FX相場の世界では、
指標が存在しますよね。

しかも、指標の場合、
一瞬で上下に大きく動くので、
上手くトレードをすれば、
意外に簡単に利益を出せます。

 

そんな指標相場で、
上手くトレードをする際には、
大衆心理を使うと便利です。

そこで今回は、
タイトルにもあるように、
大衆心理を使って
指標相場をトレードする際の
コツについてお伝えしていきます。

 

指標発表前にエントリーは絶対しない

指標には相場を急変させる指標があり、
代表的なものとしては、

・雇用統計
・政策金利
・CPI
・小売売上高

といったものがあります。

 

しかも、これらの指標は、

・アメリカ
・イギリス
・オーストラリア
・カナダ

といったように、
各国であります。

 

だから、このような指標を狙って
トレードをしていけば
上手く利益を出せるのですが、
指標発表前のエントリーは絶対NGです。

 

確かに指標発表前に
エントリーをしておけば、
上手くいくと大きな利益を取れますが、
これは大衆心理うんぬんではなく、
ただのギャンブルです。

相場で安定した利益を目指すなら、
指標発表前のエントリーは
絶対にしないようにしましょう。

 

因みに、指標トレードは
値動きが早く、
ボラティリティも高いので、
下手すると大損します。

ですから、このような相場が
苦手だと感じる場合は、
トレードを避けるのが一番です。

関連記事:FXでの指標は避けよう!危険な指標やトレード内容を教えます

 

全体の流れを確認しておく

では、ここからは、
大衆心理を使って、
指標相場を戦うコツについて、
お伝えしておきます。

 

まず最初にやることは、
指標発表前に、
全体の流れを確認することです。

 

例えば、以下のチャート画像を見ると、
全体の流れは下落トレンドですよね。

 

ということは、大衆心理的に考えると、

「買いたい人より売りたい人の方が多い」

ということを意味します。

 

このことを把握しておくだけで、
指標発表後のシナリオを
簡単に立てることができます。

 

例えば、今回の例であれば、
下落トレンドなので、

・指標で上に動いたら戻り売り
・指標で下に動いても短期足で戻り売り

といったように、
とにかく売りのことだけを
考えればいいわけです。

 

このように、
全体の流れから大衆心理を考えて、
トレードのシナリオを立てるだけでも
エントリーの精度は上がります。

 

また、指標の場合、
値動きが早いので、
事前にシナリオを立てておくことで
焦らずトレードもできますからね。

 

もし、全体の流れを読む、
環境認識について、
もう少し詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
環境認識は大衆心理からどう読み解く?

 

指標発表後はしばらく待ってからトレード

指標発表直後というのは、
一般大衆の売り買いが交錯して
値動きが激しくなります。

このような場所に突っ込んでいっても、
値動きに翻弄されて
大きな損を出しやすくなるので、
指標発表後は値動きが落ち着くまで
しばらく待ちましょう。

 

そして、値動きが落ち着いてきたら、
押し目買いや戻り売りのポイントを
探していきます。

例えば、先ほどのチャートであれば、
指標発表後に下に大きく動きました。

 

このような動きを見ると、

「下に更に大きく動く!」

なんて思ってしまい、
飛びついてしまうのですが、
これは負け組のトレードです。

 

この場合、
確かに下落の勢いが強いのですが、
大衆心理的に見ると、

「すでに含み益になっている人は
どこで利食いをするか考えている」

という状況です。

 

つまり、売りポジションの利食いが
いつ出てもおかしくない状況なので、
レートがいつ反転してもおかしくありません。

 

だから、指標発表によって、
相場が強い動きを見せたとしても、
しばらく様子見をして、
一旦レートが戻ってくるのを待ちます。

 

では、この後の動きがどうなったかというと、
以下のようになりました。

 

やはり、強く下に動いた後は、
反転する動きが出ていますよね。

 

これは指標によって大きく下に動くことで
一瞬で大きな含み益を抱えた人達が
利食いをしてきた証拠です。

このように、大きく動いた後というのは、
利食いが出やすくなるので、
その分レートも反転しやすくなります。

 

ただし、反転しているとはいえ、
その後、再度大きく下げていってますよね。

これは冒頭でもお伝えした、
全体の流れが下落トレンドにある事が原因です。

先ほどもお伝えしたように、
全体の流れが下落トレンドということは、
売りたい人が多い証拠です

 

つまり、多くの相場参加者は、

「レートが戻ってきたら売りたい」

と考えているわけです。

 

その為、一旦売りの利食いが出て
レートが反転したら、
売りを狙っている相場参加者は、

「お、売りのチャンス!」

と判断して売りエントリーをしてくるのです。

 

その為、それに便乗して、
トレードをしていけばいいのです。

今回の場合であれば、
一旦レートが戻ってきて、
上に行くようなそぶりを見せています。

 

しかし、その直後に
大きな陰線が出たことで、

・反発を狙って買った人達
・反発を狙って買おうとしていた人達

これらの人の思惑を裏切ったことで、
買う人がいなくなり、
大きく下げて行きました。

 

だから、エントリーをするなら、
大陰線が出た次の足でエントリーすれば、
簡単に利益を出すことができます。

 

このようにトレードをしていけば、
勝率も高いし、
指標で大きく動いた幅よりも、
大きな利益が取れることもあります。

その為、指標発表後に
しばらく待つことは凄く大切なのです。

関連記事:FXの指標も大衆心理を使ってトレードができる

 

指標トレードはギャンブル性を取り除けば美味しい

指標トレードと聞くと、
大きく動く指標で発表直前に

“上か下かを決めてエントリー”

なんてイメージがあります。

 

その為、”指標は危険”
なんて言われる事も多いです。

しかし、私からすれば、
指標トレードは
ギャンブル的な事をするから
危険なのです。

 

むしろ、指標発表前に

・全体の流れを確認する
・トレードシナリオを立てておく

といったように、
計画を立ててトレードをすれば、
勝率も高く利益も伸びやすいので
美味しいトレードなります。

 

更に、エントリー時にも
大衆心理を使って
ローソク足を丁寧に見ていけば、
ピンポイントでエントリーもできるので
尚更トレードもしやすいです。

関連記事:FXの経済指標でトレードする時の勝ち方は?必勝法はある?

 

ただし、そうは言っても、
値動きが早く、
ボラティリティも高いので、
損切りを徹底する必要はありますが。

あとは、慣れの部分もあるので、
最初の方はデモトレードで
試しにやってみるのがいいでしょう。

 

まとめ

今回は、大衆心理を使って、
指標での相場を戦うコツについて、
お伝えしてきました。

 

指標は大きく動くと、
多くの相場参加者がエントリーしてくるので、
発表直後は値動きが荒くなります。

このような場所でトレードをしても、
値動きに翻弄されて負けまくるだけです。

 

それであれば、大衆心理を使って、

・指標発表前に全体の流れを確認する
・指標発表後に様子を見てエントリーする

といった方法を使えば、
勝率が高く、短時間で
大きな利益を狙うことができます。

 

今回は、ザッと説明した感じでしたが、
これ以外にも、
ローソク足から大衆心理を読む方法もあります。

この方法を身につければ、
より細かくピンポイントで
エントリーもできるようになります。

 

もし、その方法について知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
ローソク足から大衆心理を考えるクセを付けてFXを安定させる!

 

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