FXスキャルピングをすると負ける

こんな風に悩んでいる人が
実は物凄く多いです。

 

スキャルピングをすれば、
サクサク利益が取れると思ったのに、
“実際にやってみたら負けまくって惨敗”

こんなことはしょっちゅうです。

 

では、なぜ、
FXでスキャルピングをすると
負けるのでしょうか?

もしかしたらその負けは
起こるべくして
起きているのかもしれません。

 

スキャルピングをする大前提

もしあなたがFXでスキャルピングをして
負けているなら、
まず聞きたいことがあります。

 

デイトレードやスイングトレードで
毎月安定した利益を出せますか?

 

もし、この質問に対する答えが
NOであるならば、
スキャルピングをしたところで
負けるのは当然です。

 

なぜなら、FXでは
スキャルピングというのは、
最も難しいトレードスタイルだからです。

その為、それよりも簡単な
デイトレードやスイングトレードで
安定した利益が出せないと
必然的に負けやすくなります。

 

では、なぜデイトレードなどよりも、
スキャルピングの方が難しいのでしょうか?

 

値動きが速く翻弄されやすい

まず、スキャルピングをしても
負けるのに多い理由が
“値動きに翻弄される”
というのがあります。

 

例えば、スキャルピングの場合、
1分足をメインして行うので、
他の時間軸よりも、
値動きが速くて激しいです。

その為、”上がったと思ったら
その数秒後には下がる”
なんてことも頻繁に起こるので
値動きに翻弄されていきいます。

 

そして、値動きに翻弄されると、
混乱して判断力が鈍くなり、
損切りを重ねやすくなります。

しかも、損切りを重ねていくと、
段々とイライラしてきて、
“損切り後にすぐ入りなおす”
といったことをしていきます。

 

これをやると、
ポジポジ病になってしまい、
更に損失を重ねて、今度は、

・損切りせずにナンピン
・倍のロット数でリベンジトレード

といった事をしやすくなります。

 

しかし、それでも負けてしまい、
結局大損をして
資金のほとんどを失うのです。

 

更に最悪なことに、
スキャルピングをする事で、

・ナンピン
・リベンジトレード
・ポジポジ病

といった悪い癖がついてしまい、
FXで利益を出せるようになるまでに
大きな遠回りをする事になるのです。

 

実際に私自身も、
FXで勝てない状態で
スキャルピングに手を出したら
これらの悪い癖がついてしまいました。

そして抜け出すまでに
5年以上の時間と
1,000万以上の損失を出しました。

関連記事:私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!

 

損大利小のトレードになる

スキャルピングの場合、
勝率重視になるので、
損失が利益よりも
大きくなる傾向があります。

 

その為、1回損切りをすると、
2回以上の利食いをしないと
トータルでプラスになりません。

この事によって、
1回負けると焦ってしまい、
自分のルール外のエントリーを
しやすくなり、
手法の優位性が崩れていきます

 

そして、手法の優位性が崩れることで、
更に負けやすくなり、
焦りも強くなるので、
またルール外のエントリーをします。

こんなことを繰り返していく内に
ポジポジ病になり、
損失もどんどん膨らんでいきます。

 

もちろん、損大利小でも
勝てることは勝てますが、
色々と条件があったり、
精神的にもきついので、
私はあまりオススメしません。

もし、この事について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの手法は利小損大でも勝てる?損小利大は嘘!?

 

ポジポジ病が加速する

スキャルピングの場合、
1回で取る利益が少ないことから
トレード回数を多くして
利益を積み上げていきます。

 

しかし、
トレード回数が多くすると、
その分、適当なエントリーも増えて
負ける確率もアップします。

そして、負ける回数が多くなると、
意地になって取り返そうとして
ひたすらトレードをし続けます。

 

しかも、FXの場合、
平日は24時間ずっと市場が開いているので、
ずっとトレードをしてしまい、
その内、トレードをしていないと
落ち着かない精神状態になり、
ポジポジ病が加速していきます。

 

これによって、
どんどん損失を重ねることになり、
恐ろしいスピードで
資金が減っていくのです。

 

因みに、
ポジポジ病になってしまった場合、
抜け出すのに物凄く苦労します。

よって、
もし、ポジポジ病になったら、
スキャルピングを止めて、
時間軸の大きいトレードへ
変更するのが個人的にはオススメです。

関連記事:1時間足以上のデイトレでポジポジ病の解消を目指そう!

 

視野が極端に狭くなる

FXで安定した利益を出すには、
全体の流れに沿ったトレードが鉄則です。

その為、最低でも1時間足以上で
全体の流れを把握して、
トレンドに沿ったトレードを
していくべきです。

 

しかし、スキャルピングになると、
1分足だけを見て
トレードをしてしまうので、
視野が極端に狭くなります。

 

これによって、

・売るべき場所で買う
・買うべき場所で売る
・サポートラインで売る
・レジスタンスラインで買う

といった、
本来やるべき事とは、
逆のことをやってしまい、
エントリー後に即逆行されて
負けを重ねることになります。

 

しかも、エントリー後に即逆行されると、
怒りが沸いてくるので、
すぐに再エントリーをしてしまい、
それがポジポジ病や
リベンジトレードにつながっていきます。

 

このように、スキャルピングは
ただでさえ負ける要素が多いのに、
デイトレードなど、
時間軸を広げたトレードで
利益を出せる技術がないと、
負けるのは当然です。

関連記事:FXでスキャルピングは勝てないって本当なの!?

 

トレードの仕方はどの時間軸も同じ

実はFXで安定した利益を
出せるようになったら、
その方法は、
どの時間軸でも通用します

 

例えば、1時間足以上のデイトレで、
上昇トレンド中の押し目買いが
自分の勝ちパターンになったら、
それをそのままスキャルピングでやれば、
通用することが多いです。

もちろん、
時間軸のボラティリティに合わせて
損切りと利食いの幅などを
調整する必要がありますが。

 

それであれば、
わざわざ最初から
一番難しいスタイルでやるのではなく、
簡単なスタイルでやった方が
FXで稼ぐようになるには、
ずっと近道になりますよね。

 

だから、スキャルピングで負けるなら
まずはデイトレードなど、
より簡単なトレードスタイルで
トレード技術を上げていくべきです。

そして、デイトレードでも
安定して利益が出せるようになったら
スキャルピングへシフトしていけば
良いだけの事ですからね。

 

因みに、私が個人的にオススメなのが、
15分足~4時間足ぐらいまでの
デイトレードです。

これらの時間軸であれば、
ポジポジ病などの悪い癖もつきにくくて、
値動きにも翻弄されにくいので、
落ち着いてトレードができます。

 

もし、これらの時間軸の
デイトレードについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!

4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

FXでのスキャルピングは
最も難しいトレードスタイルです。

その為、デイトレードなど
時間軸を広げたトレードスタイルで
安定的に利益を出せないと
負けるのは当然のことです。

 

よって、もしあなたが、
“スキャルピングでやたらと負ける”
と悩んでいるなら、
一度スキャルピングは止めて
時間軸を広げたトレードへ
変更してみるといいかもしれません。

 

それでも、
“スキャルピングをやりたい”
というのであれば、
以下の記事を参考にしてみてください。

何かしらのコツをつかめると思います。
FXでスキャルピングは失敗の元!それでも結果を出したいなら?

 

 

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