FXは自分の大切な資金を
リスクにさらしながら
増やしていくものです。

 

その為、資金を失うのが嫌なことから、

「確実に勝てる手法が欲しい」

なんて考えてしまうのですが、
FXでは確実を求めれば求めるほど、
ドツボにハマって失敗しやすくなります。

 

では、なぜ確実な手法を求めると、
逆に失敗しやすくなるのでしょうか?

今回はこの事について、
私の考えをお伝えしていきます。

 

確実な手法を求めると逆に負けやすい理由

私達は日常生活で、
仕事など、何かをするときは、
つい確実を求めてしまうのですが、
FXだと逆に作用しやすいです。

FXでは勝率100%というのはありえず、
必ず損切りをする場面が出てきます。

 

特に、手法に対して確実を求めると、

・テクニカルをいくつも入れる
・インジケーターを色々使う

といったことをしがちです。

 

しかし、これをやってしまうと、
過剰に手法を最適化してしまい、
逆に負けまくる可能性が出てきます。

なぜ、最適化をし過ぎると
負けやすくなるのかというと、
FXでは過去と似たような動きはしますが、
全く同じ動きはしないからです

 

それなのに、
過去の値動きにぴったり合うように
テクニカルなどをいくつも使ってしまうと、
過去の値動きと少しでも違う動きをされたら、
全く通用しない手法になってしまいます。

 

そして、最適化した手法が通用しないと、

「この手法はダメだ」

なんて捨ててしまい、
また新しい手法を求めて
迷宮に迷い込んでしまうのです。

 

その為、確実な手法を求めることは、
FXで負けを意味すると思った方がいいです。

関連記事:FXの手法探しを永遠としていませんか?それ逆効果ですよ!

 

FXはトータルでプラスになればよい

FXでは、勝率100%というのは
基本的にはありえないので、
確実を求めれば求めるほど
ドツボにはまっていきます。

 

むしろ、FXの場合、
全てのトレードに対して
確実に勝つ必要はなく、
負けを重ねたとしても
トータルでプラスになればいいのです。

 

FXをやる本来の目的は、
確実に勝つ手法を作るのではなく、
お金を稼ぐ事ですよね。

だから、
負けトレードがあったとしても、
トータルでプラスになる手法を
作ればいいのです。

 

ぶっちゃけ、FXなんて、
リスクリワードが1:3あれば、
勝率30%の手法でも
資金は増えていきます。

 

例えば、

・勝率30%
・損切り:-20pips
・利食い:+60pips

といった、
トレード手法があったとしましょう。

 

この手法を使って、
20回トレードをした場合、
勝率30%なので、
20戦6勝14敗という成績になりますよね。

 

更にこれに、
損切りと利食いを掛け合わせると、

6勝 x 60pips=+360pips
14敗 x -20pips=-280pips

合計:+80pips

となって、
トータルでプラスになります。

 

この理論上の結果からわかるように、
FXのトレード手法に、
確実を求める必要はありません。

あくまで、
トータルでプラスになる
手法があればいいのです。

 

トータルでプラスになる手法はどう作る?

FXの手法に確実を求める必要はなく、
トータルでプラスになる手法を
使っていけばいいのです。

 

しかし、そうはいっても、

「トータルでプラスになる手法は
どうやって作ればいいの?」

なんて思うかもしれません。

 

ただ、リスクリワードさえ
ある程度気にすれば、
手法自体は何でも良いです。

 

実際に私が使うメインの手法も、
リスクリワードを1:2以上にした、
トレンド中の押し目買いと戻り売りです。

こんな単純な手法でも、
トータルでプラスになります。

関連記事:FXは簡単な手法で本当に勝てる?リアルな結果をお見せします

 

もし、手法の作り方に迷う場合は、

・自分で適当に考えて作る
・他人の手法を基に作る
・FX商材から作る

といった方法を使えば、
自分に合った手法を作れると思います。

 

もし、これらの方法で
手法を作ることについて
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

FXのトレード手法を遠回りせずに作る為の5つのポイントとは?

 

知識を詰め込み過ぎると逆効果になる

基本的に、FXをしている人達は、
物凄い真面目で勉強熱心の人が多いです。

だから、色んな情報を取り入れて、
それらを使って、
確実な手法を作ろうとするのですが、
それが逆に迷走する事につながります。

 

なぜなら、勉強熱心な人ほど、

「FXで確実に勝つには、
多くの知識が必要だ!」

なんて思い込んでしまい、
色んな情報を取り入れるのですが、
逆に情報過多になることで、
知識がごちゃ混ぜになって
中途半端な手法が出来てしまうからです。

 

これによって、
FXの知識は凄いあるけど、
実際のトレードでは
結果が出ない状態が
出来上がってしまうのです。

 

昔の私自身も、
FXで負けまくっていた頃は、

「絶対に確実に勝てる手法があるに違いない!」

なんて思っていました。

 

だから、FX商材を買いあさって
色んな手法を試していったのですが、
どれも上手くいかずに
結局、どの手法も捨ててしまいました。

こんな事を続けていたせいで、
何をやっても中途半端な結果しか出ずに
手法探しに迷走しまくっていました。

関連記事:FXの勉強をしすぎてもあまり良くない理由とは?

 

FXで結果を出す為の力は3つで十分

FXで安定した結果を出すには、
多種多様な知識が必要だと
感じてしまうかもしれませんが
実は3つの力があれば十分です。

 

そして、その力は、

・全体の流れを読む力
・正しい水平線を引く力
・相場参加者の心理を読む力

といった3つになります。

 

この3つの力があって、
これらをベースにした手法を作れば、
それだけで安定した成績を出す
手法を作ることが可能です。

 

だから、FX歴が1年以上ある場合、
FXで安定した結果を出している人と
そこまで知識量や力は変わりません。

検証量と経験値の違いだけだと思います。

 

それでも、

「自分にはこの3つの力が備わっているか
少し不安な部分がある・・・」

といった場合は、
以下の記事も読んでみてください。

FXの効果的な勉強方法とは?まずやるべき事は環境認識から!

効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

ある程度手法が決まったら徹底的な検証を

もし、ある程度自分の中で
手法が決まったのであれば、
あとは徹底的に検証です。

 

恐らく、最初の段階では
勝率が悪かったり、
トータルで負けてしまったりと
あまり結果が良くないと思います。

 

ですが、そこで諦めるのではなく、
検証結果を細かく分析してみると、

・勝ちやすいパターン
・負けやすいパターン

が、必ずといっていいほど出てきます。

 

あとはこれ以外にも、

「損切り幅をもう少し小さくできそうかな」
「利食い幅をもう少し大きくできそうかな」
「この時間帯は負けやすいな」

みたいな改善点も
検証結果を分析していく上で
必ず見つけることができます。

 

そしたら、
見つかった改善点を調整して
再度検証をしてまた分析をして・・・
というのを繰り返していくのです。

こうすることで、
手法がどんどん洗練されていき、
自分にとっての最強の手法が出来上がります。

 

ですから、手法がある程度決まったら
徹底的に検証をしていきましょう。

もし、検証方法がわからない場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

まとめ

今回は、FXで確実な手法を
求める必要はない理由について
私の考えをお伝えしてきました。

 

FXでは過去と同じような動きを
繰り返していますが、
全く同じ動きはしません。

ということは、
FX自体が不確実なものなのです。

 

それなのに、そこに対して、
確実に通用する手法を求めることは
理にかなっていません。

その為、FXに確実を求めると、
逆に負けやすくなるので、
確実な手法を求めるのは止めましょう。

 

むしろ、損切りがあったとしても、
自分の性格や生活環境に合った
手法を作っていった方が
資金が増えていく可能性は高いです。

 

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