FXで稼いでいくには、
自分の軸となる手法が大切です。

 

巷では、

「どんな手法でもFXで稼げる」

といったように言われていますが、
そうは言っても、
ある程度軸は必要になります。

 

特に、自分の軸となる手法を持つことで、
低リスクでトレードをすることができますから。

 

しかし、
自分の手法はある程度決まっていても、
なかなか上手くいかない事も多いですよね。

そこで今回は、今ある手法を
更に低リスクに変化させる方法について
私の方法をお伝えしていきます。

 

手法をより低リスクにする方法とは?

私は今まで、
数多くの手法を作ってきましたが、
その中でも手法を
低リスクにするのに役立ったのが、

相場参加者の心理を考える

という方法を組み入れたことです。

 

普通、”手法を低リスクにする方法”
と聞けば、インジケーターを追加するなどの
方法が思い浮かぶと思います。

ですが、私の場合は、
ローソク足の並びから
相場参加者の心理を考える事こそが、
手法をより低リスクにする方法だったのです。

 

恐らく、今の段階では、
抽象的すぎて何を言っているか
よくわからないと思います。

そこでここからは、
相場参加者の心理を手法に
どう組み込むのかについて
具体的に解説をしていきます。

 

手法に相場参加者の心理を組み込む方法

では早速、相場参加者の心理を
手法へ組み込む方法について
解説していきます。

まず、FXのチャートというのは、
相場参加者の心理によって出来ています。

 

つまり、

・買っている人
・売っている人
・買おうとしている人
・売ろうとしている人

これらの気持ちを考えながら
ローソク足を読んでいけば、
より低リスクでトレードができます。

 

例えば、下記チャート画像の黄色マルで、
売りエントリーを考えているとしましょう。

 

この時に、普通のエントリーであれば、
1本陰線が出て反落を確認してから
エントリーしていきますよね。

 

今回のチャートだと、
以下の黄色マル辺りになります。

 

因みに、このチャートは
15分足チャートなのですが、
この時の損切り位置を
直近の高値を超えた所にしたら、
損切り幅が-35pipsになります。

 

15分足のデイトレであれば、
この損切幅は一応許容範囲内ですが、
それでも少し広いですよね。

 

そこでこのトレードを
更に低リスクにするために、
相場参加者の心理を使うのですが、
その方法としては
1分足チャートでエントリーをしていきます。

 

では実際に、このチャートを1分足にして、
レジスタンスラインに来た状態から
見ていくとしましょう。

その時のチャートが以下です。

 

まず、この状態だと、
売りを狙っていたとしても、
短期的に強い上昇トレンドが出ているので、
いきなり売ることはしません。

 

このような状態だと、
相場参加者の心理としては、

「短期上昇トレンドなので、
戻ってきたら買いたい」

と考えている人が多くいます。

 

その為、一旦様子見をします。

そして、
この後のチャート見てみると、
以下のような動きになりました。

 

やはり短期上昇トレンドなので、
少し下がったとしても、
押し目買いが入って、
高値更新を目指そうとしていますよね。

 

しかし、ポイントはここからで、
まず、15分足で見ると、
全体的な流れとしては、
下落トレンドですよね。

 

ということは、
いくら1分足で上昇トレンドは言え、
基本的には、

「売りたい」

と考えている人の方が多い状態です。

 

その為、もし1分足で、
直近の高値を超えることができなかったら、
短期的に買っている人達は、

「ここで高値更新に失敗したら、
流れは下落トレンドなので
一気に下落する可能性が高い」

と判断して、
一斉に決済をして逃げてきます。

 

更にこのことに加えて、
売りを狙っている人達も、
1分足で高値更新ができないのを見たら、

「高値更新に失敗したな」
「そしたらここから
下げる可能性が高いから売ってやろう」

と判断して新規の売りを入れてきます。

 

これによって、

・買いの決済=売り
・新規の売り

この2つの売りが2倍のパワーとなるので、
ここから大きく下落しそうなのが予想できます。

 

このことを念頭に入れて、
実際のチャートの動きを見ていきます。

そして、
次のローソク足は以下のようになりました。

 

2本の陽線の力を打ち消すほどの、
大き目な陰線が出ましたよね。

この陰線によって、
買っている人達は諦めて、
売りを狙っている人達は
売りで参戦する可能性が極めて高くなりました。

 

よって、次のローソク足が
下げだしたところで
売りエントリーをしてもいいし、
安全にいくなら、
もう1本陰線が出るのを確認してから
売りエントリーをしてもいいです。

 

その後の動きは以下のようになりました。

 

因みに、このエントリー方法は、
15分足でエントリーをした時と比べると、
かなり上でエントリーができています。

 

これはpips差にすると、
15pipsもの差になります。

 

よって、
同じ損切り位置に設定した場合、

・15分足:-35pips
・1分足:-20pips

といったようになり、
相場参加者の心理を使って
1分足でエントリーする方が
はるかに低リスクですよね。

 

しかも、
15pips有利にエントリーできるということは、
利益も15pips分伸ばせることになるので、
低リスクでありながらも、
大きなリターンが見込める事にもなります。

 

これこそが、今自分が使っている手法を
更に低リスクに変化させる方法になります。

 

しかも、この方法の更に良いところは、
どんな手法に対しても使えることです。

その為、自分の手法が、
ブレイク手法であろうが、
逆張り手法であろうが、
相場参加者の心理を考えながら
ローソク足を丁寧に見ていけば、
ピンポイントでエントリーができます。

 

だから、もしあなたの手法を
更に低リスクなものにしたいなら、
相場参加者の心理を考えながら
トレードをしていくと、
低リスクな手法にすることができるでしょう。

 

もし、相場参加者の心理について、
もっと詳しく学んで
トレード精度を上げたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

テクニカル指標の追加は低リスクになるとは限らない

私が考える、
手法を低リスクにする方法は
相場参加者の心理を考える事です。

 

ただ、これ以外にも、

・MA(移動平均線)
・MACD
・一目均衡表

といったように、
テクニカル指標を使う方法もあります。

 

しかし、私からすれば、
テクニカル指標を追加しても
低リスクになるとは限りません。

特に、テクニカル指標を
何個も使うような場合は、
逆効果になります。

 

なぜなら、
テクニカル指標を何個も入れると、
それだけエントリーに対して
フィルターが掛かる事になり、
エントリー回数が激減するからです。

しかも、それでいて、
高勝率になるとは限らないので、
低リスクにするつもりが、
高リスクになる可能性もあります。

 

ですから、
テクニカル指標を使うにしても、
1つか、多くて2つぐらいまでにしましょう。

上手く使えば、
手法を低リスクにする事も可能ですから。

関連記事:FXはテクニカル指標を多く使えば勝てるとは限らない理由

 

それでも私個人としては、
チャートから
やっぱり相場参加者の心理を
考えるのが一番効果的だと思いますが。

 

まとめ

今回は、自分がFXで使う手法を
更に低リスクにする方法について
私の方法をお伝えしてきました。

 

相場参加者の心理を読めるようになると、
ピンポイントで
エントリーができるようになるので、
損切り幅が最小限に済み、
より低リスクなトレードができるようになります。

 

ですから、もし相場参加者の心理を
上手く読めていないなら、
この方法を取り込めば、
あなたのトレード精度は劇的に上がるでしょう。

 

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