FX初心者はトレードのロット数をどうやって決めれば良いの？

FX初心者の場合、
トレードに対するロット数は、
どうやって決めればいいのか、
悩むところですよね。

FX初心者＝1,000通貨単位の、
低ロットでトレードをするべき！

というイメージがあるのですが、
全てのFX初心者がそうすべきか？
と言われれば、実はそうでもありません。

FX初心者にも
低ロットでエントリーする時期と、
そこまでロット数を低くせずに、
エントリーする時期に分かれます。

そこで今回は、FX初心者は、
どうやってロット数を決めればいいのか？
ということを書いていこうと思います。

この記事を読むことで、
FX初心者でも
適正なロットでトレードができ、
経験値を効率的に
積む事ができるようになるので、
最後までしっかり読んでくださいね！

FX初心者にも3つの段階がある

これはあくまで
私の経験上の感覚なのですが、
FX初心者にも3つのレベルがあります。

・注文方法すらわからない完全なFX初心者
・ある程度知識が付いたFX初心者
・優位性のある手法を持ったFX初心者

大体この3つに分けられて、
各段階でトレードのロット数も変わります。

注文方法すらわからない完全なFX初心者

FX初心者でも注文方法すらわからない、
完全な初心者の場合は、
ロット数がうんぬんと言う前に、
リアルでトレードをしてはいけません。

なぜなら、
相場の動きに慣れていない状態で
トレードをすると、
値動きに翻弄されたり、
決済方法がわからなかったりすることで、
思わぬ損失を受ける可能性があるからです。

その為、完全なFX初心者の場合、
まずはFXに慣れる意味も含めて、
デモトレードで、

・エントリーや決済方法
・どのくらいのロット数で、
どのくらいの損益になるのか？

という事を把握していきましょう。

因みにデモトレードでのロット数は、
最低枚数と最高枚数両方を試してみましょう。

これによって、

“実際にこのロット数でエントリーすると、
どのくらいの損益になるのか？”

というのを実感できるので。

例えば、
デモ口座の資金が500万だったとしたら、
最低ロット数の1万通貨、
最高ロット数の100万通貨ぐらいで
エントリーしてみるという感じです。

ある程度知識が付いたFX初心者

チャートの見方など、
FXについてある程度覚えたFX初心者で、
自分のエントリー手法ができている場合は、
1,000通貨単位のロット数が良いでしょう。

この最低ロット数で
リアルトレードをすることで、

・自分が作った手法が実際に通用するか？
・本当に手法どおりエントリーできるのか？

というのを確認することができます。

また、1,000通貨の場合、
仮に-20pipsの損切りの損切りになっても、
たった200円の損失なので、
損切りも簡単にできます。

その為、この段階で、

“リスクを取る事はどんな感じなのか？”

といった事を少しずつ経験していきます。

ただ、実際にやってみればわかりますが、
たとえ200円の損失であっても、
連敗をしていくと悔しくなってきます。

こうなると、イライラして、
すぐ取り返そうとする行動をしたりするので、
このような事が仮に起きたとしても、
損失は最小限に抑えられるので、
最低のロット数でトレードをしていきましょう。

また、FX業者に資金を入金する時も、
5,000通貨ぐらいまでしか
エントリー出来ないような
少額の資金を入れるようにしましょう。

優位性のある手法を持ったFX初心者

1,000通貨でのトレードで、
実際のトレード感覚をつかんで、
更に検証をして優位性のある手法を
作り上げたFX初心者の場合は、
いつまでも低いロット数で
やる必要はありません。

この段階では、

FX初心者から脱出する段階に来ているので、
少しずつロット数を上げていくのもありです。

こちらの記事でも書いたのですが、
優位性のあるトレード手法を作って、
トレードが安定してきたら、
そこからは、

“いかにリスクを受け入れていくか？”

という段階になってきます。

これができるようになるかどうかで、
FXで稼げるかどうかが決まってきます。

ただし、
FX初心者を抜ける段階だからといって、
いきなりロット数を、
10枚とかでやるのは自殺行為です。

いきなりこんなロット数でやったら、
連敗した時に精神が耐えられなくなって、

・ナンピン
・リベンジトレード
・ポジポジ病が発生

といった、FXで破産する要因となる、
悪い癖がつく可能性が非常に高くなります。

だから、1,000通貨単位で
リアルトレードをしていた場合は、
まずは1万通貨から始めていきましょう。

ロットを上げた後の
トレード方法としては、
1万通貨でエントリーを最低20回して、

・躊躇なくエントリーできた
・チキン利食いせずに済んだ
・連敗しても何も感じなかった

といった感じでいけたら、
ロットをもう1万通貨増やしてみる。

そして同じように再度、
最低20回のトレードをして、
同じ感覚で問題なくトレードができたら、
“ロットをもう1万通貨増やしてみる”
といったように、
徐々にロット数を増やしいくと
無理なく自分の精神的な許容値を
上げていくことができるでしょう。

そして、これを繰り返していると、
どこかのロット数で、

・エントリーに躊躇する
・チキン利食いをしてしまう
・損切りに物凄い苦痛を感じる

といった現象が出てくると思います。

こうなったら、そのロット数が
今の自分の精神的限界なので、
その苦痛を感じるロット数よりも、
1~2万通貨少ないロット数で
トレードをしていくのが良いでしょう。

そこでしばらくトレードをして、
精神的な苦痛を感じなくなってきたら、
またロット数を増やしていけば、
段々とリスク許容度も大きくなって、
それに伴って稼ぐ金額も増えていきます。

これを繰り返していく内に
自然とFX初心者から脱却していき、
常勝トレーダーとして自立していけるでしょう。

FX初心者はまずは検証から！

今回はFX初心者がトレードをする上での
ロット数の決め方についてお伝えしています。

しかし、当然のことながら、
FX初心者の内は、トレードをする事よりも、
検証を徹底的に行って、
自分のトレード手法を作る事が先決です。

これをやらないと、
FXで安定した結果を出す事は
ほぼ不可能になると思った方がいいです。

その為、自分の手法も定まっていない状態で、

「どれぐらいのロット数で
トレードしようかなー」

なんて思っていたとしたら、
まずは検証をして、
自分のトレードスタイルを確立すべきです。

もし、検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは？

トレードスタイルに迷うなら

もし、これからFXをするにあたって、

「どんなトレードスタイルでいこうかな？」

といったように迷っているなら、
1時間足以上のデイトレードが
個人的にオススメです。

なぜなら、
1時間足以上のデイトレードだと、

・全体の流れを読む力がつく
・反発しやすい場所がわかりやすい
・損小利大のトレードが癖づく

といったように、
FX初心者が覚えるべきことを
効率よく身につける事ができるからです。

また、1時間足以上になると、
値動きがゆっくりになることから、
ポジポジ病などに掛かるリスクも
減らすことができるので、
FX初心者には最適だと私は考えています。

因みに、私自身も、
FXで1,000万以上の損失を出してから、
4時間足のデイトレに変えたところ、
トレードが徐々に安定していき、
FXで結果を出すきっかけを掴めました。

その時の状況や、
1時間足以上のトレードの特徴を
更に詳しく書いた記事があるので、
良ければ参考にしてみてください。
⇒4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった！

資金ゼロ or とにかく低資金で始めたいなら

FX初心者の場合、
リアルトレードをするなら、
低ロットから始めるべきです。

ただ、低ロットで始めるにしても、
やはりある程度の資金は必要です。

しかし、リアルトレードを
資金ゼロ、もしくは物凄い少額から
できる方法があります。

それが、海外のFX業者を使うことです。

なぜなら、海外のFX業者は、
ハイレバレッジな上に、

・口座開設ボーナス
・入金ボーナス

といったボーナスが存在するので、
これらの仕組みによって、
資金ゼロや非常に少額から
リアルトレードができます。

もし、
海外のFX業者に興味が沸いた場合は、
私が実際に使ってみて
使いやすかった業者を厳選して
紹介しているので、
確認してみてください。
⇒オススメの海外FX業者！ハイレバレッジで使いやすい業者5選！

まとめ

今回はFX初心者に適正なロット数は？
という事で書いてきました。

FX初心者と聞くと、
すぐに”まずはデモトレードから”
と決め付けしまいがちですが、
段階によっては、
リアルでトレードをしていかないと、
いつまで経っても初心者から脱却できません。

私の周りにも、
勝てる力が身に付いてるのに、
いつまでたっても1000通貨などの、
低いロット数でトレードをしていて、
全然成長できない人がいます。

FXはリスクをとってナンボの世界なので、
リスクを受け入れる経験を積むのも大事です。

ただし、リアルトレードに移行するのは、
検証をしっかりやって、
優位性のあるトレード手法を、
作り上げてからにしましょう。

さもないと、私のように、
1,000万以上の大損をする事になりますからね。