メルマガの読者さんから、

「利食いが早く損切ができない」
「この悪いクセを治したい」

といったお悩みをいただきました。

 

この癖は私も見事についてしまい、
これによって、

“1年間毎月必ず全ての資金を吹き飛ばす”

という謎の金字塔を立てています(笑)

 

しかも、この癖を治すのに
1年以上かかったので、
本当に苦しかったのを覚えています。

 

基本的に私たちは
日常で何かを失うことに対して、
ものすごい苦痛を感じます。

特にお金となると、
何か買い物をしてお金を減らすのでさえ
ためらうくらいですからね。

 

それでも買い物をした場合は、
お金と引き換えに物が手に入りますが、
FXなんて損切りをしたら、
単にお金を失うだけですからね。

余計、苦痛が強くなって
損切りができなくなるのはわかります。

 

早い利食いと損切りができないのを対策するには?

そもそも、
早い利食いと損切ができないのは、
いったいなぜなのでしょうか?

 

理由として考えらえるのは、

・自分の手法が定まっていない
・ロット数が大きすぎる

といった辺りだと思います。

 

自分の手法が定まっていない

利食いをちょびっとで、
損切りができない場合のほとんどが、
“自分の手法が定まっていない”
というのが原因であることが多いです。

 

私自身も、私の教え子達も、
今のところ全員が、
これによって損大利小の
トレードに陥っていました。

 

基本的に利食いが早かったり、
損切りができない場合、
自分のトレードルールが
決まっていない状態で
トレードをしていることが多いです。

つまり、自分のトレードに
自信がない状態でトレードをしているのです。

 

そして、自信のなさの原因が、

・検証不足
・実践の経験不足

この2つが主な原因です。

 

ここであなたにちょっと質問です。

 

あなたの今現在のトレード手法で、

・利食いと損切り幅は決まっていますか?
・大体の勝率を把握していますか?
・最大の連敗数は把握していますか?
・時間帯別の収支を把握していますか?
・曜日別の収支を把握していますか?
・負けパターンは?
・勝ちパターンは?
・トレード時間軸は定まっていますか?
・エントリーポイントは決まっていますか?
・利食いポイントは決まっていますか?
・損切りポイントは決まっていますか?

これらの質問に対して、
全て明確に答えることができますか?

 

もし、1つでも答えられない場合、
それはあなたのトレードルールが
しっかり決まっていない証拠です。

 

この辺りの事を把握していないと、
エントリー後に不安になってしまい、

・含み益が乗ったらすぐに利食い
・含み損が乗ったら損切りできない

といったことが起きやすくなります。

 

FXに限らず、金融相場では、
基本的に同じような動きを
永遠に繰り返しています。

だから、その動きに合わせて、
自分の手法を作ってしまえば、
あとはそれを繰り返すだけで
お金が増えていきます。

 

それなのに
お金が減っているということは、
検証不足によって
自分の手法が決まっていないので、
一貫したトレードができていない証拠です。

だから、まずは自分の手法を
しっかり固定するために、
検証を徹底的にしてみてください。

 

「でも、手法はどうやって決めればいいの?」

 

もしかしたらこう思ったかもしれません。

ただ、ぶっちゃけた話、
手法は何でも良いです

あなたが「これいけそうかも」
と思う手法を検証すればいいだけです。

 

個人的なオススメとしては、
自分のトレード記録を全て振り返って、
そこから手法を作ることです。

 

自分のトレード記録をまとめると、
必ずといっていいほど、

・負けパターン
・勝ちパターン

というのが出てきます。

 

もしくは、エントリー後に、

・順行しやすいパターン
・逆行しやすいパターン

というのが出てきます。

 

そして、

「順行しやすいパターンは、
どれぐらい利益が伸びているのか?」

「逆行しやすいパターンは、
どんな状態で逆行しやすいのか?」

といったことを
チェックしていくと、
自然と“自分のトレードの癖”が出てきます。

 

その癖をまとめて、

・このエントリーなら勝ちやすい?
・この利食い幅なら勝ちやすい?
・この損切り幅なら勝ちやすい?

というのを分析していけば、
勝手に自分用の手法が出来上がります。

 

あとはその手法を
徹底的に検証していき、
勝ちパターンや負けパターンなどを
更に詳しく分析していくことで、
手法がどんどん洗練されていき、
勝てる手法が出来上がります。

 

また、検証を徹底的に行って、
自分の手法を洗練していくと、
脳裏にその手法が定着していくので、
実践でも検証通りに
エントリーしやすくなってきます。

 

しかし、そうはいっても、
手法を作る際の基準を
欲しい場合もあると思います。

そんな時は、
以下の記事を参考にしてみてください。

一応、手法を作る際の基準を
いくつか紹介していますので。
FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

 

実践経験は正しい経験が必要

「実践経験が足りない」
というと、

「いやいや、FX歴は長くて、
トレードしまくってるし」

といったように、思う人がいます。

 

ただ、私が言う実践経験とは、
自分の手法が
しっかり決まった状態での
実践経験になります。

 

FX歴が長いのに勝てない人の場合、
確かにトレードの経験数は多いですが、
手法があいまいなせいで、
トレードに一貫性がない事が多いです。

 

先ほどもお伝えしたように、
金融相場というのは、
同じような動きを繰り返して
一貫性のある動きをしています。

それなのに、手法に一貫性がないと、
相場の動きと噛み合わずに
思うような結果が出なくなります。

 

だから、自分の手法をしっかり作って、
一貫性を持たせた上で、
その手法が相場の動きと合っているかを
実践で確認していくのです。

 

これが正しい実践経験になり、
この経験を積んでいくことで、
段々と相場と動きが合っていき、
自分の手法に自信が生まれていきます。

そして、段々と、
トレード結果が出るようになります。

 

ロット数が大きすぎる

利食いが早く、
損切りができない原因の1つに、
“ロット数が大きすぎる”
ということも関係してきます。

 

ロット数が大きすぎると、
損切りした際の金額が
自分の許容値を超えてしまうので、

「損をしたくない」

という気持ちが非常に大きくなります。

 

また、含み益を抱えた時点でも、

「この含み益を減らしたくない」

という気持ちが強くなるので、
すぐに利食いをしてしまい、
損切りをできないという、
典型的な損大利小のトレードに陥ります

 

だから、利食いが早く、
損切りができない場合は
ロット数も”今の自分に最適なのか?”
といったことも確認してみてください。

早く稼ぎたい気持ちはわかりますが、
トレードが安定していない状態で
ロット数を無理に上げても、
早く稼ぐ為の近道どころか
逆に遠回りになってしまうので。

 

もし、自分にとって適切なロット数を
決める方法を知りたい場合は、
コチラの記事も読んでみてください。

私のロット数に対する
考え方を紹介しています。

 

まとめ

今回は、利食いが早く、
損切りができない場合の対策について、
私の考えをお伝えしてきました。

 

再度これらの理由をまとめると、

1.検証不足
2.正しい実践不足
3.ロット数が大き過ぎる

といったことが
主な原因になると思います。

 

特に利食いや損切りといった、
決済に問題を抱えている場合、
1.と2.が大部分を占めます。

ですから、
まずは検証を徹底的におこなって、
自分の手法に対して自信をつけることが
一番早い解決策だと思います。

 

もし、検証法について、
詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
勝てるFX手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

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