2019年12月12日に
イギリスの総選挙がありました。

 

厳密に言うと、

・12月12日の16時から投票開始
・12月13日の7時に投票締切

という流れでした。

 

そこで今回は、
このイギリス総選挙時のトレードについて、
記事を書いていきます。

 

12月12日

まず12月12日の投票開始日ですが、
ここでは何もトレードはしませんでした。

なぜなら、私の経験上、
まだ結果がどうなるかわからない状況だと、
思惑で上下に激しく動いて
トレードがやりづらくなるからです。

 

実際には、トレードをするとしたら
上昇トレンドが出ていたので、
押し目買いを狙っていたと思いますが、
やりづらい感じで下落しました。

 

だから、トレードをしたとしても、
損切りになっていたと思うし、
売るにしても私的には
少しやりづらい形だったので、
手を出さなくて正解だったと思います。

結局、12日に関しては何もせずに
さっさとチャートを閉じて寝ました。

 

12月13日

翌日は朝7時に投票締切と同時に
出口調査があるので、
大きく動くならこの時間だと思っていました。

(実際に前日のメルマガでも
それをお伝えしていました)

 

それに前回(2017年)の
イギリス総選挙の時も
朝6時に大きく動いたので、
大体予想できていたのもあります。

前回の選挙時のトレードについては、
以下の記事で書いています。
イギリスの総選挙で大きく動いてもいつも通りのトレードが大事!

 

そして、いざ7時になった瞬間に、

 

上にドーーーーン

 

一瞬で200pips以上動きましたね。

ただ、前回の総選挙時も、
6時に下へドーンだったので、
この動きに関しては
特に驚くことはありませんでした。

 

前回の動き↓↓

 

ということで、
上に大きく動いてから
トレード体制に入るのですが、
まず確認すべきはスプレッドです。

冬時間の朝7時は
スプレッドが大きく広がるので、
それが落ち着くまで
トレードはしません。

 

その為、

「もしかしたら8時ぐらいまで
トレードはできないかもな」

なんて思っていたのですが、
10分ぐらい経ってから
思いのほかスプレッドが収まったので、
トレードをしていきました。

 

ということでここからは、
トレード解説になります。

最初に結果を言っておくと、
3戦3勝で+104pipsでした。

 

1回目のトレード

1回目のトレードですが、
スプレッドが収まった
7時10分に押し目買いをしました。

 

まず、日足で見ると、
レジスタンスがある場所で抑えられて、
レートが戻ってきました。

 

ただし、上に強く動いていたので、
狙うべきは買いです。

その為、1分足で下げ止まって
上昇し始めたところで買いエントリーです。

 

そして利食いは直近高値付近で、
+31pipsでサッサと逃げました。

 

通常、大きく動いた場合、
利益も大きく取ろうと考えがちですが、
こういう相場では、
上下に激しく動くので、

“含み益が乗ったと思ったら
あっという間に戻ってくる”

なんてことが多いです。

 

だから、
大きく速く動く相場の時こそ、
ある程度利益が乗ったら
サッサと逃げた方がいいです。

もし更に伸びる動きを見せても、
入り直せばいいだけですから。

 

2回目のトレード

2回目のトレードですが、
これも買いでエントリーしました。

 

これはブレイクを狙う形になったのですが、
1分足でローソク足を見ていると、
ミニダブルトップができました。

 

これに加えて、
日足のレジスタンス付近でもあるので、
一旦下がるかもしれないと思って
ローソク足のでき方を見ていました。

 

そしたら、
下落せずに陽線を出したので、

「あ、ブレイクするかも」

と判断して、
次の足で上げ始めたところで
買いエントリーをしました。

 

エントリー後は
運よくブレイクしてくれて、
含み益になってくれました。

ただ、ブレイクしたら、
ドーンと動くと思っていたのですが、
そこまでの動きは見せずに
ジワジワ上がる感じでした。

 

その為、
動きが鈍ってきたと感じたし、
キリ番付近でもあったので、
+31pipsになったところで
サッサと利食いをしました。

 

しかし、利食い後に上げていったので、

「ちょっともったいなかったかも」

なんて思いつつ、
次の動きに備えました。

 

3回目のトレード

そして最後のトレードですが、
これは売りでエントリーをしました。

2回目のトレード後、
そのまま1分足でローソク足を見ていて、
キリ番まで戻ってきて、
反発し始めたら買おうと思っていました。

 

そしたら、キリ番を実体で下抜けしました。

 

しかも、値幅が
今までのローソク足よりも大きかったので、

「ん?」

と少し感じました。

 

そこで次のローソク足を見ていると、
少し反発はするのですが、
明らかに反発する力が弱くて、
小さい下ヒゲ小陽線となりました。

 

これを見た時点で、

「反発する力が弱すぎる」

と判断して、
次のローソク足が下げだしたところで
売りエントリーをしました。

 

でも、この時は下げるスピードが速くて
ちょっとエントリーが遅れました。

 

それでもエントリー後は
あっという間に下げて、
キリ番を下抜けたところで
サッサと逃げて+42pipsでした。

チャート上で見ると、
ほぼ最安値で決済したので、
実際は50pips取れたと思ったのですが、
この一瞬の大きな下げで
スプレッドが広がっていました。

 

以上が、今回のイギリス総選挙時の
私のトレード内容になります。

 

売りを利食いした後は、
100pips取れて十分だったし、
東京時間にも入っていくので、
動きが悪くなると判断して
一旦休むことにしました。

 

それに、大きく動いた時は、
時間が経つにつれて、

「上昇トレンドだから買いでしょ」

と判断して買う人達と、

「これだけ上げたら一旦下がるでしょ」

と判断して売る人達の売買が交錯するので、
もみ合いが起きやすくなります。

 

そして、もみ合いが続くことで、

「どっちに動くかわからない」

と考える人達が多くなるので、
参戦しにくくなって商いが薄くなり、
余計値動きが悪くなる傾向があります。

 

実際にリアルタイムで
ツイッターでも同じようにつぶやいていました。
(もしよければフォローしてくれると嬉しいですw)

 

 

だから、欧州時間に入るまでは、
特にトレードはする必要はなく、
様子見をした方が良いです。

よって、私は午前のトレードは止めて、
それまでは検証をしたり、
昼寝をしたりしていました(笑)

 

でも結局、欧州時間に入っても
トレードはしませんでした。

 

押し目買いを狙っていたのですが、
私個人の見方では、
あんまりいい形じゃなかったし、
売るにしても一方的に下がっていたので、

「それなりに取れたし、
無理にやらなくていいや」

という感じでなにもしませんでした。

 

こんな感じで、
今回のイギリス総選挙のトレードは終わりです。

前回の総選挙時と比べると、
あまり利益は取れなかったですが、
それでも1日100pips取れれば十分でした。

 

ちょっと失敗したのが、
トレード動画を撮れなかったことです。

動きが早くて、
メインと練習用口座両方同時には
トレードができませんでした。

すみません。

 

まとめ

今回のイギリス総選挙ですが、
ボラティリティが非常に高く、
動きも速かったですね。

ただ、
判断スピードはいつもよりも
少し早くする必要がありましたが、
私としては
大体いつも通りのトレードでした。

 

こういう大きく速く動く場面でも、

・サポレジをしっかり確認する
・大衆心理を考えて丁寧にローソク足を見る

といったことをすれば、
何の問題もなくトレードができます。

 

もちろん、こうなるまでに、
徹底的な検証や訓練、
更には今までの経験などが必要ですが。

それでも普段から
チャートを丁寧に見る癖をつけておけば、
ある程度は戦えたと思います。

 

しかし、慣れない内は、
こういう相場は
トレードしないのがベストな選択です。

大きく取れる分、
大きく損をする可能性も高いわけですから。

 

ということで、
昨日で今年のトレードは終了です。

来週以降はまだ動くかもしれませんが、
クリスマスが近づくにつれて
段々と動きも悪くなってくるので、
余計な損をすることもありますからね。

残りは検証をしていようと思います。

 

それでは今年も残りわずかですが、
資金をしっかり守って、
来年へ向けてまた前進していきましょう!

 

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