売買している人達の気持ちを考えてトレード精度を激増させよう

FXのトレードをする上で、
トレード精度が悪く、

「上手く結果が出ない」

という人が多くいます。

昔の私自身も、
エントリーしたら即逆行されて、
とにかく勝率が悪かったです。

しかし、チャートから
売っている人や買っている人の
気持ちを考えて
トレードをするようになったら、
精度が一気にアップしました。

では、チャートから
売っている人や買っている人の
気持ちを考えるとは、
いったいどのような事なのでしょうか？

チャートから気持ちを読み取る方法とは？

では早速、チャートから
売買している人達の気持ちを
読み取る方法について
解説をしていきます。

例えば、
今現在のチャートが、
下記画像のようになっていたら

「これだけ大きく下げて、
赤ラインの水平線に来たので、
ここで反発するだろう」

なんて、赤マルあたりで、
逆張りをしたくなりませんか？

特に日本人の場合、
逆張り好きが多いので、
このような場面で
買いたくなる人はすごく多いです。

しかも、この場合、
赤マル付近では
下ヒゲが何本も出て、
反転のサインが出ているので、
余計買いを入れたくなると思います。

でもちょっと待ってください。

もしあなたが青マルの箇所から
売っていたとしたら、
赤マル辺りで利食いをしたいと思いますか？

赤ラインが意識される場所なので、
利食いをするのも、
勿論正解だと思います。

実際に赤ラインでは、
一時的に反発しているので、
利食いが入って上昇しています。

でも、せっかく良い所で
売りエントリーできたので、
利益を伸ばしたいと思いません？

実際に上から売った人達の多くは、

「利益を伸ばしたい」

と思っています。

しかも、下落の流れが出ているので、

「戻ったら売りたい」

といったように、
新規で売りを狙っている人も多いはずです。

では、その後の動きがどうなったか、
以下の画像を見てみてください。

結局、赤ラインで少し反発した後、
再度、戻り売りが入って、
安値更新をしていますよね。

まず、これは、上から売っている人達が、

「売りの勢いが強い」

と考えてまだ利食いをしなかった人達が
多くいた証拠です。

利食いをしないということは、
売りの決済が入らないので、
レートが上昇しないことを意味します。

そして更に、下落の勢いが強いことから、
赤ラインで逆張り買いをした人よりも、
新規で戻り売りをした人が多かった為、
安値を更新して下落したのです。

よって、
もし赤マルで逆張り買いをしたら、
損切りになっていたのです。

このように、売っている人や
買っている人の気持ちを考えて
チャートを見ていくと、

「この後、どんな動きをしやすいのか？」

ということがわかるので、
トレード精度が大きく上がります。

今回の場面で買うべき場所は？

今回の場面では、
赤ラインに来たからといって、
逆張りをすると負けますよね。

では、このような場合、
買いを入れる場所は、
どこになると思いますか？

これも、売っている人や
買いたい人の気持ちを考えながら
チャートを見ていくと
その場所がわかると思います。

もし、わからないようであれば、
あなたが売っていたらどこを上抜けしたら
「もうダメだな」と思いますか？

逆にあなたが買いたいとしたら、
どこを上抜けしたら
「買いを狙いたい」と思いますか？

これらのことを考えてみると、
買いを入れる場所が
わかってくるかもしれません。

因みに、
本格的に反転上昇をするのは、

売っている人が、

「これ以上伸びなそうだな」

と思う場所に加えて、
買いたい人も、

「これ以上下がらなそうだな」

と思った場所です。

では、買いを入れるべき場所ですが、
私の考えでは、
以下の画像の青マルがその場所です。

もし、この記事を読んでいるあなたも
私と同じような場所で
買いを考えたのであれば、
あなたには
相場参加者の心理を読む素質があります。

ここから更に訓練していけば
短期間でトレードの精度を
劇的に上げることができるかもしれません。

では、なぜ青マルで
買いを入れると私が考えたのか
説明していきますね。

まず、下記画像の
赤マルでは戻り高値を上抜ける事で、
売っている人達が、

「トレンド転換したかも・・・」
「そしたらこれ以上下がらないかも・・・」

と判断して決済をしてきます。

その為、大きな陽線が出ています。

ただし、注意しなければいけないのは、
赤マルでは、
まだ売りの撤退がメインという事です。

新規の買いはまだそこまで入っていません。

買いたい人は赤マルの動きを見た時点で、

「トレンド転換したかも」
「じゃあ、そろそろ買い場を探すかな」

ぐらいな感じで、
「買いたい」と思う場所を探し始めます。

しかし、そうはいっても、
買いたい人の多くは、

“なるべく安い位置から買いたい”

と考えます。

そうなると、
新規の買いが入り易いのは、

一旦下げて押し目を作ってから

と考える事ができます。

という事は、
新規の買いが入り易いのは、
以下の画像の青マル辺りから
と判断できるのです。

しかも青マル辺りは、戻り高値と、
ほぼピッタリの場所になっています。

いわゆる、レジサポ転換というやつです。

そして、買いが入って、
レートが上昇し始めることで、
まだ売りポジションを持っている人達も、

「あ、これはもうダメだな」

と判断して一斉に決済をしてくるので、
完全なトレンド転換となって、
本格的な上昇が始まるのです。

このように、
買うべき場所についても、
売りと買いの気持ちを考えれば、
自然と見えてくる上に、
精度の高い場所でエントリーが可能になります。

その為、今まで
相場参加者の心理について、
考える癖がなければ、
是非、この考えを取り入れてみてください。

この考え方をマスターすれば、
トレードの精度が一気に上がるはずです。

相場参加者の心理をイチから読めるようになりたいなら

上記では、実際のチャートを使って
相場参加者の心理を読む方法を
解説してきました。

相場参加者の心理を
チャートから読むことができれば
劇的にトレード精度が上がります。

実際に私もそうでしたから。

ただ、そうはいっても、
上手く読めるようになるまでは
かなり訓練が必要だし、
やみくもに訓練しているだけでは
なかなか上達しません。

そこで、私の今までの経験から
この相場参加者の心理を
効果的に読めるようになる為に
イチから順序だてて
解説をした教材を作りました。

ですから、もしあなたが、
相場参加者の心理を
読めるようになって
トレード精度を短期間で
上げたいと思うのであれば、
この教材は役立ってくれると思います。

この教材の内容は
以下の記事で詳しく説明しているので
興味がある場合は読んでみてください。
⇒これを極めれば勝てる！FX大衆心理入門

もしくは、
相場参加者の心理を読む事が
どういうことなのかを
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

まとめ

今回は、チャートから
売買している人の気持ちを
考えてトレードする方法について
お伝えしてきました。

ただ、今回の解説は、
出来上がったチャートでの解説なので、
いくらでも説明できちゃいます。

ですが、後付けであっても
チャートの動きを説明できないと
トレードの精度はいつまでも上がりません。

ですから、

“売っている人が、
どこを上抜けしたら諦めてくるのか？”

“買いたい人はどこを上抜けして、
どこまで下がったら買いたいのか？”

これらを常に考える癖をつければ、
おのずとエントリーポイントが
見えてくるはずです。

もし、今回お伝えした
大衆心理の読み方について、

「徹底的に学んでトレード精度を上げたい！」
「勝ち切れない状態から抜け出したい！」

と本気で考えている場合は、
上記でお伝えした、
私が作った大衆心理の読み方に特化した
教材を試してみるのもアリだと思います。