FXではエントリーポイントに
迷う人が多いですが、
それと同じくらい、
「利確のタイミングはどうすれば?」
なんて迷う人も多くいます。
特に、
・利確後伸びる
・利確が早過ぎる
などの悩みを私もよく聞きます。
そこで今回は、私が考える
利確のタイミングについて
解説していきます。
7つの利確のタイミング
FXで利確というのは
永遠のテーマでもあります。
なぜなら、エントリーや
損切り位置というのは
どんなトレード方法でも
大体同じですが、
利確方法に関しては無限にあるからです。
だから、多くの人達は
利確のタイミングに迷うのです。
実際にFXで勝てなかった頃の私も
利確のタイミングに迷っていました。
そんな中で色々と検証や
トレード経験を積むことで、
わかった利確タイミングは
・リスクリワード固定
・強いサポレジ
・段階的に利確
・チャート形状から利確
・チャネルラインを使って利確
・キリ番で利確
・保有時間で利確
といった7つに絞られました。
リスクリワード固定
この利確タイミングは超単純で、
最もわかりやすいです。
これは損切りと利確の比率を
最初に固定してしまうのです。
例えば、
リスクリワードを1:2に
固定したとします。
そうなると、
損切りが仮に-30pipsだったら、
利確幅は+60pipsです。
リスクリワードを1:3にして、
損切り幅が-50pipsだったら、
利確幅は+150pipsです。
このように、
リスクリワードを固定してしまえば、
利確タイミングに迷うことなく、
決済をする事ができますよね。
この方法が最もシンプルで
簡単な利確方法になります。
勝率を考える必要がある
リスクリワードを固定する場合、
利確タイミングが明確になるので、
迷うことなく決済ができます。
ただし、この方法を使う場合は、
勝率の事も考える必要があります。
例えば、
今の勝率が20%しかないのに、
リスクリワードが1:2だと、
トータルでマイナスになります。
もし、リスクリワードを
1:2にするなら、
勝率は最低でも50%は必要です。
仮に1:3にするなら、
30%以上の勝率が必要になります。
このように、
リスクリワードを固定する場合は、
勝率の事も考える必要があるので、
まずは今の自分の手法が
どれくらいのリスクリワードで
どれくらいの勝率になるのかを
確認するようにしましょう。
強いサポレジ
次の利確タイミングとしては、
強いサポレジで
利確する方法があります。
やはり、サポレジというのは
多くの相場参加者たちに
意識される場所なので、
そこで反転する確率が高まります。
ですから、強いサポレジ付近まで
レートが来たら利確してしまうのです。
この方法もリスクリワードで
利確タイミングを決めると同じ感じで、
決済の目途がはっきりしているので、
迷う事なく利確ができますよね。
強いサポレジとは?
強いサポレジで利確をすれば、
迷うことなく利確ができますが、
「強いサポレジってどこなの?」
なんて思うかもしれません。
私の中で強いサポレジとは、
1時間足以上で
何度も反応している場所になります。
なぜなら、FXの相場参加者は
時間足が大きくなるほど増えるからです。
そして、相場参加者が
大きく増えてくるタイミングが
1時間足から上になってきます。
だから、1時間足以上のチャートで
何度も反応しているサポレジを目途に
利確をしていけば、
大きく利益を取り逃すなどの
失敗をかなり防ぐことができます。
段階的に利確
この利確タイミングは
1回で全てを利確するのではなく、
複数回に分けて利確をします。
これをやる事で、
FXのトレードでは
利益を伸ばす事が可能になります。
また、この方法は、
強いサポレジで利確する方法と
相性が良いです。
例えば、
下記チャート画像の黄色マルで
買いエントリーできたとしましょう。
この時に強いレジスタンスに
水平線を引いてみると、
以下のような感じになると思います。
よって、今回であれば、
利益を伸ばす為に
これらの強いレジスタンスに来たら、
3回に分けて段階的に利確をするのです。
では実際に、
その後の動きがどうなったかを
見てみましょう。
いい感じに利確ができてますよね。
このように、
強いレジサポと組み合わせて
段階的に利確をしていけば、
大きく利益を伸ばす事もできます。
更にこのタイミングに加えて、
1回目の利確をした後に
ストップを建値に移動させれば、
利益確保もできるので、
安心して利益を伸ばす事ができますよね。
段階的に利確をする際の注意点
利確タイミングを
段階的に遅らせていけば、
利益を大きく伸ばす事ができます。
しかし、
この方法を使う場合、
少し注意点があります。
それが、
リスクリワードが
悪くなる可能性がある事です。
なぜなら、
段階的に利確する場合、
必ずしも最後まで
利確できるわけではなく、
途中でレートが戻ってくる事も
普通にあるからです。
例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買った場合、
段階的に利確する目途は
赤ラインのような感じになります。
そこでそのまま放置をしていると、
以下のような動きになり、
1回目の利確ができました。
しかし、この後の動きを見ると、
レートが戻ってきてしまい、
損切り or 建値になってしまいました。
このような事が頻繁に起きると、
リスクリワードが悪くなって
逆にトータルの利益が
マイナスになる事があります。
例えば、
3万通貨でトレードをしていて、
・損切り:-30pips
・利確:+50pipsを3回
といった感じになるとしましょう。
そうすると、
全て利確出来た場合、
単純計算で、
・損切り:‐9,000円
・利確:+15,000円
となるので、
トータルでプラスになりますよね。
しかし、この時に、
1回目の利確後に
レートが戻ってきて、
残りの2/3が建値になった場合、
この時の合計の利益は
5,000円になります。
そして、次のトレードで
-30pipsの損切りになった場合、
3万通貨全てが損切りになるので、
‐9,000円の損失になります。
よって、この2つのトレードを
合計してpipsだけで見ると、
・利確:+50pips
・損切り:-30pips
といったように
プラスになっているように見えますが、
実際の収益は-4,000円になります。
このように、
段階的に利確をする場合、
全てのポジションを
利確できる確率が悪いと
「pips合計ではプラスなのに
収益がマイナスになる」
といったねじれが起きます。
ですから、
段階的に利確をする場合は、
勝率も考える必要があるので、
少し注意が必要になります。
チャート形状から利確
次の利確タイミングとして、
チャート形状から
利確する方法があります。
この方法を使うと、
その時の相場に合わせた
利確ができるので、
無駄な取り逃しがなくなります。
例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買ったとしましょう。
この時にチャート形状を見ながら
利確を考えていくのです。
今回のチャートで言うと、
途中までダウ理論に沿って
高値と安値を更新していますよね。
しかし、
ある程度上がったところで、
ダブルトップを作り出しました。
これは、
“上昇の勢いに陰りが見えてきた”
ということを意味します。
しかし、まだ短期的には
上昇トレンドなので、
ダブルトップを作ったとしても
そこから更に上がる可能性もあります。
だから、まだ利確はせずに
もう少し様子見をしたところ、
ダブルトップを作った後に
一旦レートが戻ってきましたが、
その後に下がり出してますよね。
このタイミングで
利確をしてしまうのです。
なぜなら、ダブルトップを作って
戻ってきた後に
直近の高値にすら届かずに
下がってきているからです。
しかもよく見ると、
直近の最高値からも、
高値を切り下げています。
つまり、
明らかに上昇の勢いが
なくなっているので、
「ここから下がる可能性がある」
ということがわかります。
実際にその後の動きを見ても、
高値が抑えられて
大きく下がっていってますよね。
このように、
チャート形状を丁寧に見ながら
利確のタイミングを計っていくと
天井での利確は無理ですが、
利益の取りこぼしは無くせます。
更にこれに加えて、
強いサポレジなども見ていくと
より利確の精度を
上げることができます。
今回であれば、
意識されるレジスタンスがありました。
ただし、この方法を使う場合、
チャートを読む力が必要になります。
その為、この方法は
難易度が高くなります。
ですから、もしこの方法を使うなら、
チャートから相場参加者の心理を
読む訓練をするといいでしょう。
もし、この事について
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
チャネルラインを使った利確方法
トレンドラインを
平行に引っ張って作る
チャネルラインがありますよね。
このチャネルラインを使った
利確方法も効果的です。
なぜなら、
FXのチャートというのは
一旦流れが出だすと、
ある一定の角度の中で
上昇や下降を続けるからです。
この特性を利用して、
チャネルラインの上限や
下限に来たタイミングで
利確をしていくのです。
例えば、今のチャートが
以下の状態だったとしましょう。
全体の流れを見ると、
高値と安値を切り上げているので、
上昇トレンドです。
つまり、売りたい人よりも
買いたい人の方が多いので、
買いを狙う場面です。
そして、今現在の位置を見ると、
何度か反転している場所にいるので、
押し目買いができます。
この時に、
安値と安値を結んだ
トレンドラインを引いて、
そのラインを平行に、
高値へ引いてチャネルラインを作ります。
そうすると、
チャネル上限に利確の目途が
出てくるので、
利確タイミングもはっきりします。
この後の動きを見てみると、
以下のようになりました。
チャネル上限に来たら
レートが反転していますよね。
この上限に来たタイミングで
利確をしておけば、
いい感じで利益を取れます。
もし、利益を伸ばしたいなら、
次にチャネルの上限に来たタイミングで
利確をすればいいでしょう。
ただし、利益を伸ばし過ぎると、
レートが戻ってくる確率も高くなるので、
エントリーしてから最初に到達する
チャネルの上限や下限で
利確をしておくのが無難です。
キリ番に来たタイミングで利確
キリ番に来たタイミングで
利確をするのもありです。
キリ番とは、.500や.000などの
キリの良い番号の事です。
例えば、あなたが利確をする場合、
4,900円で利確するなら、
5,000円のキリの良い数字まで
伸ばそうと考えますよね。
これは他のトレーダー達も同じで、
キリの良い数字というのは
FXのトレードでは強く意識されます。
例えば、
下記のチャート画像の点線は
キリ番に引いてあるのですが、
何回も反応していますよね。
このように、キリ番というのは
多くのFXトレーダーに意識されるので、
反転する事がけっこう多いです。
ということは、
キリ番付近に来たタイミングで
利確をしていけば、
それなりに満足した決済ができます。
因みにキリ番ですが、
利確の目途として使えるという事は
エントリーのタイミングとしても
使う事ができます。
ただ、そうはいっても、
キリ番だけのエントリーは
負けやすくなるので注意が必要です。
もし、キリ番を使った
エントリータイミングを知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
保有時間で利確タイミングを計る
これは利益を伸ばす時に
けっこう使える利確タイミングです。
例えば、自分のトレードが
利益を伸ばして、
トレーリングをするような
スタイルだったとします。
トレーリングをするという事は、
含み益の頂点や底から
ある程度戻ってきたら
利確をしますよね。
この時の頂点や底に行くまでの
保有時間を計算して、
それを目途に利確をしていくのです。
例を挙げると、
買いでトレードをした時に
含み益が最大になるまでの平均時間が
2時間だったとしましょう。
ということは、
買いでエントリー後に
2時間経つぐらいから
反転する事が多くなるので、
そのタイミングで利確をするのです。
そうすれば、
頂点で利確できる可能性が上がって
満足のいくトレードができますよね。
このように、
保有時間を使う事でも、
利確のタイミングを見つける事ができます。
相場状況で利確のタイミングを変えるとより効果的
上記では、
利確のタイミングについて
色々とお伝えしました。
FXでは利確タイミングは
無限にあるので、
自分に合ったものを選んで
使うのが一番です。
そのような中で、
相場状況を判断しながら
利確のタイミングを使い分けると、
より効果的な利確ができます。
トレンド相場での利確タイミング
上昇トレンドや下落トレンドなど、
全体の流れがはっきり出ている場合は、
利益を伸ばす事ができます。
なぜなら、
このような相場では、
相場参加者の意識が
同じ方向へ向いているからです。
例えば、上昇トレンドの場合、
売りたい人よりも
買いたい人の方が多い状態です。
ということは、
多少下がってきたとしても、
そこから買ってくる人が
多く存在しているので、
すぐに反転して上昇していきます。
このように、
トレンドが出ている方向へ
ポジションを持った時は
利益を伸ばす事が可能です。
そして、
トレンドが出ている状態で
先程お伝えしたような
利確タイミングを使っていけば、
大きな利益を取る事も可能です。
押しや戻りが深い時は無理に伸ばさない
トレンドが出ている最中は
利益を伸ばす事ができるのですが、
押しや戻りが深くなった時は
無理に利益を伸ばさない方がいいです。
例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買った場合、
利益が伸びずに戻ってきて
大きく下落していますよね。
この時に、
買いの場所まで強く下げてきて、
押しが深くなっていますよね。
押しが深くなると、
上昇トレンドだとしても、
買いを狙っている人達は、
「下げの勢いが強いな」
「このまま下がるかもしれない」
「じゃあ一旦買いは様子見しよう」
と判断して
買いを入れてこないので、
上昇しづらくなります。
更にこれに加えて、
逆張りで売っている人達も、
「本当なら利確のタイミングだけど
下げの勢いが強いから一旦様子見をしよう」
と判断して、
決済をせずに様子見をしてくるので、
買い戻しが入りません。
この2つの思惑が働くことで
上昇の力が出ないので、
押し目買いポイントで買ったとしても、
利益が伸びずに下落しやすくなります。
これは売りの場面でも
理屈を逆にすれば同じ事が言えます。
よって、トレンドが出ていても、
押しや戻りが深い場合は、
利益は伸ばし過ぎずに
ほどほどで利確するのがいいのです。
レンジ相場での利確タイミング
次にレンジ相場ですが、
この時の利確タイミングは
基本的には上限や下限になります。
レンジ相場の場合、
方向感が出ずに迷っている状態です。
相場参加者の目線も
どっちつかずの状態なので、
一方向へ動きが出にくいです。
このような場面では、
利益は伸びにくいので、
利確のタイミングとしては
レンジの上限や下限が無難です。
もし伸ばすとしても、
レンジの上限や下限に来たら、
半分を利確して、
残り半分のストップを建値に移動するなど、
分割決済を使った方がいいです。
そもそもレンジ相場では
トレード自体もやりづらくなるので、
無理にトレードをする必要もありません。
一番確実なのは
レンジをブレイクして
トレンドが出てからのトレードです。
トレンドと逆の時の利確タイミング
現在のトレンドと
逆方向へトレードする場合、
利確タイミングは早めがいいです。
例えば、下落トレンド中に
逆張り買いをする場合、
利益を伸ばそうとしても
すぐに戻ってきてしまいます。
なぜなら、
下落トレンドという事は、
売りたい人が多い状態だからです。
その為、
下落トレンドの状態で
反発をしてきたら、
売りを狙っている人達が、
「お、売りのチャンス!」
と判断して、
一斉に戻り売りを入れてきます。
これによって、
レートが下落していき、
安値を更新して
下落トレンドが継続します。
このような状態で
逆張り買いをした時に
「底でエントリーできたぜ!」
「利益を伸ばしてやる!」
なんて事をすると、
下落トレンドの波に飲みこまれて
利確のタイミングを逃すだけでなく、
損切りになってしまいます。
だから、逆張りをする時は
利益を伸ばすような事はせずに、
早めのタイミングで
利確をするのが無難です。
もちろん、
エントリーした場所が
底や天井になって
大きく伸びることもありますが、
確率的に考えると、
伸びない事の方が多いです。
ボラティリティが低い相場での利確タイミング
ボラティリティが低い相場でも
利益は伸ばさずに
ほどほどでの利食いが無難です。
例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買ったとします。
この時にボラティリティが低くて、
直近の高値までの距離が
10pipsしかなかったとします。
このような状態で
利確を+50pipsなど、
無理に伸ばそうとしない方がいいです。
伸ばそうとしている内に、
直近の目立ったレジスタンスに
到達してしまい、
そこから反転してくるからです。
こうなると、
利確をするどころか、
損切りになってしまうので、
ボラティリティが低い相場では
利確タイミングは早めにするか、
トレード自体をしない方が無難です。
決済タイミングにインジケーターを使うのはどう?
FXでは
色んなインジケーターがありますが、
これを決済のタイミングに使うのは
どうなのでしょうか?
ここに関しては、
自分が使っているインジケーターがあって、
それが決済タイミングに役立つなら
使うのは全然ありです。
例えば、
決済タイミングに使える
インジケーターに
ボリンジャーバンドがあります。
このボリンジャーバンドの
3σにレートが来た時に
決済をする人も多くいます。
これ以外にもRSIなど、
上昇や下落の過熱感を見る
インジケーターを使って
決済タイミングを計るのもいいでしょう。
とにかく、
自分にとって相性が良かったり、
使いやすいものがあれば、
インジケーターを決済に使うのは
何の問題もありません。
逆に、今のトレードで
使いやすいインジケーターが
ないような場合は、
無理に使う必要はありません。
強引に使ったところで、
使い方もよくわからなければ、
間違った決済タイミングで
利食いをするだけです。
そんな事になったら、
せっかく大きく狙えた利益を
取り逃すことになりますので。
そのような場合は、
インジケーターを決済に使わずに、
この記事の最初の方で紹介した
利確タイミングを使った方がいいです。
私個人としても、
決済タイミングには
インジケーターは使わずに、
この記事で紹介した利確方法で
決済をしています。
サインツールのインジケーターは不必要
インジケーターの中には、
EAを利用した、
サインツールみたいなのもあります。
チャートがある場所に来ると、
矢印が出てきて、
「ここがエントリーポイント」
みたいに教えてくれるものです。
このような
サインツールのインジケーターを
決済タイミングとして使うのは
特に必要ないと思います。
なぜなら、
このようなインジケーターの場合、
大体が目立ったサポレジなどで
決済タイミングのサインが
出てくるからです。
それであれば、
自分で判断する事ができるるので、
使う必要がないです。
それに、
こういうものに頼ってしまうと、
自分で考える事をしなくなるので、
トレード力も上がっていきません。
早すぎる利確を防ぐには?
FXで利確のタイミングは
色々とあるのですが、
それらを上手く使えずに、
「利確が早すぎて
思うような利益を取れない」
という人が意外に多いです。
基本的に利確が早すぎて
上手く伸ばせないのは、
・ロットが大き過ぎる
・自分のトレードに自信がない
といった
原因である事が多いです。
ロットが大き過ぎる
ロットが大き過ぎると、、
含み益になった時に、
「この利益を逃したくない」
っていう気持ちが強くなります。
この欲望に耐えきれずに
本来の利確タイミングに来る前に
早すぎる利確をしてしまうのです。
例えば、私のところには、
「利益を伸ばせずに
すぐにチキン利食いしてしまいます」
といった悩みがけっこう来ます。
その時に、
その人のトレード状況や
ロットを聞いてみると、
一般的に見ると大きなロットでなくても、
その人にとっては
大き過ぎるロットである事がほとんどです。
しかも、こういう人の場合、
最低ロットまで落とせば、
早すぎる利確は起きずに
伸ばす事ができています。
という事は、
明らかに今のロットが
自分の精神的な許容値を
超えている証拠です。
だからもしあなたも、
「利確が早すぎて伸ばせない」
と悩んでいるなら、
まずは最低ロットまで落として
トレードをしてみてください。
そこで問題なく、
利益を伸ばす事ができるなら、
今のロットが大き過ぎる証拠です。
もし、そうであれば、
あなたにとって、
利益が伸ばせるギリギリのロットで
トレードをするようにしましょう。
例えば、
現在5万通貨でFXをしていて、
利確が早すぎる状態が起きているなら、
まずはその半分以下の
2万通貨にしてみるのです。
この時に利益を伸ばす事ができて、
本来狙っていた利確タイミングで
決済ができたのであれば、
それが今のあなたにとって、
最適なロットとなります。
あとはこのロットで
トレードを続けていき、
安定して勝てるようになったら、
徐々にロットを上げていくのです。
こうすれば、
早すぎる利確が起きずに、
資金を増やす事ができます。
因みにこの事は、
利確だけでなく、
損切りの時も同じです。
ロットが大き過ぎると、
損切りができなくなるので、
適切なロット管理というのは
FXで物凄く重要です。
自分のトレードに自信がない
自分のトレードに
自信がない場合も、
利確が早すぎる原因に
なる事があります。
自分のトレードが定まっておらず、
自信がない状態だと、
エントリー後に含み益が乗ると、
「どこまで伸びるかわからない」
「ここで反転して損切りは嫌だ」
「じゃあ今の内に利確しておこう」
といった気持ちが働きやすいので、
早すぎる利確が起きやすくなります。
もし、自分のトレードが
はっきりと決まっていなくて、
すぐに利確してしまうのであれば、
この事も原因である可能性があります。
このような場合は、
まずは徹底的に検証をして、
自分に合った手法を作りましょう。
手法をちゃんと作るだけでも、
自分のトレードに自信がついて、
「どこまで利益を伸ばせるのか?」
といった事がわかるので、
早すぎる利確もなくなります。
もし、手法を作るための
検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、FXでの
利確のタイミングについて
私が考える方法を
お伝えしてきました。
利確のタイミングは
十人十色なので無限にあります。
ですが、今回紹介した
4つの内どれかを使う、
もしくは組み合わせれば、
それなりに納得した利確が
できるようになると思います。
もし、
よさそうなものがあれば、
試してみてください。
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。
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