海外FXを利用して、
年間でプラスの利益が出た場合、
確定申告が必要になります。

副業をする会社員は
20万を超えたら、
確定申告が必要になります。

 

しかも、海外FXで利益を出すと、
税金の種類が雑所得になるので、
稼げば稼ぐほど税率が上がっていきます。

 

因みに、海外FXの税金は、
以下のようになっています。
(住民税込みの税率です)

稼いだ利益額税率
 195万以下15%
 196~330万20%
331~695万30%
696~900万33%
901~1800万43%
1801万~50%

 

年間の純利益が331万を超えると、
国内のFX業者よりも税率が高くなります。

そこで節税をする為にも、
経費にできるものは
どんどん経費算入をした方が良いです。

 

ただ、経費算入をするにしても、

「どこまで経費にしていいの?」

って思いますよね。

 

そこで今回は、
海外FXの利益を確定申告時に
どこまで経費にしてもいいのかを
私の経験からお伝えしていきます。

 

経費に入れてもいいものは?

では早速、海外FXで利益を
確定申告する際の
経費に入れても良いものについて
お伝えしていきます。

 

パソコンやその他の周辺機器

FXでトレードをする場合、
MT4やFX業者の注文ツールなど
色んなソフトをパソコンで使いますよね。

いわゆるパソコンは商売道具です。

 

だから、もし、利益を出した年に、
パソコンを購入した場合は、
それは経費に入れることができます。

 

また、パソコンでなくても、

・マウス
・キーボード
・モニター
・モニターアーム
・タブレット
・PCデスク
・椅子
・メモリ
・ハードディスク
・SSD etc

といった、パソコンの周辺機器も、
経費にいれることができます。

 

ただし、FXに関係ない場合は、
経費に入れることができないので、
ゲームをする為に
キーボードやモニターを買った場合は、
対象外になります。

 

FX商材

FXをやっている人であれば、
必ずと言っていいほど、
商材は買うと思います。

これもFXで結果を出す為に
使ったお金なので、
経費として入れることができます。

 

ただし、
経費に入れて良いのは今年分だけです。

去年や数年前のものは
いくら確定申告で申請していなくても、
経費に入れることはできないので
そこはしっかり覚えておきましょう。

 

〇〇塾や個別コンサル料

FXでなかなか結果が出ないと、
高額な塾や個別コンサルなどを
受けることがありますよね。

これらもFXに関する出費なので、
経費に入れることができます。

 

高額塾やコンサルを受けた場合は、
費用が30万を超えることは普通なので、
忘れずに経費に入れましょう。

これは結構大きな節税になりますので。

 

FXに関する書籍

FX関係の本に関しても、
もちろん経費に入れてOKです。

 

FXの本も意外に高いですからね。

特にパンローリングの本なんて、
普通に3~4,000円することもあるので、
FX関係の本を買った際も、
忘れずに経費に入れましょう。

塵も積もれば山となるですからね。

 

ただ、本の場合、
私の経験上では、
そこまでFXの勉強には
役立たないので、
たくさん読む必要はないです。

1~2冊ぐらい読めば十分です。

関連記事:FXの勉強を本でするよりも検証の方が100倍効果的な理由

 

FXセミナーの参加費用

FX初心者の頃など、
FXの勉強をする為に
セミナーに参加することもあるでしょう。

 

このセミナーの参加費用も、
FXを勉強するためのものなので、
経費に入れてOKです。

 

トレードの取引手数料

これは意外に見落としがちなのですが、
海外のFX業者を使うと、
スプレッドがゼロになる口座があります。

ただ、この口座を使うと、
手数料が取られるのですが、
この手数料も経費に入れることができます。

 

だから、もし、手数料が掛かる口座で
トレードをしている場合は、
この手数料も経費に入れましょう。

 

因みに、海外のFX業者の
損益計算表を出す場合、
基本的に手数料込で
損益が計算されていると思います。

でも、手数料が別の場合もあるので、
そこは一度確認した方が良いでしょう。

 

以上が、確定申告時に、
経費算入してもいいものになります。

この辺りは確実に経費に入れて良いので、
忘れずに算入するようにしましょう。

 

経費に入れても良いけど注意が必要なものは?

確定申告時に経費算入してもいいものは、
FXに関係するものであれば、
基本的にどれでもOKです。

しかし、経費に入れてもいいけど、
注意が必要なものもあります。

 

インターネット代金

FXをする上で、
ネット環境は必須ですよね。

だから、インターネット代金は、
基本的に経費に入れてもOKです。

 

ただし、FXに使う割合が1割で
FX以外に使う割合が9割なら
1割分しか経費に入れることができません。

その為、この割合に関しても、
ちゃんと計算するようにしましょう。

 

電気代

実は電気代も経費に入れることができます。

FXをする上で電機は欠かせないですからね。

 

しかも、EA何かを使う時は
24時間パソコンの電源を
付けっぱなしにすることもあります。

そうなると、
電気代も跳ね上がるので
こういう場合も経費に入れることができます。

 

ただし、電気代に関しても、
FXで使う割合だけを
経費に入れるようにしましょう。

特に電機はFXだけでなく、
普段の生活でも使うものなので、
全てを経費にするのは無理がありますから。

 

勉強会などで遠出をする場合の費用

トレード仲間でオフ会をしたり、
勉強会などで遠出をする場合、

・新幹線などの交通費
・宿泊費

といった費用が掛かることがあります。

 

これもFX関係なので、
経費算入できそうですが、
かなりグレーな部分になります。

例えば、滞在時間に対して、
FXの勉強会やセミナーが
たったの1時間しかない場合などは
恐らく経費算入は無理でしょう。

 

この辺りはかなり微妙な部分なので、
旅費を経費に入れたいなら、
税理士さんに聞くのが一番です。

因みに私の場合は、
変に脱税はしたくないので、
このようなグレーなものに関しては
経費に入れません。

 

家賃

家賃も一応、経費に算入できます。

もちろん、個人投資家であってもです。

 

ただし、家賃の場合も、
FXで使っている面積だけ
経費にできるので、
全体の面積から
使っている部分の面積を割り出して、
その分の家賃だけになります。

 

これも面積の計算など、
基準があいまいな部分があるので、
家賃を経費に入れたい場合は
税理士さんに聞いた方がいいでしょう。

 

スマホ代金

スマホでもトレードをしたり、
チャートを確認することができますよね。

だから、スマホ代に関しても、
経費に入れることができます。

 

しかし、スマホの場合、

・通話
・メール
・ゲーム
・SNS

といったように、
色んな用途があるので、
これもFXに使う割合を計算して
経費を割り出す必要があります。

 

特に、法人でない限り、
通話などはFXに関係ないので、
経費に入れるとしても
通信費の一部でしょう。

 

以上が、経費に入れても良いけど、
注意が必要なものになります。

 

ふるさと納税は節税になる?

因みに、節税の方法の中に
ふるさと納税がありますが、
あれって実は
節税にはなりません。

 

あれは単なる、
所得税と住民税の前払いです

 

ただし、
単に税金として持っていかれるよりも
自分の好きな地域に寄付をして
お礼を貰った方がお得感がありますよね。

その為、自己負担の2,000円を払って
返礼品を楽しめるというのが
ふるさと納税のメリットなわけです。

 

しかも、ふるさと納税は
楽天市場から寄付できるので
楽天カードを持っているような場合は
ポイントも貯まるのでお得です。

 

ということで、
ふるさと納税は節税ではなく、
税金の前払いということになるので
この点は覚えておきましょう。

 

まとめ

今回は、海外FXで利益が出た際に
経費に入れてもいいものについて、
お伝えしてきました。

 

基本的には、
FXに関係するものであれば、
ほとんどを経費算入できます。

ただし、家賃や旅費などは、
グレーな部分もあるので、
そのようなものを経費に入れたい場合は、
税理士さんに相談するのがベストです。

 

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詳しく知りたい場合はコチラ

 

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