FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

FXで安定した結果を出せるようになるには、

検証は必須”

とこのブログでは何度も伝えています。

 

この事は私の経験から来ることであり、
実際に私が
安定した成績が出るようになったのも、
この検証を徹底的にしたからです。

 

ただし、いくら「検証が必要!」
と言っても、具体的な検証方法というのは、
意外に語られていない事が多いようです。

そこで今回は、
私がFXで使う手法を作る時に、
いつもやっている具体的な検証方法を、
暴露しちゃいたいと思います。

 

この記事を読めば、
FXで安定した結果を出す手法を
作れる可能性が
高くなるので、
最後までしっかり読んで下さいね。

 

トレードルールを1つ決める

手法の検証をする上で必要なのが、
当然ですがトレードルールになります。

つまり手法です。

 

検証する手法に関しては

・自分で思いついた手法
・FX商材の手法
・他人のブログの手法

といったように、
何でもいいので、
1つだけ手法を決めましょう。

 

ここでの注意点としては、
検証をする際は
手法は1つだけに絞ります

 

一度で複数の手法を
検証しようとすると、
途中で手法がごちゃまぜになって、
手法の正しい優位性がわからなくなります。

ですから、
1回で1つの手法を検証するようにしましょう。

 

もし、手法の決め方自体がわからない場合は
以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

チャートソフトを用意

トレードルールを決めたら、
検証をする際に次に必要なのが、
チャートソフトになります。

これはローソク足を
1コマずつ動かせるなら、
どんなチャートソフトでもいいです。

 

代表的なチャートソフト言えば
MT4(Meta Trader4)です。

MT4の場合だと、
ローソク足を1本ずつ動かすには、
F12ボタンを押すと1本ずつ動かせます。

 

ただし、MT4で検証作業をすると、
1つの時間足でしか出来ないので、
めちゃくちゃ効率が悪いです。

その為、より具体的に、
そして効果的に検証をするなら、
検証ツールを使う事をオススメします。

 

なぜなら、検証ツールを使うと、
複数の時間足を表示させながら
ローソク足を1本ずつ進めることができるので、
リアルトレードと同じ感覚で
検証ができるからです。

 

検証ツールに関しては、
FXで早く結果を出したいなら
必ず持っておくべきだと
私は考えています。

もちろん私も検証ツールを使っています。

 

もし、検証ツールを持っていなくて、
オススメのツールを知りたい場合はコチラ

今なら私からの特典もついています。

 

チャートは4つの時間足を表示

チャートソフトや
検証ツールが用意できたら、
自分のトレード環境と同じ枚数の
チャートを表示させます。

ここでは4つの時間足となっていますが、
自分のトレード環境と同じなら、
ぶっちゃけいくつでも良いです。

 

ただ、スキャルピングや
デイトレの手法を検証するのであれば、

・1分足
・5分足
・15分足
・1時間足

といったように、
大体4つの時間足を表示させると、
検証がしやすくなります。

 

なぜなら、4つを表示させると、
リアルトレードと同じように、
大きな時間足で全体の流れを見ながら、
小さい時間足でエントリーができるからです。

あなたも、実際にトレードをする際は、
複数の時間足を表示させて、
全体の流れを見ながら、
エントリーをしていませんか?

 

FXで検証をするにも、

“1つの時間足だけを表示させて、
ひたすら検証をしていけば良い”

というものではありません。

 

検証はリアルトレードの時に、
迷い無くトレードする為に、
行うものでもあります。

だから、リアルトレードと、
同じ環境にする必要があります。

 

その為、「チャートを4つ表示」
と言いましたが、
もしあなたが、3つを表示させて、
いつもトレードしているのなら、
3つでも構いません。

ただし、トレードする時間軸によりますが、
必ず長期足は表示させるようにしましょう。

 

具体的には、
もし5分足でエントリーしていくなら、

・5分足
・15分足
・1時間足
・4時間足

といった感じで、
自分のトレード環境と同じように、
チャートを表示させます。

 

もし、15分足メインであれば、

・15分足
・1時間足
・4時間足
・日足

といった感じでもOKです。

 

ただ、これが1時間足以上の場合は、
1時間足、4時間足、日足
など3つでも十分でしょう。

私の場合は、
常にチャートを監視するのは、
4時間足までで、日足以降は、
朝一にパッと見るだけなので、
検証時にもあまり表示させません。

 

長期の時間足から水平線を引いていく

チャートを表示させたら、
次に行う作業が、

長期足から水平線を引く

という作業になります。

 

実際のトレードでも、
どこが意識されているのか?
というのを確認する際は、
長期足から水平線を引きます。

その為、FXの検証時にも、
同じように水平線を引いていきます。

 

私の場合であれば、
4時間足から水平線を引いていき、
以下のような感じにします。

 

ここまで出来たら検証の準備が完了です。
次からは具体的にローソクを動かしていき、
エントリーをしていきます。

 

エントリーはチャートの右側で判断!

さて、ここからは、
実際にローソク足を1本ずつ動かして、
具体的にエントリーをしていきます。

ここで最も重要なのが、

 

エントリー時は、
チャートの右端で判断すること

 

という事になります。

 

FXの検証している人で、
過去チャートをザッと見て、

「ここでエントリーすれば勝てるな」

なんて事をやっている人を、
良く見かけるのですが、
あれは、ほとんど意味がありません。

 

なぜなら、実際にトレードをする時は、
常にチャートの右端で判断して、
エントリーをしますよね。

 

例えば、過去チャートを見て、

「ダブルボトムの右肩で入れば勝てる」

と判断しても、実際のトレードでは、
チャートの右端で
それを判断する必要があるので、
過去チャートだけを見て検証をしていると、
実際の場面になった際に、
その形を見つける事ができません。

 

だから、FXでの検証はとにかく、

リアルトレードと同じ感覚で行う

というのが非常に大切です。

 

先ほどもチラッとお伝えしましたが、
検証をする意味は、

“リアルトレードで迷い無く、
自分が作った手法でエントリーしていく”

という事の為に行います。

 

だから、常にリアルトレードと、
同じ感覚でやる事が非常に重要です。

 

話が少し逸れましたが、
チャートの水平線が引けたら、
実際にローソク足を動かしていきます。

この際は、自分が決めた手法に沿って、
エントリーしていくので、
そのエントリーポイントが来るまでは、
ザーッとローソク足を進めて行きます。

 

例えば下記画像の状態なら、
4時間足で見ると全体の流れが下なので、
私なら売りを狙っていきます。

 

よって、赤ラインに来るまでは、
気にせずにローソク足を進めます。

 

そして、ローソク足を進めていくと、
狙っていた赤ラインまで、
ローソク足が到達してきました。

ここからは、具体的に、
5分足で1本ずつローソク足を動かして、
エントリータイミングを計っていきます。

 

5分足のローソク足を、
1本ずつ動かしていくと、
赤ラインで反転し始めたので、
売りエントリーしてみましょう。

 

この時に、
損切りは赤ラインの少し上で-20pips、
利食いは、15分足の、
直近安値付近の+50pipsとしましょう。

 

そして、エントリーしたら、
更にローソク足を1本ずつ動かして、

損切りになるのか?
利食いになるのか?

というのを見ていきます。

 

結局その後どうなったかというと・・・

 

 

うーん、残念!

損切りになってしまいましたね。

でも、ここで止めずに、
ここから更に、
検証を続けていきましょう。

 

次の戦略としては、
赤ラインを強く上抜けたので、
目線を買い目線に変更して、
赤ライン付近での、
押し目買いを狙ってみます。

 

ここでも、赤ラインに戻ってくるまで、
ザーっとローソク足を動かします。

そのままローソク足を進めていくと、
予定通り赤ラインまで戻ってきました。

 

その為、また同じように5分足で、
1本ずつローソク足を動かして、
具体的なエントリータイミングを
計っていきます。

 

そして、ローソク足を、
具体的に動かしていくと、
エントリーポイントが来たので、
エントリーしていきます。

ここでも同じように、
損切りは赤ラインを割った-20pips
利食いは直近高値付近の+50pips
に設定してみます。

 

そして、そのままローソク足を進めて、
どうなったか見てみると・・・

 

 

うーん、残念!

また損切りですね。
2連敗してしまいました。

でも、実際のトレードでも
2連敗は普通にあるので、
ここでもめげずに
そのまま検証を続けていきます。

 

このような感じで、
FXの検証を進めていくと、
リアルトレードと同じ感覚で、
エントリー判断ができるので、

今使っている手法が、
本当に通用するのか?

というのが、はっきりとわかります。

 

トレード回数は最低100回以上

上記で説明した検証方法を使って、
手法の検証をしていくのですが、
具体的には、
最低でも100回は行います。

なんで100回かというと、
この記事でも説明したのですが、
トレード記録は多ければ多いほど、
結果に偏りが出てきます。

 

そして、その偏りを見る事によって、
その手法が、

どんな場面に強いのか?
どんな場面に弱いのか?

というのがはっきり出てきます。

 

これを見るために、
FXでの検証トレードの回数は、
最低でも100回以上取りましょう。

因みに私は毎回、
300~1,000回分ぐらいのデータを取ります。

 

トレード記録を全て取る

今まで説明してきた感じで、
検証を進めていったら、
次にやることが、

トレード記録を取る

という事になります。

 

ここで取る記録は主に、

・日にち
・エントリー時間
・エグジット時間
・利食いor損切り
・エントリー根拠
・エントリーから決済までの画像

この辺りを取れば良いでしょう。

 

これ以外にも自分で、
必要だと思う物があれば、
その記録を取ってあげましょう。

これを全てのトレードに対して行います。

 

このデータを最低100個以上集めると、
その手法を使った場合、

どんな時に勝ちやすいのか?
どんな時に負けやすいのか?

というのがはっきりわかり、
検証している手法が
FXで通用する手法なのかを
具体的に判断できます。

 

そして、この記録から、
上手くいくパターンや、
失敗パターンがわかったら、
その手法を調整して、
再度同じように検証をしていきます。

これを繰り返していくことで、
検証している手法が、
どんどん洗練されていき、
あなただけのオリジナルな
最強の手法へと進化していきます。

 

更に、この検証方法を繰り返していると、
その手法が
自分の意識の中に刷り込まれて、
リアルトレードをする際にも、
チャートをパッと見た瞬間に、

“今、エントリーすべきなのか?”
“それともそうでないのか?”

というのを
瞬時に判断できるようになります。

 

これによって、

“迷ってエントリーできない”

などのトラブルが起きずに、
自信を持って
トレードができるようになります。

 

チェックすべき項目は?

トレード記録を取ったら、
検証した手法が
どんな場面で通用するのかを
具体的に把握する必要があります。

 

そこで、
私がいつもチェックしている項目が、

・勝率
・平均利益
・平均損失
・トータル利益
・リスクリワード
・通貨別収支
・曜日別収支
・時間帯別収支

といった項目になります。

 

上記の項目さえチェックしておけば、
ほとんどの場合、
検証している手法の特性を把握できます。

 

因みに、
上記の項目をチェックする理由について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

 

 

自分に合った手法をより完璧に作りたいなら

上記では、手法を作る際の
具体的な検証方法について
お伝えしました。

正直、上記の方法を使えば、
FXで勝つ為の手法を
作る事は十分可能です。

 

ただ、やはりここだけでは
書き切れない部分もあり、
私の検証方法の全てを
伝えきれていません。

そこで、
自分に合った手法を
より完璧に作る為に
私の検証方法の全てをお伝えした
教材を作りました。

 

この教材では、
実際に私が1つの手法を例に、
手法を作る工程を見せながら
画像入りで
検証方法を徹底的に解説しています。

 

その為、この教材を使うことで、
自分に合った手法を
無限に作り出すことが可能になります。

また、私がエクセルで作った
自動で収支を計算してくれる、
売買記録まとめ帳というのを
無料特典としてお渡ししているので、
より検証を効率的に進める事ができます。

 

もし、興味が沸いた場合は、
以下の記事で内容を説明しているので
読んでみてください。

 

 

結果が出にくいダメな検証の仕方

上記では、
FXで勝てる手法を作るための
具体的な検証の仕方をお伝えしました。

ここでお伝えした事を
忠実に守っていけば、
手法作りは問題ありません。

 

しかし中には、
結果が出にくいダメな検証の仕方を
してしまう場合もあるので、
その例をここでは紹介します。

検証をする際は
ここに書いてあることを
意識しながら
間違った検証をしないようにしましょう。

 

出来上がったチャートで検証している

FXで一番結果が出にくい検証の仕方に、
出来上がったチャートを見て、

「ここで入れるな」

なんていう検証の仕方をしている人が、
かなり多くいます。

 

例えば、下記画像のように、
出来上がった過去チャートをザッと見て、

「黄色マルで買いエントリーができるな」

なんて事をしているのです。

これは、はっきり言って、
検証ではなく、ただの確認作業です。

出来上がった過去チャートを見て、
エントリーポイントを探してしまうと、
自分に都合の良い部分しか見えなくなり、
正しい検証データが取れません。

 

正しい検証の仕方というのは、
リアルトレードと同じように、
チャートの右端で検証していく事です

 

リアルトレードの際も、
ローソク足が1本ずつ形成されていき、
チャートの右端で
エントリーするかどうかを、
常に判断する必要がありますよね。

 

検証の時もこれと同じ仕方をしないと、
実際にリアルトレードをした時に、
本来はエントリーすべきでない場所で、
エントリーをしてしまったり、

逆にエントリーすべき場所で
エントリーできなかったりして、

「FXで結果が出ない・・・」

なんて事が起きやすくなります。

 

因みに、このことについて、
更に詳しく書いた記事があるので、
もし、このような
検証の仕方をしているなら、
是非、参考に読んでみてください。

 

 

手法を同時にいくつも検証する

この検証の仕方もかなり多いのですが、
同時にいくつもの手法を検証すると、
1つ1つの手法に対して、
検証の力が分散されてしまいます

 

FXですでに結果を出している人が、
この検証の仕方をするのであれば、
特に問題はありません。

 

ただし、

「検証をしてもFXで結果が出ない」

という人がこの検証の仕方をすると、
結果が出にくくなります。

 

例えば、検証をする際に、

・ブレイクの検証に30分
・押し目買いの検証に30分
・逆張り買いの検証に30分

「合計1時間半も検証をしたから十分!」

なんて事をしている人がいるのですが、
いくら1時間半も検証をしたからと言っても、
1つ1つの手法に対する検証時間は、
たったの30分です。

 

これでは”検証の濃密さ”という点では、
大きく劣ってしまい、
FXで結果が出るまでに時間が掛かります。

 

複数の手法を同時に検証すると混ざりやすくなる

また、いくつもの手法を同時に検証すると、
やっている内に手法が混ざり合って、
エントリーポイントの見落としや、
すべきでない場所でエントリーしたりと、
正しいデータが取れなくなります。

 

FXはサイクル相場なので、
同じような動きを永遠と繰り返します。

その為、そのサイクル相場に合わせた
手法を1つでも作ってしまえば、
あとはそれをひたすら使うだけで
FXで稼ぐことだって可能です。

 

ということは、
検証で必要なことは、
一貫したデータを取ることになります

しかし、複数の手法を
同時に検証する仕方だと、
手法同士が混ざり合って
一貫したデータが取れなくなるので、
手法の優位性がわからなくなります。

 

検証は時間が掛かって面倒くさいので、

「1度の検証で一気に終わらせたい」

という気持ちはわかるのですが、
検証をやる本来の目的は、
FXで安定したトレードをして
稼げるようになるためです。

 

それなのに、
検証が面倒くさいからと言って
1度に複数の手法に対して検証をして、
各手法の優位性を曖昧にしてしまっては
本末転倒になります。

そんな曖昧な手法を使って
リアルトレードをしたところで、
曖昧な結果しか出ずに
無駄に時間と資金を消費するだけです。

 

このような事を避ける為にも、
FXの手法を検証する際は、
同時にいくつも検証する仕方ではなく、
1つの手法を丁寧に深く検証すべきです。

 

FXで結果を出せるようになるには、

“平均して何でも出来る人”

ではなく、まずは、

“1つの事に特化した専門家”

になることが重要です。

 

FXは1つの手法だけでも、
十分稼ぐ事ができます。

むしろ最初の内は、
手法を1つに絞って、
丁寧に検証をしていった方が、
その手法に精通できるので、
FXで結果を出す為の近道となるでしょう。

 

 

手法を最初から複雑にしてしまう

FXで結果が出ない人は、
手法をどんどん複雑にして
検証をする傾向があります。

 

しかし、手法を複雑にすると、
検証中にミスが出やすくなって
正しい検証結果が出なくなります。

その為、検証をする際は、
まずはシンプルな手法から始めましょう

 

そして、シンプルな手法で検証をして、
その結果を見てから、
必要であれば1つだけ
インジケーターを足すなどして
再度検証しなおした方が良いです。

 

この方が検証中のミスも起きにくいし、

“何が原因で負けやすいのか?”

といった事もはっきりわかりやすいです。

 

また、損切り幅と利食い幅も
最初は固定してしまっていいです。

 

ここを固定しておいて、
検証が一通り終わってから
結果を確認していくと、

「この場面は利益を伸ばした方がいい」
「この場面は損切りを小さくできる」
「この形になったら建値にしよう」

ということが見えてくるので、
色々と調整がしやすくなります。

 

検証中に思いついた事を混ぜ込んでしまう

検証をしていると、

「何かこのパターン負けやすいな」
「ここは様子見の方がいいかも」

なんて、色んな事に気づきます。

 

そうすると、この気付きを
検証中に混ぜ込む人が多いのですが、
これをやってしまうと、
手法の本来の優位性がわからなくなり、
一貫したデータが取れなくなります。

 

ですから、検証中に気付きがあっても、
その気付きを今やってる検証へ
混ぜ込むことはせずに、
まずは最初のルールを徹底して検証しましょう。

もし、気になるなら、
簡単にメモだけ残しておいて、
検証が一通り終わった後に、
その気付きに対してチェックしましょう。

 

特定の期間だけ検証を繰り返す

手法を作るために検証する時は
期間を決めて検証をするのですが、
この時に特定の期間だけを
繰り返すのはやらない方がいいです。

 

なぜなら、特定の期間だけで
何度も検証をしていると、
その期間だけにしか通用しない
手法ができあがってしまうからです。

要するに過剰最適化が起きるのです。

 

例えば、2023年だけに絞って、
何回も検証をしていると、
上手くいかない部分が見つかった場合、
その部分に対して修正を入れます。

この状態で再度2023年を検証すれば、
いい結果が出てきます。

 

こういうのを2023年で
何度も繰り返していけば、
勝率90%などの
最強の手法が出来上がります。

 

これに浮かれて、

「これでFXでガンガン稼げちゃうな」

なんてニヤニヤしながら
いざ実践で使ってみると、
過剰最適化が起きているせいで
全く通用しません。

 

なぜなら、この手法は
過剰最適化によって
2023年の動きにピッタリ合わせて
作られてしまっているからです。

これだと2023年の時と
少し違う動きをしただけで
勝てなくなってしまいます。

 

検証を繰り返すこと自体は
素晴らしいことですが、
1年間だけなど、
特定の期間だけを繰り返すのは
逆効果になるので
やらないようにしましょう。

 

完璧主義

完璧主義なのも
実は手法を作る上では
デメリットに働きます。

 

完璧主義だと、
高勝率の手法を追い求めてしまい、
テクニカル指標を何個も使ったりして、
強引に過去の値動きに合わせた
手法を作ってしまいます。

これをやると何が起きるかというと、
過剰最適化です。

 

先ほどの特定の期間だけを
検証すると起きる現象と
同じ事が起きます。

そもそもFXの市場というのは、
過去と似たような動きを
永遠と繰り返しているのですが、
全く同じ動きをしているわけではありません。

あくまでも”似たような動き”をしているだけです。

 

だから、
テクニカル指標などを何個も使って
過去の値動きにピッタリ合わせて
手法を作ってしまうと、
ちょっとその動きと違う動きをしただけで
全く使えなくなってしまうのです。

 

 

こういうのは
完璧主義な人が陥りやすいので、
注意しましょう。

高勝率の手法が欲しいのはわかりますが、
やり過ぎると逆効果になります。

 

そもそも手法が高勝率になるのは、
検証で作った手法を
実践で使っていきながら、
ブラッシュアップしていく事です。

実践経験を積んでいく事で、
検証時には見えなかったものが
見えてくるようになり、
それが勝率アップにつながります。

 

FXの検証は意味がない?やる目的は?

FXの検証について色々語っていると、

「検証なんて意味なくない?」

みたいに言う人がいるのですが、
私には意味がない理由が
よくわかりません。

 

むしろ、検証をやらないと
FXで勝てるようにはならないと
思っている派です。

そもそもの話、
検証をやる目的って
いったい何なのでしょうか?

 

本当に勝てるのかを見極める

検証をやる第一の目的は、
“本当にFXで勝てるのか?”
というのを見極める為です。

 

FXの市場はランダムに動いているので、

「その動きの中で勝ち続けるのは無理」

なんて感じてしまう人が多いのですが、
実は完全にランダムなのではなく、
常に似たような動きをする場面が存在します。

 

その場面に合わせて
トレードをしていけば、
安定して勝つことができるのですが、
ここを見極めて、
本当に勝てるかを確認する為に
検証が必要になるのです。

 

未来の動きの予測する力を磨き上げる

FXでは未来の動きを
完璧に予測することは不可能です。

チャートは人間の心理が作り出すので、
人間と同じく気まぐれです。

 

しかし、先ほどもお伝えしたように、
“ある場面ではこう動きやすい”
といったように、
似たような動きをする場面があります。

 

検証を徹底的に行うことで、
この似たような動きをする場面が
頭に入っていき、

「あれ、この形って上がりやすい形だ」
「じゃあここから上がる可能性が高い」

というのが予測できるようになってきます。

 

この予測ができるようになれば、

「今は買いだけを狙っていこう」

といったように
トレード戦略を絞る事ができて、
勝率の高いトレードが可能になります。

 

リアルトレードでエントリーと決済に自信をつける

検証をする事によって
リアルトレードに入った時に
迷わずにエントリーと決済を
できるようになります。

 

なぜなら、徹底的な検証によって、

・このエントリーは勝ちやすい
・このエントリーは負けやすい
・ここで決済しないと利益を逃しやすい
・ここで決済をしないと大損しやすい

といったことがわかるからです。

 

これらの形がわかっていれば、
自分のトレードが
どんな結果になるかわかるので、
迷うことが大きく減ります。

FXで負け続けている人の特徴に
“迷ったトレードをしている”
というのがあります。

 

あなたもエントリーに迷って
利益を取り逃したり、
決済に迷って損切りになったりと、
そんな経験はありませんか?

私は数えきれないくらいあります。

 

こんな事を減らして、
安定したトレードをする為にも
検証は必要なのです。

 

手法を使いこなせるようになるため

これはエントリーと決済に
自信をつける事に共通するのですが、
自分の手法を使いこなすには
何度も同じようなトレードを
繰り返す事が必要になってきます。

 

例えば、
車の運転なんかが良い例ですよね。

車の免許を取る為に
教習所に通い始めた時って、
車を上手く乗りこなせないですよね。

 

でも、何度も教習所で運転していく事で、
運転すること自体に慣れていき、
車の車高や車幅もわかるようになって
上手く乗りこなせるようになります。

こうなる事で、実際の路上に出ても
事故に会う確率を大幅に減らして
運転を楽しむ事ができます。

 

検証もこれと同じで、
同じ手法で同じトレードを
何度も繰り返すことで、
エントリーポイントや決済ポイントが
脳裏に刷り込まれていき、
使いこなせるようになっていきます。

こうなる事で、
実勢に入っても迷わずに
トレードができて、
それが資金の増加へつながっていくのです。

 

1日も早く勝てるようになるため

FXで1日も早く勝てるようになるには
とにかく実践経験を積み上げる事が必要です。

やはり経験に勝るものはないですからね。

 

検証は実践経験とまではいきませんが、
実践と同じような環境で
何百回、何千回と短期間で経験できます。

リアルトレードだと
1年分の経験値を積むには
当然、1年間必要ですが、
検証は早ければ数時間から数日で出来ます。

 

いくら検証が実践と違うとはいえ、
実践と近い状況で
何百回、何千回とトレードができれば、
それだけ手法を使いこなせるようにもなります。

そしてこれが実践でも
同じようにトレードできる事へつながるので、
検証をやらないよりも遥かに早く
FXで勝てるようになります。

 

手法探しに迷走しなくなる

FXでは勝つ為の手法が無限にあるので、
手法探しに迷走する人が多いです。

昔の私もそうでした。

 

色んな手法を試しては、
上手くいかずに、
常に新しい手法を探していました。

こんな事を続けていく内に、
どうやれば勝てるのか、
全くわからなくなって
手法探しに迷走していました。

 

でも、検証をしていく内に
どんな手法でも使い方次第では
勝てることがわかってきました。

その中で、
自分の性格に合った手法を選んで、
それを使っていけば、
普通にFXで勝てる事がわかりました。

 

この事がわかってからは
手法探しに迷う事がなくなったし、
他人の手法も気にならなくなったので、
余計な遠回りをする事もなくなりました。

こんな経験からも、
検証をやる意味というのを感じています。

 

検証は繰り返しやること

この記事でもすでに伝えていますが、
検証はとにかく繰り返しやる事が重要です。

 

実際にやってみるとわかるのですが、
検証をして完璧だと思って
実践で使ったとしても、
必ず何かしらの問題が出てきます。

その度に検証をして、
手法をブラッシュアップしてから
実践に入るのですが、
また問題が出てきます。

 

だから、また検証をして
手法をブラッシュアップして・・・
というのを繰り返していくことで、
実戦での勝率も良くなっていき、
それが収入アップへつながっていきます。

 

検証と実践を繰り返していくと、
このような良いサイクルに入っていきます。

ただし、先ほどもお伝えしたように、
特定の期間だけの検証や、
完璧を求めすぎる検証などは
過剰最適化が起きやすいので、
その部分は注意が必要です。

 

検証は毎日の継続も大切

検証は繰り返しやる事が重要ですが、
それを確実に実行できるようになる為には、
毎日継続する事が大切です。

 

毎日1~2時間などできれば
もちろん良いに越した事はないですが、
1日15~30分でもいいです。

毎日続けられる時間でいいので、
とにかく継続することです。

毎日少しずつでも検証ができれば、
その積み重ねは半年後、1年後に
大きな成果をもたらしてくれます。

 

継続する為に一番効果的なのは
毎日のルーティンに検証を入れ込む事です。

例えば、食後や寝る前の15~30分に
検証をやるようにするなどです。

そうすれば、検証をする癖がついて、
逆に毎日やらないと気持ち悪くなります。

 

あとはチャートを監視中に
トレードチャンスが来ないとわかったら、
ネットサーフィンやYoutubuを見るのではなく、
検証の時間に使うなどするのです。

自分が1日に使っている時間を振り返ると、
30分ぐらいは必ずと言っていいほど
無駄に使っている時間があります。

 

そういう時間を見つけて、
検証に使ってあげるのです。

FXで本気で勝ちたいなら、
それぐらいはできるはずです。

 

むしろ、
毎日30分ぐらいの検証をするだけで
普通に仕事をしていたら
ありえないぐらいの金額を
稼げるようになるなら
やらない理由がないですよね。

だから、まずは少しずつでいいので、
毎日検証をする癖をつけましょう。

 

まとめ

今回の記事では、
勝てるFX手法を作れる
具体的な検証の仕方を中心に
色々とお伝えしてきました。

 

FXでの検証方法は
色々やり方があって、
今回説明した方法以外にも、
自分の手法を作る方法は
いくらでもあります。

 

その為、今回は、

「私の場合はこうやってるよ」

という具体的な例を出したにすぎません。

 

ただし、この検証方法を使って、
実際にトレード手法を作って、
その手法を使って結果が出ているので、
そこまで間違った検証方法ではないはずです。

 

もし、あなたが
FXで結果が出ていない状態で、

「検証方法もよくわからない」

と言う場合は、参考にしてもらえると、
自分なりの手法を
作ることができると思います。

 

今回の記事の最初の方にも言いましたが、
この検証方法で効率よく、
最速で自分だけの手法を作りたいなら、
検証ツールを使うのが一番です。

そんなオススメの検証ツールはコチラ

今なら私からの特典つきです。

 


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