるトレードって
見返してみるとわかるのですが、
意外と簡単な場所で
トレードをしている事が多いです。

 

更には、
負けトレードを振り返ることで、

「なんでこんなトレードしてるの!?」
「余計なトレード多くない?」

みたいな事にも気付きます。

 

こういう事を知って、

・負けパターンではエントリーをしない
・勝ちパターンだけでエントリーをする
・自分のポイントに来るまで我慢する

といった対策を立てるだけでも
勝率を上げることができます。

 

もし、今現在のトレードで
勝率が悪いのであれば、
トレード記録を見返すだけでも
大分変わると思います。

関連記事:FXで勝てるようになる為のトレード日記の書き方と分析方法

 

勝率はほどほどでいい

FXをやっていると、
つい高勝率を目指しちゃいますよね。

でも私の経験からすると、
勝率はほどほどが一番だったりします。

 

例えば、勝率80%など、
高勝率を求めてしまうと、
ちょっと連敗しただけで、

「この手法はダメだ」

なんて諦めてしまいます。

 

そして新しい手法を探して
また試して連敗したら、

「これもダメだ」

ってまた新しい手法を探して・・・

 

こんな事を永遠と繰り返して
いつまで経っても勝てないまま
時間とお金を浪費していきます。

私もこれにハマって
かなりの時間とお金を失いました。

 

だから、
無理に高勝率は求めない方がいいです。

それに勝率というのは
1つの手法を実践で使いながら
磨き上げていくことで上がってきます。

最初から高勝率というのは
ほぼないと思った方がいいです。

 

そもそもFXをやる本来の目的は
お金を増やすことですよね。

勝率が高いトレードを
する事ではないですよね。

 

それであれば、
無理に高勝率を求めるのではなく、
トータルでプラスへする事を
追求していった方が
よっぽど早く勝てるようになります。

関連記事:“高勝率な手法=FXで稼げる”という事ではない

 

まとめ

今回は、簡単な手法でも
結果を出せる理由について
色々とお伝えしてきました。

 

FXで結果が出ずに、
FX歴だけが長くなってしまうと、

「何か手法に秘密があるのでは?」

なんて思ってしまい、
手法を複雑にしがちですが、
簡単な手法の方が
実は結果が出やすかったりします。

 

ですから、
もしFXで結果が出ずに悩んでいるなら、
一度全ての考えをリセットして、

・トレンド中の押し目買いや戻り売り
・トレンド転換

といったような、
簡単な手法を検証してみると、

「単純な手法でも結果は出るんだな」

と実感が沸いてくると思います。

 

もし、今回見せた、私のトレードの
細かいエントリー方法について
もう少し知りたい場合は、
以下の記事が参考になると思います。
(もちろん、全てではないですが)
デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法!

 

 


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「FX歴が長いけど勝てない」
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