先日、アメリカの中間選挙がありましたね。
私個人としては、
中間選挙の結果は
特に気にしてなくて、
「為替が動いてくれればいいや」
という、
トレード勝手な考えをしていました(笑)
だから、ネットで多少、
結果を確認しながらも、
ずっとチャートを見ていました。
基本的にFXの場合、
このようなイベントがあった際は
結果がニュースで流れる前に
為替の方が先に動くので、
ニュースを見ていても
あまり意味がないんですよね。
そんな感じで、チャートだけを
ずっと見ていたわけですが、
それでもトレードをする際は、
・環境認識をして全体の流れを把握する
・意識されそうな場所に水平線引く
・大衆心理を考えながらエントリーする
といった、
いつも通りのトレードをするだけです。
ということで、
先日の中間選挙時の
私のトレード解説をしてみたいと思います。
この日のトレードは4回
この日のトレードは4回でした。
このようなイベント時は大きく動くので、
「ガンガントレードするのでは?」
と思うかもしれませんが、
私の場合は短期のデイトレなので、
そんなにトレードはしません。
あくまでも自分のスタイルを貫きます。
むしろ、普通は1日1回トレードすれば
それで十分なので、
中間選挙でのトレード回数4回は、
私にしたらかなり多かったです。
1回目のトレード
ドル円ロング:+44pips
黄色マル:エントリー
水色マル:決済
これは9時半ごろに、
急に下に大きく動いた後、
一気に上へ抜けた場面ですね。
これは値動きが激しめだったので、
リアルタイムで見ていたら、
トレードに躊躇する人も
多いかもしれません。
確かに、激しく動いた時は、
トレードをしない方がいいですが、
ちゃんと環境認識さえしていれば、
エントリーはできます。
まず1時間足を見ると、
以下のように上昇トレンドでした。
だから、基本的に狙うのは、
押し目買いになります。
そうなると、どこで買うか?
ということになるのですが、
まずは水平線を引いていきます。
因みに、あなたなら、
以下のチャートを見て、
どこに水平線を引きますか?
ドル円1時間足
どうでしょうか?
結構、わかりやすい場所に
水平線を引けると思います。
私の場合は、
以下のように引きました。
特に難しいことはないですよね。
パッと見て、反応している場所に
水平線を引いただけです。
特に上側の赤ラインは、
すぐ下に113円のキリ番もあったので、
反転する可能性が高く、
ここまできたら
思いっきり買いを狙っていました。
こんな感じで、
環境認識をしておくだけでも、
大きく動いたからといって
焦らなくて済みます。
そして、9時半過ぎに、
急に大きく下げてきましたよね。
ドル円5分足
このように強く下げてきた場合、
いくら押し目買いポイントでも、
そのまま下抜けることが強いので、
反転の兆しが出るまで様子見をします。
ただ、中間選挙のような
イベントの時って私の経験上、
“強く下げたと思ったら、
すぐに反転して大きく上げる”
といったことが起こりやすいです。
(政策金利と同じ感じです)
だから、様子見をするとしても、
何十分も待つというよりは、
私の場合は1分足で
勢いやローソク足の形を見ながら
エントリータイミングを計っていきます。
では、下がってきた時の
1分足を見てみましょう。
こんな感じで、
勢いよく落ちてきた場合、
一旦反発をしたとしても、
すぐに下げてきて
そのまま突き抜けることが多いです。
その為、
私のエントリーのシナリオとしては、
安値更新を試しに行くけど、
失敗した形が出たらエントリーです。
安値更新に失敗すると、
短期的な下落を狙って売った人達は、
「あ、安値更新に失敗した」
「トレンドは上だから逃げないとヤバい!」
と判断して一斉に決済をしてきます。
更にこれに加えて、
流れは上昇トレンドなので、
安値更新に失敗すると、
買いを狙っていた人達も、
「あ、安値更新に失敗した」
「買いチャンス!」
と判断して買いを入れてきます。
これによって、
・売っている人達の決済
・新規の買いエントリー
という2つの買いパワーが出るので、
上昇しやすくなります。
だから、以下のような形が出たら、
黄色マルのような
エントリーを考えていました。
で、実際には
以下のようになったので、
黄色マルでエントリーです。
因みに、エントリー場面を
もう少し詳しく説明すると、
大きく下げてきてから
一旦反発して再度下落してますよね。
その時に以下のような形になって、
大陰線が出たので、
安値更新をすると思いました。
でも、この大陰線の次の足を見ると、
安値更新をせずに陽線が出ました。
これを見た瞬間、
「大陰線が出たのに安値更新をしない」
「ということは反転するかも」
と感じたので、
次の足が下に来ることなく
上に行き始めたら
エントリーしようと決めました。
で、次のローソク足は
以下のようになりました。
ローソク足は下に行かずに
上げ始めたので、
黄色マルでエントリーです。
一応、エントリーの時も、
数秒間、勢いを見て、
下に行かないのを確認してから入ってます。
ここは感覚的なものですが、
ローソク足が切り替わった時に、
上に行った場合、
すぐに下がることが多いんです。
でも、今回の場合は、
上に行った後も、
下がらずに上にピクピク動いて
上昇しようとした動きが出たので
すぐにエントリーしました。
これは勢いを感じ取っているので、
言葉では上手く説明できないんですけど、
ローソク足の切り替わりを
注意深く見続ける訓練をしていると、
なんとなくわかってくると思います。
で、エントリー後は
運よくそのまま上がってくれたので、
ある程度利益が乗ったら建値にして、
利食いポイントまで放置です。
この時の利食いポイントとしては、
直近高値付近を目途にしていました。
なぜなら、直近高値は、
113.5のキリ番と重なっていたので、
「一旦はそこで抑えられるかなー」
と思っていたからです。
本当は+50pipsを狙っていたけど、
直近高値+キリ番によって
抑えられて下がってきたら嫌だったので、
思わず利食いをしてしまいました(笑)
ドル円15分足
結局、利食いをした後に、
更に30pips以上伸びたのですが、
いつもは30pips利食いなので、
44pipsも取れたら十分かなと思います。
こんな感じで1回目のトレードは終了です。
2回目以降のトレードですが、
1回目を詳しく書き過ぎて
長くなってしまったので、
かなりざっくり書いていきます。
エントリーの仕方は、
1回目と同じ感じなので、
詳しい説明は割愛させてください。
2回目のトレード
ドル円ロング:建値決済
黄色マル:エントリー
水色マル:決済
ドル円1分足
これは直近高値+キリ番を
大きく上抜けた後、
その場所をサポートにして
反発すると思ったエントリーです。
中間選挙などのイベントだと、
高値更新をグイグイする事があるので、
これは欲張って利益を伸ばそうとしました。
そしたら戻ってきてしまい、
悲しくも建値になってしまいました(笑)
前のトレードで、
いつもより大きく取れていたのもあって、
気持ちも大きくなっていました。
こういうのはダメですね・・・
3回目のトレード
ポンド円ロング:+30pips
黄色マル:エントリー
水色マル:決済
ポンド円15分足
これは夕方の19時前ぐらいの
買いエントリーだったと思います。
このトレードも
上記のチャート見ればわかるように、
単純に上昇トレンド中の押し目買いです。
上記画像の黄色ラインを引いておいて、
そこにきたので、
下に行かない事を確認してからエントリーです。
利食いも直近高値付近の
+30pipsでいつも通りのトレードでした。
4回目のトレード
ユーロ円ロング:+30pips
黄色マル:エントリー
水色マル:決済
ユーロ円15分足
これもポンド円と同じタイミングで
買いエントリーしたトレードです。
ポンド円と同じように、
上昇トレンド中の押し目買いです。
利食いも直近の高値までで
+30pipsの利が乗ったので
いつも通り利食いです。
こんな感じで、
私の中間選挙のトレードは、
合計+104pipsで終了です。
まぁ、あれだけ動いて、
+100pipsちょいだと
しょぼいかもしれませんが、
大きく動くということは
大きく損をする可能性もあります。
だから、このような時こそ、
いつも通りのトレードをすることが
大切だと私は思っています。
どんな相場も基本に沿ったトレードでOK
中間選挙などのイベントで大きく動く時も、
特別なことをしなくても、
セオリー通りにトレードをしていれば、
普通に結果を出すことはできます。
再度、私のトレードを見てみてください。
ドル円15分足
ポンド円15分足
ユーロ円15分足
全部がトレンドに沿った、
押し目買いになっています。
超セオリー通りのトレードですよね。
こんなのでも十分結果は出せるんです。
大きく動くようなイベントがあっても、
下げ止まりや上げ止まりが起きる場所は、
普段の時と同じです。
なんだかんだいって、
セオリー通りに反応しやすいです。
FXで結果を出している人を見ると、
「何か特別な手法なんだろうな・・・」
なんて思うかもしれませんが、
意外にそんな事はないんです。
まぁ・・・
FXで結果を出している人のブログを見ると、
エントリーと利食いポイントだけ載せて、
凄そうな手法の含みを持たせているので、
特別な手法だと思ってしまうのも
無理はないんですけどね。
それでも、シンプルな手法だからこそ、
「再現性が高く、結果も出やすい」
と私は思っています。
もちろん、エントリーポイントなど、
要所要所で大衆心理を考えながら
トレードをしているので、
多少、精度が上がる部分はありますが、
基本はセオリー通りのトレードです。
大切なのは、
どんな時でも自分のスタイルを崩さず、
一貫したトレードをする事だと思います。
まとめ
今回は、アメリカ中間選挙での
私のトレード内容について
お伝えしてきました。
こんな大きく動くイベント時でも、
基本に沿ったトレードで
十分利益を出す事は可能です。
むしろ、大きく動くような時だからこそ、
いつも以上に目立ったサポレジが
意識されることが多いので、
セオリー通りのトレードが通用しやすいです。
ですから、変に「ガッツリ取ってやろう」
何て事を考えずに、
自分のトレードを丁寧にすることが一番です。
大衆心理を使ったトレードについて、
「もう少し知りたい」という場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
⇒デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法!
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
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