反発するだろうと思って引いた
水平線までレートが来たのに、
損をするのが怖くて、
エントリーを躊躇してしまう

そしてその後、
思っていた方向にレートが動くと、
慌てて飛びついて損大利小になってしまう

 

過去の私も、
これと全く同じ経験をして、
途方にくれていた時期があります。

 

では、なぜ損が怖くて、
エントリーを躊躇してしまうのでしょうか?

実はこの原因は1つに絞られます。

 

エントリーを躊躇してしまう原因は?

損が怖くて、
エントリーを躊躇してしまう原因は、
自分の手法を確立していないからです。

 

「いやいや、自分の手法持ってるよ!」

なんて思うかもしれませんが、
自分が使う手法に対する、

・勝率
・売りと買いどっちが得意か?
・リスクリワード
・通貨別の成績
・時間帯別の成績
・勝ちやすいエントリーパターン
・負けやすいエントリーパターン

といったことを
全て把握できていますか?

 

損が怖くて
エントリーを躊躇してしまう場合、
ほぼ確実にこれらのことを
自分で把握できていません。

もし、把握できているなら、
躊躇なんてしないですからね。

 

ここで少し考えてみてください。

 

もし、自分が使う手法が、
10回中1回しか利食いできなくても、
その1回の利食いで、
必ずトータルで
+200pipsになるとわかっていたら、
躊躇なくエントリーできると思いません?

 

だから、エントリーに躊躇してしまう
一番の原因としては、
自分の手法が確立されておらず、
自信を持ってトレードができないからです。

 

自信がないからこそ、
いざレートが
狙っているポイントに来た時に、

「反発しそう・・・」
「でも、ダメかもしれない・・・」

なんて迷っちゃうのです。

 

エントリーの躊躇をなくすには?

そうなると、

「エントリーの躊躇をなくすには、
どうすればいいの?」

なんて思うかもしれません。

 

これに対する対策は単純で、
徹底的に検証をするだけです。

 

要するに、過去チャートを使って、
自分が持っている手法で
仮想トレードをしてデータを取り、

・どんな時に勝ちやすいのか?
・どんな時に負けやすいのか?

といった事を、
しっかり把握すればいいのです。

 

これを把握することによって、
勝ちやすい時だけ
エントリーをすればいいだけです。

 

それに、なによりも、
自分が使う手法の特性を
把握することで、
自信を持って
トレードができるようになるので、

・エントリーの躊躇
・損切り後の切れトレード

といったことを防ぐことができます。

 

だから、エントリーの躊躇をなくすには、
徹底的に検証を行って、
自分に合った手法を確立することです。

 

もし、手法の検証方法について、
よくわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

もし、手法自体がない場合は?

エントリーの躊躇をしてしまう場合、
手法を確立するのが効果的ですが、

「そもそも手法自体がない」

といった事もあるかもしれません。

 

そんな時は検証をする前に
手法を固める必要があるのですが、
手法を作る方法として、

・自分のトレード記録から作る
・他人の手法をコピーする
・FX商材を使う

といった方法があります。

 

基本的には、
どの方法を使ってもOKです。

なぜなら、どれを使うにせよ
検証をして自分に合うように
改良していくからです。

単純に基準となるものがないと
検証ができないというだけですから。

 

私個人としてオススメなのは
自分のトレード記録から
手法をある程度作ってから
検証をすることです。

 

トレード記録には
自分の癖が詰まっているので
そこから

・勝ちやすいパターン
・負けやすいパターン

というのを把握して
それらをベースに
手法をざっくり作るのです。

 

そしてそれを検証していくことで、
自分に合った手法を
効率的に作ることができます。

 

もしくは、
昔買ったFX商材などがあれば
それを引っ張り出して
検証してみるのもいいかもしれませんね。

関連記事:FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

 

実はあなたのFXに対する知識はすでに十分である

FXでなかなか結果が出ないと、

「自分には知識が足りない」

と思い込んでしまうのですが、
FX歴が1年以上ある場合、
FXで結果を出す為に必要な知識は
すでに持っていることがほとんどです。

 

その為、

「どこでエントリーするといいのか?」

というのは、
実はすでにわかっているのです。

 

例えば、下記画像のように、
上昇トレンドの判断ができて、
サポートラインも赤ラインのように引けて、
水平線まで引き付けてエントリーすれば、

「利食いになりやすい」

というのはわかっています。

 

でも、実際にその位置にレートが来ると、
検証不足によって、
自分の手法の優位性を把握できていないので、

「自分がエントリーしたら下がるかも」
「損するの嫌だな~」
「一旦様子見してみよう」

なんて考えてしまい、
エントリーに躊躇してしまうのです。

 

それで様子見をしていて、
思ってた通りに動き出すと、

「ヤバイ、そのまま上がっちゃう!」

といった感じで急に焦り出して、
下記画像の黄色マルとかで、
飛びつきエントリーをしてしまうのです。

 

だから、そこから順行しても、
利益は少ししか取れないし、
損切りを根拠の崩れた場所に設定すると、
損切り幅が大きくなるので、
損大利小のトレードになってしまうのです。

 

それで、こんな事を繰り返していると、
その内、自信がなくなってしまい、
余計エントリーができなくなったり、
損を取り返そうとして、
本来エントリーすべきでない場所で
無駄にトレードをしてしまい、
負け癖がついちゃうんですよね。

 

実際に私自身も、
この現象にかなり苦しみました。

 

だから、
あなたのFX歴が1年以上あるなら、

“トレンドの見方が間違っている”
“水平線の引き方が間違っている”

といった知識的なことではなく、
単なる検証不足によって、
自分のトレードに自信がないだけなのです。

 

例えば、ちょっと考えてみましょう。

 

あなたが資格試験を受ける場合、
合格する為には何をしますか?

 

もちろん、
資格試験に対する勉強ですよね?

試験に合格する自信をつける為に、
勉強をするわけですよね。

 

勉強しまくって、
過去の試験の出題傾向を把握して、
試験対策をすることで、
より合格の可能性を高めるわけです。

 

FXのトレードもこれと同じです。

 

過去チャートを元に、
徹底的に自分の手法を検証することで、

「この形になったら反転する可能性が高い」

といった事が把握できて、
それが自信になり、
安定したトレードができるようになります。

 

私も、この事に気付いてから、
徹底的に検証をして、
自分の手法を確立したら、

「損切りしてもトータルで勝てる」

という自信が付いて、
エントリーに躊躇しなくなりました。

 

もちろん、損切りになったら、
めちゃくちゃイライラしますけどね(笑)

それでも、
トータルで勝てる事をわかっているので、
トレード自体は安定しています。

 

まとめ

今回は、損が怖くて、
エントリーを躊躇してしまう理由について、
私の考えをお伝えしてきました。

 

エントリーの躊躇をしてしまう場合、
ほぼ確実に、
自分の手法の優位性を
しっかり把握できていない証拠です。

 

だから、もしあなたが今現在、

「損が怖くてエントリーに躊躇してしまう」

と悩んでいるのであれば、
まずは徹底的に検証をしてみましょう。

 

そして、自分の手法が確立すれば、
必ず自信が付くので、
エントリーに躊躇する事もなくなるはずです。

もう少しでFXでの安定した勝ちに
近付いていると思うので、
ここからもうひと踏ん張りしていきましょう。

 

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