FXのチャート予想アプリって実際どうなの?

 

FXでは未来を予想しながら
トレードをしていきますよね。

そこで、
その未来を簡単に予想する為に、

チャート予想アプリ

というのが存在します。

 

これはいくつかのFX業者から
出ているのですが、
このようなアプリって、
実際どうなのでしょうか?

私が少し使って感じたことを
今回はお伝えしていきます。

 

チャート予想アプリはどんなアプリ?

FXのチャート予想アプリで人気なのは、
FXプライムという業者が出している、
“パッと見テクニカル”
というのが有名です。

 

これは今現在のチャート形状と、
過去のチャート形状を照らし合わせて、
似たチャート形状を使って、
未来の動きを予想するアプリです。

例えば、以下のような感じで。

 

これによって、
今後の動きが予想できるので、
それに沿ってトレードをしていけば、

「利益が出せるかもよ?」

といった事を狙ったアプリです。

 

これはなかなか便利ですね。

この予想を基に
トレードがしやすくなって
勝てちゃうかもしれませんね。

 

*追記
パッと見テクニカルを提供していた
FXプライムですが、
2023年9月にGMOコインとの合併に伴い、
パッと見テクニカルの提供を
終了したそうです。

無料で使える予想アプリはどんなのがある?

FXのチャート予想アプリですが、
いくつかのFX業者にあるので、
簡単に紹介していきます。

 

外為どっとコムのぴたんこテクニカル

まず1つ目の予想アプリに、
外為どっとコムのぴたんこテクニカル
というアプリがあります。

 

この中に
“みらい予測チャート”
というのがあるのですが、
これは現在のチャートから、
過去に似た形のチャートを
3パターン表示させて、
この後の動きを予想しています。

 

対応通貨としては、

・ドル/円
・ユーロ/円
・ユーロ/ドル
・豪ドル/円
・ポンド/円
・NZドル/円
・カナダドル/円
・ポンド/ドル
・南アフリカランド/円
・豪ドル/ドル
・ユーロ/豪ドル
・トルコリラ/円

といった12通貨で、
未来予測できるチャートの時間足は、

1分足、5分足、10分足、
15分足、30分足、1時間足、日足

となっています。

 

お天気シグナル

外為どっとコムには、
お天気シグナルという
アプリもあります。

これはチャート予想ではなく、
売買シグナルになります。

 

これは各通貨ペアの時間足チャートを
テクニカル指標を使って分析していて、
それらのシグナルを基に、
買いか売りかを表示させているようです。

 

因みに、売買シグナルの元となっている
テクニカル指標は、

・SMA
・EMA
・ボリンジャーバンド
・一目均衡表
・MACD
・ストキャスティクス
・RSI

といったテクニカル指標です。

 

どうやら、MAでトレンドを見て、
その他の指標で、
売られ過ぎ、買われ過ぎを
見ているようです。

「トレンドに沿ったトレードも、
逆張りもできちゃうんだぜ」

なんて言ってるようですね。

 

また、対応通貨ペアと
対応時間足に関しては、
みらい予測チャートと同じです。

 

ヒロセ通商のさきよみチャート

次のチャート予想アプリは、
ヒロセ通商のさきよみチャートです。

ヒロセ通商といえば、
スキャルピンOKと堂々と謳っている
FX業者ですよね。

その割には頻繁に
スプレッドが広がりますが。

 

このFX業者の
さきよみチャートは
以下のような感じです。

 

ヒロセは口座を持っているのですが、
全然使ってなくて、
ログインIDとパスワードを忘れてしまったので、
お試し版を使ってみました。

 

まず、さきよみチャートの画面を見てビックリ。

外為どっとコムのぴたんこテクニカルと
全く同じ画面です(笑)

 

これは何なんですかね?
丸パクリなのか、
単純に開発元が同じで
それをシェアして使ってるのか、
よくわかりませんね。

このチャート予想アプリも、
現在のチャート形状と似た、
過去チャートを3つ表示させています。

 

ただ、ヒロセ通商の場合、
対応通貨ペアが、

・ドル/円
・ユーロ/円
・豪ドル/円
・ポンド/円
・NZドル/円
・ユーロ/ドル

といった6通貨で、
対応している時間足が、
5分足、1時間足、日足、週足
といった4種類しかありません。

外為どっとコムの半分程度の
対応通貨ペアと時間足ですね。

 

シグナルパネル

更にヒロセ通商では、
シグナルパネルという、
売買シグナルを表示する
アプリもあります。

 

これも外為どっとコムと同じですね。

対応通貨と時間足が減っただけで、
それ以外は全く同じです。

これは見た感じだと、
多分、丸パクリというよりも、
外為どっとコムにお願いして、
同じものを使っているのでしょう。

 

ヒロセ通商の場合、
対応通貨ペアと時間足が
外為どっとコムの半分しかないので、
そこを制限されてるんだと思います。

要するに、
外為どっとコムの劣化版ですね(笑)

 

FXTFの未来チャート

次にFXTFの未来チャートという、
チャート予想アプリがあります。

そのアプリは以下のような感じです。

 

もうこれはネタですよね(笑)

これも外為どっとコムや
ヒロセ通商と全く同じです。

更に、この2つのFX業者と同じく、
シグナルパネルもあるのですが、
以下のようになっています。

 

案の定、全く同じです。

違うのは対応通貨ペアと
対応時間足だけです。

 

因みに、FXTFの場合、

・ドル/円
・ユーロ/円
・ユーロ/ドル
・ポンド/円
・ポンド/ドル
・豪ドル/円

といった6通貨に対応していて、
時間足に関しては、
1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足
といった5種類になっています。

 

その他のFX業者のチャート予想アプリ

上記の3つのFX業者以外にも、

・セントラル短資:未来チャート
・ひまわり証券:さきどりテクニカル
・マネーパートナーズ:かんたんトレナビ

といったFX業者でも
チャート予想アプリを扱っています。

 

が、しかし!

 

予想通り、外為どっとコムの
ぴたんこテクニカルと全く同じです。

違うのは対応通貨ペア数と時間足だけ。

一応、各FX業者の対応通貨ペアと
時間足を以下に載せておくので、
興味があれば確認してみてください。

 

セントラル短資

対応通貨ペア

・ドル/円
・ユーロ/円
・ポンド/円
・豪ドル/円
・NZドル/円
・スイスフラン/円
・カナダドル/円
・ランド/円
・トルコリラ/円
・メキシコペソ/円
・ユーロ/ドル
・ポンド/ドル
・豪ドル/ドル
・NZドル/ドル
・ユーロ/ポンド
・ユーロ/豪ドル

対応時間足

・1分足
・5分足
・10分足
・30分足
・1時間足
・日足
・週足

 

ひまわり証券

対応通貨ペア

・ドル/円
・ユーロ/円
・豪ドル/円
・ポンド/円
・ユーロ/ドル
・豪ドル/ドル

対応時間足

・1分足
・5分足
・10分足
・1時間足

 

マネーパートナーズ

対応通貨ペア

・米ドル/円
・ユーロ/円
・豪ドル/円
・ユーロ/米ドル
・ポンド/円
・NZドル/円
・南アランド/円
・スイスフラン/円
・カナダドル/円
・トルコリラ/円
・メキシコペソ/円
・香港ドル/円
・シンガポールドル/円
・ポンド/米ドル
・豪ドル/米ドル
・ユーロ/豪ドル
・ユーロ/ポンド
・豪ドル/NZドル
・ポンド/豪ドル
・NZドル/米ドル
・米ドル/カナダドル
・米ドル/南アフリカランド
・米ドル/トルコリラ
・米ドル/メキシコペソ
・人民元/円
・米ドル/人民元
・ノルウェークローネ/円
・イスラエルシュケル/円
・金/米ドル
・銀/米ドル

 

対応時間足

・1分足
・5分足
・30分足
・1時間足
・日足

 

以上が、その他のFX業者の
対応通貨ペアと時間足です。

マネーパートナーズだけ、
対応通貨ぺの数が異常に多いですね。

 

チャート予想アプリの精度はどんな感じ?

チャート予想アプリを使えば、
今後の値動きの予想がつくとはいえ、
実際の精度はどんな感じなのでしょうか?

 

先ほどのパッと見テクニカルの予想と、
直近のチャートの形状を見比べてみましょう。

因みに、今回はポンド円の1時間足になります。

 

パッと見テクニカル

 

実際のチャート

 

上記を見比べればわかるように、
いきなり外してますよね(笑)

チャート予想アプリでは、
下落トレンドで底値でもみ合って
上昇するかも?
という形ですが、実際のチャートは
安値圏をブレイクしています。

 

もちろん、
予想アプリが当たる場合もありますが、
仮にこのアプリに従って買っていたら、
損切りになっていたでしょう。

 

では、なぜ今回のチャート予想アプリの
予想が外れたのでしょうか?

 

それは時期による動きの特徴が
組み込まれていなかったからです。

 

例えば、
今回載せた実際のチャートでは、
4月24日です。

4月というのは、
商いもそれなりに活発なので、
けっこう動きが出やすい時期です。

 

ということは、
下落トレンドの底値圏だと、
ブレイクも起きやすく、
この後、更に下がっても
おかしくない相場です。

 

一方で、チャート予想アプリは、
過去の類似チャートの時間を見ると、
12月18日のチャートと比較しています。

 

12月の中旬というのは、
雇用統計も終わって、
大口の投資家達が
冬休みに入っている時期です。

その為、この時期というのは、
商いが薄く、
チャートの値動きも鈍くなります。

 

ということは、
下落トレンドの底値圏だと、
大きな力が働かない限り
ブレイクもしにくくなります。

 

このように、いくら過去のチャートと
似たような形を出して、
それと比べたからといって、
時期によって動きが全然違うので、
チャート予想アプリ通りに
レートが動くとは限らないのです。

 

だから、このようなアプリでも、
精度としては
そこまで良くないのが現状です。

 

チャート予想アプリの実体

チャート予想アプリの精度を見てみると、
ちょっとなんとも言えないのですが、
更に詳しく見てみると、
その実態が見えてきます。

 

例えば、外為どっとコムの
ぴたんこテクニカルを
もう1度見てみましょう。

 

このアプリのみらい予想チャートを見ると、
3本の線が描かれています。

 

更に、
下側には3つの類似チャートがあります。

 

これらの予想線や
類似チャートをよく見ると、
なにか気づきません?

ポイントはどれも3種類ある点です。

 

これって要するに、

・上昇
・下降
・レンジ

といった事を予測してるだけなんです。

 

FXのチャートには、

・上昇相場
・下降相場
・レンジ相場

といった3種類しかありません。

 

つまり、
これらのチャート予想アプリは
単純にチャートが動く全ての可能性を
載せているだけなんですよね。

正直、これであれば、
FX歴がある程度ある人なら
誰でも予想可能です(笑)

これがチャート予想アプリの実体です。

 

チャート予想アプリを使うデメリット

チャート予想アプリを
実際に私が使って感じたのが、
このアプリに頼っていると、

“トレード技術が身に付かない”

ということでした。

 

FXで稼ぎ続けるには、
やはり最後は自分の力で
トレードをしていくことが重要です。

それなのに、
チャート予想アプリに頼っていると、
この予想に従うだけで、
自分で考えることをしなくなるので、
環境認識をする力が衰えていきます。

 

それに、このアプリに頼りっきりだと、
仮にFX業者が
このアプリの提供を止めたら、
その後はどうするのでしょうか?

突然稼げなくなりますよね。

 

それだったら、
最初から自分の力で
環境認識をする力を身に付けて、
誰も奪うことのできない
トレード技術を手に入れた方が
よっぽど稼げると思いません?

 

しかも、
チャートを読めるようになれば、
FX以外の金融商品、例えば、

・株式投資
・先物
・仮想通貨

といったものに対しても、
FXのトレード技術は使えますからね。

 

このことを考えると、
チャート予想アプリに頼るよりも、
自分の力をアップさせる方向へ
力を入れた方が、
未来は広がりますよね。

 

チャート予想アプリの未来はどうなる?

チャート予想アプリが
色んなFX業者から出ていますが、
ほぼ全てが同じ内容です。

現状がこんな状態ですが、
このようなアプリの未来って
どうなると思います?

 

私の個人的な意見だと、
将来もあまり変わらないと思います。

今はAIといった、
人工知能を使ったアプリが
FX界隈に限らず、
広まっていますよね。

 

このAI技術が、
今後はどんどん発展しそうですが、
FXのチャート予想アプリとなると、
そこまで精度は変わらないと思います。

なぜなら、FXのチャートの大元は
人間の心理によって作られているので、
永遠と同じような動きをしているからです。

 

例えば、上昇トレンドが出れば、
多くの相場参加者が買いを狙ってくるので、
上がる確率の方が高くなります。

下落トレンドが出れば、
多くの相場参加者が売りを狙ってくるので、
下がる確率の方が高くなります。

レンジ相場であれば、
多くの相場参加者が迷っているので、
上下どちらにも動かなくなります。

暴落が来れば、
多くの相場参加者がパニックになるので、
大きく下落する事になります。

 

こんな感じで、
チャート自体は人間の心理が動かしているので、
チャートの動き方も大きく見れば、
パターンは絞られます。

その為、
そこにAI技術が入ってきたとしても、
現状だと、そこまで精度は
変わらないと思っています。

 

そもそも、FXに限らず、
株式投資でもそうですが、
トレードの世界では、
数十年以上前のトレード戦略が
今でも通用する世界です。

例えば、グランビルの法則なんかは、
ジョセフ・グランビルが、
1970年代~80年代に開発したと言われています。

 

このグランビルの法則は
2024年になった今でも
世界中のトレーダーに使われていて、
優位性があるトレード手法です。

この事からも、
相場参加者の心理が引き起こす、
チャートの動きというのは
昔からあまり変わらない事がわかります。

 

ということは、
チャート予想アプリも、
この先、あまり変わらないと見ています。

とはいえ、現代技術の革新スピードは
物凄く速くなっているので、
FXの分野でも確信な技術が
出てくるかもしれませんね。

 

私の個人的な望みとしては、
AIが自分のトレードを記録して、
自動でトレードしてくれる事です。

そうすれば、
自分の勝ちトレードパターンで
勝手にトレードして稼いでくれるので、
何もせずにお金が入ってきますよね(笑)

 

チャート予想アプリを使いこなすにも技術が必要

チャート予想アプリを使うにしても、
それを上手く使いこなすには、
結局、トレード技術や知識が必要です。

単純に予想アプリの通りに
トレードをしたところで、
安定して勝ち続けるのは難しいでしょう。

 

なぜなら、現在のチャート予想アプリでは、

・上昇
・下落
・レンジ

これらの動きを予想しただけだからです。

 

となると、単純に考えて、
勝率は33%しかないわけです。

レンジ相場ではトレードをしないとすれば、
勝率は50%になりますが、
これは買いか売り、どちらか一方を
永遠にやり続けた場合の勝率です。

 

でも実際は、
買ったり売ったりしているので、
理論上は勝率50%でも、
実際はそれ以下である事がほとんどです。

FXで負けている人が大勢いる事が
それを証明していますよね。

 

ただし、一方では、
トレード技術や知識を高めれば、
勝率を大きく上げることができるし、
安定して大きく稼ぐ事もできます。

そういう人達が沢山いる事も事実ですから。

 

ということは、
チャート予想アプリを使うにしても、
それを上手く使いこなせるだけの
トレード技術や知識が必要なわけです。

それだったらまずは、
トレード技術を身につけた方が
手っ取り早いと思いません?

 

トレード技術を身につけるには

チャート予想アプリに頼っていると、
トレード技術が身に付きにくい上に、
予想アプリ自体も
上手く使いこなせません。

その為、短期的に上手くいったとしても、
長期的に見れば逆効果です。

 

それだったらまずは
トレード技術を身につけるべきですが、
そのトレード技術を身につけるには、
どうすればいいのでしょうか?

 

これに関してはまずは、

・トレンドを読む力を身につける
・水平線を引く力を身につける
・大衆心理を読めるようになる

といった点を習得すればいいでしょう。

 

トレンドを読む力を身につける

FXで安定した結果を出し続けるには、
全体の流れを読む力が必須です。

「トレンドはフレンド」
なんて言われるくらい、
重要なトレード技術です。

 

なぜなら、
流れに沿ったトレードをした方が
勝率が良いし、利益も伸びるからです。

その為、トレンドを読む力は
最初に身につけたい技術です。

 

ただ、そうはいっても、
トレンド判断の技術を身につけるのは
全然難しくないんですけどね。

もし、このトレード技術について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの効果的な勉強方法とは?まずやるべき事は環境認識から!

 

水平線を引く力を身につける

次に必要なトレード技術が、
反転しそうな場所を判断する為の
水平線を引くトレード技術になります。

 

水平線を正しく引けることで、

「どこで反発しやすいのか?」

といった事が予想できるので、
エントリーの目途や利食いの目途を
正確に判断できます。

 

ですから、このトレード技術も
身につけることが必須となります。

しかし、水平線を引く技術も
全然難しくないので、
すぐに身につけることができます。

 

もし、水平線の引き方について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

大衆心理を読めるようになる

最後に必要なトレード技術として、
大衆心理を読めるようになることです。

そもそも、FXのチャートというのは、
相場参加者の心理によって作られています。

 

ということは、相場参加者の心理を
チャートから読み解く事ができれば、

「この後、どう動きやすいのか?」

といった事を予想することができます。

 

この大衆心理を読む技術を身につければ、
トレードの精度が劇的に上がります。

だから、FXで安定した結果を
出せるようになりたいなら、
大衆心理を読み解くトレード技術も
身につけた方がいいです。

 

しかし、この技術に関しては、
けっこう難易度が高いので、
相当な訓練が必要となります。

その分、習得した時の見返りは大きいですが。

 

もし、大衆心理について、
学んでみたいと思った場合は、
まずは以下の記事から読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

徹底的な検証も必要

トレード技術を身につけるには、

・トレンドを読む力を身につける
・水平線を引く力を身につける
・大衆心理を読めるようになる

といった事を習得するのが重要です。

 

更にこれに加えて、
徹底的な検証も必要です。

つまり、
上記3つの知識を身につけたら、
今度はそれらを使って手法を作り、
その手法が通用するのかを
徹底的に検証するのです。

 

これをやることで、
自分に合ったオリジナルの
手法ができあがります。

そして、
それを実践で使っていくことで
安定したトレードができるようになり、
トレード結果も安定して
利益を出せるようになります。

 

ただ、この検証ですが、
正直物凄く面倒くさいです。

ローソク足を1本ずつ動かしながら
実際のトレードと同じように
検証をしていく必要があるので。

 

それでもこれをやり込む事で、
チャート予想アプリに頼るよりも、
圧倒的に結果は変わってきます。

ですから、FXで安定して
勝ち続けたいのであれば、
検証は絶対に必要になります。

 

もし、検証方法について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

【結論】チャート予想アプリは使う必要なし!

ここまで、
チャート予想アプリについて、
色々とお伝えしてきました。

結局、チャート予想アプリを使うにしても、
上手く使いこなすには
トレード技術が必要です。

 

しかも、どのFX業者も
同じチャート予想アプリなので、
この点も「なんだかなぁ」
って感じですよね。

せめてFX業者によって、
ちゃんと独自のアプリがあって、
独自のチャート予想などがあれば、
まだ使う価値はありそうですが。

 

それでも私の個人的な意見では、
チャート予想アプリは
使う必要がないと思っています。

このようなものに頼る前に、
まずは自分のトレード技術を
上げていく事に集中した方が
よっぽど近道になります。

 

FXで使いやすいチャート分析ツールは?

チャート予想アプリに関しては、
どのFX業者も同じなので、
使う必要はないと思います。

 

ただ、チャート分析ツールとなると、
実は意外にも、
各FX業者で使い勝手や機能が違います。

その為、チャート分析ツールに関しては、
色々と試してみるといいと思います。

 

例えば、代表的な分析ツールといえば、

・GMOクリック証券のプラチナチャート
・DMM.com証券のDMMFX PLUS
・ヒロセ通商のLION FX
・オアンダ証券のTrading View

といったものがあります。

 

もちろんこれ以外にも
色んな分析ツールがあります。

要するにFX業者の数だけ、
分析ツールがあるイメージです。

 

一番のオススメはMT4

数あるチャート分析ツールの中でも
私が一番使いやすいのは、
MT4(Meta Trader4)です。

 

このチャート分析ツールは、
世界中のトレーダーが使っている、
グローバルスタンダードのツールです。

 

このツールの一番の特徴は
カスタマイズ性が高い事です。

このツールには、
インジケーターといって、
自分の好きなように
チャートをカスタマイズできる
機能が存在しています。

 

この機能を使う事で、
自分の見やすいように
カスタイマイズができるので、
チャート分析が非常にやりやすくなります。

例えば、私の場合であれば、
以下のような感じでカスタマイズしています。

 

またMT4の場合、EAといって、
自動売買機能も備わっています。

この機能も無料で使えるので、
自動売買をしたい人には便利です。

 

因みに、MT4が使えるFX業者は、
国内の業者だと、

・オアンダ証券
・FXTF
・外為ファイネスト
・楽天FX
・Forex.com

といった辺りでしょうか。

 

個人的にはオアンダ証券か
外為ファイネストが使いやすいです。

FXTFは絶対に使わない方がいいです。

 

なぜなら、FXTFの場合、
スプレッドは狭くて凄くいいのですが、
約定力が悪いからです。

例えば、普通のトレードをする時は、
買いボタンを押した後に1秒ぐらい経ってから
約定します。

 

更に、指標など、
急に大きく動いた場合は、
買いボタンを押しても
全然約定しないです。

FXのトレードで
約定力が悪いのは致命的なので、
FXTFだけは使わない方がいいです。

 

逆に、海外のFX業者を使う場合は、
どのFX業者でもMT4に対応しているので、
スプレッドの狭さなど、
チャート分析以外で
使いやすそうな業者があれば、
そこを使えばいいと思います。

 

トレードとして使うなら

MT4はチャート分析ツールとしては
物凄く優秀ですが、
実際のトレードとして使う場合は、
少し使いづらかったりします。

 

なぜなら、MT4の場合、
注文が微妙に使いづらくて、
エントリーと同時に利食いと
損切りの決済を入れるような機能が
備わっていないからです。

ツールを使えばできるのですが、
別で有料のものを買わないと
ダメな事が多いです。

 

逆に国内のFX業者の
トレードアプリなら、
エントリーと同時に
利食いと損切りの注文を
入れてくれるので、
注文はかなり使い勝手が良いです。

 

だから、
個人的にオススメな使い方としては、

・注文は国内業者のツール
・チャート分析はMT4

といったように
使い分ける方法です。

 

これなら両方の悪い部分を
お互いにカバーできるので、
ストレスなくトレードができます。

因みに、国内のFX業者で
注文ツールを使うなら、
GMOかDMM辺りが
私は使いやすいです。

 

まとめ

今回は、
FXのチャート予想アプリについて、
私が簡単に使った感想を
色々とお伝えしてきました。

 

もちろん、
チャート予想アプリは
当たることもありますが、
あくまでも予想にすぎません。

その為、FXに絶対はないことから、
あまりアプリをあてにしすぎるのも、
逆に損をする要因にもなりかねません。

 

それに、このようなアプリを使って、
仮に大損したりしたら、
アプリのせいにしたりして、
無駄なストレスを溜める事にもなります。

 

それであれば、検証や訓練をして、
自分でチャートを読む力をつけた方が、
よっぽど稼げる力がつきます。

しかも、その力は、
FX以外でも活かせるわけなので、
そっちの方がいいですよね。

 

そもそも、FXの場合、
レートの予想などしなくても、
稼ぐことができますからね。

 


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