FXでは平日24時間市場が開いているので、
デイトレをする際には
短期から比較的長期まで
保有時間が幅広いです。

そんなデイトレでは、
この保有時間というのが
実はかなり重要で、
ここを抑えておくだけでも
トレードの質が上がったりします。

 

そんなデイトレの保有時間ですが、

「どのくらいの保有時間が最適なの?」

なんて疑問に思うこともあるでしょう。

 

しかし、最適な保有時間というのは、
実は簡単に知る事ができるので、
今回はその方法をお伝えします。

 

デイトレで最適な保有時間を簡単に知る方法

自分自身のデイトレで
最適な保有時間を知る方法は
非常に簡単です。

“自分のトレード記録を見るだけ”

これに尽きます。

 

多分、拍子抜けしたと思いますが、
本当にこれがベストなのです。

 

なぜなら、デイトレのトレード手法は
1つに決まっているのではなく、
無数にあるわけですよね。

そして、その無数にある手法の中で
あなたが使いやすいと思った手法を
自分で選んで使っているわけです。

 

しかも、あなたが今使っている手法を
選んだということは、

“その手法が自分に合っている可能性が高い”

といったことも意味します。

 

ということは、
デイトレの最適な保有時間は、
自分の利益になったトレードを調べれば、
一発でわかりますよね。

 

例えば、自分のトレード記録から、

・勝ちトレードの平均保有時間:1時間
・負けトレードの平均保有時間:30分

といったことが判明したとしましょう。

 

これによって、デイトレをした際に
トレード時間が30分を超えたら、

「利食いになる可能性が高いな」

といった目安ができます。

 

その為、デイトレで最適な
保有時間を知るには、
単純に自分のトレード記録から
チェックをすればいいだけです。

関連記事:FXでポジションの保有時間から利食いの目安を決める方法とは?

 

平均最大含み益時間を出すのも良い

もし、利益を伸ばして、
トレールをするような場合は、
デイトレの保有時間に加えて、
各トレードの最大含み益の時間も
出すのがオススメです。

 

例えば、
デイトレ時の平均保有時間と、
最大含み益の時間を調べて、

・平均保有時間:1時間
・最大含み益時間:45分

といった平均時間が出たら、
自分がエントリー後含み益が乗って、
40分経ったぐらいから、

「あ、そろそろ利益がMAXになるな」
「この時間に来てから
チャートが崩れたしたら利食いをしておこう」

といったように、
利食いの準備をすることもできます。

 

これによって、
利益を取りこぼす幅を
最小限に抑えることもできます。

だから、もし、あなたのデイトレが
利益を伸ばすスタイルなら、
最大含み益の平均時間も
チェックした方が良いです。

 

また、利益を伸ばす場合、
トレーリングストップを
使うのも1つの手です。

もし、
トレーリングストップのやり方について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXのデイトレでトレーリングストップを使う時のコツ

 

保有時間をチェックすると良い項目とは?

上記では、
デイトレの最適な保有時間を
簡単に知る方法をお伝えしました。

 

ここからは、
私が個人的にチェックしていて、
更にトレードの精度を上げるのに
役立った保有時間について
特別に教えます。

 

通貨別保有時間をチェック

FXでデイトレをする場合、
トレードチャンスはそこまで多くないので、
複数の通貨をトレード対象に
する事もあると思います。

私もデイトレをする際は
5通貨監視しながらトレードをしています。

 

そして、実は各通貨には
値動きの癖があって、

・短時間で大きく動く通貨
・時間をかけて動く通貨

といったように、
通貨によって保有時間が変わります。

 

特に、ポンド円などの、
ボラティリティが高い通貨は
保有時間が短くなる傾向があるし、
オージー円などの
ボラティリティが低い通貨は
保有時間が長くなる傾向があります。

 

よって、通貨別の保有時間も
確認してみると、
通貨別の時間がわかって、
トレードに活かせるかもしれませんね。

もし、通貨別の癖について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXは通貨別にチャートの動きに癖がある

 

時間帯別の保有時間をチェック

FXには、

・オセアニア時間
・アジア時間
・欧州時間
・欧米時間

といったように、
市場別に時間帯があり、
しかもボラティリティも
大きく変わってきます。

 

その為、自分の売買記録から
エントリー時間帯別に
保有時間をチェックすると、
自分のデイトレが

「どの市場でどのくらいの
保有時間なのか?」

といったことがわかるので、
ここから逆算して、
「寝る〇〇時間前はトレードしない」
なんてルールを作る事もできます。

 

私の経験上、

アジア時間:保有時間長い
欧州~欧米時間:保有時間短い

といった傾向が出ています。

 

市場別の動きの違いについて
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXには時間帯で動きに特徴が!その際のトレードの注意点とは?

 

買いと売りの保有時間をチェック

更に買いと売りの保有時間も
チェックすると、
トレードの質が意外に上がります。

 

例えば、買いと売りってFXでは、

・買い:ロング
・売り:ショート

なんて呼びますよね。

 

世界中でこのように
呼ばれているということは、

・買いの保有時間は長くなる
・売りの保有時間は短くなる

といった傾向がある事がわかります。

 

その為、
自分のデイトレの記録をチェックして、
もし、この症状が逆転しているなら、

“適した時間帯やエントリーポイントで
トレードができていない可能性が高い”

ということがわかります。

 

デイトレが上手くいかない人は
意外にこの傾向があるので、
ここもチェックした方がいいです。

関連記事:チャートの動きから読む!FXでの買いと売りの違いとは?

 

デイトレをするならどの時間軸がいい?

FXのデイトレの場合、
保有時間などをチェックしていくと、
自分のトレード精度が
上がる可能性があります。

更にこれに加えて、
デイトレをする時間軸も
気にしてあげると効果的です。

 

例えば、

・仕事で忙しい
・育児で忙しい
・あまりチャートを見たくない
・トレード回数を少なくしたい

といった場合は、
1~4時間足ぐらいのデイトレが
オススメです。

 

このぐらいの時間軸になると、
チャートに張り付かずに、
1日2~3回ぐらい
チャートを見るだけで大丈夫です。

 

しかもそれでいて、

・損小利大のトレード
・ポジポジ病になりにくい

といった事が可能なので、
特にFX初心者にはオススメです。

 

実際に私自身も、
4時間足のデイトレが
FXで勝てるきっかけとなりました。

関連記事:4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

逆に、チャート見る時間があったり、
トレードをたくさんして
経験値を積みたい場合などは、
15分足のデイトレがオススメです。

 

15分足ぐらいのデイトレになると、

・適度なトレード回数
・資金の回転率が良い
・損小利大のトレードが可能

といったメリットがあるので、
効率的に経験値を積み上げながら
トレードができます。

 

実際に私も、
4時間足のデイトレで勝てるようになったら、
資金効率を上げる為に
15分足のデイトレに移行しました。

そして今では、
15分足のデイトレがメインになっています。

関連記事:FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!

 

まとめ

今回は、デイトレで
最適な保有時間について
私の考えをお伝えしてきました。

 

デイトレには、
最適な保有時間はあるのですが、
使う手法によって、
それは大きく変わってきます。

その為、”この保有時間が最適”
という決まりはなく、
自分の売買記録からわかるものです

 

ですから、もしあなたが、
デイトレの最適な保有時間について
知りたいのであれば、
まずは自分の売買記録を
チェックしてみましょう。

 

 

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