FX有効な手法な作るには、
意識されるラインまで引き付けると、
損は小さく、利は大きく伸ばせて、
勝率も高くなります。

 

私自身にも負けやすいパターンがあって、
そのほとんどのパターンが、
以下のように、ラインまで引き付けずに、
中途半端な位置でトレードする場合です。

 

このようなトレードをしてしまうと、
“損切りした後に順行する”
という最悪なパターンが頻発します。

昔の私はこれで何度もやられては切れて、
すぐに逆で入り直したりして、
損に損を重ねていました(笑)

 

FX歴が1年以上ある人はラインをしっかり引けている

ラインまで引き付けて
トレードするような手法だと、
損小利大のトレードができますが、
基本的にFX歴が1年以上あるけど、

「FXでなかなか結果が出ない」

という人であっても、
意識されるライン自体は
しっかり引けている事が多いです。

 

ただ、そのラインに来るまで我慢できずに、
エントリーをしてしまうから、
すぐに逆行されて損切りになったり、
損切り後に順行する事が多くなるんです。

 

狙っていたライン付近にレートが来ると、
エントリーをしたくてたまらなくなり、
ちょっと反転しただけで、

「置いていかれちゃう!」

なんて思ってしまうので、
つい我慢できずに
エントリーをしてしまうんですよね。

 

因みに、もしラインの引き方が
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

単純な手法でもラインまで引き付ければ有効

FXでなかなか結果が出ていないと、

「安定した結果を出すには、
手法をもっと複雑しなければ」

なんて感じてしまうのですが、
単純な手法でも十分結果は出ます。

 

私のメインの手法も、
トレンド中の押し目買いや戻り売りです。

ただ、このような単純な手法を使うにしても、
意識されるラインまでしっかり引きつけます。

そうすることで、
エントリー後に順行しやすくなり、
無駄な損切を防ぐことができます。

 

例えば、この前の雇用統計なんて、
意識されるラインまで引き付ければ、
簡単に利益を取れる動きでした。

 

私はこの雇用統計では、
3回トレードしたのですが、
3回とも利食いができて、
合計で+78pipsでした。

1時間半で78pipsだったので、
個人的には効率の良いトレードでした。

 

因みにエントリーした場所は、
下記画像に印を付けてあります。

黄色マル:エントリー
水色マル:決済

 

1回目のエントリーは、
雇用統計発表で大きく上に動いたので、
完全に買い目線で見ていました。

私の場合は大きく動いた時ほど、
逆張りをすると負ける可能性が高くなるので、
基本的は押し目買いを狙います。

 

その時にすぐにエントリーするのではなく、
赤ラインまで引きつけて、
下に行けない動きを見せたので、
買いエントリーをしました。

因みにその時の赤ラインは、
1時間足で見ると以下のような感じです。

 

上記の黄色マルのように、
1時間足で意識される場所へ
赤ラインを引けたし、
何よりも”110.5のキリ番”
というのが大きかったです。

 

キリ番は誰が見てもわかるような、
強く意識されるポイントです。

その為、このような場所では、
トレンドが出ている場合、
反転するポイントとして機能しやすいです。

 

この事もあって、
1回目のトレードは、

“1時間足のライン+ キリ番”

というダブルの意識される場所まで
引き付ける事で、
トレードしやすかったです。

因みに利食いは直近高値までで、
+20pipsで利食いです。

 

2回目のトレードはショートで、
これも直近の高値ラインまで引きつけて、
下げ始めたところでエントリーしました。

 

実はこのエントリーですが、
4時間足で見ると、
キレイにトレンドラインと、
水平線が引けたのです。

ドル円:4時間足

 

1分足で見ると
以下のような感じです。

ドル円:1分足

 

上記のような感じでピッタリ、
トレンドラインだったので、
ここで一旦買いの利食いと、
新規の戻り売りが入ると思ったので、
1回目の買いはここで利食いをして、
2回目の売りはここで反転し始めたところを
エントリーしたわけです。

 

ただし、2回目のエントリーは、
短期的な流れは明らかに上なので、
欲張らずに意識されるキリ番で利食いです。

これで+18pipsでした。

 

そして最後の3回目も、
1回目と同じ理由で、
キリ番とサポートラインまで引きつけて、
再度エントリーしただけです。

 

これは1回目のトレードで、
直近高値を超えて、
高値切り上げを作ったのが大きいです。

高値切り上げを作ると、
その高値を作った安値、
つまりキリ番を明確に下抜けるまでは、
買い目線が継続です。

 

その為、
再度赤ライン付近まで引きつけて、
押し目買いをするのがセオリーです。

 

本来であれば、赤ラインまで、
もっと引きつけてから
エントリーしたかったのですが、
1分足の値動きを見ていたら、
下に行きそうにない形だったので、
エントリーしてみました。

仮にダメだったとしても、
-10pipsぐらいで損が済んだので、
特に気にせずエントリーしました。

 

そして3回目の利食いに関しては、
上昇トレンドが出ているので、
高値更新を期待して、
大きめに利益を狙っていきました。

そしたら予定通り高値を更新して、
そのまま伸びていったので、
4時間足のレジスタンスラインで利食いです。

 

これで+40pipsの利食いとなって、
3回のトレードで合計+78pipsとなりました。

このように、指標などで大きく動いても、
意識されるラインさえ引いておけば、
ナンダカンダ言ってそこで反応しやすいです。

 

だから、FXで有効な手法を作りたければ、
意識されるラインまで引き付ければ、
損小利大のトレードが出来るので、
“トータルで負ける”
ということはあまりないと思います。

少なくとも私はラインまで引き付ける手法で
上手くいっていますから。

 

ラインでのトレード精度を更に上げるには?

ラインまで引き付けて
トレードをする手法を使えば、
有効なトレードがしやすいとはいえ、
ラインにレートがきたからといって、
そのままバチンとエントリーをすると
抜けてしまうことが意外に多くあります。

 

そこで、ラインを使った手法の
精度を上げるのに有効なのが
相場参加者の心理を考えることです。

 

なぜなら、ライン付近というのは、

・買いたい人
・売りたい人
・買っている人
・売っている人

といった人達の思惑が
働きやすくなるからです。

 

例えば、サポートライン付近では、

・上から売っている人の利食い
・買いを狙っている人の新規買い

という2つの思惑が働くから
反転しやすくなるわけです。

先程の雇用統計の
チャート画像を使うと、
以下のような感じです。

 

その為、ライン付近では、
相場参加者の心理を考えながら
トレードをしていけば、

・反転しやすい動き
・反転しにくい動き

といったことを判断できるようになり、
手法の精度が更にアップします。

 

もし、相場参加者の心理を
読む方法について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

FXでは、
ラインまで引き付けて
トレードをするだけでも、
安定した結果を出すことができます。

その為、テクニカルをいくつも使って、
複雑な手法を作るよりも、
ラインをメインにした手法の方が
有効な手法を作れる可能性が高いです。

 

ですから、もし、あなたが、

「なかなかFXで結果が出ない」

と悩んでいるのであれば、
意識されるラインまで引きつけてから、
エントリーする手法を作ってみると、
良い方向へ進むかもしれませんね。

 

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