FXに限らず相場にはブレイクアウト
という手法があるのは超有名ですよね。

ブレイクの初動に乗ることができれば、
大きく利益が伸ばせるので、
好んで使う人が多くいます。

 

ただ、私の場合は、
ブレイクアウト手法は
基本的に使いません。

なぜなら、
ブレイクは失敗しやすく、
勝率も悪いからです。

 

ブレイクアウトが失敗しやすい理由

ブレイクアウトが失敗しやすい理由に、
売りと買いの思惑がぶつかって
値動きが不安定になるからです。

 

例えば、強いレジスタンスで
以下のように
もみ合っていたとしましょう。

 

ここでは、

「レジスタンスラインで反落する」

と考えて売ってくる人と、

「レジスタンスラインをブレイクする」

と考えて買ってくる人が
攻防している状態です。

 

ただ、ブレイクアウトが起きるには、

・売っている人の損切り
・新規の買い

といった2つの買いパワーが必要です。

 

しかしながら、これらの買いは、
レジスタンスを
はっきりと抜けた場所に入っています。

 

その為、レジスタンスを
少し抜けたぐらいでは、
この2つの注文が入らないので、
それがダマシになりやすいのです。

 

因みに、私の検証によると、
ブレイクアウトの勝率は20%前後です。

もちろん、ブレイクの場合、
損切り幅が1に対して、
利食い幅が5は狙えるので、
トータルではプラスになりますが、
精神的に耐えられないことが多いです。

しかもブレイクアウトの場合、
ダマシが頻繁に起きて、
失敗しやすいので、
あれがイライラするんですよね(笑)

 

ブレイクは大口投資家にも狙われやすい

基本的にブレイクアウトを狙う場所って
誰が見ても

「ここを抜けたら大きく動くだろうな」

という場所になりますよね。

 

しかし実は、このような場所って
大口投資家が狙っている事が多いです。

 

例えば、強いサポレジや
キリ番でのブレイクを狙って
トレードをする事が多いですが、
この辺りは損切りが溜まっている事が多いです。

その為、大口投資家が
わざと一旦ブレイクさせて、
損切り注文を吐き出させます。

こうすることで、
自分達の新規ポジションを
保有していくのです。

 

それによって、
ブレイクの伸びが止まってしまい、
そこから大きく反転して
ダマシとなっていくのです。

ですから、
ブレイクを狙う場所というのは
大口投資家がそれを逆手にとって
狙っている場所でもあるのです。

関連記事:FXで大口投資家はどこを狙ってくる?大衆心理から考えてみた

 

狙うならブレイク後の押し目買いや戻り売り

基本的にブレイクアウトは
失敗しやすいので、
無理に狙わない方がいいです。

それであれば、
しっかりブレイクした後の
押し目買いや戻り売りをした方が
勝率も高く、利益も伸びやすいです。

 

なぜなら、例えば、
上にしっかりブレイクをしたことで、
売っていた人達は、

「もうこれ以上、売れない」

と判断するし、
買いを狙っている側からすると、

「戻ってきたら買いたい」

という心理が働くので、
目線が一気に買いに傾くからです。

 

だから、ブレイクアウトが起きて、
買いと売りの決着がついてから
押し目買いをした方が、
ダマシにあう確率をグッと減らせます。

 

もし、ブレイクアウトが起きて、
そのまま伸びて行ってしまったら、
それは諦めるしかありません。

それでも、
大体の場合、戻ってくるので、
トータルで見れば、
押し目買いや戻り売りの方が
トレード内容は安定しやすいです。

 

比較的成功しやすいブレイクアウトもある

ブレイクアウトを狙うのは、
失敗する確率が高いのですが、
実は比較的成功しやすく、
利益も伸びやすい、
ブレイクアウトがあります。

 

私も昔はブレイクを
よく使っていた時期があり、
その時に負けまくっていたのですが、
自分の売買履歴を見返したときに、

・成功しやすいパターン
・失敗しやすいパターン

というのがある事に気付きました。

 

当時は「何で成功しやすいのか?」
というのがよくわからずに、
そのパターンで
エントリーしていたのですが、
大衆心理的に見ると、
実はかなり利にかなった
ブレイクアウト手法でした。

 

基本的にブレイクアウトというのは、
損切りを巻き込むからこそ、
一気に伸びていきます。

例えば、以下の図で言うと、
青マルのような場所ですよね。

 

上図の赤ライン近辺では、
何度も止められているので、
赤ライン近辺で売った人達の
ポジションが溜まっています。

 

そして、売った人達が、
どこに損切りを設定するか?
というと、
それが青マル辺りになります。

だから、価格が青マルに来ると、
設定されていた損切りが発動して、
一気に伸びるんですよね。

 

更に損切りに加えて、
それを見越した逆指値買いというのも、
青マルの少し上に入っています。

 

そうなると、売りの買戻し(損切り)と、
新規買いが入る事によって、
ダブルの買い圧力となって、
一気に上がっていきます。

これによって、
ブレイクアウトが完成するんですよね。

 

じゃあ、
どこでそのブレイクが起きれば、
成功しやすいのか?
それとも失敗しやすいのか?

という話になってきますよね。

 

基本的にブレイクアウトは、
ほとんどが失敗に終わります。

ただ、失敗するにも、
失敗しやすい場所というのがあります。

 

FXで勝てていない人を見ると、
結構ブレイクを使っているのですが、
そのエントリーポイントを見ると、

「そこは失敗しやすいかな」

というポイントで
入っていることが多いです。

 

そこで今回は、
ブレイクアウトが失敗しやすい場所、
成功しやすい場所を教えちゃいます!

なんて思って記事を書いていたのですが、
その内容は実は私が作ったレポート内に
載っていた事に気付きました。

 

このブログは無料ブログで、
誰でも読めるブログになっているのですが、
そのFXレポートは有料です。

だから、失敗しやすいブレイクアウトと、
成功しやすいブレイクアウトを、
ここで書いてしまうと、
そのFXレポートを手にしてくれた、
数多くの方々を裏切ってしまうので、
すみませんがここでは書けません・・・

 

ただ1つ、ヒントを言うと、
売りポジションや、
買いポジションが溜まりやすい場所
というのがあり、
その場所は100人が見たら、90人以上が、

「ここに買い(売り)が溜まってるな~」

とわかるような場所です。

 

そのような場所で
ブレイクアウトを狙うと、
比較的、失敗がおきにくく、
利益も伸びやすいです。

 

一応、私のFXレポートでは、
以下のように、

・失敗しやすいブレイク
・成功しやすいブレイク

といった感じで、
パターン別に書いてあります。

 

失敗パターンと、
成功パターン、各2種類ずつです。

 

 

 

 

 

こんなぼかし画像見せられても、
何がなんだかわからないですよね(笑)

 

まぁ、このFXレポートは、
手法がメインなのではなく、

「大衆心理の読み方を覚える」

というのがメインなので、
あくまで、
大衆心理を読む訓練の一環として、
大衆心理を使った手法を紹介しています。

 

その内の1つに、

・成功しやすいブレイクアウト
・失敗しやすいブレイクアウト

という項目が入っているだけです。

 

個人的には、
この記事の最初にも言いましたが、
ブレイクは失敗する確率が高いので、
ブレイク後の押し目や戻し目を狙うほうが、
勝率も高いし、利益も伸びやすいです。

だから、無理にブレイクアウトを
使う必要はないと思っています。

 

じゃあ、このFXレポートに書いてある、
ブレイクアウト手法は使ってないの?

と聞かれれば、
「普通に使ってます」
と答えるんですけどね・・・

もし興味があれば見てみてください。
これを極めれば勝てる!FX大衆心理入門

 

まとめ

ブレイクアウトは
基本的に失敗しやすいので、
無理にやる必要はないです。

やみくもにブレイクを狙っても、
ダマシにあって
負けまくるのがオチですからね。

 

むしろブレイクを狙わない
トレードの方が
ずっと勝率も高く、
利益も伸びやすいです。

もし、勝率の高い場所を知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXのデイトレで高勝率で利益が伸びるポイントはどこ?

 

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