FXで年間の利益がプラスになると、
確定申告をして
税金を払う必要があります。

 

でも、

「その税金っていつ払うの?」

なんて思ったりしません?

 

この辺りを理解しておかないと、
来年に税金を支払う前に、
“FXで資金を飛ばしてしまった”
なんてことになったら、
とんでもない事になりますからね。

 

そこで今回は、
FXで税金はいつ払うのかについて
お伝えしていきます。

 

FXの税金はいつ払うの?

まず、FXで年間の利益が
プラスになった場合、
税金を支払う必要があるのですが、
この支払う税金には、

・所得税
・住民税

といった2種類が存在します。

 

*副業をする会社員の場合は、
年間の利益が20万円を超えたら
確定申告が必要になります。

その為、20万未満であれば、
確定申告の必要はありません。

 

所得税

確定申告の時期というのが、
毎年2月の2週目ぐらいから、
3月の2週目ぐらいまでになります。
(詳しい日にちはその年によって違う)

 

そして、所得税の支払い期限は、
基本的に確定申告の最終日までです。

 

しかも、所得税に関しては、
納税通知書などは来ないので、
自分から支払いに行く必要があります。

その為、”確定申告が終わったら一安心”
ということではなく、
すぐに所得税の支払いが必要になります。

 

しかし、所得税の場合、
支払い方法が複数あって、

・銀行引き落とし
・クレジットカード
・ネットバンク
・コンビニで現金支払い
・税務署で現金払い

といった方法があり、
支払い方法によって
期限が変わってきます。

 

そして、支払い期限としては、

・銀行引き落とし
4月下旬に自動引き落とし

・クレジットカード
支払い処理後約1ヶ月後に引き落とし
(カード会社による)

・ネットバンク
確定申告の最終日まで

・コンビニで現金支払い
確定申告の最終日まで

・税務署で現金払い
確定申告の最終日まで

といったようになっています。

 

上記の支払い期限を見ると、

・銀行引き落とし
・クレジットカード

これらの支払い方法が一番遅いので、
確定申告時に現金がない場合は、
この内のどちらかを使うと良いでしょう。

 

因みに、クレジットカードを使えば、
税金分のポイントがもらえますが、
実はカード決済をする際に
決済代行業者を使うので手数料が掛かります。

 

しかも、その手数料というのが、

1円~10,000円:82円
10,001円~20,000円:164円
20,001円~30,000円:246円
30,001円~40,000円:328円
40,001円~50,000円:410円

といった感じで必要になり、
更に5万円を超える場合は、
1万円ごとに82円づつ加算されます

 

だから、支払金額によっては、
還元率が物凄く悪くなるので、
この手数料込みでも
もらえるポイントが多くなる場合は
クレジットカード払いがいいでしょう。

 

でも、これってせこいですよねー

だって、
決済の手続きなんて1回で済むし、
金額が高くなるからといって
処理方法が変わるわけでもないのに
納税額が多くなるほど
手数料が加算されるんですから。

 

この事が微妙に腹立たしいので、
私はいつも銀行振替にしています。

もし、支払方法について
更に詳しく知りたい場合は、
コチラから国税庁のHPで確認できます。

 

住民税

次に住民税に関してですが、
これは確定申告の内容を
税務署側でチェックしてから
金額が決まるようになっています。

よって、6月ぐらいに、
納税通知書が届くので、
それ以降に支払っていきます。

 

また、住民税の場合は、
一括納付も出来ますが、
分割で支払うこともできます。

その為、住民税の支払いまでに
FXで資金を失わないように
注意してトレードをしましょう。

 

もし、FXの税金区分や税率について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXの税金区分ってどうなっているの?税率は?

 

サラリーマンはいつ税金を支払う?

FXをしている人の中には
サラリーマンをしている人もいます。

むしろ、サラリーマンをしながら
トレードをしている人の方が
多いと思います。

 

そして、サラリーマンの場合も、
税金の支払い期限は同じです。

所得税は確定申告期間内が基本で、
住民税も6月以降の支払いになります。

 

しかし、サラリーマンの場合、
所得税と住民税は、
“会社の給料から引かれている”
という人がほとんどだと思います。

 

その為、FXの税金分も、
給料から引かれることになり、

「会社にFXがばれるのでは?」

なんて心配になると思います。

 

このような場合は、
確定申告書を作成時に
自分で税金を支払うようにすれば
会社にFXをばれることはありません。

 

しかも、所得税に関しては、
支払期限はクレジットカードや
引き落としを選ばない限り、
確定申告の最終日が期限になります。

その為、何をどうやっても
自分で支払う必要があるので、
ここで会社にばれる事はありません。

 

その代わり、住民税に関しては、
自分で払う事を選ばないと、
会社に通知が行ってしまいます。

 

そして、
会社で住民税を計算している時に

「なんでこの社員だけ
こんなに住民税が高いんだ?」

「さては副業か何かをやってるな?」

なんて疑われて、
FXをやっている事が
ばれる可能性があります。

 

ですから、
もし会社にばれなくないなら、
住民税も必ず自分で払うようにしましょう。

 

もし、このことについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
サラリーマンが海外FXで副業をしてばれないようにするには?

上記の記事は海外FXの事ですが、
税金の支払いに関しては、
国内のFX業者を使った際も同じです。

 

まとめ

今回は、

FXで稼いだ際に払う税金は
いつ払うべきなのか?

ということについて
お伝えしてきました。

 

FXで支払う税金の場合、

・所得税
・住民税

といった2つの税金の支払いが
必要になるのですが、
それぞれで支払い期限が変わります。

 

特に住民税の場合、
来年の6月以降に徴収されるので、
それまでにFXの資金を失わないように
注意しながらトレードをしていきましょう。

もし、FXで資金を失ったとしても、
税金だけは必ず払う必要があり、
免除などは一切ありません。

 

払わずに放置しておくと、
どんどん延滞税が増えていき、
恐ろしい税金額になるので、
本当に気を付けた方がいいです。

最悪、脱税になって、
逮捕になることもありますからね。

関連記事:FXの税金を払わないとどうなる?無申告や未払いの危険性とは?

 

ですから、利益になった年は、
FXの資金から税金分を下ろして、
残りの資金で来年のトレードを
するようにした方がいいです。

利益が出たからといって、
遊びに使い過ぎたりすると、
後々、地獄を見ることになりますから。

 

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