苦手な損切りを克服する為に効果的だったのはある1つの事だった

損切りが苦手な人って多いですよね。

むしろ、「損切りが得意！」
なんて人がいるのか！？
って思うくらいです(笑)

私自身も負けず嫌いなので、
昔は全然損切りができずに

“ナンピンをして大金を失う”

ということを何度もしました。

損切りをした時って、
単純にお金を失うので、
苦痛で仕方ないんですよね。

だから、その苦痛が嫌で
損切りをせずに逃げていると
損切りをしないことが癖になって
苦手意識がついてしまいます。

しかし、私も今では、
その苦手な損切を克服して
なんとか安定した成績を
出せるようになりました。

では、
苦手な損切を克服する為に
効果的だったことは
いったいどんな事だったのでしょうか？

それは実は1つのことでした。

苦手な損切を克服する為に効果的だった事とは？

私が苦手な損切を克服する為に
効果的だった事は、
徹底的な検証でした。

「は！？たったそれだけ！？」

なんて思ったかもしれませんが、
効果的だったのはこれだけです。

基本的に、損切りが苦手な人って、
私のように極度の負けず嫌いで、
損を受け入れられない人が多いです。

「損切りは経費だと思うべき」

なんて言われたとしても
そもそも経費だと思えるのは
経営をした経験がある場合じゃないと
無理なんですよね。

FXで負けていた頃の私も、
損を受け入れるのが苦手で、
損切りが出来ませんでした。

だから、1000万もの損失を
FXで出しています。

では、

「何で損切りが受け入れられないのか？」

ということになるのですが、
その大元をたどっていくと、
自分のトレードに自信がない状態で
トレードをしているからでした。

ここで少し考えてみてください。

もし、あなたが使う手法が、
10回中9回損切りになったとしても、
たった1回の利食いだけで、
トータル+200pipsに必ずなるなら、
損切りできると思いませんか？

確実に+200pipsになるなら、
恐らく損切りができますよね。

ということは、
損切りに苦手意識があったとしても、

「トータルでプラスにできる」

という確信が自分の中で持てれば、
損切りができるようになるはずです。

そして、この自信をつけるには、
自分が使う手法を徹底的に検証して、

「これなら損切りをしても
トータルで負けることはない」

という手法を作り上げることなのです。

実際に私も、
FXで1,000万を失ってから、
損切りができない癖が付いて
損切りに対して
苦手意識が染み付いてしまいました。

しかし、そこから、

「このままじゃダメだ！」

と奮い立って、
徹底的に検証をして
自分に合った手法を作ったところ、

「これなら損切りをしても
トータルでプラスにできそうだ」

という自信がつきました。

そして、
その状態でリアルトレードをしていき、
検証通りの結果が出るようになり、
徐々に損切りに対する苦手意識が
薄れていったことを覚えています。

ですから、今現在、
FXで安定した結果を出せずに、
損切りに苦手意識がある状態なら、
まずは徹底的に検証をして、
自分に合った手法を作り上げましょう。

そうすれば、苦手意識が薄れていき、
損切りができるようになるはずです。

もし、検証方法について
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは？

⇒FXの検証回数は最低100トレードは必要！その理由はなぜ？

メンタルの改善だけでは苦手意識は消えない

私が損切りの苦手意識を克服できたのは、
徹底的な検証によるものでした。

実は徹底的な検証にたどり着く前に、

「メンタル面を改善して、
苦手意識を変えられないか？」

ということもけっこう試しました。

例えば、よくある方法が、

「損切り＝必要経費と考える」

なんていうのがあります。

つまり、損切りは悪いものではなく、
安定した結果を出す為には
必要なことだと自分に思い込ませて
苦手意識を薄れさせるのです。

しかし、コチラの記事でも書いたように、
私にはこれは全く効果がありませんでした。

あとは、自分の好物な食べ物を用意して、

「損切りができたら、
それを食べることができる」

なんていうエサ作戦もやってみましたが
これも全く効果がありませんでした。

やはり、損切りをすれば、
自分の命の次に大切な資金が減るので、
減った資金の数字を見ると、
すぐ取り返したくなる気持ちが強くなり、
ポジティブな考えなどは
どこかへ飛んで行ってしまいます。

そのぐらいお金に対する欲望というのは
強いものであるので、
メンタルだけを改善したところで、
トレード技術に自信がなければ、
効果がないのは当たり前です。

そもそもメンタル面を改善するだけで
FXで勝てるようになるなら、
“90%以上が負ける世界”
なんて言われないですよね。

このような経験からも、
損切りの苦手意識を克服するには、
自分のトレードスタイルを確立して
自信をつけることだと私は考えています。

常勝トレーダーも実は損切りが苦手

FXで安定した結果を出して
稼いでいるトレーダーを見ていると、

「機械的に損切りができるんだな」

なんて思いますよね。

でも実は、常勝トレーダーであっても、
損切りをしたら嫌な気持ちになるし、
苦手意識がある人もいます。

私の知り合いのトレーダーは
億を稼ぐトレーダーなのですが、
その人でさえも、

「1円たりとも損をしたくない」
「損切りは嫌だ」

と豪語してましたからね（笑）

このことからも、
常勝トレーダーだからと言って、

「損切りをしても何も感じない」

ということはなく、あくまでも、

「損切りをした方が、
しないよりも資金が増える」

ということを確信しているから
機械的に損切りができているのです。

実際に私も、
FXで安定した結果を出せる今でも、
損切りをしたらかなりイラつきます（笑）

でも、損切りをしたとしても、
トータルでプラスになる自信があるから、
何とか損切りができている感じです。

どうしても損切りができない時に試すべきこと

私個人の意見としては
苦手な損切りを克服するには
徹底的な検証によって

「損切りをしてもトータルでプラスになる」

という自信をつけることです。

ただ、自分の手法ができて、
トータルでプラスになるとわかっていても
損切りができない事もあります。

そのような場合、
まずやるべきことは
ロットを最低ロットまで落とす事です。

基本的に損切りができないのって、
自分の精神的許容値に対して
ロットが大き過ぎて、

「損をしたくない」

という気持ちが強くなるからです。

その為、まずはロットを
最低ロットに落として
トレードをしてみるのがいいでしょう。

もし、その時に
躊躇なく損切りできるのであれば、
それは今のロット数が
自分の精神的許容値を超えている証拠です。

そのような場合は、
自分が損切りできなくなるロットを把握して
それの半分ぐらいまでロットを落として
トレードをしてみるといいかもしれません。

実際に損切りが苦手で
できなかった頃の私も
早く稼ぎたい気持ちが強いあまり、
ロットが大きくなりすぎて
損切りができなかったことがありましたから。

関連記事：FXでどうしても損切りできない時にまずやるべき事とは？

まとめ

今回は、損切りの苦手意識を
克服する為に効果的な事について、
私の経験談をお伝えしてきました。

損切りをした場合、
単純に資金が減るだけで、
対価として得るものがないので、
苦痛しか残りません。

そして、この苦痛が続くと、
段々と損切りができなくなり、
苦手意識がついてしまいます。

ですから、これを改善するには、
まずは徹底的に検証をして
自分が使う手法に対して自信を持つことが
苦手意識を克服する為の第一歩だと
私は考えています。