FX水平線というのは、
トレードをするにあたりとても重要です。

私、個人の意見では、
水平線だけでも十分トレードできます。

むしろシンプルに水平線だけで、
その他は何も要りません。

 

MA、RSI、MACDなど、
テクニカル指標を色々と入れても、
チャートが見にくくなるだけです。

しかも、水平線を引くといっても、
大量に引く必要はなく、
たった6本引くだけで十分です。

 

では、その6本とは、
どのようにして
引けばいいのでしょうか?

 

今回はその辺りについて
解説をしていきたいと思います。

 

水平線は1時間足を軸に6本引くだけで十分

FXにおいて1時間足のチャートが、

“最も多くの人達に見られている”

と言われています。

 

その為、まずは1時間足を軸に、
自分のトレードスタイルに合わせて、
ラインを引くのが一番やりやすいです。

 

例えば、5分足をメインにして
トレードをしているとしましょう。

この時にまずは
1時間足チャートを確認します。

1時間足チャート↓↓

 

この時に
目立った高値と安値に
サポートラインと
レジスタンスラインを、
上下に1本ずつ引きます。

 

そして、
1時間足にラインを2本引いたら、
次に15分足に対して、
目立った高値と安値に
サポートラインと
レジスタンスラインを
同じように追加します。

15分足にラインを2本引いた状態↓↓
(黄色ライン)

 

そして最後に5分足にも、
サポートラインと
レジスタンスラインを引きます。

5分足にラインを追加した状態↓↓
(水色ライン)

 

これで6本の水平線が
引けたので終わりです。

 

「え?これだけ??」

なんて思ったかもしれませんが、
これだけです(笑)

 

あとは引いた6本の水平線を軸に、
トレードシナリオを立てておき、
シナリオ通りになったら
トレードをしていくだけです。

 

例えば、今回のチャートだと、
1時間足チャートに
6本の水平線を引いた状態は
以下のようになります。

 

あとはこれらの水平線を基準に
エントリーのシナリオを
立てていけばいいだけです。

例えば、
以下のような感じです。

 

こうしておけば、
変に迷わずに
トレードができますよね。

実際にこの後の動きは
以下のようになりました。

 

引いておいた水平線が
上手く効いてますよね。

その為、シナリオに沿って
トレードをすれば、
普通に利益を出すことができます。

 

このような感じで、
自分がトレードをする時間軸と、
2つぐらい上の時間軸まで
水平線を引いておけば十分です。

 

逆に水平線を6本を超えて引くと、
チャートが線だらけになって

「どこを基準に
トレードすればいいかわからない」

といったことが起きやすくなります。

 

因みに私の場合は、
15分足のデイトレがメインなのですが、
基本的に1時間足の目立った場所へ
サポレジラインを1本ずつと、
15分足に1本引くだけです。

 

つまり合計3本の水平線だけで
トレードをしています。

例えば、以下のような感じで。

 

これでも何の問題もなく
安定したトレードができるし、
むしろチャートがスッキリして
見やすいので気に入っています。

 

日足や週足に水平線は引かなくていいの?

水平線は基本的に
6本引いておけば十分ですが、
もしかしたら、

「日足や週足には引かなくていいの?」

なんて思うかもしれません。

 

確かに日足や週足というのは、
大多数の相場参加者が意識するし、
機関投資家などの大口投資家も
意識していると言われています。

その為、日足や週足などの
大きな時間軸での水平線も
重要になります。

 

しかし、日足や週足の水平線が
現在のレートから遠くにある場合、
そこに水平線を引いたとしても
トレードには役立ちません。

 

例えば、
現在のレートが100円なのに、
110円の場所に
日足のサポートがあるからといって、
そこに水平線を引いても、

「110円にいつ到達するの?」

という事になりますよね。

 

もちろん、
トレードをする時間軸が
1時間足以上であれば、
日足や週足に対しても
水平線を引く必要があります。

ただ、
15分足ぐらいまでのデイトレードなら、
無理に引く必要はないと
私は考えています。

 

それに、1時間足で目立った場所へ
水平線を引いておけば、
その場所が日足や週足の
意識される場所である事も多いです。

よって、日足や週足は、
チャートが見づらくならなければ
引く程度でいいです。

 

もしくは
今現在のレートの近くに
日足や週足で意識されそうな場所に
水平線が引ける時だけ
引いておけばいいでしょう。

一応、日足や週足の水平線は
1時間足以下の水平線よりも
効き目が強いので、
色を変えて引いておくと
より信頼性の高いトレードができます。

 

水平線の引き方のコツははっきりした場所へ引くこと

上記では、「水平線は6本引けばよい」
とお伝えしましたが、
精度を上げるコツとしては、
何回か反応した形跡が
はっきりとわかる場所へ引くことです。

 

例えば、下記のチャートを見てください。

 

このチャートの右端を基準にして
水平線を引こうと考えた際に、
反転しているような場所がいくつもあって、
何となく水平線が引きにくく感じません?

例えばパッと見た感じでも、
以下のような感じで
水平線を引くことができます。

 

これだと何度も反応したような場所へ
そこまで水平線が引けていないですよね。

このように、
中途半端な感じで
いくつも水平線が引ける場合は、
反応しにくくなるので、
無理に水平線を引く必要はありません。

 

なぜなら、
水平線をいくつも引けるということは、
他の相場参加者の見方がバラバラになり、
反応しづらくなるからです。

 

例えば、先程の画像に、
1と2の番号を水平線に振りました。

 

そして、今現在の位置が
上記画像のピンクマルだとしたら、
相場参加者からすると、
レートが上昇して反転しそうな候補が
2つあることになりますよね。

 

ということは、

・1で反転すると考える人
・2で反転すると考える人

といった感じで、
見方がバラバラになるので、
その分、水平線の効きめも
分散されることになります。

 

実際にその後の動きを見ると、
以下のようになりました。

 

何とも微妙な動きになっていますよね。

これは相場参加者が考える、
反転する場所の見方が
バラバラな証拠です。

 

その為、このように、
水平線が引けるような場所が
バラバラな場合は、
無理に水平線を引く必要はなく、
最高値と最安値に
引いておくだけでいいです。

 

これであとは、
最高値や最安値までレートがきたら、
そこで逆張りをしてもいいし、
抜けた後の押し目や戻りを待って
トレードをするだけで十分です。

 

それに、水平線を引く場所が
バラバラの時は
レンジ相場であることが多いので、
無理にトレードをしても
負ける確率が高くなるだけです。

その為、このような意味でも、
最高値と最安値に
水平線を引いておくだけでいいです。

 

因みに、私自身は、
レンジ相場ではトレードはしません。

その理由は以下の記事でまとめています。
FXでレンジ相場用の手法は必要ないと思う3つの理由とは?

 

まとめ

今回は、水平線を引く際は
シンプルに6本引くだけで十分な理由を
お伝えしてきました。

 

水平線は、

・エントリーの目安
・利食いや損切の目安

といったように、
FXのトレードでは
非常に重要な目安となります。

 

その為、水平線がしっかり引ければ、
それだけで安定したトレードが十分できます。

ただし、あまりにも水平線を引き過ぎると、
チャートが線だらけになってしまい、
逆に迷いを引き起こす原因にもなります。

 

ですから、水平線を引くにしても、
自分のトレード時間軸を基準に
6本引くだけで十分です。

もし、水平線の引き方について、
もう少し深く知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

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