「自分がエントリーすると
すぐに逆行するんだけど・・・」

 

こう思う方は非常に多くいます。

私自身も全く同じ事を
数千回以上思いました。

 

これ以外にも、

「なんで自分がエントリーすると5pips伸びて
すぐ戻ってきて損切りになるの??」

なんて事も数千回以上思いました。

 

では、なぜエントリー後にすぐ逆行して
損切りになってしまうのでしょうか?

私の経験から考えてみたところ、
その理由は主に3つありました。

 

全体の流れに反して逆張りをしている

「日本人は逆張りがお好き」

なんて軽くバカにされたように
言われることがあります。

 

例えば、株式市場などでは、

“欧米勢が買っている時に
日本が売っている”

“欧米勢が売っている時に
日本が買っている”

なんてよく言われます。

 

要は、トレードレベルが高い
欧米勢はトレンドフォローが
メインなのに、
日本はトレンドに逆らった
逆張りが多いということです。

 

実際に、FXで勝てなくて
悩んでいる人の相談を乗った時に
ほとんどの人が逆張りでした。

昔の私も逆張りをしていて
負けまくっていたのですが、
やっぱり結果が出るようになったのは
順張りに変えてからでした。

 

特に、今現在が上昇トレンドなのに
売りでエントリーをするなど、
トレンドに逆らった逆張りをすると
勝率も悪くなるし利益も伸びません。

 

もし、数pips程度の利益を狙って
逆張りをするのであれば
いいかもしれませんが、
FXで負けている人の多くが、
逆張りで利益を伸ばそうとします。

その為、一時的に利益が乗っても
すぐに戻ってきてしまい
損切りになることが多くなるのです。

 

ですから、
もし今のトレードで
エントリー後すぐに逆行するなら、
全体の流れに反した
逆張りをしていないかチェックしてみましょう。

これをなくすだけでも
かなり結果は変わると思います。

 

仮に逆張りをするにしても、
順張りで結果が出るようになってから
やるようにした方が
結果は出やすいです。

やはり、
まずは王道のトレードを
極めることからです。

 

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エントリー付近で抵抗が多い場所でトレードをしている

エントリー後すぐに
逆行されるもう1つの理由に、
抵抗となる場所が多いところで
エントリーしていることがありました。

 

これは例えば、
買いでエントリーを考えている場合、
チャートの左側が
レジスタンスだらけの場所で
エントリーをする事です。

 

以下の画像を見てください。

 

上記画像の赤マルで
買いエントリーした場合、
伸びずに戻ってきて
逆行しているのがわかると思います。

*因みにエントリー後、
伸びているように見えますが、
1分足チャートなので
実際は3pipsも伸びていません。

 

サポートラインで
上手くエントリーができたのは良いのですが、
エントリーした位置の上を見てみると、
レジスタンスだらけなのがわかります。

 

実際にレジスタンスラインを
引くと以下のようになります。

 

上記の緑ラインを見ると
上値を抑えられそうなポイントが
多くあるのがわかりますよね。

これだと、
エントリーポイントが良くても、
利益を伸ばす事は難しくなります。

 

エントリー後すぐに逆行する場合、
このような場面で
エントリーをしていることが多いです。

 

トレードをする際は全体の流れを認識して、
押し目や戻しを狙って
エントリーするのが確率が高いのですが、
直近のチャートの左側に障害がないか
確認する事も非常に重要です。

 

その為、

「エントリー後に利益が伸びずに逆行する」

という場合は、チャートの左側に
障害が多くないかを確認してみてください。

 

相場参加者の心理を考えていない

エントリー後すぐに逆行する
3つ目の理由は、
相場参加者の心理を考えながら
トレードをしていないことです。

 

私の場合は、
このパターンが一番多かったです。

例えば、
下記画像の赤マルのような位置で
買いエントリーをした事はありませんか?

 

これは上昇トレンドを確認して、
サポートラインで押し目買いを
狙っている所までは良いのですが、
エントリー時の細かなポイントを見ていません。

 

もし、このパターンが多い場合は、

・売っている人
・買いを狙っている人

といった相場参加者の心理を
考えずにエントリーしている証拠です。

 

例えばあなたが
下記画像の緑マルから売っていた場合、
赤マルで利食いを考えますか?

 

今の私なら利食いはまだしません。

なぜなら、
下げの勢いが強いからです。

 

この際の売っている人達の心理としては、

「サポートラインまでレートが来たけど、
下げの勢いが強いな」

「じゃあ、まだ下げるかもしれないから
利食いをせずにいったん様子見をしよう」

という状態です。

 

その為、
売りの利食いが出にくい状態なので、
反転する要素がありません。

 

更にこれに加えて、
買いを狙っている人達も、

「上昇トレンドでサポートラインまで来たけど、
下落の勢いが強いので、
まだ買わずに様子見をしよう」

という心理状態です。

 

よって、サポートラインでは、
買いが入りにくい状態なので、
これも反転する要素がありません。

 

そうなると、

「どうなったらエントリーするのか?」

ということになるのですが、
この場合であれば、

「これ以上下がりそうにないな」

という形が出てからになります。

 

例えば、今回の場面であれば、
最低でもダブルボトムを
作ってからが良いでしょう。

 

なぜなら、下げの勢いが強いために、
サポートラインで1度反発しても、

「レートが戻ってきたら売りたい」

と考える人がいるので、
そこから売りが入って、
一気に下げることが多いからです。

 

逆に、戻り売りが入った後に、
サポートラインを下抜けできずに
反発し始めると、
売っている人達は、

「あれ、下落の勢いが強いのに下げない」

「ということはサポートラインが意識されて
ここから反転上昇するかも・・・」

と考えるので、
売りポジションを決済してきます。

 

また、買いを狙っている人達も、

「お、下落の勢いが強いのに下げない」

「ということは
ここから反転上昇する可能性が高いな」

と考えるので、
新規の買いエントリーをしてきます。

 

よって、この2つの買いパワーによって、
反転上昇しやすくなるので、
エントリーをする場合は、
最低でもダブルボトムを作ってからが良いのです。

 

このように、
相場参加者の心理を考えることでも、

“エントリー後にすぐ逆行される”

ということを大きく減らすことができます。

 

私の場合も、
相場参加者の心理を考えて
トレードをするようになったら、
すぐに逆行される数が大きく減って、
逆にエントリー後に順行しやすくなりました。

 

その為、
エントリー後すぐ逆行される場合は、
相場参加者の心理を考えながら、
トレードをしてみるといいでしょう。

 

もし、相場参加者の心理の読み方について、
詳しく知りたい場合は、
まずは以下の記事を読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

売買している人達の気持ちを考えてトレード精度を激増させよう

 

まとめ

今回は、私の経験から、
エントリー後すぐに逆行する理由について、
お伝えしてきました。

 

再度まとめると、私の経験上、
エントリー後すぐに逆行する理由は、

・全体の流れに反して逆張りをしている
・エントリーのすぐ近くに抵抗帯が多くある

・相場参加者の心理を考えていない

といった3つになります。

 

特に、エントリーポイントのすぐ上に
サポレジが多くある場合などは、
自分の売買履歴を見ればすぐにわかるので、
明日からでも改善できると思います。

 

また、相場参加者の心理に関しては、
どんなトレードスタイルであっても、
使える考え方なので、
今日からでもこの考えを取り入れていくと、
徐々にトレード精度も上がってくると思います。

 

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