FXのデイトレは1日に20pips取れれば十分専業になれる!

 

デイトレードだと、
1日に何pips取れればいいの?」

と聞かれる事が良くあります。

 

確かに、

「1日に何pips取れれば、
FXで専業になれるんだろ?」

なんて私も昔よく考えてました。

 

1日20pips取れれば専業になれる

いきなり結論を言ってしまうと、
1日20pips取れれば専業になれます

あくまで私個人の意見ですけど。

 

デイトレで1日20pips取れるとすると、
月にトレード日が平均して20営業日なので、
1ヶ月400pips取れることになりますよね。

 

以前、

FXのデイトレで生活するにはどれぐらいの軍資金が必要なの?

という記事でも書いたのですが、
月に安定して400pips取れれば、
生活できるくらいの金額を稼げるので、
この位取れれば
専業トレーダーとしていけるでしょう。

 

1日に20pipsって考えれば、
意外にいけそうじゃないですか?
だって1日に10pipsでも、
月に+200pipsにもなりますから。

 

FXの専業デイトレーダーって聞くと、

「1日に100pipsとか取らないとダメなのかな?」

って思うんですけど、
全然そんなことないんですよ。

 

だって、1ヶ月に400pipsも取れれば、
10枚エントリーだと月に40万、
20枚で80万、
30枚で120万もの収益になりますから。

まぁ、専業レベルになると、
1日100pipsとか取るのは、
ボラがあれば結構普通なんですけどね。

 

だからFXでのデイトレなら、
1日にトータルで20pipsのプラス
これを目標にしていけば良いと思います。

 

他人の成績は気にするな

よくいろんな人がSNSで、
「今日は+100pips取れました~」
とかつぶやいてるのを見ると、

「いいなぁ~」

とか思うかもしれないですが、
いいんですよ、そんなの無視しておけば。

 

重要なのは、
1回で何pips取れたかじゃなくて、
“1ヶ月で何pips取れたか”なんですよ。

 

私は今でも「1日20pipsも取れれば十分」
って思ってますから。

なんなら1日10pipsでもいいです。

 

例えば、1回だけ100pips取れたとしても、
「その月は結局トータルマイナスでした」
なんて言ってたらクソダサいですよね。

 

それだったら、
毎日10pipsでもいいからプラスで終えて、

「その月はトータル+200pipsでした」

って言った方が全然凄いですよ。

 

毎日10pipsを積み上げるのって、
実は意外に難しいことですよ?

だって、相場が動かない日とか、
自分の手法に合わない相場の時とかは、
普通に負けますからね。

 

私だって日にちベースなら負けること
全然ありますから。

それでも月間で+400pipsなら取れます。

 

何ならぶっちゃけましょうか?

 

先月ですが、
私、2月に入っていきなり・・・
マイナスからスタートでしたから(笑)

 

2月1日はボラもそこそこあるから、
デイトレ主体で、
利益を伸ばしていこうと思って、
2回エントリーしたんですけど、
まさかの連敗で-26pipsでしたから(笑)

それ以降はやる気がなくなって、
「もういいや」って止めました。

 

で、次の日も前日と同じように
2回デイトレ主体でエントリーして、
+93pipsでしたから。

あともう1回はスキャル的にエントリーして
+20pipsだったので、
結局トータルで+113pipsです。

 

これを前日と合わせると、
トータルで+87pipsです。

こんなトレードの仕方でも、
1日平均で+43.5pipsですよ。

1日の目標である、
+20pipsの倍以上取れてますよね?

 

FXのデイトレで勝つって、
こんな感じですよ。

至って普通ですよね。

中には全く負けないトレーダーもいるけど、
それは稀です。

 

1回1回のトレードにこだわるのではなく、
トータルで見る事が大事です。

もちろん、1回1回のエントリーに関しては、
自分のルール通りに
全力で取り組み必要がありますけど。

だから、FXで専業になるには、
1日20pipsを目標でいいんです。

 

もっとも重要なのはトレードのロット数

専業でやっていくには、1日20pips、
つまり月間で400pips取れれば
やっていけるとお伝えしました。

ですが、実際は、
月間200pipsでも良いのです。

 

なぜなら、FXで大きく稼ぐには、
最後はロット数が決め手になるからです

 

例えば、ロット数が5万通貨で
月間で400pips取れたとしたら、
単純計算で月に20万ですよね。

これがロット数が50万通貨で
月間200pips取れたとしたら、
月に100万の収入になります。

後者の方が圧倒的に
稼ぐ金額が大きいですよね。

 

ということは、
月間の獲得pips数が
そこまで多くなくても
大きなロット数でトレードできれば
専業になることは十分可能です。

 

よく、「1回で100pips取れました!」
とか自慢げに
アピールしている人がいますが、

「そのトレードを100万通貨で出来るの?」

っていう話ですからね。

 

1万通貨で100pipsよりも、
100万通貨で10pipsの方が
稼ぐ金額は10倍違いますから。

だから、究極な話、
月間200pipsしか取れなくても、
大きなロット数でトレードできるなら、
十分専業にもなれるのです。

ただし、仮に月間200pipsだとしても、
毎月確実に安定して取れないと
専業は厳しいですけどね。

 

1日20pipsならデイトレで十分

1日20pips取れれば十分ですが、
この目標を比較的達成しやすいのが、
デイトレだと私は考えています。

 

なぜなら、スキャルピングだと、
1回の利益が2~3pips程度なので、
最低でも10回のトレードが必要になります

しかも、この場合、
10連勝してやっと20pipsですからね。

更にスキャルピングの場合、
損切り幅が利食い幅より
大きいことが多いので、
1回でも負けるとそれを取り返すのに、
2~3連勝する必要があります。

 

一方でデイトレの場合、

・1回の利益幅:+20~50pips
・1回の損切幅:-10~20pips

といった幅が普通なので、
損小利大のトレードが可能です。

 

だから、最初のトレードで
1回勝ってしまえば、
1日の目標を達成できます。

 

仮に損切になったとしても、
1回の勝ちでプラスに持っていけるので、
精神的にも物凄く楽です。

 

因みに2月の私の勝ちトレードも、
2回がデイトレで、
単純に全体の流れを見て、
意識されるサポレジに来たら、
そこで反応するのを確認して
エントリーしただけです。

 

それでエントリー後は、
意識されそうな場所に、
利食いと損切り置いて放置です。
途中、含み益が乗ったら、
建値にストップを上げますけど。

こんな感じです↓↓

赤丸:エントリー
青線:利食い

 

この2トレードで+90pipsになり、
前日の-26pipsと合わせると
合計で+64pipsとなり、
1日平均+32pipsですからね。

スキャルの+23pipsを入れると
もう少し多くなりますが。

 

こんな感じで、
デイトレであれば、
1日20pipsというのは十分達成可能です。

別に毎日20pipsである必要はないのです。

大きく取れる日というのは存在するので、
ダメな日は小さく負けておけば、
トータルで1日平均20pipsは可能ですから。

 

FXの専業トレーダーと聞くと、
全然負けないイメージがあるんですけど、
普通に負けますよ(笑)

ただし、トータルでは、
プラス収支にもっていく力があるだけです。

 

どうです?

こう考えてみると、
意外にいけそうだと思いません?

 

だから、まずはFXでデイトレをするなら、
1日+20pipsを目標にすれば、
それで十分だと思います。

なんなら最初は+10pipsでも十分ですから。

 

そしてもし、
その日を+10pips以上の利益で
終えることができたら、
その日は思いっきり、
自分を褒めてあげてください。

そしてその喜びを
次の日への活力としていきましょう。

 

デイトレをするならどの時間軸がいい?

デイトレをするなら、
1日20pips取ることは比較的簡単です。

 

でも、こう思うかもしれません。

「1日20pips取るにはどの時間軸がいい?」

 

確かにデイトレとはいっても、
色んな時間軸があるので、
どれを使えばいいか迷いますよね。

この辺りはあなたのトレードレベルによって、
適した時間軸が変わってきます。

 

私個人の考えとしては、

・FX歴が1年以上:15分足のデイトレ
・FX初心者:1時間足以上のデイトレ

というのがオススメです。

 

なぜなら、FX歴が1年以上ある場合、

・トレンドの判断
・効果的な水平線の引き方

といった力が備わっている事が多いので、
15分足のデイトレで
少しトレード回数を多めにして
経験値を積み上げた方が効率的だからです。

 

だから、FX歴が1年以上あるけど、
今も望むような結果が出ない場合は、
15分足のデイトレが良いと思います。

15分足のデイトレについて、
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

逆にFX初心者の場合は、

・トレンドの判断力が不十分
・水平線の引き方が曖昧

といったことから、
大きい時間軸のデイトレで、
これらの力を養った方が効率的だからです。

 

1時間足以上になると、
トレードチャンスが少なくなりますが、
1回の利益を大きく取れるので、
月間で+200pipsは十分可能です。

更にトレード対象通貨を増やせば、
月間+400pipsだって可能です。

 

ただ、FX初心者の場合は、
1日に20pipsを目標にするよりも、
“まずは月間でプラスにする”
というのを目標にしていった方が
実は近道だったりします。

だからまずは、
1時間足以上のデイトレで
トレードの力をつけていきましょう。

 

因みに、私がFXで
安定した結果を出せるきっかけになったのが
4時間足のデイトレでした。

その時の経験談をまとめた記事を書いたので、
興味があれば、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

 

スキャルピングは避けよう

1日20pipsを狙うなら、
デイトレードがいいのですが、
スキャルピングだけは避けましょう。

もしあなたが
すでにFXで安定して勝てているなら、
スキャルピングでも大丈夫ですが、
そうでないなら止めた方がいいです。

 

なぜなら、スキャルピングは
最も難しいトレードスタイルだからです。

「2~3pipsぐらいなら簡単でしょ」

なんて思うかもしれませんが、
実際にやってみると全然違います。

 

確かに数回程度なら
簡単かもしれませんが、
それを10回、20回とやっていくと
物凄く難しくなります。

 

しかも、連勝していくほど、
負けが受け入れられなくなって、
逆行すると損切りできなくなります。

それで結局、そのまま大きく逆行して
今までの利益を全部吐き出すだけでなく、
マイナスにもなってしまうのです。

 

そしてその後は、
マイナス分を取り返そうとして、

・大きなロットでトレードをする
・無駄に何回もトレードをする

といった事をしてしまい、
傷口をどんどん広げていきます。

 

そこから最後は、
リベンジトレードやポジポジ病が
悪い癖となって、
その後のトレード人生に
大きな障壁となってしまうのです。

 

実際に昔の私自身も、
全く同じ状況に陥って、

・1,000万以上を失う
・勝つまでに5年以上かかる

といった事が起きましたから。

 

 

デイトレはどんな手法がいい?

1日20pipsを狙うなら、
15分足~1時間足以上のデイトレが
オススメなのですが、

「じゃあどんな手法がいいの?」

なんて思いますよね。

 

これに関しては、
ぶっちゃけどんな手法でもいいです。

自分の性格に合っていれば、
ブレイクでもいいし、
逆張りでもいいです。

 

ただ、私個人としては、

・トレンド中の押し目買いと戻り売り
・トレンド転換の押し目買いと戻り売り

といった手法が一番やりやすいです。

 

なぜなら、利益が伸びやすいし、
なによりも損切り位置が明確になるので、
リスク管理がしやすくなるからです。

例えば、
上昇トレンド中の押し目買いをする場合、
下記チャート画像の黄色マルのような位置で
エントリーをしていきます。

 

まず、この場合、
上昇トレンドなので、
売りたい人よりも買いたい人の方が多い状態です。

その為、
「下がってきたら買いたい」
と考える人が多くいます。

 

そして、実際にレートが下がってくると、
買いを狙っていた人達が

「お、安く買えるチャンス!」

と判断してくるので、
そこから買いが入りやすくなります。

 

これによって、
レートが再上昇していくと、
買い遅れた人達も

「上昇トレンドだから
ちょっと遅れても買っていこう」

と考えて買いを入れてきます。

 

上昇トレンドによって、
この買いが買いを呼ぶ現象が起きるので、
更に上昇していくのです。

上昇トレンド中の押し目買いは
この上昇の流れが発生する場所で
エントリーができるので、
利益幅も大きくなります。

 

それでいて、損切り位置は
安値を下抜けた場所にすればいいので、
損失を最小限に抑えることができます。

 

また、トレンド転換時の押し目買いや
戻り売りも似たような感じです。

例えば、下落トレンドからの転換を狙って
押し目買いをするような場合は、
下記チャート画像の黄色マルの位置で
エントリーをしていきます。

 

この場合、全体の流れとしては
下落トレンドなので、
売りたい人や売っている人が
多い状態です。

 

しかし、ダブルボトムを作る事で
安値更新に失敗した事実を作りました。

これによって、
売っている人達が、

「あ、ちょっと底打ちしたかも」

と判断して売りポジションを
決済してきます。

 

更にそこから上昇して、
戻り高値を強く上抜けることで、

「あ、ヤバい!トレンド転換した」
「ここで逃げないと大きくやられる」

といった感じで、
売っている人達が一斉に決済をしてきます。

 

こうなると今度は
全体が買い目線になるので、

「下がってきたら買いたい」

という人達が増えます。

 

そして、実際にレートが下がってくると、
買いを狙っていた人達が
買いエントリーをしてくるので、
そこから上昇していくのです。

 

このような心理が働くので、
デイトレの手法には、

・トレンド中の押し目買いや戻り売り
・トレンド転換時の押し目買いや戻り売り

といった手法が効果的だと、
私は考えています。

 

これらの手法を見て、

「こんな単純な手法で本当に勝てるの?」

なんて思うかもしれませんが、
単純だからこそ、
多くの相場参加者が参入してくるので、
機能しやすくなるのです。

 

それに単純な手法の方が
再現性が高いので、
トレード内容も安定しやすいです。

もし、単純な押し目買いや戻り売りについて
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

どんなトレード技術が必要?

1日20pipsを狙うには、
押し目買いや戻り売りを狙った
トレード手法がオススメです。

では、この手法の精度を高めるには
どんなトレード技術が必要なのでしょうか?

 

全体の流れを把握する

デイトレに限らず、
FXでトレードをする上で、
全体の流れを把握する事は
非常に重要です。

「トレンドはフレンド」
なんて言われるぐらいですから。

その為、
全体の流れを把握する力がないと
FXで安定した結果を出す事は難しいです。

 

ただ、そうは言っても、
全体の流れを把握するのは簡単で、

・高安切り上げで上昇トレンド
・高安切り下げで下落トレンド

といった形を覚えておけば大丈夫です。

これをわかっておくだけでも、
トレードの質が大きく変わるので、
是非、覚えておきましょう。

もし、環境認識について、
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

マルチタイムフレーム分析

全体の流れを把握すること自体は
特に難しくないのですが、
これがマルチタイムフレーム分析となると
話は変わってきます。

デイトレードの場合、
比較的短期の時間軸で
トレードをする為、
この分析が必要になってきます。

 

例えば、15分足のデイトレをする場合、

・4時間足
・1時間足
・15分足
・5分足

といったように、
複数の時間足を見ながら
トレードをする必要があります。

 

これによって、
全ての時間足の流れを
把握する必要ができます。

こうなると、

「1~4時間足は上昇トレンドだけど
15分足は下落トレンド」

なんて事が頻繁に起きます。

 

そしてこれによって、
トレンドの判断を間違ってしまい、

「本来は買いで攻めるところ売ってしまい、
損切りになってしまった」

なんてことが起きます。

 

だから、デイトレをする場合は、
マルチタイムフレーム分析ができる技術も
必要になってきます。

1つの時間足では、
全体の流れを正しく把握できるけど、
“複数の時間足になるとわからなくなる”
という人は意外に多いです。

 

もし、マルチタイムフレーム分析の方法について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

水平線の引き方

次にデイトレに必要な技術として
反応しやすい場所に
水平線を引けるかどうか?
というのがあります。

 

水平線は押し目買いや
戻り売りをする際の目途として使うし、
利食いの目途としても使います。

その為、反応しやすい場所に
水平線を引くことができないと、
トレード精度が大きく落ちます。

 

しかし、水平線の引き方に関しても、
トレンドの把握と同様に、
難しいことはありません。

むしろトレンドの把握よりも簡単です。

 

ポイントとしては、
見た瞬間に認識できる、
高値や安値に引くことです。

あとは、
何度も反転している場所です。

 

例えば、下記チャート画像で、
水平線を引くなら、
どの位置に引くでしょうか?

 

現在の位置から近い場所に
水平線を引いてみてください。

2本ぐらい引けば十分です。

 

どうでしょうか?

 

恐らく、以下のような感じで
水平線を引けたと思います。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

ピッタリとはいきませんでしたが、
下側の水平線付近で
何度も反応していますよね。

こんな感じで、
目立った高値や安値、
何度も反応しているような場所に
水平線を引くことができれば、
精度の高いトレードが可能になります。

 

もし、水平線の引き方について、
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。

 

 

大衆心理を読む力

次に重要なのが、
チャートから大衆心理を読む力になります。

 

大衆心理とはチャートから、

・買いたい人
・売りたい人
・買っている人
・売っている人

といった人達の心理を考えて
チャートを読み解いていく力です。

 

そもそもチャートというのは、
相場参加者の思惑が形になったものです。

ということは、
大衆心理を読むことができれば、
次にどう動きやすいのかを予想できるので、
トレード精度が上がります。

 

例えば、下記チャート画像の
黄色マルから下落していますが、
なぜ下がっていったのか説明できますか?

 

まず、全体の流れを見ると、
高値と安値が切り下がっているので、
下落トレンドなのがわかりますよね。

つまり、
買いたい人よりも
売りたい人の方が多い証拠です。

 

ですが、その後に底を打ってから
上昇していってますよね。

しかも今度は高値と安値を切り上げて
短期的に上昇トレンドになっています。

 

ということは、
短期的には買っている人や
買いたい人が多くなっている状態です。

その為、一旦下がったとしても、
押し目買いが入って、
再度上昇していますよね。

 

しかし今度は、
押し目買いが入ったにも関わらず、
直近の高値を更新できずに
下がり始めていますよね。

 

この動きによって
押し目買いをした人達や、
下の方から買っている人達が、

「あれ、直近の高値に届かない」
「高値更新に失敗したかな?」
「てことはここから下がるかも」

と不安になって
買いポジションを決済してきます。

 

更にこれに加えて、
全体の流れは下落トレンドなので、
売りを狙っている人達もいます。

この人達が、

「お、高値更新に失敗した」
「てことはここから下がるかも」

と判断して、
新規の売りエントリーをしてきます。

 

この2つの思惑が売りパワーとなり、
下落していきます。

あとは下落するにつれて、
買っている人達の利食いや損切が出ると同時に
新規の売りも入ってくるので、
どんどん下落していくのです。

 

これがレートが下落していく理由です。

どうでしょうか?

順を追ってチャートを見ていけば、
特に難しくはなかったと思います。

 

ですが、このように、
チャートから大衆心理を読み取れると、

「なぜこの動きになるのか?」

といった理由が理解できるので、
トレード精度が大きく上がります。

 

特にデイトレードをする場合は、
マルチタイムフレーム分析が必要なので、
大衆心理を読み解く力が大きな効力を発揮します。

だから、デイトレで1日20pipsを達成するには、
大衆心理を読む力が必要なのです。

 

もし、大衆心理について、
より詳しく学びたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

損切り位置を正しく見極める

FXでは損切り位置を
正しく見極める技術も必要です。

 

特にデイトレードの場合、
時間軸が短くなるので、
損切りがタイトになりがちです。

その為、
正しく損切り位置を見極めないと、
損切り貧乏になります。

 

しかし、そうは言っても、
損切り位置を見極めるのは
何も難しいことはありません。

単純に根拠が崩れた場所へ
設定すればいいだけです。

 

例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買いエントリーをした場合、
損切りは水色のラインになります。

 

見ればわかるように、
至って普通の位置ですよね。

 

損切りなんてこれでいいんです。

 

なぜ、ここで損切りするかというと、
買いを入れた位置というのは
押し安値になっています。

押し安値では大口の投資家を含め、
多くのトレーダーが買いを入れてきます。

 

ということは、
ここで買ったトレーダー達からすれば、
押し安値を下抜けると
含み損になってしまいます。

そうなると、損失を最小限に抑える為に、
押し安値を下抜けた場所で
一斉に損切りが出てきます。

これによって、
下落のスピードが加速していきます。

 

では、その後の動きを見てみましょう。

 

損切り位置を通り越して、
どんどん下落していってますよね。

このように損切り位置というのは、
正しく見極める必要があるのですが、
大衆心理を考えれば、
特に問題なく見つけることができます。

 

もし、損切り位置の考え方について、
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

トレードは隙間時間にやらないこと

1日20pipsを取るために、
隙間時間でもトレードをしようとする人が
実はけっこう多くいます。

ですが、これは止めた方がいいです。

 

なぜかというと、
隙間時間というのはその名の通り、
ちょっと空いた時間ですよね。

そんなちょっと空いた時間で
無理にトレードをしようとすると、
エントリー根拠が薄くなって
負ける確率が跳ね上がるからです。

 

デイトレードの基本的な流れは、

・全体の流れを確認
・反転しそうな位置を確認
・エントリーポイントの選定

といった流れになります。

 

しかも、これを
マルチタイムフレーム分析で
行う必要があります。

こんなことを
隙間時間でザっとやってしまうと、
当然、分析も雑になって
負けやすくなります。

 

SNSなどを見ていると、

「隙間時間にサクッとトレード」

なんてよく見かけますが、
あのようなものに影響されて
トレードをしてはいけません。

隙間時間にサクッとトレードをして稼げたら、
億トレーダーがそこら中にいるはずですから。

 

目標にとらわれ過ぎないこと

1日に20pips取れれば、
専業トレーダーになることはできます。

だから、1日20pipsを目標にするのがいいと
この記事の冒頭の方でお伝えしました。

 

しかし、だからといって、
“1日20pips”という目標にとらわれ過ぎると、
焦りが出てきて逆効果になります。

 

例えば、20pips取れなかった日が出ると、

「昨日20pips取れなかったから
今日は40pips取らなきゃ」

なんて考えてしまい、
余計なトレードをしてしまいます。

 

そしてその結果、
逆に損をしてしまい、
更に焦ってロットを2倍にして
トレードをしたりします。

そこでまた負けてしまうと、
あとは損を取り返す為だけに
ひたすらトレードをして
気付いたら大損なんて事も起きます。

 

ですから、変に目標にとらわれ過ぎずに
トータルの結果で考える事が重要です。

もし今現在、
FXで安定して勝てていないのであれば、
目標のハードルを大きく下げて、
トレードをしていくのがオススメです。

 

例えば、毎月マイナスなのであれば、
月間トータルで±0を目指すので十分です。

月間でプラスにできる月が増えてくれば、
自ずと1日10pipsや20pipsが見えてきますから。

まずは自分が実現可能な目標を立てて
FXに取り組んでいくようにしましょう。

 

まとめ

今回は、1日20pips取れれば、
十分専業に慣れる理由を
お伝えしてきました。

 

私個人の考えとしては、
月間400pips取れれば、
専業でもやっていけると思っています。

だから、まずは1日20pipsを目指して
検証や実践を積み上げていくと
専業になれる日が近づいてくると思います。

 

もちろん、最初は20pipsでなくても、
10pipsを目標にするのでも十分です。

月間200pipsだって、
ロット数を上げていけば、
大きな収入となりますからね。

 


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