FXスキャルピングをするとなると、
FX業者の影響が大きくなってきます。

 

特にFXの場合、
国内FX業者と海外FX業者が使えて、
どちらも一長一短です。

その為、国内海外では、
どっちがスキャルピングに対して
適しているのか迷いますよね。

 

そこで今回は、国内と海外FXでは、
どちらがスキャルピングに良いのか

・スプレッド
・レバレッジ
・資金
・約定力

といった点から
チェックをしてみました。

 

スプレッド

まず、スキャルピングで
もっとも重要な要素と言えば、
スプレッドになります。

特に2~3pipsを抜くような
超短期スキャルの場合は、
スプレッドが広いと
その分、トレードが不利になります。

 

その為、もし、
5pips以内の利食いをするような
超短期のスキャルピングであれば、
国内のFX業者を使った方が良いでしょう。

 

なぜなら、国内のFX業者の場合、

・ドル円:0.3pips~
・ユーロドル:0.3pips~
・ユーロ円:0.5pips~
・ポンドドル:1.0pips~
・ポンド円:1.1pips~

といったように、
スプレッドがとにかく狭いので、
スキャルピングに適しているからです。

 

一方で、海外FX業者の場合だと、

・ドル円:1.2pips~
・ユーロドル:1.2pips~
・ユーロ円:1.5pips~
・ポンドドル:2.0pips~
・ポンド円:2.5pips~

といったように、
スプレッドが広いので、
数pipsを取るようなスキャルピングだと
かなりキツイです。

 

海外FXにスプレッドがゼロになる口座が存在する

超短期のスキャルピングをするなら、
国内のFX業者を使った方が有利です。

ただ、海外のFX業者では、
最小スプレッドがゼロになる
口座タイプが存在します。

 

そして、この口座タイプの
平均的なスプレッドとしては、

・ドル円:0.1pips~
・ユーロドル:0.1pips~
・ユーロ円:0.3pips~
・ポンドドル:0.1pips~
・ポンド円:0.9pips~

といったように、
一気にスプレッドが狭くなります。

 

しかし、この口座タイプの場合、
手数料が必要になるので、
実質のスプレッドとしては、

・ドル円:0.9pips~
・ユーロドル:0.9pips~
・ユーロ円:1.1pips~
・ポンドドル:0.9pips~
・ポンド円:1.8pips~

という感じになるので、
スキャルピングをできない事はないですが、
国内のFX業者と比べると、
やはり見劣りするのが実情です。

関連記事:海外FX業者のスプレッドを比較!ベストな業者はどこ?

 

レバレッジ

FXのスキャルピングの場合、
数pipsを何度も取るスタイルが主流なので、
レバレッジを上げて
トレードをする必要があります。

こうなってくると、
圧倒的に海外FXの方が有利になります。

 

なぜなら、2019年現在では、

・国内FX業者:レバレッジ25倍
・海外FX業者:レバレッジ500倍以上

といったように、
レバレッジに大きな差があるからです。

 

その為、資金効率を上げて
スキャルピングをしたいなら、
海外FXを使う方が良いでしょう。

 

しかし、海外FXの場合、
レバレッジが高すぎるので、

「危険なんじゃないの?」

なんて感じるかもしれません。

 

確かにレバレッジが高いと、
過剰なレバレッジで
トレードができるので、
危険と言えば危険です。

ただ、そうはいっても、
実際はハイレバレッジが
危険なのではなく、
過剰にレバレッジをかけて
トレードをする”人”が危険なのです。

 

その為、本来ハイレバレッジは
資金効率を良くしてくれる上に、
拘束資金が少なく済むので
実は安全だったりします。

この事について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
海外FXのレバレッジが意味する本当のメリットとは?

 

トレード資金

これは上記でお伝えした
レバレッジに関係してくるのですが、
資金が少ないような場合は、
海外FXの方が有利です。

 

海外FXでは、
レバレッジが500倍以上が主流で、
必要証拠金が少なく済むので、
自己資金が少ない状態からでも
稼ぐことができます。

 

例えば、
レバレッジ500倍の海外FX業者で
トレードをする場合、
仮にドル円が110円だとすると、
1万通貨のトレードに必要な証拠金は、

・国内FX業者:44,000円
・海外FX業者:2,200円

という感じで、
海外FXの方が圧倒的に
証拠金が少なく済みます。

 

スキャルピングの場合、
大ロットでトレードをしないと
利益額が少ないので、
資金効率が悪くなります。

その為、トレード資金が
数百万以上あるなら、
国内FX業者でも問題ないですが、
数万~数十万程度なら、
海外FX業者の方が資金効率は良くなります。

 

また、海外FXの場合、

・口座開設ボーナス
・入金ボーナス

といったボーナスもあるので、
資金が少ない場合は、
これらが大きく役立ってくれます。

 

もし、海外FXのボーナスについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
海外FX業者で無料ボーナスがもらえる業者を教えます!

海外FXで100%入金ボーナスがある5つのFX業者とは?

 

約定力

スキャルピングをするなら、
約定力が高くないと厳しいです。

注文をして少しでも約定が遅れると、
それだけで数pips不利に約定してしまい、
スキャルピングには大ダメージとなります。

 

ただ、約定力に関しては、
正直なところ国内も海外も
あまり変わりません。

 

実際に使ってみるとわかるのですが、
約定スピードとしては、
国内FXの方が速く感じます。

しかし、国内FXの場合、
けっこう約定がスベリます。

だから、約定スピードが速くても
意外に不利なレートで約定します。

 

一方で、海外FXの場合、
約定スピードとしては、
国内FXにはほんの少し劣ります。

ただその分、
スベリはあまり起きないので、
狙ったレートでほとんど約定します。

 

その為、トータルで見ると、
結局、どっちも同じような感じになるので、
約定力に関しては、
基本的に差がないと考えて良いでしょう。

関連記事:海外FXのスリッページはひどい!?約定力はどうなの?

 

結局スキャルピングはどっちが良いのか?

上記では、

・スプレッド
・レバレッジ
・資金
・約定力

といった点を比較してきましたが、
結局どっちがスキャルピングに向くかは
その人のトレードスタイルと資金次第です。

 

上記で比較した結果から考えた場合、
私個人の感覚からすると、

資金が百万以上あって、
数pipsの利益を狙う
超短期スキャルピングの場合は、
国内FXを使うのが良いでしょう。

 

逆に、資金が数万~数十万程度で、
10pipsぐらいの利益を狙う
スキャルピングであれば、
海外FXを使うのが良いと思います。

 

まとめ

今回は、FXでスキャルピングをする上で
国内FXと海外FXでは、
どっちが良いのかを考えてきました。

ぶっちゃけた話、
どっちも一長一短があるので、
何を重要視するかで、
どっちを使うべきかは変わります。

 

その為、
自分のスキャルピングスタイルや
資金に応じて使うFX業者を
決めるのがいいでしょう。

 

ただ、海外のFX業者を使う場合、

・レバレッジ
・スプレッド
・約定力
・ボーナス

といった部分が、
業者によって変わってくるので、
使うFX業者によっても
スキャルピングへの影響度が違います。

 

その為、海外FXを使う場合は、
業者の使い勝手を見極めてから
使うのがいいでしょう。

もし、使いやすい海外のFX業者を
知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
オススメの海外FX業者!ハイレバレッジで使いやすい業者5選!

 

 

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