FXには無限の手法があり、
使う手法も人それぞれです。

 

私がトレードをする際に使う手法は、
基本的にローソク足水平線だけです。

このブログで何度も出てくる、
“大衆心理を使ったトレード”
というのもローソク足と水平線のみです。

 

ですから、私の中では、
FXで使う手法は、
ローソク足と水平線だけでも
安定した結果が出せると考えています。

そこで今回は、
私が実際にトレードした結果を解説しながら、
その理由についてお伝えしていくので、
参考程度に読んでもらえればと思います。

 

ローソク足と水平線を使った際のトレード例

私の場合、
MAなどのテクニカルを使うと、
チャートが見づらくなるのが嫌なので、
チャートには水平線しか引いていません。

それに、テクニカルを入れると、
変にそれを意識してしまい、
エントリー時に迷いが出たりするので、
使うことはありません。

 

ここ最近の私のトレードは、
15分足のデイトレードがメインですが、
ここでも水平線とローソク足で、
トレードをする手法を使っています。

しかも、その手法内容も超単純です。

 

全体の流れを確認して、
1時間足以上のサポレジに来たら、
1分足のローソク足の形を見ながら、
エントリーをしていく。

こんな超シンプルな手法です。

 

例えば、先日、
ポンド円でデイトレをしたのですが、
その時のトレードが下記画像です。

 

黄色マル:エントリー
水色マル:決済

+65pips

ポンド円15分足

 

どうです?

このトレードを見た瞬間、
“セオリー通りの押し目買い”
っていう感じがしませんでした?

 

そうなんです。

セオリー通りの超単純な押し目買いです。
これが今の私のメインの手法です。

 

本当にローソク足と
水平線しか使っていません。

ただし、
超単純な押し目買いといっても、
相場参加者の心理を考えながら
トレードをしているので、
精度はそれなりに高いです。

 

まず、1時間足を見ると、
かなり強く上昇しているので、
いつ買いの利食いが入っても
おかしくない状態でした。

 

だから、私からすれば、
下記画像の赤ラインまで引きつけてから、
押し目買いをしたかったんです。

ポンド円1時間足

 

ただ、15分足チャートを見ていると、
明らかに下げる力が弱く、
15分足レベルのサポートで、
かなりもみ合っていたので、

「これは買いの勢いが相当強い」

と判断しました。

 

基本的に大きく上昇すると、
その分、買いポジションが溜まるので、
利食いが入りやすい状況になります。

ただ、それ以上に買いの圧力が強いと、
浅い押し目を作って、
そこから更に大きく伸びる事が多いです。

 

だから、15分足の、
ローソク足の並びを見た時点で、
「どこかで買ってしまおう」と考えました。

 

ここからが、大衆心理を使った
トレードが力を発揮するポイントです。

 

ここでは、15分足の水平線で
サポートされてるからといって、
単純に赤ラインでバチンと入ると、
一気に急落する可能性があったので、
慎重に入る必要がありました。

なぜなら、さっきも書いたように、
大きく上昇して
買いポジションが溜まっているので、
利食いがいつ入ってもおかしくないからです。

 

その為、今度はチャートを5分足に変えて、
細かいサポレジと、
ローソク足の形状を確認します。

5分足を見ると、
以下のような状態になっていました。

 

ちょっとわかりづらいので、
更にこの部分を拡大しますね。

 

上記のような感じになっていたのですが、
このローソク足の形状を見た瞬間、
ダブルボトムが見えたので、
更にネックに水平線を引きました。

 

このダブルボトムネックを上抜ければ、

「下に行こうとしたけどダメだった」

という形ができて、
逆張り売りをしている人達も、
諦めてくるだろうと判断しました。

 

ここで逆張り売りが諦めれば、
これ以上売りで来るような人達は少なく、
むしろ、”買ってくる人が大多数になる”
と判断して、
ダブルボトムネックを上抜けして、
その押し目で買う判断をしました。

 

そして、ローソク足の形を監視していたら、
ダブルボトムネックを上抜けたので、
ここからエントリーポイントを
更に細かく探っていきます。

 

今度は5分足から1分足に変えて、
ローソク足が出来ていくのを見ながら、
エントリーする場所を探っていきます。

この時に1分足にすると、
以下のようになっていました。

 

ここからは、エントリー部分を拡大して、
更にローソク足を細かく見ていきます。

 

まず、ダブルボトムネックを抜けたので、
戻ってくるのを待ちます。

ダブルボトムネックを抜けた後は、
こんな感じで推移していきます。

 

この時点では、
まだエントリーする気はゼロです。

もう少し赤ラインまで引きつけて、
エントリーをしたいので、
ローソク足の形状を監視し続けます。

そしてその後・・・

 

お!
かなりいい感じになってきましたね。

ここでは集中力を最大限にして、
ローソク足の形と勢いを見ていきます。

 

この形が出た時点で、
次のローソク足で少し強めに下げて、
赤ラインで反発するか、
赤ラインを少し抜けてから、
反発する形を見せたら、
エントリーしようと考えていました。

 

しかし、次のローソク足を見ると、
以下のようになって、
予想とは違う動きになりました。

 

強い陰線の後は、
そのまま下げると思っていたのに、
下げずに強めの陽線が出ました。

これを見た時点で、

「このローソク足で下げるはずなのに、
下げずに陽線が出た」

「という事は下に行く力が弱い」
「つまり、次の足で上げる可能性が高い」

といったように判断して、
次のローソク足で上げ始めたら、
エントリーをしました。

 

エントリー後は単純に損切りを設定して、
利食いポイントまで放置です。

途中、含み益が+20pipsぐらいになったら、
建値までストップを上げて、
これで負けはなくなりました。

あとは1時間足で、
レジスタンスになりそうな場所を確認して、
その近辺に来たら迷わず利食いです。

 

因みに私がデイトレをする場合は、
直近の強いレジサポラインの手前に、
利食いの指値をして放置する事が多いです。

デイトレの場合だと、
保有時間が長くなるので、
ずっと監視してると疲れるからです。

 

結局、エントリー後は
運良く上がってくれて、
当初の利食いポイントまで来て、
指値に掛かって利食いとなりました。

これで+65pipsの利食いとなって、
もう十分と思ったので、
この日のトレードは終了しました。

 

このように、私のトレード手法は、
ローソク足と水平線を使って、
大衆心理を考えながら、
エントリーをする手法がメインです。

エントリー前に色々見ているように
感じるかもしれませんが、
1個ずつ順を追って見ていけば、
至って普通のトレードですよね。

 

手法は複雑にすれば良いわけではない

上記では、
ローソク足と水平線だけを使って
トレードした例をお伝えしました。

私の場合、毎日あんな感じで
シンプルにトレードをしています。

 

FXで望むような結果が出ていないと、
テクニカルやインジケーターなど、
複雑に組み合わせた手法でないと、

“結果を出す事は難しいんじゃないか?”

なんて思いがちですが、
実は単純な手法でも十分結果を出せます。

 

むしろ、ローソク足と水平線という、
シンプルな手法を使うからこそ、
再現性も高く、
ピンポイントでエントリーができます。

 

更に、ローソク足を見ながら、
相場参加者の心理を考えていくと、
エントリー後に逆行しにくくなるので、
勝率もそれなりに高くなります。

それでいて、損小利大が可能なので、
私はこのシンプルな手法が気に入っています。

 

もし、あなたがFXで結果が出ずに、
今も悩んでいるのであれば、
ローソク足と水平線を使った
シンプルな手法を試してみると
結果が変わってくるかもしれません。

 

実際の手法としては、

“トレンド中の押し目買い、戻り売り”

といったセオリー通りの手法を
まずは検証してみると良いでしょう。

 

更にこれに加えて、
大衆心理を取り入れると、
トレード精度が上がる可能性が高いです。

大衆心理の勉強は、
プラスになる事はありますが、
マイナスになる事はないと思っています。

 

もし、大衆心理について、
詳しく学んでみたい場合は、
まずは以下の記事から読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

FXでは様々な手法があり、
どんな手法であっても、
上手く使えば結果は出ます。

ただし、ローソク足と水平線を使った
シンプルな手法であっても、
十分安定した成績は出せます。

 

むしろ、シンプルな手法を使って
結果を出せないようでは、
インジケーターを足したとしても、
同じように結果は出せないでしょう。

 

ですから、今現在、
FXで使う手法について悩んでいるなら、
今一度、基本に戻って、
シンプルな手法を検証してみることを
オススメします。

 

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