FXでトレードをしていると、

「損切り後に思っていた方向に動く」

なんて事は無数にあります。

 

このようなトレードが続くと、

損切りをしない方が良い!?

なんて考えが浮かんでしまうのですが、
私からすれば損切りは絶対必要です。

 

では、なぜ損切りは絶対必要なのでしょうか?

 

損切りをする必要性

損切りをする必要があるのは、
自分の資金を守る為だからです。

 

これはFXをやっている人からすれば、
当然のことなのですが、
実際には損切りをせずに
大損している人が多くいるのが現実です。

 

例えば、私が見た事があるのは、
ひたすらナンピンをし続け、
最後は倍のロット数でナンピンをして、
数pipsの利益が乗ったら利食い
なんて事をして、

「俺は勝ってるぜ~」

みたいな事を
SNSでアピールする人がいました。

 

しかも、その人は、
実は塩漬けにしたポジションを、
隠し持っていました。

 

それでいて、SNSでは、

「私は損切りを経費だと考えています」

なんて言っていました(笑)

 

正直、このようなことをしていたら
遅かれ早かれ、
FXから退場する日がやってきます。

一応、資金管理をすれば
損切りをしないでも
結果を出すことはできますが、
かなり高度な方法が必要です。

 

それにやってみればわかりますが、
損切りをしないで
含み損のポジションを
ずっと放置したままにしておくのは
精神的に物凄くきついです。

いくら強制ロスカットに
ならないとわかっていても
毎日マイナスの含み損を見ていると
かなり憂鬱になりますから。

 

また、含み損のポジションを
ずっと持ち続けていると
資金が拘束されることになるので
資金量によっては
新規のポジションも持てなくなります。

それだったら、
さっさと損切りをして
資金を回転させていった方が
損切り分もすぐに取り返せます。

 

ですから、
損切りをしていった方が
資金を守りながらも
攻めることができるので、

“損切りはしない方が良い”

という考えは
私の中にはありません。

関連記事:資金管理さえすればFXは損切り不要?その真実はいかに?

 

実は私も損切りができませんでした

今では、「損切りは絶対に必要!」
なんて言っている私ですが、
昔の私も損切りができませんでした。

 

なぜなら、
最初は損切りをしていたのですが、
損切りした後に順行することが多かったので、

「損切りはしない方が良いのでは?」

なんて思ってしまったからです。

 

これによって、
損切りポイントまでレートが来ても、

「どうせ戻るだろ」

なんて思い込んでしまい、
損切りをしないで放置していました。

 

そしたら、そういう時に限って、
どんどんレートが逆行していくので、
それにイラついてナンピンをしました。

それでもレートは戻らず、
逆行し続けるので、
更にナンピンをし続けていたら
最後は資金が尽きて
強制ロスカットになりました(笑)

 

こうなってしまうともうダメで、
失った資金を取り返す為に
すぐに新しく資金を入金して、
大ロットでリベンジトレードです。

 

これをやってしまうと、
逆行された時に
含み損の額が大きくなりすぎて、

「資金を失いたくない!」

という思いが強くなり、
余計、損切りができなくなって、
結局また強制ロスカットになりました。

 

こんなことをやっていく内に、
損をすることを
極端に嫌うようになってしまい、
損切りが全くできなくなりました。

そして、
FXで結果を出せるようになるまでに
1,000万以上の損失と、
5年以上の時間が掛かることになり、
物凄く苦しみました。

関連記事:損切りの大切さが身にしみる!ナンピンで何度も逝った過去!

 

損切りをした時としない時の収支を確認してみよう

もし、あなたが今現在、

「損切りはしない方が良いのでは?」

なんて感じているのなら、
今までのトレード記録を全て見返して、

・損切りをした時の収支
・損切りをしない時の収支

これらを計算してみて、
どっちが成績が良いのかを
確認してみるといいでしょう。

 

もしくは、ある1つの手法を使って、

・損切りをしない場合
・損切りをした場合

この2種類で検証ツールなどを使って
1年間検証してみると、
どっちがFXで生き残れるのかを
チェックすることができると思います。

 

損切り位置がわからない場合は?

「損切りはしない方が良いかも?」

なんて感じてしまう場合、
そもそも損切りをすべき場所が
わからない事が多いです。

 

損切りをすべき場所が
自分の中ではっきりしていないと
本来すべきでない場所で
損切りをしてしまい、
損切り後に反転されることが多くなります。

 

そしてこれによって、
“損切りはしない方がいい”
なんて感じてしまうのです。

 

ただ、実は損切りの位置というのは
難しいことはなく、
根拠の崩れた場所へ設定すればいいのです。

例えば、直近高安の少し下だったり、
強いサポレジの少し下だったり。

 

もし、この事について
更に詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
無駄な損切りを減らすには視野を少し広げてみよう!

損切りを我慢すべき場所とそうでない場所とは?

 

損切りができないのは検証不足な証拠

損切りができなかったり、

「損切りをしない方が良いのでは?」

なんてことが起きてしまうのは、
検証不足によって、
自分のトレードに自信がない証拠です。

 

だって、考えてみてください。

 

もし、自分が使う手法が、
10回トレードをして
1回しか利食いをできないけれど、
トータルで必ず+200pipsになると
わかっているなら、
9回連続で損切りができると思いません?

 

このようなことを考えると、
損切りができない理由は、
自分のトレードを確立しておらず、
自信がない状態で
トレードをしているからです。

 

実際に私も、
徹底的に検証をして
自分の手法を確立したら、

「損切りしてもトータルで勝てるし」

なんて自信がついて
損切りができるようになりました。

 

もちろん、損切りになった時は
悔しい気持ちはありますが、

「ルール通りにエントリーしたから
損切りになっても仕方ないな」

と思えるようになりました。

 

ですから、今現在あなたが、
損切りができない状態で、

「損切りしない方が良いのでは?」

なんて思っているのであれば、
徹底的に検証をして、
自分の手法を確立してみてください。

そしたら、
自信を持ってトレードができるようになり、
それに伴って結果も出るようになるでしょう。

 

もし、自分の手法を確立するための
検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

損切りが苦痛で出来ない時の対処方法は?

基本的に損切りが出来ない場合、
検証不足によって
自分の手法が確立されておらず、

「トータルでプラスになる」

という自信がないからです。

 

ただ、そうはいっても、
損切りになると苦痛だし、
その苦痛が強すぎて
損切りができない場合もありますよね。

 

そんな時の対処方法としては、

・ロットを下げる
・リスクリワードを変えてみる

といったことを
してみるといいと思います。

 

損切りができない原因の一部に、
自分の精神的許容範囲を超えた
ロット数でトレードをしていたり、
利食い幅に対して損切り幅が
大き過ぎたりすることがあります。

もし、こららのことについて
更に詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
FXでどうしても損切りできない時にまずやるべき事とは?

 

まとめ

FXで上手く結果が出ずに、
損切りばかりしていると、

「損切りはしない方が良いのでは?」

なんて思ってしまう気持ちはわかります。

 

私も全く同じ状況を
経験した事がありますから。

ですが、損切りをしないでいると、
一時的に上手くいったとしても、
長期的に見れば
上手くいかない確率の方が圧倒的に高いです。

 

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