今まで使っていた手法が

「なんだか最近通用しなくなったな」

なんてことを思ったりしませんか?

 

私も昔は、

「あれ?いつも使ってる手法が
通用しなくなったかも?」

なんてことをよく感じていました。

 

しかし、通用しなくなった時の
相場状況をよく考えてみると、
その原因が意外に見えてきました。

そこで今回は、
自分の手法が通用しなくなった際に
チェックすべき点について
私の考えをお伝えしていきます。

 

手法が現在の流れと合っているか?

「手法が通用しない」

と感じ始めた場合、
現在の相場の流れが
変わってきている可能性があります。

 

FXは1つの手法が、
全ての相場に通用するというのは、
基本的にありません。

 

手法によって、

・トレンドが得意な手法
・レンジが得意な手法

といったように特徴があります。

 

その為、相場の流れが変わり出すことで、
今使っている手法が力を発揮できずに
通用しなくなっている可能性があります。

 

ですから、
一度、現在の相場の流れを再確認して

「自分の手法が今の相場に合っているか?」

というのをチェックしてみましょう。

 

特に日足や週足などの
大きな時間軸を確認してみると
いいかもしれません。

 

自分の中ではトレンドに沿って
トレードをしているつもりでも
大きな時間軸で見たら

“レンジでトレードをしていた”

なんて事もありますからね。

 

もし、今使っている手法が
今の相場では通用しない状態だとわかったら、
またその手法の得意な相場が来るのを、
待っていればいいだけです。

 

“FXは待つのも仕事”

と言われていますが、
正にその通りで、
自分が使っている手法に、
合わない相場が来たら、
単純に使わなければいいだけなのです。

 

FXはトレードをすることが目的ではなく、
資金を増やすことが目的です。

手法が通用しない相場で
無理にトレードをしたとしても
無駄に資金を失うだけです。

 

むしろ、通用しない相場が来たら、
現在の相場状況に通用するような
新しい手法作りに入るなど、
自分の力を強くすることに
時間を使うのがいいでしょう。

 

曜日の動きに合っているか?

FXの場合、曜日によって、
動きがけっこう変わってきます。

 

例えば、

・月曜はあまり動かない
・火~木曜が活発になる
・金曜は週末で動きが鈍くなる

といった感じで、
曜日によって動きが変わることが多いです。

 

よって、今使っている手法が、
実は曜日による動きによって
通用する、しないが出ている事もあり得ます。

実際に私も手法が通用しなくなった時に、
曜日別の収支をチェックしてみたところ、
月曜の収支が悪かったことがあります。

 

だから、
月曜にトレードをしないようにしたら、
結果が改善されたので、
曜日別収支も確認してみるといいでしょう。

 

時間別の動きに合っているか?

これは曜日的要因に似ているのですが、
FXでは、

・オセアニア時間
・アジア時間
・欧州時間
・ニューヨーク時間

といったように、
時間帯別に市場が分かれていて、
動きもかなり変わってきます。

 

その為、今使っている手法が
アジア時間に通用する手法なのに、
欧州時間に使っていたら
通用しなくなるのは自然なことです。

ですから、自分の売買記録から
時間帯別収支を出してみると、
手法の特徴がはっきりして、
上手く使いこなせるようになると思います。

 

もし、時間帯別の動きについて、
もう少し詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXには時間帯で動きに特徴が!その際のトレードの注意点とは?

 

季節的要因に影響されていないか?

手法が通用しなくなった場合、
季節的な要因も関係してきます。

私の場合、
手法が上手く機能しなくなる時は
大体これが原因です。

 

FXの市場においても、
ボラティリティが高い相場や
低い相場が季節によって変わってきます。

 

例えば、

・1~3月:ボラティリティが高い
・4~6月:ボラティリティが低くなり始める
・7~8月:夏休みでボラティリティが低い
・9~11月:ボラティリティが高くなってくる
・12月:冬休みでボラティリティが低い

といった感じで、
季節によってボラティリティが変わります。

 

その為、手法の利食い幅や損切り幅が
現在のボラティリティに合っていないと、

・利益が伸びずに建値や損切りが多くなる
・すぐに損切りになってしまう

といったことが起きやすくなります。

 

特に、利食いと損切り幅を固定していると、
この現象はけっこう出てきます。

 

また、7月~8月や12月になると、
レートの値動き自体も鈍くなるし、

“ある時突然大きく動く”

という感じで、
値動きがおかしくなることも多いです。

 

ですから、もし自分の手法が
季節的要因で通用したり、
通用しなくなったりする傾向があるなら、
ここに関してはトレードを休んだ方がいいです。

やはりずっとチャートを見ていると、
身体的、精神的にストレスが溜まってくるので、
どこかでリフレッシュが必要になります。

 

その為、夏や年末年始などは
トレードを休んで、
旅行に行ったりして
気分をリフレッシュさせるのがオススメです。

やりづらい相場でトレードをしても、
無駄に資金を減らす可能性の方が高いので、
それであれば自分をリフレッシュさせた方が
その後のトレードに好影響を与えてくれます。

 

実際に私自身も、
7月中旬から8月いっぱいと、
12月の中旬くらいから年始までは
トレードはほとんどせずに休んでいます。

やるとしても検証ぐらいで、
その期間にパワーアップすることに
時間を使うようにしています。

 

手法自体に過剰最適化をしていないか?

これは少し例外的で、
通用していた時期があった手法で
急に通用しなくなった場合は
あまり当てはまらないかもしれません。

 

ですが、まれにですが、
手法を過剰に最適化している事が原因で
急に通用しなくなることがあります。

 

過剰最適化とは例えば、

・RSI
・ストキャスティクス
・移動平均線
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド

といった
テクニカル指標をいくつも使って
過去チャートの値動きに
ぴったり合わせてしまう事です。

 

これをやってしまうと、
手法が通用しなくなります。

なぜなら、チャートというのは
過去と同じような動きをしますが、
全く同じ動きにはならないからです。

 

その為、過去チャートの動きに
ぴったり合わせた手法を作ってしまうと、
過去と少しでも違う動きをされたら
一気に通用しなくなってしまいます。

 

実際に昔の私も、
手法を過剰に最適化して、
検証時に勝率が100%近くになって

「これですぐに億トレーダーだな」

なんてニヤニヤしながら
いざその手法を使ってみたら
全く通用しなくて
逆に大損するはめになりましたから。

 

ですから、
もし手法にいくつも
テクニカル指標を入れている状態で
急に通用しなくなったら
過剰最適化も疑った方がいいかもしれません。

関連記事:FXで使う手法にテクニカルが必要ない理由とは?

 

まとめ

今回は、
FXで使っている手法が、
通用しなくなった際に
チェックすべきことについて
お伝えしてきました。

 

FXの場合、
相場の流れが徐々に変わったり、
突然変わったりします。

その為、相場の流れの変化を
上手く感じ取れないと、
手法が通用しなくなることがあります。

 

また、これ以外にも、

・曜日的要因
・時間的要因
・季節的要因

といったことでも、
値動きやボラティリティが変わるので、
これらが手法に合っていないと、
通用しなくなることが出てきます。

 

ですから、もし今使っている手法が、

「なんだか通用しなくなってきた」

という場合は、
上記でお伝えしたことをチェックしてみると、
良い方向へ改善されるかもしれませんね。

 

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