FXではMeta Trader4(MT4)を使えば
様々なインジケーターを使う事ができます。

 

そしてインジケーターの中には、
トレードをしやすくしてくれるものから、

「ん?これ使えるのか?」

なんて思うものまで
本当に多種多様です。

 

そんな中で、
スキャルに合うインジケーターを
探す人がかなり多いです。

 

スキャルピングは
トレードスタイルの中でも
一番難しいスタイルなので、

「インジケーターを使えば
上手くいくかも?」

なんて考えがちです。

 

そこで今回は、

「スキャルに合うインジケーターはあるのか?」

ということについて、
私の経験から話していきたいと思います。

 

スキャルに合うインジケーターはある?

私自身、昔はスキャルピングを
よくやっていました。

今はずっとチャートに張り付くのが
面倒くさくなったので、
デイトレードがメインですが、
それでもたまにスキャルはやります。

 

そして、私もスキャルピングを
メインでしていた時に

「何か良いインジケーターないかな?」

なんて色々と探していたのですが、
スキャルに合うインジケーターは
結局ありませんでした。

 

インジケーターを使うと判断が遅れる

私の場合、
スキャルに合うインジケーターが
なかった理由の1つに

“インジケーターを使うと判断が遅れる”

というのがありました。

 

例えば、スキャルピングの場合、
1分足を使いながら
トレードをしていきます。

その為、値動きが速く、
判断スピードが必要です。

 

よって、
インジケーターを入れていると、
ローソク足の動きに加えて、
インジケーターのチェックが
1つ増えるだけで、
エントリーの判断が遅れるのです。

 

更に、
インジケーターを複数入れた時などは
特にこの傾向が強く出て

・エントリー判断が遅れる
・エントリー自体に迷う

といったことが頻繁に起きていました。

 

これのせいで、
チャンスの時は迷って入れなくなるし、
エントリーした時は遅すぎて
すぐに逆行されるしで、
全然かみ合いませんでした。

 

このようなことが続いたことで、

「スキャルに合うインジケーターはない」

と判断して、
インジケーターを使うのを止めました。

 

インジケーターに頼りがちになる

インジケーターを使っても
スキャルに合わなかった次の理由に、

“インジケーターに頼りがちになる”

というのもありました。

 

インジケーターを使っていると、

「インジは絶対的な存在」

みたいな感じに思ってしまい、
インジケーターの数値に
頼りがちになってしまいました。

 

だから、
スキャルピングが上手くいかないと、

「インジの数値が悪いのでは?」

なんて思ってしまい、
パラメーターをアレコレと
いじくり回していました。

 

しかし、本当の原因は、

・損切り幅とボラティリティが合っていない
・トレンドとは逆方向にエントリーしている
・サポート付近で売っている
・レジスタンス付近で買っている

といったような、
その時の相場状況の判断や
エントリーの仕方が悪いだけで、
インジケーターは関係ありませんでした。

 

インジケーターは本来、
あくまでも補助的に使うものです。

それなのに、
インジケーターを使うことで
そっちがメインになってしまい、
逆効果になってしまいました。

 

このようなことからも、
結局私の場合は、

「スキャルに合うインジケーターはない」

と判断して使うのを止めました。

 

スキャルにインジケーターを使っても勝てない?

上記では、

「スキャルに合うインジケーターはない」

と書いたのですが、
それであれば、

「インジケーターを使うと勝てないの?」

なんて思うかもしれませんが、
そんなことはありません。

 

実際にインジケーターを使いながら
スキャルピングをして、
FXで勝っている人はいくらでもいます。

 

ただし、そのような人達は、
インジケーターを
正しく補助的に使っているだけで、
実はあまり見てないことが多いです。

どちらかというと、
その場の雰囲気や
ローソク足の動きなどを
重要視していることがほとんどです。

 

私自身も、
昔はインジケーターに頼って
スキャルをしていたのですが
結局上手くいきませんでした。

 

そしてそこから、
インジケーターを全て外して、

・全体の流れ
・反転するポイント
・ローソク足1本1本の動き

これらを丁寧に見ながら
スキャルピングをしたところ
上手くいくようになりました。

 

インジケーター探しよりも先にすべき事とは?

もし、あなたがスキャル用の
インジケーターを求めて
この記事にたどり着いたのであれば、
本来やるべきことの方向性が
少しずれている可能性が高いです。

 

なぜなら、
先程からお伝えしているように、
インジケーターというのは
あくまでも補助的に使うものだからです。

その為、メインとなるものは、
現在のチャートの流れから
ローソク足の動きを読むことです。

 

そもそもインジケーターは、
過去チャートを複雑に計算して
作り上げたものです。

ということは、その大元である、
チャートを読む力がないと
上手く力を発揮できません。

 

それに、過去チャートを基に
作ったのであれば、
単純にチャートを読めるようになれば、
インジケーターを使う必要は
特にないと思いませんか?

 

実際に私も、
スキャルピングをする際は、

・全体のトレンドを判断する
・反転しそうな場所に水平線を引く

ということをしてから、
ローソク足の動きを見ながら
トレードをしているだけです。

 

その為、
スキャルに合うインジケーターを探すよりも、
まずやるべきことは
チャートを読めるようになることです。

ここがしっかりできないと、
インジケーターも役立つことはありません。

 

何度も言いますが、
インジケーターは
あくまでも補助的な役割ですから。

 

そうなると、

「チャートを読めるようになるには、
何をすべきなのか?」

という事になると思います。

 

これに関しては、
相場参加者の心理を
読む訓練をするのがオススメです。

 

なぜなら、チャートというのは、
トレーダーの心理によって
作られているからです。

よって、
トレーダーの心理が読めれば、
次にどう動きやすいのかを
予測することができるので、
トレードの精度も上がります。

 

特にスキャルピングの場合、
1分足で細かい動きを見ていくので、
相場参加者の心理を考えた
トレードが力を発揮します。

私も相場参加者の心理を
チャートから読むようにしたら
スキャルピングの精度が
一気に上がりましたから。

 

もし、このことについて、
更に詳しく内容を知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

実際に私が
相場参加者の心理を考えながら
スキャルピングをした際の例を出して、
記事を書いていますので。
FXで1分足のスキャルピング手法を作るなら大衆心理を使おう!

 

また、
相場参加者の心理の読み方を
基本から知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、

「スキャルに合うインジケーターはあるのか?」

ということについて、
私の経験談や考えをお伝えしました。

 

インジケーターは上手く使えば
トレードの精度を上げてくれますが、
チャートを読む力がないと
逆効果になる可能性が高いです。

もちろん、
スキャルピングをする際に
インジケーターを使って
FXで結果を出している人は普通にいます。

 

しかし、そのような人達も、
インジケーター自体は
補助的に使っているだけで、
メインはチャートを正しく読んで
上手くトレードをしています。

 

ですから、もしあなたが、
スキャルに合いそうな
インジケーターを探しているなら、
今一度、

「自分は正しくチャートが読めるのか?」

ということを確認してみましょう。

 

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