このサイトでは、
FX大衆心理を使って
トレードするコツをお伝えしています。

そこで今回は、
この大衆心理を使って、
実際に私がトレードをした例を
お見せしていきます。

 

実践トレード例

まず、私は、以下のチャートの
黄色マルでエントリーをして、
水色マルで利食いをしました。

+30pipsでした。

 

では、このトレードに対して、
どのように大衆心理を使って
トレードをしていたのかを
お伝えしていきます。

 

まず、チャートをパッと見た瞬間、
下落トレンドになっていますよね。

ということは、買いたい人よりも
売りたい人の方が多い証拠です。

その為、売りでのトレードを考えます。

 

そうなると、次に

「どこで売るか?」

ということになるのですが、
これは反転しそうな場所へ
水平線を引いて
エントリー候補を探します。

 

今回の場合、
以下の赤ラインのように
水平線を引きました。

 

なぜなら、赤ラインでは、
2度反発しているので、
“相場参加者に意識されている場所”
と見ることができるからです。

 

よって、この場所で
反転する可能性が高いので、
赤ライン近辺を戻り売り候補と見ました。

 

そして、その後の動きを見ていくと、
予定通り赤ラインまで
レートが戻ってきました。

 

しかし、赤ラインに来たからといって、
ここですぐには売りません。

なぜなら、
戻ってくるまでの動きを見ると、
安値を切り上げているので、
短期的に上昇トレンドだからです。

 

この状態だと、
赤ラインで反転せずに、
そのまま上抜けることが多いです。

 

では、どうなったら
エントリーするのかというと、

「高値更新を失敗した形が出たら」

ということになります。

 

つまり、ダブルトップのような
形が出たらエントリーをします。

 

なぜこのような形で
エントリーをしていくのかというと、
まず、短期的に上昇トレンドなので、
売りポジションを持っている人からすると、

「上がったらヤバいなー」

と思っている状態です。

 

その為、赤ラインを上抜けると、

「ヤバい!利益が減っちゃう!」
「今の内に決済しなきゃ!」

という心理が強く働くので、
売りの決済が出て上昇します。

 

更に直近の動きでは、
上昇トレンドになっているので、
トレンド転換を狙った
買いも入りやすくなっています。

 

その為、赤ラインを
上抜けしやすい状態になっています。

 

しかし、大きな流れは下落なので、
仮に赤ラインの上抜けに失敗したら
一斉に売りが出る可能性が高くなります。

 

それが先ほどお伝えした、
ダブルトップの形が出たらになります。

 

なぜ、この形が出たら
下がりやすいのかというと、
まず、この状況では、
逆張り買いをした人達がいます。

 

ただ、逆張り買いをした人達は、
“全体の流れは下落トレンド”
ということを把握しているので、
大きく利益を伸ばす気はありません。

むしろ、赤ラインまでの
限定的な買いを狙っています。

 

その為、赤ライン近辺に来ると、
逆張り買いの利食いが出るので、
赤ラインで一旦反転します。

 

しかし、短期上昇トレンドでもあるので、
そのまま下に抜けるのではなく、
押し目買いが入ってきます。

だから、再度赤ライン抜けを狙って、
レートが上昇していきます。

 

でもでも、ここで赤ラインを
明確に上抜けできないと、
買っていた人達が、

「上がると思ったのに上がらない」
「てことは下げちゃう!」

と焦って、決済をしてきます

 

更に、赤ラインを抜けない事を見て、
売りを狙っている人達も、

「やっぱり赤ラインが意識されてるな」
「じゃあ戻り売りをしよう」

と判断して新規売りをしてきます。

 

赤ラインを明確に上抜けできないと、
この2つの思惑が働くので、
ダブルの売りパワーとなって、
下落しやすくなります。

 

このような動きを狙っていたので、
私は黄色マルで売りエントリーをしたのです。

 

因みに利食いは結構適当です(笑)

単純に損切の幅が-15pipsだったので、
その2倍の+30pipsに
利益を設定していたら、
たまたま利食いになった感じです。

 

このような感じで、
大衆心理を使って
私はトレードをしています。

 

もし、これ以外にも、
トレードの実践例を見たい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法

 

大衆心理を使うとトレード精度が上がる

上記では、チャートから
大衆心理を考えながら
トレードをした内容をお伝えしました。

 

今回説明したような感じで、
大衆心理を考えながら、
チャートの動きを見ていくと、
買いや売りの気持ちがわかるので、
トレードの精度が上がります。

だから私は、
大衆心理を使ったトレードが
気に入っています。

 

ただ、”大衆心理を使ったトレード”
何ていうのを聞くと、

「大衆心理なんて関係ないから」

みたいな意見を言う人も結構います。

 

ですが、
そういう人のトレードを見てみると、

「この形が出たらエントリー」
「必ず覚えておくこと!」

みたいな感じで
アピールしてる事が多いです。

 

確かに、その形は勝ちやすいので、
暗記して覚えるのもいいと思います。

でも、FXで負けてる人達の大部分は
その形をすでに知っているのに
勝てない事が多いです。

 

その理由としては、
チャートの作られ方を考えずに
丸暗記しているからです。

 

要するに、

「なんでその形が勝ちやすいのか?」

といった事を納得できていないから、
自分の中で上手くその形を活用できずに
ぼんやりトレードをしているのです。

 

それであれば、
大衆心理なんて関係ないと決めつけて、
ただ漠然と、

「この形が勝ちやすい」

なんて説明するよりも、
大衆心理というのを理由にして、

「これは○○で××だから
この形が作られて勝ちやすい」

と説明した方が自分の中で納得して
トレードがしやすくなります。

 

そしてそれが
トレード精度の向上につながるなら、
大衆心理が関係なかろうが
何の問題もないわけです。

それに、チャートの大体の形は
実際に大衆心理を考えれば、
納得できる説明ができるので、
ウソでもなんでもないですからね。

 

ですから、もしあなたが今現在、
FXで勝ってる人が言ってる、
チャートパターンが理解できるけど、

「そのチャートが作られる理由を説明できない」

といった状態であれば、
チャートから大衆心理を考えてあげると、
自分で納得できるトレードができるはずです。

 

大衆心理はどうやって覚えればいいの?

チャートから大衆心理を考えれば、
トレードの精度が上がるのはわかったけど、

「どうやって覚えればいいの?」

なんて感じているかもしれません。

 

これに関しては、
特に決まった方法はないのですが、
まずはあなたがトレードをする際に
反対の立場に立って
考えることから始めるのがいいでしょう。

 

例えば、あなたが、

「ここは買いだ」

と思ってエントリーしようとした時に、
一旦立ち止まって、

「ここで買いじゃなくて
売るとしたらどうだろう?」

といったように考えるのです。

 

そしてその時に、

「いや、ここでは売らないな」

と感じたのであれば、
買いでエントリーをするのです。

 

逆に、

「ん?ここで売りもありえるな」

なんて感じたら、
買いエントリーを見送って、
その後の動きをチェックするのです。

 

このような事をひたすら繰り返していくと、

「この時は〇〇だから勝ちやすいな」
「この時は××だから負けやすいな」

みたいなことが徐々にわかってきます。

 

そうなってくると、
大衆心理が読めるようになっていき、
トレード精度も上がっていきます。

ですから、大衆心理の読み方を
覚えたい場合は、
まずはこのような感じでいいので、
チャートを読む訓練をするのが効果的です。

 

あとは、これ以外にも、
チャートから他の相場参加者の
心理を考える訓練も効果的です。

これに関しては、
以下の記事で詳しく説明しているので、
もし興味があれば読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、私が実際に行った
トレードを例に出しながら
大衆心理について
色々と説明してきました。

 

「大衆心理は関係ない」

なんて言われる事も多いですが、
私個人の意見としては、
チャートが動く理由を説明できて、
それがトレード精度の向上につながるなら、
大衆心理の考え方は十分使えると思っています。

 

ですから、もしあなたが今現在、
ぼんやりとした感じで、
漠然とトレードをしているなら、
大衆心理を学ぶことは
効果的だと私は考えています。

 

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