FXの検証で優位性のある手法を作る為に絶対必要なことは?

 

FX優位性のある手法を作るには、
私の個人的な考えですが、
検証は絶対に必要です。

 

ぶっちゃけた話、
FXは検証をしまくっていれば、
いつかは結果が出るようになる可能性が
かなり高くなります。

そのくらい私の中では、
検証は重要視している項目です。

 

ただ、そうはいっても、
その検証の中でも、
優位性のある手法を作る為には、
絶対に必要なことがあります。

そのことについて、
今回は私の考えをお伝えします。

 

優位性のある手法を作る為に必要なことは?

FXでの検証において、
優位性のある手法を作る為に
私が必ず必要だと考えていることは、

“トレード回数が多いこと”

ということになります。

 

なぜなら、
FXは極端に言ってしまえば、
確率のゲームだからです。

FXに限らず、金融相場では、
フラクタル構造と言って、
同じような動きを昔からずーっと
繰り返しています。

 

よって、相場の動きに合わせて
ひたすら同じトレードをしていき、
確率を安定させていくことで、
手法に本当に優位性があるのかを
確認することができます。

その為、優位性のある手法を作るには、
検証時のデータをたくさん取ることが
必ず必要になってくるのです。

 

そして、この確率を安定させて、
手法の優位性を確認するには、
私の経験上、1つの手法に対して、

最低100トレードは必要

と考えています。

 

最低100回以上のデータを取ってわかること

FXで優位性のある手法を作る為に
必ず必要なことが、
検証データを多く取ることですが、
最低100回以上のデータを取ることで
わかることがあります。

 

これは私の経験上ですが、
検証データをたくさん取ると、
その手法に偏り”が出てきます。

この偏りを見つけることが、
FXで優位性のある手法を作る為には、
非常に重要になってきます。

 

例えば、
私がFXで使う手法を検証する際に、
“時間帯別収支”というのを出します。

 

FXの場合、

・オセアニア時間
・アジア時間
・欧州時間
・ニューヨーク時間

といったように、
時間帯によって市場が別れていて、
動きがかなり変わってきます。

 

その為、同じ手法であっても、
時間帯によって、
優位性のある、なしが出てきます。

そして、これを判別する際にも、
検証でのデータ数が多いほど、
優位性がどこにあるのか?
というのがはっきりします。

 

では実際に、
私が検証したデータを使って、
その辺りを説明してみたいと思います。

 

まずは、とある手法に対して、
トレード回数が20回で
時間帯別収支を見た場合、
以下のような結果が出ました。

赤枠で囲ってある部分が、
時間帯別のトータル損益です。

 

 

ちょっと見づらいかもしれないので、
一応、結果を以下に書きますね。

 

・7~9時:0
・9~12時:+41
・12~15時:-9
・15~16時:0
・16~19時:+12
・19~24時:-36
・0~1時半:+10
・1時半~6時:0

 

どうでしょうか?

たった20回のトレードだと、
どの時間帯を見ても、
優位性があるんだか、ないんだか、
わかりにくい結果ですよね。

 

この結果を見ると、

「この手法ってホントに使えるの!?」

という感じだと思います。

 

では、これを100回トレードした場合、
どう変化するのかを、見てみましょう。

 

 

ここでも、以下に、
結果を書いておきますね。

 

・7~9時:0
・9~12時:+32
・12~15時:-18
・15~16時:+41
・16~19時:-14
・19~24時:+301
・0~1時半:+30
・1時半~6時:0

 

どうでしょうか?

トレード回数が20回の時と比べると、
明らかに時間帯別の収支に、
差が出ていますよね?

 

20回の時の検証結果と、
比較した図を以下に載せます。

 

上記の結果を見ると、
20回と100回では、
特に19~24時の優位性が、
はっきりしてますよね。

 

この結果を見ると、
私が検証した手法は、

“19~24時の間にトレードをすると、
強い優位性がある”

ということがわかります。

 

要するに動きが活発になって、
トレンドが出やすくなる
欧米時間に力を発揮しやすいのです。

 

このように、
FXで使う手法を検証するにも、
最低100回以上のデータがあると、
結果にはっきりとした偏りが出てくるので、

“その手法に優位性があるのか?”

ということがはっきりしてきます。

関連記事:FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

 

データを細分化すると優位性がよりわかる

上記では時間帯別収支を例に出して
データの偏りについてお伝えしました。

 

これのついでなのですが、
検証後に取ったデータに対して、

・売りと買いの勝率
・平均利益
・平均損失
・トータル利益
・リスクリワード
・通貨別収支
・曜日別収支
・時間帯別収支

といったように細分化して
検証結果を確認してみると、
より手法の優位性がどこにあるのかを
確認することができます。

 

例えば、売りと買い、
別々の勝率を分けるだけでも、
検証した手法が、

“売りと買いでどっちが得意なのか?”

という偏りが出ることも多々あります。

 

また、ここから派生させて、
売りと買いポジションの
平均保有時間もチェックすると、

・買いは保有時間が長い
・売りは保有時間が短い

みたいな違いも出てくるので、
自分の性格や、
1日に取れるトレード時間に合った手法へ
進化させることだってできます。

 

よって、検証結果をチェックする時は、
思いつく限りでいいので、
チェックする項目を細分化すると、
より自分に合った手法が出来上がるでしょう。

 

もし、私がチェックする際の項目について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

検証方法も重要

優位性のある手法を作るには、
とにかくデータをたくさん取ることが必要ですが、
その際の検証方法も重要になってきます。

検証方法が間違っていては、
どんなにたくさんデータを取ったとしても、
意味がないものになってしまいますからね。

 

因みに、手法の検証をする際は、
必ずチャートの右端で
エントリー判断をしていきます。

こうすることで、
リアルトレードと同じように
検証をする事ができるので、
手法の正しい優位性がわかります。

 

また、この検証方法によって、
実践に入った時も
検証の時と同じようにトレードができるので、
リアルと検証時のギャップを
小さくすることができます。

 

もし、具体的な検証方法について、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

検証ツールを使うと大幅な時間短縮になる

FXで使う手法を検証する時は、
チャートの右端で
ローソク足を1本ずつ動かす必要があるので、
どうしても時間が掛かってしまいます。

 

そこでオススメなのが、
検証ツールを使うことです。

 

FXの検証ツールは物凄い優秀で、

・リアルトレード同じ感覚で検証ができる
・ローソク足を進めるスピードを調整できる
・仮想売買ができる

といったことが可能なので、
ツールを使うことで検証時間を
大幅に削減する事ができます。

 

その為、もし検証を効率化させて、
1日も早く優位性のある手法を作りたいなら、
検証ツールは絶対に使った方が良いです。

もし、オススメの検証ツールについて、
詳しく知りたい場合はコチラ

 

まとめ

FXでは、
確率の概念が大きく影響してくるので、
優位性のある手法を作るには、
多くの検証データが必要になってきます。

 

特にFXの場合、
値動きが刻一刻と変わっていくので、
全ての相場状況に対して、
優位性を発揮する手法はありません。

少なくとも、私の検証結果では、
そのような手法は見つかっていません。

 

その為、検証をする際は、
最低でも100回以上のデータを取り、
偏りを見つけることで、

その手法のどこに優位性があるのか?

というのを把握して、
相場状況に合った使い方をすることで、
初めてその手法が、
最大限の力を発揮できるのです。

 

もし、あなたが検証によって、
優位性のある手法を作りたいなら、
1つの手法に対して、
最低100回以上のデータを取ると、
その手法の優位性がわかってくるはずです。

 


P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。