4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

FX初心者や、
FX暦が長いけど勝てていない人は、

「1時間足以上のデイトレから
始めるのが良い」

と、このブログでは書いているのですが、
私がFXで安定した結果が出るようになったのも、
4時間足デイトレに変更してからでした。

 

それまでは、
1分足のスキャルピングをやっていて、
そのせいで1000万以上の大金を失いました。

そこで今回の記事では、

4時間足のデイトレが、
なぜ勝てるようになった
きっかけだったのか?

ということをお伝えしていきます。

 

もし、あなたが、
まだFXで勝てていないのなら、
勝てるきっかけを掴めるかもしれないので、
是非、最後までしっかり読んでくださいね。

 

値動きに翻弄されなくなった

4時間足のデイトレで一番良かったことは、
値動きがゆったりしているので、
翻弄されなくなったことです。

 

1分足のスキャルピングの場合、
とにかく上下に値動きが激しかったので、
値動きに翻弄されて、

ちょっと上がれば「買いだ!」
ちょっと下がれば「売りだ!」

というように、
1時間足や4時間足レベルではレンジなのに、
その中でガンガンエントリーして、
ガンガン負けていました。

 

4時間足

 

1分足

 

こういう場面で
ずっと1分足を見ていたら視野も狭くなって、
4時間足がレンジの事を忘れて
トレードをしてしまい、
価格の値動きに翻弄されますよね(笑)

 

4時間足のデイトレに変えたところ、
値動きがゆっくりになったお陰で、
落ち着いてトレードができるようになりました。

 

トレンドの判断ができるようになった

スキャルピングをしていた時は、
その場の動きでしか判断していなかったので、
全体の大きな流れを見ていませんでした。

 

しかし、
4時間足のデイトレに変えてからは、
チャートを見る視野が広がったお陰で、
全体の流れを見れるようになりました。

ここでトレンドの判断をする、
環境認識の大切さを覚えました。

 

FXで安定した結果を出しやすくするには、
全体の流れに沿ったトレードをすることです

例えば、上昇トレンドなら買いメイン。
下落トレンドなら売りメインで
エントリーをしていくことです。

 

チャートは
相場参加者の意思によって作られています。

ということは、
相場参加者と同じ方向を向くことで、
その流れに乗ることができ、
利益を大きく伸ばすことが可能なのです。

 

逆にどんなにエントリーポイントが良くても、
全体の流れとは逆のポジションを取れば、
利益が伸びないことがほとんどです。

 

だから、
4時間足のデイトレに変更することで、
全体の流れが読みやすくなり、
流れに逆らうことなく
トレードができるようになりました。

環境認識の考え方について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
環境認識は大衆心理からどう読み解いていくの?

 

反転しやすい場所がわかるようになった

スキャルピングをしていた頃って、
1分足の動きしか見てなかったので、
どこで反転しやすいかなどを
理解していませんでした。

それを4時間足のデイトレに変更したことで、
“反転しやすいポイント”
というのも勉強することが出来ました。

 

FXでは時間軸が大きくなるほど、
その時間軸でのサポートラインや
レジスタンスラインは
多くの相場参加者に意識されていきます。

 

よって、

・1分足より5分足
・5分足より15分足
・15分足より1時間足
・1時間足より4時間足
・4時間足より日足

といったように、
サポートラインやレジスタンスラインを意識する
相場参加者が増えていきます。

 

時間軸が大きくなることで、
これらのラインを意識する相場参加者が
増えるということは、
ラインの効き目も強くなります。

 

この事から、1時間足や4時間足レベルの
サポートラインとレジスタンスラインは、
デイトレにおいて
反転しやすい場所となるので、
押し目買いや戻り売りをする目処として
物凄い力を発揮してくれます。

 

巷では、

「1時間足、4時間足を
見ている相場参加者が一番多い」

なんて言われているぐらいなので、
この2つの時間足で意識される場所に
水平線が引けるようになったら、
自然と反応しやすい場所で、
エントリーができるようになりました。

 

例えば、FX初心者の場合、
水平線を引く場所がわからずに、
“チャートが線だらけになってしまう”
という悩みを持つことが多いです。

そのような場合にこそ、
4時間足のデイトレで
水平線を引けるようになると、
余計なラインを引かずに済むようになります。

 

水平線の引き方を知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで水平線の引き方はシンプルに6本引くだけで十分!

 

損小利大のトレードができるようになった

スキャルピングをしている当時は、
2~3pipsの利益が乗ったら
すぐ利食いをする割には、
損切り幅が-10pips以上ありました。

だから、1回負けると、
5連勝とかしないと損失を取り戻せなくて、
完全に損大利小のトレードになっていました。

 

でも、4時間足のデイトレに変更した時は、
利食いの場所を直近の高値や安値などの
意識される場所に置くようにしたんです。

そうすると、
4時間足レベルの直近の高安値って、
“直近”って言っても
普通に100pipsとかの値幅があるんです。

 

例えば、
以下の画像の赤ラインから、
直近の目立った高値までの値幅は380pipsもあります。

 

だから、仮にこの赤ライン付近から
押し目買いでエントリーしたら、
簡単に100pips以上は狙えます。

それでいて、損切り幅は
赤ラインを下へ抜けた場所へ設定すれば、
-50~-60pipsで済みます。

 

これであれば、
リスクリワードが1:2以上あるので、
勝率が50%でも
トータルでプラスになります

 

私の場合、
4時間足のデイトレをしていた時は、
リスクリワードが1:3はあったので、
勝率がたった30%でもプラスになりました。

実際は勝率30%っていうのはなくて、
50%前後だったので、
結構なプラスになりました。

 

FXで負け続けていた頃は、
勝率が80%以上ないと
勝てないと思っていました。

でも、4時間足のデイトレで
トータルで勝てた時には、
勝率が低くても勝てる事に衝撃を受けました(笑)

 

このように、
4時間足のデイトレに変えたことで、
“損を抑えて利益を伸ばす”
ということを覚えることができました。

関連記事:FXの手法で理想のリスクリワードはどれくらいなのか?

 

チャートを見る時間が決まった

4時間足のデイトレが
更に使いやすかったのが

“チャートを見る時間が決まる”

ということでした。

 

スキャルピングをしていた当時は
会社員だったのですが、
朝の通勤時間やお昼休みの時間、
帰りの通勤時間など、
暇さえあればトレードをしていました。

そして家に帰ってきてからは
パソコンの前にずっと居座って
ひたすらトレードをしていました。

 

こんな事をやっていたら、
四六時中、相場の動きが気になって、
仕事も手につかなくなるし、
寝不足にもなるしで、
生活が物凄く乱れていました。

 

これが4時間足のデイトレに変わったら、
4時間足のローソク足が確定してから
エントリーをするようにしました。

 

その為、チャートを確認するのも、

・7時
・11時
・15時
・19時
・23時

といったように、
4時間足が切り替わる少し前に
ザっと確認するだけでした。

 

これによって、
仕事中でもサッと確認できて
エントリーもできたので
かなりやりやすかったです。

 

また、エントリーをする時間が決まった事で、
相場の事があまり気にならなくなって、
仕事にも集中できました。

何よりもしっかり寝れるようになったので、
体調も良くなったのが大きなメリットでした。

 

以上が、私がトレードスタイルを
4時間足のデイトレに変えて、
勝てるようになったきっかけです。

 

再度まとめると、

・値動きに翻弄されなくなった
・トレンドを読めるようになった
・反転しそうな場所がわかるようになった
・損小利大のトレードができるようになった
・トレードをする時間が決まった

といった事になります。

 

あとから見返すと、
どれも普通の事なのですが、
当時はこの普通の事ですら
わからなかったんですよね。

4時間足に変えたことで、
基礎的な部分をちゃんと
理解できるようになったのが
私にとっては大きな転換点でした。

 

4時間足のデイトレのメリットは?

ここまでは、
私が4時間足のデイトレードに変えて、
大きく変化した点をお伝えしました。

それに付随して、
ここでは4時間足のメリットを
お伝えします。

 

チャートに張り付く必要がない

まず、4時間足のデイトレードのメリットとして、
チャートに張り付く必要がありません。

 

短期足のデイトレードだと、
常にチャートに張り付いて
チャンスを待つ必要があります。

その為、1日の内に
ある程度まとまった時間がないと、
厳しい部分があります。

 

一方で4時間足をメインにした場合、
値動きがゆっくりで、
短期足のトレードと比べると
チャンスも少なくなります。

よって、チャートに張り付く必要がなく、
心に余裕を持って
トレードができるようになります。

 

兼業トレーダーでも使える

これは”チャートに張り付く必要がない”に
関連するのですが、
兼業トレーダーでも使える点がメリットです。

 

特にFXを始めた当初は、
日中は働いていて、
兼業でトレードをする人がほとんどです。

そうなると、
チャートを見る時間があまりないですよね。

 

4時間足のデイトレードだと、
チャートに張り付く必要がないので、
日中にチャートが見れなくても
トレードができます。

私も仕事をしながら、
4時間足のトレードをしていたのですが、
この時は先ほどお伝えしたように、
4時間足の確定ベースで
トレードをしていました。

 

だから、基本的にチャートを見る時間は、

・7時
・11時
・15時
・19時
・23時

といったように、
4時間足が切り替わる少し前に
確認するだけでした。

 

このお陰で、
日中は仕事に集中できたし、
夜に時間がある時は
チャートを見る事ができたので、
意外にストレスなく、
トレードができていました。

このような経験談からも
4時間足のデイトレードは
兼業の人には特にオススメです。

 

マルチタイムフレーム分析が簡単

4時間足を軸にトレードをする場合、
マルチタイムフレーム分析が簡単です。

 

通常、マルチタイムフレーム分析は、
複数の時間足のトレンドを確認して、
エントリーをしていきます。

その為、トレードをする時間軸が
短期になればなるほど、
チャート分析が複雑になります。

 

例えば、5分足でトレードするような
短期のデイトレになると、

・4時間足のトレンドやサポレジを確認
・1時間足のトレンドやサポレジを確認
・15分足のトレンドやサポレジを確認
・5分足でエントリー

といったように、
複数の時間足チャートを
分析する必要があります。

 

 

複数の時間足を
同時にチャート分析しようとすると、
トレンド判断やサポレジの判断に迷って、

・売る場面なのに買ってしまった
・買う場面なのに売ってしまった

といった、本来とは逆の事をするような
トレードが起きやすくなります。

 

逆に4時間足のデイトレになると、
日足と4時間足だけ見ればいいので、
トレード判断が簡単です。

なんだったら、
4時間足だけでも十分トレードができます。

 

だから、マルチタイムフレーム分析が
苦手な場合には、
4時間足のトレードがオススメです。

 

トレードの難易度が低い

これはマルチタイムフレーム分析が
簡単なことに関連するのですが、
4時間足のトレードは
短期足のデイトレに比べて
難易度が低いです。

 

FXの場合、
トレードする時間軸が大きくなるほど、
難易度は下がっていきます。

なぜなら、
マルチタイムフレーム分析が
簡単になっていくからです。

 

例えば、先ほどお伝えしたように、
4時間足のトレードであれば、
日足と4時間足を見るだけで十分です。

日足のトレードであれば、
日足のチャートを見るだけで十分です。

 

確認するチャートの数が少ないほど、
チャート分析がシンプルになります。

要するに、
脳にかかる負担が少なくなるので、
判断力の低下を防ぐことができます。

これによって、
混乱したり迷ったりする事が減って、
自分が狙った通りのトレードをしやすくなるのです。

 

だから、FX初心者の内や
安定して勝てていない内は、
時間軸が大きめのトレードをするのがオススメです。

その中でも4時間足のデイトレが
ちょうどいいと私は考えています。

 

4時間足のデイトレにデメリットは?

4時間足にはメリットが多いですが、
デメリットもあります。

 

エントリー回数が少ない

4時間足をメインにすると、
エントリー回数が少なくなります。

 

なぜなら、
4時間足をメインでトレードしていると、
4時間足レベルのサポートラインや
レジスタンスラインにレートが来るまでに
時間が掛かるからです。

 

だから、15分足レベルのデイトレや、
1分足のスキャルのように、
1日に何度も、
エントリーをすることがありません。
大体、1週間に1回という感じですかね。

1カ月に数回という事も普通です。

 

でも、私からするとこの事は、
デメリットというよりもむしろメリットで、
トレード数が少ないことで、
“待つ”という事を覚えることができました。

 

「トレードは待つのが仕事」
なんて言われるぐらい、
自分のエントリーポイントが来るまで、
待つことは非常に重要です。

 

これができるかできないかで、
FXで勝てるようになる、ならないが
決まると言っても良いぐらいですから。

 

FX歴が長いけど結果が出ない人や
FX初心者というのは、
待つことができないせいで
資金を失うことが凄く多いです。

私が1,000万以上失ったのも、
結局自分のポイントに来るまで
待つことができなかったせいで
スキャルピングになっていたからでした。

 

 

それに、トレード通貨を増やせば、
“トレード回数が少ない”
というのもカバーできます。

 

FXは基本的に、
ドル円中心に動いているのですが、
相関、逆相関の関係で、
全ての通貨が、
同じ動きをするわけではありません。

 

だから、トレード通貨を増やしていけば、
似た動きをしていても、
実は微妙に値動きが違っているので、
エントリーポイントに来るタイミングも、
変わってきます。

それに伴って、
エントリーチャンスも増えるので、
私からすればこのデメリットは、
むしろメリットになっていました。

 

マイナススワップを取られる

4時間足のデイトレードになると、
ポジションの保有時間が長くなります。

日をまたいで保有する事がほとんどです。

 

これによって、
マイナススワップが発生する方向へ
ポジションを持ち越すと、
スワップ分だけ利益が減ってしまいます。

損切りになった時には、
損切り額に加えてスワップ分も
マイナスになります。

この点は4時間足のデイトレの
デメリットになりますね。

 

ただ、4時間足の場合、
利益幅も大きくなるので、
そこまで大きな影響にはならないのが
救いがある部分です。

 

せっかちな性格には向かない

4時間足のデイトレは保有時間が長くなるので、

「すぐに利益が欲しい」

といったせっかちな性格には向かないです。

 

どちらかというと、
穏やかでのんびり屋さんの性格の方が
4時間足のトレードは向いています。

「チャートをあんまり見たくない」
「でも、FXで稼ぎたい」

といったような人には特に向いています。

 

因みにせっかちな人は
性格的にはスキャルピング向きですが、
スキャルピングは最も難易度が高いです。

その為、FXで勝てない状態で
スキャルピングに手を出すと
ポジポジ業になったり、
リベンジトレードをする癖がついたりするので、
やるなら15分足ぐらいのデイトレがオススメです。

 

 

4時間足のトレードはどんな手法がいい?

ここまで4時間足のデイトレードについて、
色々とお伝えしてきました。

 

4時間足のデイトレードには
多くのメリットがありますが、

「ところで手法ってどんなのがいいの?」

なんて疑問が沸いたと思います。

 

FXでは色んなトレード手法がありますが、
私が個人的にオススメするのが、
トレンドに沿った押し目買いや戻り売りと、
トレンド転換時の押し目買いや戻り売りを狙った、
単純な手法になります。

 

「え、そんな簡単な手法でいいの?」

なんて思うかもしれませんが、
簡単な手法だからこそ再現率が高いので、
安定したトレードが可能になります。

 

例えば、今現在のチャートが
以下のようになっていたとしましょう。

 

上記のチャートを見ると
上昇トレンドになっていますよね。

ということは、
売りたい人よりも
買いたい人の方が多い状態なので、
買いを狙っていく場面になります。

 

そしてこの時に押し目買いを狙うのですが、
直近で反発しそうな場所に
サポートラインを引きます。

今回のチャートでいうと、
以下のような感じでしょうか。

 

トレードのイメージとしては、
上記で引いた赤ラインで反発したら
エントリーをしていくという単純な方法です。

 

ではその後の動きを見てみましょう。

 

上側のサポートラインで
反発していますよね。

つまり、
このサポートラインが効いていて、
そこで買いが入ってきている証拠なので、
ここから上昇する可能性が高いです。

よって、ここで買いエントリーをするのです。

 

因みに、この時の損切り位置は、
直近の安値を下回った場所です。

利食いは目立ったレジスタンスがないので、
損切り幅に対して2倍を狙ってみましょう。

リスクリワードが1:2になる場所です。

 

では、その後の動きを見てみると、
以下のような動きになりました。

 

買ったポイントから大きく上昇して
利食いになりましたね。

 

あとは、強い上昇トレンドの時に
サポートラインまで届かなかったり、
近くに目立った
サポートラインがない場面も出てきます。

例えば、以下のような感じです。

 

こういう場合は、直近の流れに対して、
切り下げラインを引いて
トレードをする事ができます。

 

切り下げラインを引いて、
そのラインを上へブレイクしたら
エントリーをしていくのです。

そうすれば、
直近の下落の流れが切れてから
エントリーをする事になるので、
大きな流れが上昇トレンドで
小さな流れが上昇に変わった状態で
トレードができます。

 

これによって、
サポートラインが近くになかったり、
サポートラインまで届かずに
上昇してしまった場合も、
トレンドに沿ったトレードができます。

では、この後の動きを見てみましょう。

 

切り下げラインを上へ抜けてから
上昇が加速していきましたね。

エントリーの仕方としては、
切り下げラインをブレイクした瞬間でもいいし、
確実に狙っていくなら、
ブレイクをした事が確定した後でもいいです。

 

他にもトレンド転換で買いを狙う時も、
以下のような場所で押し目買いを狙います。

 

戻り高値を抜けた後の
レジサポ転換で買うようなトレードです。

また、トレンド転換の時は
ダブルボトムや逆三尊などの
チャートパターンも出やすいです。

 

4時間足レベルでチャートパターンが出ると、
大多数の相場参加者に意識されるので、
かなりアツイトレードになります。

 

因みにチャートパターンに関しては、
丸暗記せずに、
作られる仕組みを理解していると、
より効果的なトレードが可能になります。

 

 

売りの場合も買いと同じで、
下落トレンド中の戻り売りは
以下のような感じです。

 

強い下落トレンドが出ていて、
近くにレジスタンスラインがなかったり、
レジスタンスラインの手前で反転した場合は、
以下のように切り上げラインを使って
トレードする事も出来ます。

 

トレンド転換を狙った売りだと、
以下のような感じですね。

 

これだと押し安値を下に抜けて、
トレンド転換をした後に
ダブルトップのネックで戻り売りをするので、
勝率の高いトレードになります。

 

もし、より安全に行くなら、
直前の流れに切り上げラインを引いて、
そこを下へ抜けてからのエントリーでもいいです。

 

こんな感じで、買いも売りも
単純な押し目買いや
戻り売りを狙うだけで十分です。

 

なぜこんな単純な手法でいいのかというと、
それは相場参加者の数によるものです。

 

先程もお伝えしましたが、
FXの場合、時間軸が大きくなるほど、
相場参加者が増えていきます。

 

そして、相場参加者の数が多くなるほど、
目立ったサポートラインや
レジスタンスラインが意識されるので、
そこで反応しやすくなります。

更にこれがトレンドが出ている最中や
トレンド転換が起きた場所など、
多くの相場参加者の目線が揃うような場所だと、
そこで一斉にプライスアクションが起きます。

 

だから、時間軸の大きい4時間足では、
相庭参加者の数が多いので、
単純な押し目買いや戻り売りでも
十分勝つことができるのです。

 

エントリーの仕方はどうすればいいの?

4時間足でトレードをする時は
単純な手法でいいのはわかったけど、

「エントリーの仕方はどうすればいいの?」

こんなふうに思ったかもしれません。

 

確かに、4時間足のトレードをする場合、
兼業でトレードをする人に使いやすいのですが、
日中に仕事などをしていると、
エントリーの仕方に迷う事もありますよね。

 

これに関しては主に2つの方法があります。

 

1つ目は、4時間足が確定したら
エントリーしていく方法です。

例えば、下記のチャートの赤ライン付近で
トレンド転換の買いを狙っているとしましょう。

 

この時に4時間ごとに
チャートをチェックしていくのです。

例えば、平日は19時まで仕事だったとします。

その場合は、
10時、14時、18時に確認して、
その時に狙っていた場所で反転していたら
エントリーをしていくのです。

 

こうやって、
エントリーする時間が決まっていれば、
迷うことなくトレードができますよね。

その代わり、仕事などが忙しくて
完全にチャートが見れないような場合は、
トレードができなくなります。

 

2つ目の方法としては、
狙っている場所の近くに
あらかじめ指値注文をしておくのです。

例えば、同じチャートを使うとすると、
仕事などへ出かける前に、
赤ラインの少し上にエントリー注文を
指値で設定しておきます。

 

赤ラインの少し上に指値を設定するのは
赤ラインの手前で反発してしまった時に
取り逃さないようにする為です。

そしたらあとは、
損切りの逆指値と
利食いの指値注文を入れておけば、
完全に放置でトレードができます。

 

その代わり、この方法を使うと、
反転を確認せずにエントリーをする事になるので、
レートがサポートラインで止まらずに
突き抜けて損切りになる事があります。

 

どっちの方法にも、
メリットとデメリットがあるので、
そこは自分の生活スタイルに合わせて
エントリータイミングを決めるのがベストです。

 

4時間足の手法作りに時間をかけたくないなら

4時間足で使う手法は
単純な押し目買いや戻り売りでも
十分使えます。

 

ただ、それでも4時間足の手法を
手っ取り早く作りたいのであれば、
FXで勝っている人が作った手法を
真似るのが効果的です。

そんな時にオススメのFX教材があります。

 

ぷーさん式トレンドフォロー手法
という手法なのですが、
これは私がFXで結果を出すきっかけとなった
デイトレ手法とほぼ同じです。

 

私自身はこの教材が出る前に
すでにこの手法を使っていました。

だから、この手法を知った時は、

「何でもっと早く出なかったんだよ!」
「そうすれば1,000万も損せずに済んだのに!」

と悔しかったのを覚えています(笑)

 

この教材は、下落トレンドから
上昇トレンドへの転換を狙った
1時間足以上をメインとした手法です。

 

その為、この手法を学ぶことで、

・損小利大のトレードができる
・効果的な水平線を引けるようになる
・トレンド判断ができるようになる
・トレンド転換の場所がわかるようになる

といったように、
FXで稼ぐ為の最も重要な基盤を
作り上げることができるでしょう。

 

因みに、この手法は、

・FX歴が長いのになかなか結果が出ない
・短期トレードで大損した
・FX初心者

といった人達に特にオススメです。

 

この教材の特徴を
まとめた記事をいくつか書いたので、
もし興味が沸いたら読んでみてください。

特に実践記に関しては、
私がこの手法を実際に使って
トレードした結果を載せています。

 

もちろん、これを使わずに
先ほどお伝えしたような手法を
自分で作っても何の問題もないです。

 

4時間足レベルになると、
水平線やMAがより効きやすくなるので、
これらを利用して、

・上昇トレンド中の押し目買い
・下落トレンド中の戻り売り

この2つをやるだけでも、
トータルでプラスにできますので。

 

4時間足のトレードに適した通貨ペアは?

FXではトレード対象通貨が多くありますよね。

そうなると、

「4時間足のデイトレに適した通貨ペアはあるの?」

なんて思うかもしれません。

 

これに関しては、
正直、どの通貨でも大丈夫です。

4時間足のトレードの場合、
比較的ゆっくりした
大きな値幅を狙っていくので、
どんな通貨でも対応できます。

 

これがスキャルピングなどの
短期足のトレードになると、

・ボラティリティが大きい
・値動きがいい
・スプレッドが狭い

といった通貨ペアが適していますが、
4時間足なら本当にどの通貨でもOKです。

 

 

4時間足のトレードに効果的なテクニカルはある?

4時間足でトレードをする場合、
単純な押し目買いや戻り売りでも、
問題なくトレードができます。

 

その為、

・トレンドの流れを読む
・意識される場所に水平線を引く

といった事ができるだけでも、
十分だったりします。

 

ただ、テクニカルを加えることで、
より精度を上げたり、
トレード回数を増やす事も可能です。

そこでここでは、
4時間足のデイトレに効果的な
テクニカルを簡単に紹介します。

 

MA(移動平均線)

MAはFXをやっている人なら
誰しもが知っているテクニカルですよね。

これは全体の流れを把握する為に使う
テクニカルなので、
トレンド中の押し目買いや
戻り売りの時に特に力を発揮します。

 

例えば、強い上昇トレンド中に
近くにサポートラインが見当たらない時は
MAとぶつかる場所で反発を確認したら
エントリーをしていく事ができます。

 

ベストな状況としては、
サポートラインやレジスタンスラインと
重なる場所です。

 

この状態だと、

・水平線をメインにトレードをする人達
・MAをメインにトレードをする人達

この2つの種類の相場参加者が
一斉にエントリーをしてくるので、
より反転をしやすい状況で
トレードができます。

 

このような感じで、
トレンドを利用したトレードをする際には、
MAというのはかなり役立ちます。

 

 

 

チャネルライン

斜めラインを使うチャネルも
4時間足のデイトレードに
相性がいいです。

例えば、現在のチャートが
以下のようになっていたとしましょう。

 

この状態で、
まずは高値と高値を
斜めラインで結びます。

 

次に引いた斜めラインを平行にコピーして、
安値の箇所に当てます。

これでチャネルが完成します。

 

更にもう1本、同じ斜めラインを
チャネルの真ん中に引きます。

これで3本チャネルが出来上がります。

 

ここからローソク足を進めていくと、
以下のようになりました。

 

中央のラインで反発しているので、
買いエントリーをする事ができます。

そして更にローソク足を進めていくと、
以下のような動きになりました。

 

買った場所から上昇していってますよね。

しかも、チャネルが更に効果的なのが
利食いポイントとしても使えることです。

今回のチャートをもう1度見返してみると、
チャネルの上限で反転してますよね。

 

上昇トレンド中にエントリーをして、
レジスタンスラインなどがない場合は、
チャネルを利食い目途にすると
上手く利食いができる事が多いです。

特に4時間足など時間軸が大きいと、
それだけ意識もされやすくなるので、
4時間足のデイトレードにチャネルは有効です。

 

ただし、チャネルを使う場合、
どこにラインを引くかで、
かなり角度が変わってくるので、
使いこなすのに難易度は高いです。

よって、使うにしても、
徹底的に検証をするなど、
訓練が必要になります。

 

チャートパターン

4時間足のデイトレードには
チャートパターンも効果的です。

チャートパターンといえば、
ダブルトップ・ボトムや
三尊・逆三尊などがありますよね。

 

4時間足でチャートパターンが出ると、
大多数の相場参加者が
それをはっきりと認識できるので、
機能する確率がより高くなります。

例えば、上昇トレンド中に
ダブルトップができて、
下がったとしましょう。

 

そうなると、多くの相場参加者が、

「あ、ダブルトップができた」

と認識することができるので、
ネックラインで戻り売りが入って、
下落しやすくなります。

 

これ以外にも、
エントリーポイントとしても
チャートパターンは使えます。

 

例えば、上昇トレンド中に
押し目買いを狙う時に、
サポートラインでダブルボトムなどの
チャートパターンが出ると
上昇する確率がより高くなります。

 

この場合だと、
サポートラインを下へ抜けようとしたけど、
失敗した事実を作るので、
相場参加者が一斉に買いで入ってくるからです。

 

こんな感じで、
4時間足のデイトレードには、
チャートパターンも相性がいいです。

 

因みに、チャートパターンは
丸暗記をするのではなく、
作られる仕組みを理解すると
より効果的に活用できます。

 

もし、チャートパターンが
できる仕組みについて
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

こんな人は4時間足のトレードに向いている

4時間足のデイトレードには
色々とメリットがありますが、
そうは言っても人によって、
向き不向きがあります。

そこでここでは、
4時間足のトレードに向いている人について
簡単に紹介していきます。

 

今現在、損大利小のトレードをしている

今現在、損大利小のトレードをしていて、
FXで勝てていない人は
4時間足のトレードがいいと思います。

これは向いているというよりも
悪い癖を治す為に
変更した方がいいという感じでしょうか。

 

FXのトレードでは、
勝率が高ければ損大利小のトレードでも
勝つことができます。

しかし今現在、
安定して勝てていないのに、
損大利小のトレードをしているなら、
今後も負け続ける可能性が高いです。

 

こういう人の場合、
利益が乗ると我慢できずに
すぐに利食いをしてしまいます。

その一方で逆行されると
損切りできずに放置してしまうので
損失の方が大きくなります。

 

このような癖がついている場合、
一旦トレードの時間軸を大きくして、
利食いを伸ばす癖をつけた方がいいです。

もちろん、物凄く大きく伸ばす必要はないです。

損切り幅よりも利食い幅の方が
大きくなるぐらいに伸ばせば十分です。

 

トレードの時間軸が大きくなれば、
必然的に利食い幅も大きくなるので、
ここで損小利大のトレードをする癖を
つけていくのがいいでしょう。

 

短時間で損切りになると切れる

短時間で損切りになると
切れてしまうような人は
4時間足レベルのトレードの方がいいです。

人間というのは、
投資した対価に対して
それに見合わない結果を得ると
物凄い不快感を覚えます。

 

例えば、1万円を払って
テーマパークに行ったのに
あまりにつまらなすぎて
10分後に出る事になったら
物凄く苛立ちますよね。

「1万円も無駄にした・・・」

って。

 

トレードもこれと同じで、
エントリー後にたった数分で
損切りになったら物凄く悔しくて
怒りすら覚えますよね。

その時に、
すぐにその損失を取り返そうと、
リベンジトレードをして
更に損失を重ねる事がよくあります。

 

このような事を頻繁にしている人は
費用対効果を凄く気にする人です。

だから、損切り後にすぐ切れてしまい、
リベンジトレードをして
傷口を広げているような場合は、
トレードの時間軸を大きくするのです。

 

そうすることによって、
トレードに満足感を感じます。

先ほどの例えでいうと、
1万円払ったテーマパークで
丸1日遊べて楽しめた時の満足感に
似た感覚になるのです。

つまり、
損切りになるまでに時間が掛かるほど、
無意識に費用対効果を感じるので、
損切りになっても切れにくくなります。

 

ですから、
短時間で損切りになると切れる人は
4時間足ぐらいのトレードにした方が
余計な損失が減りやすいです。

私もこれでした。

 

仕事が忙しくてチャートを見る時間がない

仕事が忙しくて、
日中にチャートを見る時間がない人は
4時間足のトレードが向いています。

 

4時間足のトレードだと、
チャートの形状が頻繁に変わる事はないので、
ずっと見ている必要がありません。

それでいて、
勝てるトレードができます。

 

例えば、4時間足確定の時だけ
トレードをするようにすれば、

・7時
・11時
・15時
・19時
・23時

だけチャートを見ればいいのです。

 

そしてその時に、
サポートラインにレートが来て、
そこで反発していたら、
エントリーをします。

あとは損切りと利食いを設定して
放置をしておくだけでいいのです。

 

4時間足のトレードだと、
こういう事が可能になるので、
仕事が忙しい人にはオススメです。

 

チャートをなるべく見たくない

FXをしている人の中には、

・見ていると余計な事をしてしまう
・パソコンの前でチャートを見続けるのが苦痛

といった理由などで、
チャートをなるべく見たくない人もいます。

 

こういう人の場合も、
4時間足のトレードにして、
チャートをあまり見ずに
トレードをするのがオススメです。

実際にチャートをずっと見ているよりも、
エントリー後に損切りと利食いを設定して
放置しておいた方が
結果が良い事も多いですからね。

 

4時間足で勝てれば他の時間足でも勝ちやすくなる

これは「本当なの?」
と思うかもしれませんが本当です。

 

なぜなら、FXのチャートは
どの時間軸でも同じような動きをする、
フラクタル構造だからです。

その為、1つの時間足で勝てるようになると、
別の時間足に変えても、
基本的には勝てるトレードを
当てはめるだけなので、
あまり苦労せずに勝てるようになります。

 

それであれば、
難易度が低い4時間足のトレードから始めて、
勝ち癖をつけてから、
トレードの時間軸を落として
資金効率を上げていった方が
よっぽど近道になるのが想像できますよね。

実際に私自身も、
4時間足で結果が出るようになってから
15分足のデイトレや
スキャルピングをやったのですが、
大損した時みたいな事は起きませんでしたから。

 

このような点からも、
今現在、FXで勝てていないなら、
4時間足のトレードをやる価値はあると思います。

もしよければ試してみてください。

 

まとめ

今回は4時間足デイトレの、
メリットやデメリットを
お伝えしたのですが、
個人的には4時間足でのデイトレは、
メリットしかないと思っています。

なによりも私自身、
4時間足のデイトレに変更することで、
FXで結果を出すきっかけになりましたから。

 

私の場合は、
4時間足のデイトレで特に役立ったのが

“トレンドの転換点を、
見つけられるようになった”

という事でした。

 

4時間足レベルだと、
トレンドへ転換していく形が、
はっきりと出るので、
この形を覚えることで、
のちに移行していく15分足のデイトレ、
1分足のスキャルに物凄い役立ちました。

 

 

 

今この記事を書いていて、
4時間足のデイトレをしていた頃を思い出すと、

「ここで結果を出す基盤を作ったんだなぁ」

と改めて認識しています。

 

だから、もしあなたが今現在、

・トレード歴は長いのに結果が出ない
・短期のトレードで負けまくっている
・ポジポジ病がついている

といった場合は、
4時間足レベルのデイトレに変更して、
落ち着いてトレードをしてみると、
良い方向へ進めるかもしれませんね。

 


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