FXで安定したトレードをするには、
水平線は私の中で絶対必要です。
私の周りの勝ちトレーダー達も
水平線は必ず使っています。
そんな私のトレードに必須の水平線ですが、
「水平線を使っているけどFXで勝てない」
といった悩みをいただくことが
かなり多くあります。
「水平線の反発を確認してから
エントリーをしているのに
損切になってしまいます。」
「どうすればいいですか?」
なんて質問する人が多いのですが、
ぶっちゃけてしまうと、
「そんなの知らない」
「水平線だって完璧じゃないから」
「単なる検証不足でしょ」
と言いたいところですが、
それで終わらせてしまっては
元も子もないですよね。
そこで今回は、
私が水平線を使ってトレードをする際に、
意識しているポイントを
お伝えしていこうと思います。
全体の流れに沿ったエントリーをしているか?
まず、エントリーする前の大前提として、
全体の流れに沿っている事が必須です。
いくら効果的な水平線を引いていても、
トレンドに逆らった場所で
エントリーをしていては、
勝率も当然ながら悪くなります。
むしろ、
トレンドとは反対の状態で
やみくもに水平線でトレードをすると
危険度が増します。
なぜなら、
そのような状態での水平線は
少し上下に損切りの注文や
ブレイク狙いの逆指値が
多く入っている事が多いからです。
その為、これらの注文を発動させて
トレンドを加速させようとする
大口投資家の餌食になりやすいのです。
これによって、
急激なレートの動きに飲み込まれて
思わぬ大損を受けることが多いです。
ですから、水平線を使っても
FXで結果が出ていない場合は、
まず、トレンド判断が合っているかを
確認してみてください。
引いている水平線は反応しやすい場所か?
水平線を使ってFXをしているとはいえ、
実は引いている水平線が
意識されにくい場所にあることがあります。
ただ、FX歴が1年以上ある人の場合、
水平線に関しては、
そこまで間違った引き方はしていません。
例えば、以下のチャート画像を見て、
あなたならどこに水平線を引きますか?
上下に1本ずつ引いてみてください。
どうでしょうか?
どこに水平線を引くか
イメージできましたか?
とりあえずあなたが、
「ここで反応するんじゃない?」
と感じる場所に、
レジスタンスラインを1本、
サポートラインを1本引いてみてください。
因みに私であれば、
以下のように水平線を引きます。
サポートラインに関しては、
多少見方に違いがあるかもしれませんが、
大体この辺りに引けばいいでしょう。
レジスタンスラインに関しては、
キレイに同じ高さで反応しているので
必ずここに引くようにしましょう。
では、その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。
上記の画像を見ると、
レジスタンスラインを上抜けした後、
レジサポ転換の法則によって
キレイに反応していますよね。
つまり、もしあなたが上記のように
レジスタンスラインを引けたのであれば、
“それなりに効果的な水平線を引けている”
ということを意味しています。
このような場合は
水平線の引き方は大丈夫なので
別の場所に問題があると思われます。
逆に上記のチャート画像で
同じレジスタンスラインを
引けなかった場合は、
水平線の引き方が
少しズレているかもしれないので、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?
水平線に来るまでの動きはどうか?
水平線の引き方に関しては、
FX歴が1年以上あれば、
そこまで大差はないと思います。
そうなると、
「効果的な水平線を引けているのに
FXで勝てない理由はなんで?」
と疑問に感じますよね。
その理由はエントリーの仕方など
ちょこちょこした部分は
色々あるのですが、
もっとも大きく影響しているのは、
“水平線に来るまでの動き”
といった点になります。
では、再度あなたに質問ですが、
以下のチャート画像を見て、
どこに水平線を引きますか?
さっきと同じように、
上と下に1本ずつでいいので、
水平線を引いてみてください。
どうでしょうか?
私なら以下のように引きます。
多分、同じような感じで
水平線を引けたと思います。
そしたら、この場面だと、
下落トレンドでもあるので、
売りを狙っていくのですが、
エントリーポイントとしては
以下の水色マル辺りになります。
では、その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。
水色マルで売ったとしても、
そのまま水平線を上抜けて
損切りになりますよね。
では、なぜ水平線で止まらずに、
そのまま上抜けをしたのでしょうか?
もちろん理由は色々ありますが、
私の考えでは、
水平線に来るまでに、
「もう下がらない動きをしまくっている」
という見方を私はしています。
まず、水色マルでエントリーを考える場合、
私が最初に見るのが、
下記チャート画像のピンクマルです。
ピンクマルを見ると、
前回安値を更新できずに
反発しているのがわかりますよね。
この時点で大衆心理的に考えると、
売りポジションを持っていて
含み益になっている人達は、
「前回安値を更新できない」
「ということはもう下がらないかも」
と判断し始めて、
利食いの決済を徐々にしてきます。
更にその後の動きを見てみると、
徐々に安値と高値を切り上げて、
短期上昇トレンドが出来ていますよね。
こうなると、
売りポジションを持っている人達は、
「本当にもうダメかもしれない」
と感じ始めて、
更に利食い決済をしてきます。
更にこれに加えて、
「これ以上、下がりそうにないな」
「じゃあ、買ってみるか」
と買いを入れてくる人達も増えてきます。
しかも、水平線に来るまでに
ジグザグに来たりすると、
サポートになる場所が
複数できることが多いです。
このような形になってしまうと、
上側の水平線で売りを狙っている人達も、
「サポートがすぐに下にあるなー」
「これだと利益が伸びる余地がなさそうだ」
と考えるので、売りが入りにくくなって、
あまり下がらなくなる傾向があります。
実際に私の検証結果でも、
エントリーを狙っている水平線のすぐ上下に
サポレジラインがある場合は、
「負ける確率が高くなる」
という結果が出ているので、
このような場合はトレードを見送ります。
もちろん、この場合でも、
水平線で反転することはありますが、
その時は仕方ないので見送ります。
このような感じで、
水平線を使っても勝てない場合、
“水平線に来るまでの動き”
というのも、
あまり見ていない可能性があります。
まとめ
「水平線を使ってもFXで勝てない」
と悩んでいる人の場合、
効果的な水平線は引けていても、
水平線まで来る動きを
良く見ていない事が多いです。
効果的な水平線を引くことは
FXでのトレードを安定させるには、
非常に大切ですが、
それよりも更に大切なのが、
「水平線までどう来たのか?」
といったことになります。
「この辺りは固いから
この水平線で反発するでしょ」
と大多数の人が思っていたとしても、
チャートは基本的に
人間の心理によって作られているので、
時と場合によって
心変わりなんていくらでもします。
そうなれば、効くと思っていた水平線が
効かなくなることも当然起こります。
だから、もしあなたが、
水平線を使ってトレードをしているのに、
「何だか上手くいかない」
といった状態であれば、
自分のトレード記録や検証記録を見返して、
水平線に来るまでの動きを
再度確認してみると良いかもしれませんよ。
効果的な水平線の引き方について
確認したい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
⇒効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?
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