FXで安定したトレードをするには、
リスク管理は重要です。

そのリスク管理の中でも、
私が考える、特に重要な点が、

・損切り
・ロット数

この2つだと考えています。

 

まずはしっかり損切りポイントを決めて、
そのポイントに来たら”損切りする”
というのを徹底すべきです。

因みに、損切りの決め方に関しては、
コチラの記事でお伝えしたので、
今回は割愛します。

 

そして、次に重要なのがロット数です。

ロット数は、
FXでお金を稼ぐにあたって、
非常に重要になってきます。

少なすぎると稼げないし、
逆に多すぎると精神が崩壊します。

 

その為、今回は、
ロット数の決め方について、
私の考えをお伝えしていきます。

 

ロット数はどう決める?

恐らくリスク管理の中で、
もっとも気になる点が、
ロット数の決め方だと思います。

 

私の考えるロット数の決め方は、

・資金量と損切り幅から決める
・自分の精神的許容から決める

といった2パターンがあります。

 

資金量と損切り幅から決める

私の場合、今のロット数は、
このやり方で設定しています。

 

まず、資金に対して、
1回のトレードで許容している損失は、
今では1%に設定しています。

通常では”資金の2%”
というのがセオリーですが、
私の場合は損失を最小限にしたいので、
セオリーの半分にしています。

 

それに、1%に設定して
損切り額を計算すると、
私的にはちょうどいい損切り額なんです。

連敗しても、激しくイライラせずに、
すぐに取り返そうとしない損失額なので、
1%ぐらいを目処にしています。

 

そして、次が損切り幅ですが、
私は最大で-20pips設定です。

ほとんどが-10~-15pipsですけど。

 

よって、最大の損切り幅と、
資金の1%の損失額から、
ロット数を決めています。

 

例えば、資金が100万の場合は、
1回のトレードでの損失許容額は、
1%なので1万円になりますよね。

そうなると、単純計算で、
5枚でエントリーした際に、
-20pipsの損切りをしたら、
1万円の損失になりますよね。

 

だから、100万円の資金の時は、
“ロット数は5枚で設定する”
といったように決めています。

 

自分の精神許容範囲で決める

この方法は、資金が少ない時や、
今後ロット数を上げていく時に、
私は良く使っていました。

 

これはまず、自分で適当に
ロット数を決めてみて、
それでトレードをしていきます。

 

そして、損切りになった時に、

・発狂したくなる
・すぐに取り返したい気持ちになる
・物にあたりたくなる
・激しくイライラする

といった気持ちになるかを
チェックしていきます。

 

もし、損切り後に、
このようなことが起きた場合、
それは損失額に対する、
自分の許容値を超えている証拠です。

ということは、
これらの事が起きたロット数が、
今の自分の限界になるわけです。

 

その為、そのロット数よりも、
2段階ぐらい下のロット数で
トレードをすると、
精神的に爆発する、
少し手前のロット数で
トレードをすることになりますよね。

 

なんでこんな事をするのかというと、
FXで大金を稼いでいくには、
ロット数が全てです。

確かに、獲得pips数も重要ですが、
最後はロット数の勝負になります。

ということは、大金を稼ぎたいなら、
ロット数を増やしていく必要があります

 

ただし、損切りをしても、
何も感じないぐらいのロット数で
トレードをしていると、
いざロット数を増やしてみると、
激しい苦痛に襲われる事が多いです

 

私のトレード仲間も、
ぬるま湯に使った状態のロット数から、
たった2枚増やしただけで、

「エントリー時に怖くて震えた」

と言っていました。

 

だから、損切りした際に、
爆発する少し手前のロット数で
トレードをして、
ある程度、精神に負荷を掛けておくと、
“ロット数を増やした時に震える”
といった激しい苦痛を
和らげることが可能になります。

 

因みに、具体的な設定の仕方をあげると、
例えば、損切り額が5,000円になった時に、
精神的苦痛が大き過ぎて、
切れそうになる場合、
自分の損失許容額は5,000円です。

その為、損失額を
2,500~3,000円ぐらいに設定して、
次はトレードをしてみます。

 

そして、再度損切りになった時に、
2,500~3,000円の損失額でも、

「少し悔しいけど切れるまではいかない」

という状態であれば、
それが限界の少し手前を意味するので、
しばらく、そのロット数で
トレードをしていくのです。

 

そこから、もし、
この損失額で連敗した時に、
切れそうになるなら、
更にロット数を下げて、
損失額を減らすのが良いでしょう。

 

このように、
自分の精神状態を確認しながら
ロット数を決めてトレードをしていくと、
自分の許容値が広がっていき、
激しい抵抗を抑えながら、
徐々にロット数を
増やすことが可能になります。

 

損失額は常に一定が良い

ここまでロット数の決め方について、
お伝えしていますが、
一点、注意点があります。

 

それは、FXで勝てていない内は、
“損失額は常に一定の方がいい”
ということです。

 

中にはトレードの自信具合によって、

・この手法は10ロット
・あっちの手法は5ロット

といったように、
ロット数を増減させている人もいますが、
この方法を選択する場合も、
損失額は一定にしたほうがいいです。

 

なぜなら、自信のある手法を使って
ロットを大きめにエントリーした際に、
そのトレードが損切りになると、
精神的ダメージが大きいからです。

こうなると、「すぐに取り返そう」
という気持ちが強くなって、
ポジポジ病になる可能性が高まります。

 

だから、ロットを自信によって
増減させる場合も、

・自信のある手法:10ロットで損切りが-5pips
・自信の無い手法:5ロットで損切りが-10pips

といったように、
損切り幅もロットに合わせて増減させて、
損切り額を一定にしたほうがいいです。

 

焦って早く資金を増やそうとしなくても、
安定したトレードができるようになれば、
ロットがどんどん増えていき、
資金も恐ろしいスピードで増えるので、
FXで勝てていない内は、
変にロットを増減させないほうが良いです。

 

FXはpipsで考えた方がよい

上記では、ロット数を決める際に、
金額ベースで決めるように
お伝えしましたが、
トレードのロット数が決まったら、
基本的にはpipsベースで考えた方が良いです。

 

なぜなら、1回のトレードで、

「○○円損した・・・」
「〇〇円勝った!」

といったように、一喜一憂していると、
ロット数が大きくなるにつれて、
精神的負荷が大きくなって、
トレードそのものに耐えられなくなるからです。

 

FXの場合、レバレッジが醍醐味なので、
複利でお金を増やすことができます。

その為、資金が増えて、
ロット数も増えていくと、
1回の損切幅が今までと同じでも、
損失額は当然ながら大きくなっていきます。

 

例えば、損切幅が毎回-10pipsであっても、

ロット数が10枚の場合:-1万円
ロット数が100枚の場合:-10万円

となるので、
いちいち金額ベースで考えていたら、
精神的に耐えられなくなり、
FXの醍醐味である
レバレッジを活かせなくなります。

 

FXはお金を稼ぐ為にやっているので、
金額を意識してしまうのは
ある程度仕方のない事です。

ただし、そこに日常の金銭感覚を持ち込むと、
メンタルブロックが掛かりやすくなり、
FXで大金を稼ぐのが難しくなります。

 

だから、ロット数を決めたら、
なるべくpips数で考えるようにすると、
私の経験上、
無駄な感情の揺れ動きを
ある程度抑えることができると思います。

 

私も損益を考える場合は、
月間の収益金額は考えずに、

「月間+200pipsを目標にする」

といったように、
pipsベースで考えています。

 

FX業者を使ったリスク管理方法

上記では、
手法や資金に対しての
リスク管理方法をお伝えしました。

あともう1つ、
上手くリスク管理をする方法に
海外のFX業者を使った方法があります。

 

なぜなら、海外のFX業者では、

・ハイレバレッジ
・ゼロカット
・口座開設ボーナス
・入金ボーナス

といったメリットがあるからです。

 

ハイレバレッジ

ハイレバレッジと聞くと

「危険なんじゃないの?」

なんていうイメージが
あると思いますが実際は逆です。

 

むしろ、
ハイレバレッジのお陰で
FX業者に拘束される資金が
少なく済むので、
万が一、大暴落が起きて
資金を全部失ったとしても
最小限の損失で抑えられます。

 

このことを考えると、
ハイレバレッジ自体が
危険なのではなく、
ハイレバレッジを使って
過剰なロットで
トレードをする人が危険なのです。

 

レバレッジについて、
更に詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
海外FXのレバレッジが意味する本当のメリットとは?

 

ゼロカット

海外FX業者には、
ゼロカットという、
損失を補填してくれる
システムが存在します。

 

例えば、
〇〇ショックなどの大暴落で
損切りが間に合わずに
自分が持っている資金以上の
損失が出ることがあります。

こうなると、
残高がマイナスになり、
マイナス分が借金となります。

 

しかし、海外FXのゼロカットは
このマイナス分を補填してくれるので、
借金を負わずに済むのです

これが国内のFX業者だと、
マイナス分は追証と言って
借金になります。

 

このことからも、
海外FXのゼロカットは
立派なリスク管理の役目を果たします。

もし、ゼロカットについて
更に詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
海外FXのゼロカットは最強!国内FXと比較したら安全さが判明!

 

口座開設ボーナス

海外のFX業者では、
口座開設ボーナスを
扱っている業者があります。

 

このボーナスは
初めて口座開設をする場合に限り、
リアルトレードで使えるボーナスを
もらえる特典です。

大体この金額は
3,000円~3万円と多くはないですが、
それでもノーリスクで
リアルトレードができます

 

その為、このボーナスを使っても、
リスク管理になるので、
海外FXを初めて使うなら
必ず利用した方がいいです。

もし、口座開設ボーナスを
扱っているFX業者について
知りたい場合は、
以下の記事で紹介しています。
海外FXの未入金ボーナスって何!?どこのFX業者で使える?

 

入金ボーナス

これも海外FX特有のボーナスで、
入金した金額に応じて
リアルトレードに使える
ボーナスがもらえます。

 

例えば、とある海外FX業者で

“100%入金ボーナス”

というのがやっていたとしましょう。

 

この時に5万円を入金したとすると、
もう5万円分のクレジットが貰えるので、
実質、10万円の資金で
リアルトレードができることになります。

その為、このボーナスを利用すれば、
自己資金を少なく抑えた状態で
トレードができるようになるので、
かなりのリスク管理になりますよね。

 

もし、入金ボーナスがある
海外FX業者を知りたい場合は
以下の記事で紹介しています。
海外FXで100%入金ボーナスがある5つのFX業者とは?

 

このような感じで、
FXにおけるリスク管理は
FX業者によってもできます。

 

ただし、これは、

「海外のFX業者を絶対使うべき!」

という意味ではありません。

 

海外のFX業者の場合、
国内のFX業者とは違い、
税金が累進課税になります。

その為、FXで1年間に、
数百万を稼げるような場合は、
税金の面で不利になります。

 

ですから、
これらの事も考慮して、
どちらを使うかを決めるのがいいでしょう。

関連記事:海外のFX口座で得た利益は累進課税!多く稼ぐほど税金は取られる

 

まとめ

今回は、リスク管理、
特にロット数について、
私なりの考えをお伝えしてきました。

 

ロット数は、FXをやる上で、
凄く重要になってきます。

少なすぎれば稼げないし、
多すぎると精神崩壊にもつながるので、
適正なロットを決めるには、
意外に悩むことがあると思います。

 

もちろん、損切りをしても、
全然痛くないロット数で
トレードをするのがベストですが、
それなりの金額を稼ぎたいなら、
ある程度の負荷を掛けることは
必要だと考えています。

 

ただ、上記でお伝えした
ロット数の決め方は、
あくまでも私個人の考えなので、

「自分に合わないかも・・・」

と0.1秒でも感じたら、真似せずに、
ご自身で色々と試してみてください。

 

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