「大衆心理を読んでいるつもりでも、
なかなかその通りにならず、
ローソク足の勢いが読めない」

 

こんなお悩みを
教えてくれる方がいました。

 

このお悩みを読んだ瞬間、

「レベル高いな~」

と思わずつぶやいてしまいました(笑)

 

“ローソク足の勢いを読む”というのは、
大衆心理の中でも、
もっとも高難度な技術だと、
私は考えています。

なぜなら、勢いが読めれば、
ぶっちゃけどこでエントリーしても、
勝つ事ができますからね。

 

そんなローソク足の勢いの読み方や、
大衆心理が上手く読めない事について、
今回はお伝えしていきます。

 

ローソク足の勢いを読む明確な方法はない!?

ローソク足の勢いを読むのは、
指標や要人発言など、
大きく動いた時に力を発揮します

 

例えば、

“政策金利で、
一旦、上に大きく動いたのに、
なんだか上へ行く勢いが弱いので、
そこから売ってみる。”

“雇用統計で下に大きく動いたけど、
下へ行く勢いが弱いので買ってみる。”

といった感じで、
エントリーをしていきます。

 

ただ、この”勢いを読む”
というのには、

 

明確な方法がない

 

というのが本音です。

 

普通にローソク足から、
大衆心理を読むのであれば、
ある程度、決まった読み方はあるのですが、
ローソク足の勢いとなると、

“その場の雰囲気を感じ取る”

としか言いようがないんです。

 

だから、ローソク足の勢いを読むには、
今までの実践経験から判断するので、
口ではっきりと説明できず、
感覚的なものなので、
もっとも高難度な技術なわけです。

 

あの名言と一緒です。

Don’t think. Feel! 

 

雇用統計を勢いを見ながらトレードしてみた

前に、海外のFX業者である、
XMのZero口座のスプレッドが
指標時も狭かったので
それを紹介する為に、
雇用統計でトレードした動画を撮りました。

 

その際に、ローソク足の勢いを読んで、
トレードをした動画があるので、
エントリーの部分だけでいいので、
ちょっと見てみてください。

 

この時は大きく下に動いたので、
勢いを見ながら、
買いエントリーをしています。

動画の2分30秒に
エントリーをしているので、
2分辺りから見るといいかもしれません。
(もちろん最初からでもOKです)

 

 

 

どうでしょうか?

なんとなくわかりました?

 

ピコピコ下へ行こうとしているのですが、
何だか勢いが弱まってきて、
最後にググッと下に来たところで
エントリーしてますよね。

本当は1分足で動画を撮るべきでしたが、
初めてだったので、
結構あせってたんですよね(笑)

 

しかし、あれも一応、
1分足でローソク足の形を
多少見てはいるのですが、
ぶっちゃけほとんど見てなくて、
完全に勢いを見てエントリーしてます。

 

だから、やっぱりローソク足の勢いについて
口で説明するのはちょっと無理で、
勢いを読めるようになりたいなら、
とにかく経験値を積むしかないです

因みに私も、
勢いはまだ完璧に読めないので、
日々、修行中です。

 

「ここで下げ止まった!」
と感じて買いエントリーしても、
そのまま下抜けて”即損切り”
なんてこともありますから(笑)

 

あ、因みに、この時の、
詳細なトレード記録を知りたい場合は、
コチラの記事になります。

XMのZero口座を紹介しつつも、
しっかりこの時の雇用統計について、
大衆心理を使いながら解説をしているので、
少しは参考になると思います。

 

大衆心理を読んでるつもりで上手くいかない場合

さて、ローソク足の勢いについては、
上記で説明した通りになりますが、
もう1つ、

「大衆心理を読んでいるつもりでも、
なかなか上手くいかない」

という点についても、
私の考えをお伝えしていきます。

 

正直なところ、
このお悩みを教えてくれた方が、
どのように大衆心理を読んでいるのか
わからないので、
的確な答えができないかもしれません。

 

ただ、私が思い付く点としては、

・ちゃんと読めてるけど損切りになる
・意識される場所で読んでいない
・基本的な読み方がまだ曖昧

といった点になります。

 

ちゃんと読めてるけど損切りになる

これは、大衆心理を正しく読めているけど、
結果として考えとは逆方向へ動いてしまい、
損切りになってしまうことです。

 

例えば、下記画像で、
ダブルボトムのネックで、
押し目買いを黄色マルでして、
水色マルで損切りになったとしましょう。

ドル円15分足↓↓

 

この場合、ダブルボトムネックという、
反転しやすい場所で
押し目買いを狙っているので、
目線は正しく読めています。

そしたら次は、
エントリータイミングですが、
黄色マルの箇所を1分足で見ると、
以下のようになっています。

 

そして、この1分足の箇所で、
上手く大衆心理を使って、
下記のような場所で
エントリーしたとしましょう。

 

このエントリー場所は、
3本前の下ヒゲ陰線の後に、
次の足で下に抜けても良いのに、
それを全否定する陽線が出ています。

この時点で下に行くと思っていた人達が、
騙された形になったので、
次かその次の陽線でエントリーできます。

 

このように、正しい目線と、
しっかりした根拠で
エントリーしているなら、
それは正しく大衆心理を読めている証拠です。

 

ただし、FXをする上で、
勝率100%というのはありえないので、
大衆心理を読んでも、
損切りになる事は普通にあります。

だから、上記のように、
しっかり大衆心理を
読んだエントリーをして、
その結果、損切りになってしまったら、
それは仕方のないことになります。

むしろ、私からしたら、
ナイス損切りだと思います。

 

それに、
このようなエントリーを繰り返していれば、
トータルでは十分勝てているはずので、
このような感じで、

“大衆心理を上手く読めない”

と思っているのであれば、
それは上手く読めている証拠なので、
このまま経験を積んでいけば良いと思います。

 

意識される場所で読んでいない

大衆心理を使う際は、
ローソク足の形だけを見ても、
ある程度はトレードできますが、
やはり一番力を発揮するのは、
サポレジラインが引けるような、
意識される場所になります。

 

例えば、下記画像の黄色マルと、
水色マルの買いエントリーでは、
どっちの方が大衆心理が
効きやすいと思いますか?

 

 

どう見ても黄色マルですよね。

 

なぜなら、黄色マルでのエントリーは、
赤ラインのように水平線が引けるので、

「ここが意識されてるな」

というのがわかりますよね。

 

その為、このような意識される場所で、
大衆心理を使って、
エントリーをするようにしないと、
やはり勝率は悪くなります。

私の教え子にも、
エントリーポイントの形は良いけど、
“意識される場所でエントリーしていない”
といったせいで、
なかなか上手くいかない人がいました。

 

だから、大衆心理を読んでるけど、
上手くいかない場合は、
このような事も
関係しているかもしれません。

もう一度、
自分のトレード記録を見返してみると、
恐らく、上手くいかない時の
パターンが出てくると思います。

 

因みに、意識される場所を
効果的に見つけるには
水平線が役立ちます。

しかし、
水平線を引く力が不足していると
意識される場所も
見つけずらくなります。

 

その為、もし、
意識される場所が
イマイチわからない場合は
以下の記事も読んでみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

基本的な読み方がまだ曖昧

これは大衆心理を勉強し始めた時に
起きやすい現象です。

 

大衆心理を勉強し始めると、
今までなかった知識が入り込んで、
急に“読めるようになった気”になります。

確かにこの時点でも、
大衆心理を勉強する前とは、
比べ物にならないほど
パワーアップしているのですが、
それでも曖昧な部分が多い状態です。

 

その為、このような状態だと、
大衆心理を読んでいるつもりでも、
“なかなか上手くいかない”
といったことが起きやすいです。

これは私も大衆心理を勉強し始めた時に、
同じ現象が起きて苦しみました。

 

だから、そのような場合は、
もう一度、大衆心理を基礎から学び直して、
曖昧な部分を1個ずつ明確にしていくと、
殻を突き破れると思います。

大衆心理の基礎を再確認するなら、
以下の記事から読むのがオススメです。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

以上が、
大衆心理を読んでいるつもりでも、
なかなか上手くいかない場合の
原因と対処方法になります。

 

まとめ

今回は、

・ローソク足の勢い
・大衆心理の読み方が上手くいかない

といった事について、
私の考えをお伝えしてきました。

 

今回のお悩みは、
はっきり言って相当レベルが高いです。

恐らく、この悩みを抱えている方は、
かなりのトレードスキルがある方でしょう。

 

多分、すでにFXで勝てているか、
勝ち始めているかもしれません。

その為、もう少し、
大衆心理の読み方を洗練させれば、
一気にトレードが安定すると思うので、
お互いに頑張っていきましょうね^^

 

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