FXで損切りをする場合、
資金に対して、

・1%の損切りまで
・2%の損切りまで
・5%の損切りまで

といったように、
損切りに対するパーセントが
色々とありますよね。

 

だから、損切りって結局、

何パーセントがいいの!?」

なんて迷ってしまいますよね。

 

そこで今回は、FXでの損切りは、
結局、何パーセントにするのがいいのか?
ということについて考えてみました。

 

損切りは何パーセントがいいのか?

FXでの損切りは、
何パーセントにするのがいいのか?
ということですが、
ぶっちゃけてしまうと、

“その人の資金やトレードスタイルによる”

というのが本当のところです。

 

例えば、トレードスタイルが
スキャルピングの場合は、
勝率が高い上に、
損切り幅と利食い幅が狭くなるので、
ロットを上げてトレードをします。

その為、資金に対して、
損切りのパーセンテージが
少し大きくなる傾向があります。

 

逆に、デイトレードの場合だと、
損切り幅と利食い幅が大きくなるので、
ロットを抑えてトレードをします。

その為、資金に対して、
損切りのパーセンテージが
小さくなる傾向があります。

 

更に、FXに使う資金によっても、
損切りのパーセンテージは変わります。

例えば、資金が10万など、
小額の場合は、
1%の損切り率などにすると、
資金効率が悪くなるので、
損切りのパーセンテージを少し増やします。

 

逆に資金が大きくなった場合は、
ロット数を上げたとしても、
分母の資金が大きいので、
損切りのパーセンテージが
必然的に小さくなります。

 

このように、
損切りのパーセンテージというのは、
トレードスタイルや資金量によって
変動幅が変わってくるので、
何パーセントなのかはけっこう曖昧なのです。

 

私の経験上からの損切りのパーセンテージ

“FXの損切りは何パーセントが良いのか?”

という事に関しては、
トレードスタイルや資金量によって
変わってくるので、
一概に決めつける事はできません。

 

とはいっても、
ある程度の目安が欲しいですよね。

そこで私の経験上で良ければ、
損切りのパーセントについて
お話しするので、
良ければ参考にしてみてください。

 

デイトレード or 資金量が50万以上の場合

トレードがデイトレード、
もしくは資金量が50万以上の場合、
損切りのパーセントは2%以下に抑えます

 

デイトレードの場合、
時間軸にもよりますが、

・損切り幅:-15~50pips
・利食い幅:+30~150pips

といった感じで、
損切りと利食いの幅が大きいです。

 

その為、1回で失う金額や
利益を得る金額も
大きくなる傾向があるので、
ロットを上げなくても稼げます。

 

また資金量が50万以上あれば、
資金に対して2%の損切りにすると、
1回のトレードで1万円の損失になります。

 

ここで例えば、

・損切り幅が-15pips
・利食い幅が+30pips

といったトレードの場合だと、
単純計算で
取引ロット数は7万通貨になります。

 

もし、このトレードスタイルで
月間+200pips取れるだけでも、
+14万もの利益になるわけです。

つまり、
資金に対するパーセントとしては、
28%もの利益率になります。

 

よって、損切りと利食い幅が大きくなる
デイトレードや資金量が50万以上の場合は、
損切りは2%以下に抑えるのが良いでしょう。

私の場合は、
更にリスクを小さくする為に、
1%の損切り幅に抑えています。

 

スキャルピング or 資金量が20万~50万未満の場合

スキャルピングや、
資金量が20~50万未満の場合は、
損切りは3~4%以下に抑えます

 

スキャルピングの場合、

・損切り幅:-5~10pips
・利食い幅:2~5pips

ぐらいが平均的です。

 

その為、
1回の利益が少なくなるので、
その分ロット数を上げて
カバーする必要があります。

こうなると、
資金に対して少しリスクを上げないと、
稼ぐ金額が小さくなる傾向があるので、
損切りは3~4%ぐらいまで許容します。

 

ただ、スキャルピングの場合、
損切りのパーセンテージ以前に
デイトレードなど時間軸が広いトレードでも
安定して稼げることが大前提です。

これができない限り、
スキャルピングをしても
大損するだけなので注意しましょう。

 

実際に私も、
デイトレードなどで勝てない状態で
スキャルピングをしたら大損して
痛い目を見ましたから(笑)

関連記事:私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!

 

また、資金量が20万程度の場合は、
50万にくらべると、
トレードできるロット数も減って
資金効率が悪くなるので、
少しリスクを取って
トレードをする必要があります。

その為、このぐらいの資金なら、
損切りは3~4%まで許容してもOKです。

 

資金量が10万~20万未満の場合

資金量が10~20万未満になると、
どうしても損切りの許容率を上げないと
資金効率が悪くなってしまいます。

その為、5%ぐらいまで
許容値を広げても良いでしょう。

 

例えば、資金が10万の状態で
損切りを5%にすると、
1回のトレードで5,000円の損失になります。

ということは、
仮に損切り幅が-15pipsだとすると、
トレードのロット数は3万通貨になります。

 

私の場合、このような感じで、
トレードスタイルと資金量によって
損切りのパーセンテージを決めています。

 

パーセンテージの損切りが無意味な場合もある

上記では、資金量や
トレードスタイルに対して、
損切りを何パーセントにすればいいかを
お伝えしました。

 

しかしながら、
パーセンテージで決める損切りが
意味をなさない場合もあります。

それが、
自分の精神的許容値が
狭い場合になります。

 

例えば、資金が100万円あって、
損切りを資金に対して、
2%まで許容するとしましょう。

そうなると、
1回のトレードでの損切り額は
2万円になりますよね。

 

しかし、
実際に2万円の損切りになった後に
怒りや強い苦痛が生まれた場合、
この損切りは意味がありません。

なぜなら、
怒りや苦痛によって、
すぐにエントリーをし直したり、
倍のロットでエントリーを
したりしてしまうからです。

 

こうなると、
更に損失を重ねてしまい、
また怒りが沸いてきて、

・ポジポジ病
・リベンジトレード

といった事を
繰り返してしまいます。

 

そして最後は
全ての資金がなくなるまで
ひたすらトレードをしてしまうのです。

 

このように、
資金量に対して、
どんなに小さいパーセンテージでも、
損失の金額に対して、
自分の精神的許容値を超えていたら、
この損切りは意味がありません。

その為、実際は、
パーセンテージだけでなく、
自分の精神的許容値も考えて、
損切り幅や金額を決めるべきです。

 

もし、この事について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで使う手法に対する資金管理はどうやればいいのか?

 

安定した成績が出せない内はリスクを最小限に抑える

上記では、私の経験から、
損切りのパーセンテージを
お伝えしてきました。

 

ただし!

 

FXで安定した成績が出せない内は、
上記でお伝えした損切り比率は関係なく、
1%以下に抑えるべきです。

 

FXで結果を出すトレード技術がないのに、
損切りのパーセンテージだけ決めて
トレードをしても、
資金を無駄に減らすだけです。

 

むしろ、本当に安全に行くなら、
安定した結果が出せるまでは
リアルトレードはしない方がいいです。

 

しかし、そうはいっても、
リアルトレードから学ぶことは
非常に大きい部分もあるので、
トレードをする場合は、
損切りを1%以下に抑えるのが良いです。

 

もし、トレードで勝つ為に必要な事を
知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝つ為に勉強する事はたった3つで十分!

 

まとめ

今回は、FXでの損切りは
何パーセントに抑えるのがいいのか?
ということについて
お伝えしてきました。

 

上述したように、
トレードスタイルや資金量によって
損切りのパーセントは変わるので、
一概に”コレ!”
という数値はありません。

ただ、どんなに大きくても、
5%以内に抑えるべきだと、
私は考えています。

 

ただし、金額に対する、
精神的許容値の把握も必要なので、
そこも合わせて考えてみてください。

 

 

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